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『コードギアス・反逆のルルーシュ』非公認ファンブログ。二次創作SS(BL・女体化含)、イラスト、R18アリ。 pixivにて他ジャンルで活動中★

黒猫皇子と白狼騎士

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ルルコ・注意報! その6
『男女逆転祭』のあと、めでたく(?)『恋人同士』になったスザクとルル。
大事な日の朝、というのは、何か調子が狂うと、連鎖的に良くないことが起こるものなんです。。。
スザクたんは、可愛らしいルルの姿に、どっきどき?
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ルルコ・注意報! その6 (2006.12.6)


 ルルは、走っていました。
 ことの始まりは、生徒会で飼うことになったネコ。
 以前、ゼロのマスクを持ち出し、大騒動を巻き起こした(煽ったのは、ミレイ会長なのですが)ネコは、スザクが学園に打ち解ける『きっかけ』をくれましたが、ルルにとっては、人騒がせなネコ。
 そのネコが、また、ルルの足を引っ張ったのです。
 どういうことか、と言いますと。

 朝、ルルは、スザクとの待ち合わせに間に合うよう、昨日、シャーリーが見立ててくれた服装に着替えました。
 靴も、いつも履いているものでなく、服に合わせたローヒールのパンプスでした。
 これは、ルルが、あまり踵の高い靴を履き慣れていないことと、ルルとスザクの身長が、ほぼ同じであることから、決まったことです。
 オシャレもしたいけど、大事なお出かけに水を差しては、元も子もありませんから。
 でも、その靴は、いたずらなネコに持っていかれてしまいます。
 当然、ネコを追いかけて捕まえる、なんて時間はありませんから、ルルは、残念に思いながらも、代わりに、スニーカーを取り出しました。
 ところが。
 そのスニーカーの紐を結んでいるとき、何か、おかしな反動が起きます。
 よく見れば、有り得ない場所で、靴の紐が切れているではありませんか!
 ルルは、そういう『日本』古来からある、『虫の知らせ』のようなものは、あまり信じない方でしたが、何だか、出鼻を挫かれたみたいで、嫌な気分になりました。
 でも、自分ひとりの買い物なら、そこで、延期にすることが出来ますが、今日の買い物は、スザクに付き合ってするもの。
 ルルひとりの都合で、勝手に延ばすことは出来ません。
 ルルは、気を取り直すと、新しい靴紐を結び、クラブハウスを後にしました。
 時計を見れば、約束の時間には、ぎりぎり間に合うようです。
 ルルは、待ち合わせのショッピングモールへと急いだのですが、何がいけなかったのでしょう?
 ちょうど、ルルがその通りを通る5分ほど前に事故があったらしく、通ろうとした道は、通行止め。
 まわり道をすることになったルルは、走って、スザクが待つショッピングモールの入り口へを行かなくてはならなくなったのでした。

「くそっ・・・あのネコめ・・・いつか、シメてやるっ」
 ルルは、息を切らせながら、自分の出鼻を挫いたネコに悪態をつきます。
 ウィンドウに映る姿を見れば、一生懸命、走ったせいで、せっかくアイロンまで掛けた髪は、いつもと同じ『外ハネ』に戻っていました。
 いつもは、気にすることなんてないのに。
 ルルは、髪を洗ったあとは、適当にタオルドライして、自然乾燥する性質だったため、後ろ髪は、ほとんど外に向かって跳ねていました。
 ヘアアイロンはおろか、ドライヤーだって、まともに使ったことはありません。
 それを、朝も早くから起きて、真っ直ぐに伸ばしてきたというのに。
 ルルは、目深に、帽子を被り直します。
 ここで立ち止まってしまえば、ここまで走ったことが、ムダになってしまうのですから。

 そんなルルが、自分のすぐ脇を、見慣れているはずの自動車が通り過ぎても、気付かなかったのは、仕方のないことでしょう。
 その車には、ミレイ会長と、ニーナ、リヴァルが乗っていたのですが、ルルは、まるで気付かず、目的地へと急ぐのでした。


「・・・ルルーシュ?」
 ショッピングモールの入り口で、こちらへ掛けて来る女の子の姿を見ていたスザクは、その女の子が、ルルと気付くと、驚きの声を上げました。
 だって。
 性別を隠して、学園生活を送るルルは、学園内では、男子生徒の制服。
 私服にしたって、ジャケットにパンツルックといった、極めてボーイッシュな格好をしているのですから。
 でも、今のルルは、上から下まで、まるきりの『女の子』です。
 それも、かなり『美人』の。
 ルルは、気付いてないと思いますが、スザクは、初めて会ったときから、ルルのことを、『キレイな子だな』と思っていました。
 当時、日本でしか採れないという、『サクラダイト』の採掘権をめぐって、ブリタニア帝国と、日本は、正に『一触即発』の状態にありました。
 そんなとき、『外交官』として、日本にやってきたのは、まだ10歳になるかどうかのルルと、7歳になったばかりのナナリーでした。
 まだ10歳だったスザクは、そんな『大人の事情』などお構いなしに、ルルたちと仲良くなります。
 ルルは、負けず嫌いでしたが、当時、学校でも一、二を争うくらいの運動神経を持つスザクに、体力で敵うはずもなく、よく、スザクの後ろを追いかけてきました。
 スザクは、時々、振り返って、一生懸命追いかけてくるルルの姿を確認し、本当にルルが必要としているときは、手を差し延べるのが好きだったのです。
 ルルの手を取るとき、スザクの胸は、いつもどきどきしていました。
 何だか、自分が、『高貴な人』を護る『騎士』になったみたいで。
 スザクの中で、ルルは、憧れ、敬い、護りたい存在だったのです。
 もちろん、そんなことを言った日には、ルルは、真っ赤になって怒り出すことが判っていましたから、口に出して言うことはありませんでしたが。
 でも。
 ルルが、『女の子』だったなんて!
 スザクは、真実を知ったあと、再会したときに、ルルに言ってしまった言葉を、ほんの少しだけ後悔しました。
 ガサツになった、なんて。
 女の子が、そう言われて、嬉しいわけがないでしょうに。
 スザクは、ちゃんと、『女の子』しているルルに、胸が高鳴ります。
 帽子が落ちないように、押さえながら走ってくるルルは、本当に、可愛らしくて。
 スザクは、頭の中が真っ白になってしまいました。

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| ルルコ・注意報!(完結) | 23:39 | コメント:0
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