FC2ブログ
『コードギアス・反逆のルルーシュ』非公認ファンブログ。二次創作SS(BL・女体化含)、イラスト、R18アリ。 pixivにて他ジャンルで活動中★

黒猫皇子と白狼騎士

ルルコ・注意報! その8 | main | ルルコ・注意報! その6
ルルコ・注意報! その7
『男女逆転祭』のあと、めでたく(?)『恋人同士』になったスザクとルル。
ルルが、だんだん『乙女化』していきます。。。
------------------------------------------------------------

ルルコ・注意報! その7 (2006.12.7)


「・・・ルルーシュ?」
 そう言ったきり、動かなくなってしまったスザクに、ルルは不安を覚えます。
 スザクは、大きい目をさらに大きく見開き、ルルを見つめたまま、呆然としているようでした。

(やっぱり、変なのか?)

 思い返してみれば、スザクの前で、女の子の格好をしたのは、『男女逆転祭』のときだけで、ルルは、幼少時からズボンばかり穿いていました。
 それに、スザクは、男女逆転祭のときは、いつものルルーシュの方が好きだって言っていましたし・・・。
 何も言わないスザク。

 もしかしたら、スザクは、オシャレをした自分になんか、興味がないのかもしれません。

 ルルは、沈む気持ちで言いました。

「・・・やっぱり、変だよな? いきなり、こんな格好して・・・」

 すると、スザクは、やっと我に返ったみたいに、首をブンブンと横に振りました。

「ううんっ・・・そんなことない。似合ってるよ・・・びっくりしたんだ、ルルーシュが、あんまり可愛いものだから・・・」

 スザクは、自分の態度が、ルルを不安にさせてしまったことを、深く反省をします。
 ルルは、今まで男の子のフリをしてなくちゃいけなくて、それで、ずっとズボンを穿いていたのでしょうが、今日は、スカートを穿いてきたのです。
 きっと、慣れない格好に、不安でいっぱいだったに違いありません。
 それなのに、自分は、ただ、びっくりするだけで、気の利いた言葉のひとつも浮かばないのですから。

 でも、そんなスザクの真っ直ぐな気持ちは、ちゃんとルルに届いていました。
 ルルは、スザクが、お世辞や思ってもいないことを言えないことは、よく知っています。

 スザクは、いつも、自分の心に正直で、曲がったことが大嫌いで。
 だからこそ、ルルは、初めて会ったとき、スザクのことが、すぐに気に入ったのでした。
 だって、それまで、ルルの周りには、自分を『政敵』として睨む人たちか、何とかして自分に取り入り、甘い汁を吸おうとする、心の醜い人たちしか居なかったのですから。
 ルルが、本当の意味で心を許せたのは、お母さまと妹のナナリーだけ。
 そのお母さまも、何者かに殺されてしまい、ナナリーは、光と足を奪われてしまいました。
 お父さまであるはずのブリタニア皇帝は、弱者に用はない、とばかりに、あっさりルルたちを切り捨て、『外交の道具』として、日本に送り込んだのです。
 傷心のルルに、真っ直ぐなスザクの存在が、どれほど救いになったことでしょう?
 今思えば、ルルがスザクに惹かれたのは、当然のことだったのかもしれません。
 ただ、あのときは、まだルルも幼くて、自分の気持ちが『恋』に変わるなんて、夢にも思っていませんでしたが・・・。

 ともあれ、弁解の途中で赤くなり、また言葉を詰まらせてしまったスザクに、ルルは、思わず笑みをこぼします。

 大丈夫よ、お姉さまが一生懸命選んだんですもの。
 きっとスザクさんも気に入ってくださるわ

 昨日、ナナリーがくれた言葉に、ルルは、心から、そうだね、と頷くのでした。


 スザクが初めに向かったのは、売店でした。
 スザクは、そこでコーラとオレンジジュースを買い、ルルに好きな方を選ばせてくれます。
 ルルは、オレンジ、と聞いて、あのときのことを思い出しました。
 ルルが、初めて『ゼロ』として世間にその姿を現したとき。
 自分は、スザクを無実の罪から助けるため、C.C.が入っていたポッドに煙幕を仕掛け、張りぼてのクロヴィス御用車で、ブリタニア軍の正面に姿を現したのでした。
 そのときは、もう、とにかく、スザクを助けることで頭がいっぱいで、どうして、自分が『オレンジ』なんて口走ったのか、今でもよく分かりません。
 C.C.に訊かれたときは、答を濁しておいたのですが・・・。
 ルルのテキトーな物言いのせいで、あのとき、ゼロたちを見逃した将校は、『オレンジ』なんてあだ名を付けられてしまったのですが、それは、ルルの知らないお話。
 ルルは、こうして、スザクと一緒に街を歩くことが出来るなんて、と笑みを浮かべます。
 結局、ルルは、オレンジジュースを取り、ストローに口を付けます。
 すると。
「ぼくも、ひとくち、もらっていいかな?」
と、スザクの言葉。

 そんなに飲みたいなら、もうひとつ余分に買っておけばいいのに。

 ルルは、そう思いました。
 でも、別に、ひとくちくらい、どうってこともありませんでしたので、スザクに紙コップを渡します。
 スザクは、そのまま、ストローからほんの少しだけ、ジュースを飲むと、ルルに返してくれました。
 ふと見れば、ストローには、朝、迷った末に着けてきた、リップの跡が。
 ルルは、慌てて、スザクの顔を見ます。
 スザクは、何も分かってない様子で、ルルと目が合うと、微笑み返してくれました。

(あ・・・リップが、ついてる・・・)

 ルルは、スザクの唇に着いた、ほんの少しの『赤』に、頬を染めるのでした。

その8へ
拍手する
| ルルコ・注意報!(完結) | 13:01 | コメント:0
コメント
コメントする














管理者にだけ表示を許可する

| ホーム |

Profile
pixiv

pixiv

What's New
Manu
Search

Counter

Link

お世話になってます♪

ギアスサーチバナー
GEASS SEARCH 様

ギアスSSサーチバナー
ギアスSSサーチ様


スザルル同盟様はサイト閉鎖されました   ロロ同盟バナー
スザルル同盟様  ロロ同盟様

Link 2
Comment
Mail Form

↓お問い合わせは、コチラで↓

名前:
メール:
件名:
本文:

QR CODE

QR

ケータイからもご覧いただけます♪