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『コードギアス・反逆のルルーシュ』非公認ファンブログ。二次創作SS(BL・女体化含)、イラスト、R18アリ。 pixivにて他ジャンルで活動中★

黒猫皇子と白狼騎士

この闇の深さを君に(完結) | main | この闇の深さを君に・その16
この闇の深さを君に・その17
【注】このお話のスザクは、『黒スザク』です。
   いつもの『理屈屋』だけど、他人に対する気遣いを忘れない、
   そんな『白スザク』をご希望の方は、他の記事をご覧になる
   ことをお勧めします。

   ハードだけど、ラヴいえちを目指してみましたv
   というワケで、R18表示は、健在です。。。
   いつもより、直接的表現が多いことを、深くお詫びいたします。

   「・・・ぼくの気持ちを伝える言葉が、
            これしか、見つからなかったんだ・・・」

----------------------------------------------------------------

「んっ・・・アッ・・・はぁっ・・・ァアッ」
 薄暗い礼拝堂には、ハスキーで艶っぽい声が響いていた。
 もし、今、信心深い生徒か、職員の誰かが扉を開けば、目の前で繰り広げられている光景に、息を呑むことだろう。
 学園一の美貌を持つルルーシュは、本人は、目立たないつもりでいるらしいけど、実は、かなりの有名人で、女生徒の間でも憧れの的だった。
 そんな彼が、こんなところで、全裸で男のモノをしゃぶっているなんて、誰も夢にも思わないだろう。
 そんな『背徳的』で淫らな感情が、ルルーシュを駆り立てるのか。
 いつ発射されてもおかしくないくらいに、とめどなく溢れる蜜を舐め取りながら、ぼくは、そんなことを考えていた。


この闇の深さを君に -Seen.17-


「どうしたんだい?・・・口と手がお留守になってるよ・・・この分だと、オレの楽勝かな?」
 ぼくは、ぼくから口を離し、動かなくなってしまったルルーシュに、そう言った。
 ううん、違う。
 ルルーシュは、動かないんじゃなくて、動けないんだ。
 ぼくは、既に『解放』を求めていたルルーシュ自身を咥え、彼が射精しやすいように愛撫しているのだ、ぼくの上で身体を支えることすら、ままならなくなっている彼に、ぼく自身を愛撫できるはずがない。
 それでも、例え、その身が快楽に流されても、ぼく自身から手を離そうとしないルルーシュに、ぼくは、うぬぼれてしまいそうになる。
 ルルーシュは、ぼくをイカせて、その『欲望』を飲み干すことを目的に、ぼく自身の愛撫をしているというのに、まるで、その行動が、ぼく自身を求めていてくれているような気がして。
 ぼくは、それを確かめたくて、ルルーシュに訊いた。
「大事そうに握ってるだけじゃ、何にもならないよ・・・それとも、ルルは、ぼくのそれが、そんなに好きなの?」
 すると、ルルーシュは、首を横に振り、
「誰が・・・こんな、グロテスクなもの・・・っ」
と、悪態を吐いた。

 あぁ、やっぱり。

 予想通りの反応に、ぼくは、少しだけ、がっかりした。
 確かに、ルルーシュの、まだ幼さすら残した、白くて綺麗な彼自身に比べたら、もう、何度もルルーシュの中を蹂躙し、傷つけたぼく自身は、彼にとっては真っ黒な凶器にしか思えないのだろう。
 そうでなければ、気持ちの悪いイキモノか。
 でもね、ルルーシュ。
 そのグロテスクなイキモノを、おいしそうに後ろで咥え込んで、明らかに感じている涙を流し、果てには、もっと入れて欲しい、とねだるのは、キミなんだ。
 ぼくは、それをルルーシュに教えてやりたくて、こう言った。
「でも、ルルは、いつも、グロテスクなオレのモノをココに咥え込んで、ヒィヒィヨガってるんだろう?・・・やっぱり好きなんじゃないのか?」
 言いながら、ルルーシュの秘部を突くと、そこは、簡単に、ぼくの指先を呑み込んだ。
「ァアッ」

 ・・・まさか?!

 ぼくは、さっき、その辺に投げ捨てた、ルルーシュのスラックスに目をやる。
 ぼくが寝転がっている場所からは、よく見えなかったけれど、女性器のように自然に濡れることのない場所が、こんなにも簡単に指を呑み込むのは、明らかに、ぼくが与えた下着のせいだということが判った。
 ルルーシュの、後ろを拓くために、リモコン式のローターを仕込んだ黒い下着。

 ぼくは、もう、どうしたらいいか、分からない。

 その憎まれ口とは裏腹に、ぼく自身に口付け、ぼくの欲望を頬張り、そして、あんな言い争いの最中まで、何でもないことのように、その下着を着けているのだから。

 ねぇ、ルルーシュ。
 ぼくは、本当に、うぬぼれてしまってもいいの?

 みんなにバラす、という『脅しの材料』がなくなってしまった今、ぼくは、ルルーシュの『本心』が、知りたくて仕方がなかった。
 不思議だね。
 さっきまで、あんなに、キミの本心を聞くのが、怖くて仕方がなかったのに。
 ぼくは、ルルーシュの欲望を堰き止めると、弾みで入ってしまった指を中で動かす。
「バカッ・・・やめっ・・・スザクッ・・・そんなの・・・ッ」
 ルルーシュは、中をまさぐられる不快と、イカせてもらえなかった苦痛に、必死で、ぼくの名を呼んだ。
「・・・ルルは、さ・・・初めから、オレが、ルルの性癖を誰にも言わないことを、知ってたんだろう?・・・でも、ずっとオレの言うことを守ってきた・・・それで、オレの望みが知りたいって言った・・・でも、ルルは、どうなんだ?・・・シャーリーと引き合わせたことで、オレに、捨てられるかもしれないって思ったんだろう?・・・なのに、ここだけは準備万端で、まるで、オレのことを待ってたみたいじゃないか」
 ぼくは、そう言いながら、ルルーシュの中を指でかき回し、奥まで弄り、そして、彼の感じる場所を押し上げた。
「んんっ・・・アァッ!!」
 ルルーシュの、ぼくを握る手に、力がこもる。
 ぼくは、その衝撃をやり過ごしながら、さらに、ルルーシュを追い詰めた。
「なぁ、ルル・・・答えろよ!」
 ルルーシュは、苦しげに息を吐きながら、ぼくに言った。
「・・・そんなの・・・っ・・・自分で・・・考えろっ」
 それは、否定でもなく、かといって、肯定でもなく、ぼくの心をかき乱す。
 ルルーシュ、やっぱりキミは、ズルイよ。
 だって、そんな風に意地を張りながら、いつだって、キミは、誰よりも『ぼく』の言うことを聴いてくれるじゃないか。
 脅されたのでもなく、命令されたのでもなく、キミ自身の意思で、行動に移してくれる。
 それなのに、肝心なことは、何一つ言ってくれない。
 一言でいいんだ。

 ぼくを、求めている、と。
 必要だ、と。
 好きだ、と・・・。

 キミの口から、聞きたいんだ。
 快楽でなく、ぼくを!
 ぼくが、ムリヤリ言わせるんじゃなくて、キミ自身の意思で!
 ぼくは、ルルーシュの前にした拘束を解くと同時に、彼の一番いいところを刺激した。
「ァア―――ッ」
 長く焦らされ続けたルルーシュは、ビクビクと震えながら達したあと、ぐったりとして、ぼくに全体重を預ける。
 ぼくは、ルルーシュを抱きかかえながら、起き上がって体勢を変えると、今度は、向かい合わせになるように、彼をぼくの膝の上に座らせた。
 赤く上気した頬に伝うのは、ルルーシュの涙。
 泣き虫だったぼくとは対照的に、ルルーシュが泣いたところなんか、見たことがない。
 ぼくが見たことのあるルルーシュの涙は、こうやって、セックスのときに流れる生理的な涙だけだ。
 ぼくは、ルルーシュの頬を舐めながら、しょっぱい味を胸に染み込ませる。
「好きだよ、ルル。・・・愛してる」
 想いが、口からこぼれ落ちる。
 ルルーシュは、ぼくに、しがみつくように手を伸ばすと、
「そんなに簡単に言うな」
と言った。
 違うよ、ルルーシュ。
「・・・ぼくの気持ちを伝える言葉が、これしか、見つからなかったんだ・・・」
 ぼくは、ぼくの正直な気持ちを、口にしただけ。
 だから、キミも、キミの正直な気持ちを言って欲しいんだ。
 ルルーシュは、しばらく、何も言わなかった。
 ただ、黙って、ぼくの肩に頬をうずめていた。
 ぼくは、不思議と、ルルーシュの言いたいことが、分かったような気がした。
 口の悪い彼は、きっと、こう言いたいのだろう。
 この、バカが、と。
「・・・言ってもいいよ、ルルーシュ」
 ぼくが、ルルーシュの言葉を促すと、彼は、ぼくの予想とは、全く違うことを言った。
「欲しいんだ・・・オマエが」
 不意打ちで来た言葉に、ぼくの頭の中が、真っ白になる。
「ルル・・・?」
 今、彼は、何て言ったんだろうか?
 ぼくが固まっていると、ルルーシュは、しびれを切らしたように、こう言った。
「聞こえなかったのか? スザク・・・オマエが欲しい、と言ったんだ」
 まさか、と思って見つめたアメジストは、正気を保っていて、その言葉が、快楽に流されて言った言葉じゃないと知る。
 耳まで赤くした顔色と、気難しそうに寄せられた眉。
 プイ、と顔をを背けられれば、間違いなかった。
「ルルーシュ!!」

 あぁ、もう、キミって人は!

 ぼくは、どうしたらいいか、分からないくらいに、舞い上がってしまいそうだ。
 こんな風に、例え不器用でも、想いを返してもらえるなら、ぼくは、何だってするよ。
 ぼくは、ルルーシュの腰を抱え上げると、いきり立ったぼくの切っ先が、彼のつぼみに触れるように、身体の位置を変えた。
「もう一度、言ってみて・・・?」
 ぼくがねだると、ルルーシュは、ますます、ぼくから顔を背けようとする。
「・・・二度と言うかっ」
  そのくせ、言葉とは裏腹に、次の行為を期待してか、彼の腰は、快楽をねだるように揺れているんだ。
 最高だよ、ルルーシュ。
 キミは、その身体が、態度が、どれだけぼくを誘っているのか、分かってない。
 ・・・分からなくていい。
 美しく気高く賢い、ぼくの皇子サマ。
 妖しく淫らで艶っぽい、しなやかなケモノ。
 どれも、ぼくが大好きなルルーシュだ。
 ぼくは、ぼく自身に口付けるようにうごめくルルーシュのつぼみに、ゆっくりと侵入を開始した。
 持ち上げていた腰を下ろし、ルルーシュの体重も手伝って、奥へと進んでいく。
「・・・ァ・・・アァ・・・ぅん・・・んっ・・・」
 切ない声は、ぼくを煽り、今すぐ彼を押し倒して、ガシガシと犯したい衝動に駆られる。
 それでも、その衝動をムリヤリ抑え込めば、絡みつく内部を味わえた。
「ルル・・・」
 ため息混じりに名を呼べば、ルルーシュが、クス、と笑う。
「何がおかしいの?」
 理由を問えば、ルルーシュは、クスクスと笑いながら、こう言った。
「スザク・・・オマエ、シャーリーが、うらやましかったんだろう?」
 またも不意打ちの言葉に、ぼくは、誤魔化すことも出来ず、そのまま返してしまう。
「どうしてっ?」
 ルルーシュは、おかしくて仕方がない、といった感じで、こう続けた。
「呼び方が、ルルになってる・・・シャーリーのことばかり意識して・・・屋上にまで呼び出して・・・ァアッ」
 ぼくは、ルルーシュの言葉を遮ろうとした。
 下から突き上げ、ルルーシュの奥を抉る。
 確かに、それは、ルルーシュの言った通りのことだったんだけど、そんんな風に、笑いながら言い当てられるのは、面白くない。
 そうだよ、ぼくは、彼女がうらやましかった。
 ルルーシュに頼られ、ナナリーに心を開かれ。
 ぼくが、七年前にいた場所に、何の苦労もなく納まってた彼女が、憎らしかった。
「んっ・・・あぁっ・・・アッ・・・」
 だいたい、さ、ここまで来て、ぼく以外の人の名前を出すなんて、無粋じゃないか。
 ぼくは、自分が今までしてきたことは置いといて、そんなことを思った。
 ルルーシュの身体を浮かせては、下へ下ろす動作を繰り返すと、彼の身体は更なる快楽を求め、腰が揺れる。
 搾り取るように絡む内壁も、ぼくを気持ちよくさせてくれるのに、さっきの一言で、全部台無しだ。
 ルルーシュなんか、いっそ、このまま、快楽に流されてしまえばいいんだ。
 そうすれば、ぼくを惑わし、心を掻き乱す言葉でなく、ただ、ぼくを求める言葉だけを吐くようになる。
 でも、ルルーシュも、負けてはおらず、こう切り返した。
「・・・シャーリーは・・・っ昔の・・・オマエにっ・・・そっくりだっ」
「は?」
 ぼくは、途切れ途切れに聞いたセリフに、またも手を止めることになった。
 ルルーシュは、大きく息を吐いて、ぼくにもたれかかると、続きを話し始める。
「部活で忙しいくせに・・・何の得にもならないのに・・・オレたちのことばかり構うんだ・・・口うるさくて、おせっかいで・・・昔のオマエそっくりだ」
 何故だ、とルルーシュは、ぼくに訊く。

 それは。
 シャーリーが、キミのことを、好きだからなんじゃないのか・・・?

 ぼくは、喉まで出掛かった言葉を、慌てて呑みこんだ。
 九歳のときに、お母さんを亡くし、お父さんであるはずの皇帝に見捨てられ、血を分けた兄弟でさえも『政敵』でしかなくなったルルーシュは、自分に向けられる『厚意』に、必ずと言っていいほど『裏』を見ようとする。
 何か、下心があるんじゃないか、と。
 ぼくだって、ただの『親切』で、ルルーシュに近づいたわけじゃないから、何とも言えないんだけど、この場合の『厚意』に、裏を見ようとするのは、どうか、と思った。
 だって。
 あの時のぼくは、ルルーシュがオレの友だちだったら、面白いかもしれない、そんな考えで、彼に近づいて、気が付いたら、どんどん一緒に居るのが楽しくなって、ただ、彼の側に居ること、それだけが望みで、明日も同じ日が続くって信じてた。
 シャーリーだって、その気持ちに大差はないはずで・・・。
 ぼくたちが、ルルーシュに持つ『下心』なんて、そんなものだ。
 でも、ぼくは、あえてルルーシュに答えを言わなかった。
 それが、薄汚い『独占欲』だってことは、分かっていたけど、どうしようもない。
 だって、もう、ぼくは、ルルーシュを手に入れてしまったんだから。
 手離せるわけがないんだ。
 ぼくは、ルルーシュに軽くキスをすると、
「そんなことより、ぼくは、一度もイかせてもらってないんだけど?」
と言った。
 ルルーシュは、呆れたような表情をしながら
「そんなの、オマエが遅すぎるからだ」
と答える。
 その言葉に、
「ぼくは、ルルーシュみたいに、何回もイケるほど、インランじゃないからね」
と言って、動きを再開した。
「・・・スザクッ・・・このっ・・・ぁあっ・・・」
 罵倒の言葉を言おうとして、嬌声しか出せなくなったルルーシュに、ぼくは言った。
「勘違いしないでよね、オレは、そんなルルが好きだから、こういうコトをしてるんだよ」
と。
 ルルーシュが、淫蕩の気を持ってなかったら、ぼくたちは、こんな風に、狂わなかった。
 でも、そうでなかったら、きっと、ぼくたちは、表面だけは『友だち』を気取りながら、何も分かり合えなかっただろう。
 それは、かなり嫌だな、と思って、最後のストロークを打ち込む。
 二人、同時に果てたぼくたちは、よく、今まで誰も、ここに来なかったよね、と笑い合った。

 それが、ぼくたちの、新しい『始まり』だった。


Seen.18へ
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| この闇の深さを君に(完結) | 13:00 | コメント:2
コメント
>櫻井リヒトさまv
気に入っていただけて、嬉しいです ^v^)
ラストは、予告通り(?)本編並みの大ドンデン返しを
用意しております。。。
ピカレスクですから☆
スザきゅにとっては、ある意味、幸せ。
そして、これ以上ない、バッド・エンドをxxx
2007.09.05 Wed 22:30 | URL | なぎーの。
最高です…!
もう、なんて言葉で表現して良いか…。
すごく好きですv
いよいよラストですね!
頑張って下さい。
楽しみにしています(*^_^*)
2007.09.05 Wed 18:43 | URL | 櫻井リヒト
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