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『コードギアス・反逆のルルーシュ』非公認ファンブログ。二次創作SS(BL・女体化含)、イラスト、R18アリ。 pixivにて他ジャンルで活動中★

黒猫皇子と白狼騎士

裸エプロンルルコv | main | 君が僕にくれたもの・その8
君が僕にくれたもの・その9(完結)
パラレル・ヴァンパイア・スザきゅネタ。
いちごみるふぃーゆ』に同シリーズのSSと
ショートマンガが載っております。
お気に召しましたら、そちらもご覧くださいませv


※ このお話は、パラレルストーリーです。
  TVシリーズと同じ国名・地名・呼称・施設名が出ていても、
  少しずつ設定を変えてあります。
  登場人物に至っては、性別を変えられてしまったり、中には、
  人外にされてしまったりしている人も居ますので、
  そういうのがニガテな方は、ご注意ください。

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『君が僕にくれたもの』(9)


 エピローグ


 ぼくは、最後の空欄・・・ぼくの誕生日に、7月10日と書き入れると、指を折って、17年前の皇暦を書き加える。
 すると、午後の授業が終わったことを知らせるチャイムが、スピーカーから聞こえてきた。
 どうやら、少々、想い出に浸り過ぎたみたいだった。
 とりあえず、ミレイ会長が戻ってくる前に、編入手続きの書類が書き上がったことに、ホッとしながら、ぼくは、窓際に立ち、外の様子を眺めた。
 遠目でも判る、ルルーシュの姿は、何か急いでいるような気がしたけど、そういえば、彼女は、一人で歩くときは、とんでもなく早足だったことを思い出し、いつものことか、と思い直した。
 そのうち、この階段を登り、扉を開けるなり、彼女はこう言うのだろう。
「この、バカスザク!」
 思った通りの言葉に、ぼくは、思わず吹き出しそうになる。
 でも、ここで笑って、ルルーシュを怒らせると、ろくなことにならないことを知っているぼくは、その笑いを噛み殺すと、今度は、何で『バカ』と呼ばれたのか、訊いてみることにした。
「ぼく、何かしたっけ?」
 何もした覚えは、ないんだけどな、今回は、と思っていると、ルルーシュは、みるみる顔を真っ赤にして、こう言ったんだ。
「オマエのせいで、また、ブラを買い直さなくちゃいけないだろうが!!毎日毎日、オレの身体を撫で回すのは、やめろ!!」
 それは、ぼくが、ルルーシュから『エナジー』をもらうときに、ちょっとしたスキンシップをしていることに対する『苦情』だった。
 でも。

 ルルーシュ、キミは、分かってないよ。
 そんなこと言われたら、ぼくは、ますます、ルルーシュに触れたくなってしまうじゃないか。

 そんな風に瞳を潤ませて、ぼくを睨み上げる顔は、誘っているとしか思えない。
 ぼくは、内から沸き起こる衝動のままに、ルルーシュを引き寄せた。
 椅子の上に腰掛け、膝の上に乗せると、出会ったばかりのころとは違って、柔らかい『女の子』の体つきになったルルーシュを感じることが出来る。
「・・・ルルーシュは、ぼくに触られるの、嫌?」
 ちょっと淋しい気持ちを込めて訊くと、ルルーシュは、黙り込む。

 ぼくは、卑怯者かもしれないね。

 そんなことを考えながら、ぼくは、ルルーシュの唇にキスを落とした。
「ぼくはね・・・ルルーシュに触れたいと思うよ・・・ルルが温かくて、柔らかくて、ぼくのこと、大事にしてくれるから・・・もっと、ずっと、ルルのこと感じたい・・・ルルは、そういうの、イヤ?」
 もう一度訊くと、ルルーシュは、身体の緊張を解き、ぼくの腕の中で大人しくなった。
「・・・ヘンなコト、しないならいい・・・」
 小さく呟かれたセリフは、ルルーシュなりの譲歩だってことは分かったけど、ぼくは、ルルーシュの顔を覗きこんで言った。
「好きだよ、ルル・・・ね、キミのこと、もらってもいい?」
 小さく瞳を伏せたルルーシュは、今すぐ、ギュッと抱きしめたいくらい、可愛かったけど、ぼくは、じっと我慢した。
 嫌がるのを、無理強いしたいわけじゃない。
 しばらく待っていると、ルルーシュが、ため息を一つ漏らし、消えそうな声で、こう言った。
「・・・バカスザク」
 ルルーシュの両手が、ぼくに伸ばされ、ぼくも、彼女を抱きしめようとした瞬間。
「校内での不純異性交遊は、禁じられてま~す♪ えっちしたいなら、自室に戻ってからにしてねv」
 もの凄い勢いで開いた扉と、底抜けに明るい声が、ぼくたちのペースを乱し、ぼくは、渋々、ルルーシュを解放した。
「・・・かなり、タイミングが良くありませんか? 会長」
 冷めた視線で丁寧語を使われると、かなりの『威圧感』を出すルルーシュは、さっきの可愛らしさは何処へ行ったのか、絶対零度の眼差しをミレイ会長へ向ける。
 ミレイ会長は、そんなことは、まるで気にも留めていないのか、軽く腕を組むと、こう言った。
「スザクの編入手続き書類を、受け取りに来たのよ♪」
 言いながら、組んだばかりの腕を解き、机の上の書類を手に取ったミレイ会長は、書いてある内容に、ざっと目を通す。
 ぼくたちは、黙って、その様子を見ていた。
「ふ~む。七月十日・・・あなたが、ルルーシュと初めて会った日か・・・考えたわね☆」
 ぼくは、えへへ、と笑うと、椅子から立ち上がり、ルルーシュに近づく。
 ルルーシュは、ぼくから目線を逸らすと、頬を赤く染めた。
 そんなルルーシュを抱き込んで、ぼくは、ミレイ会長に、こう言った。
「ぼくが、生まれ変わった日だから・・・ちょうどいいんじゃないかな、と思ったんだ」
「あ~はいはい。もう、何も言わないから・・・続きでも何でもしてちょうだい」
 ミレイ会長は、半目でそう言うと、書類をヒラヒラとさせた。
「ばっ・・・そんなこと、するはず・・・っ」
 ルルーシュは、真っ赤になって、ミレイ会長の言葉を否定しようとしたけど、残念ながら、今、この生徒会室に、彼女の言葉をとりあう者はいない。
 というか、そんなに、真っ赤な顔をして、否定されたって、全然、説得力がないんだけど。
 ミレイ会長も、そう思ったのか、『テレるなテレるな♪』と繰り返し、いたずらっぽく笑う。
 そして、出入り口まで行くと、
「あ、これは、おじいちゃんに渡しておくから、ごゆっくり~♪」
と言い残し、生徒会室から、出て行った。
 ルルーシュは、しばらくぶつぶつ言っていたけど、ぼくが、場所を変えようか、と言うと、コクリと頷いた。
 ぼくは、抱きしめたままだったルルーシュを解放し、手を繋ぐと、生徒会室を後にする。
 部屋に戻ってからも、ミレイ会長へのグチを聞かされるのかな、と思いながらも、そんなことすら、愛しく思えるぼくは、少々、おかしいのかもしれない。
 だけど、それが、テレからきてるって分かるから、ぼくは、ルルーシュの口の悪さも、気にならないんだよ。
 ぼくは、繋いだ手に、軽く力を込めて、ルルーシュの耳元に囁いた。
「ぼくを、見つけてくれて、ありがとう」
と。


Fin

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はい♪
これにて、『君が僕にくれたもの』は、無事、完結いたしましたv
いろいろありましたが、とりあえず完結♪

いちごみるふぃーゆ』に同シリーズのSSとショートマンガが
載っております。
お見かけしましたら、どうぞ、よろしくお願いします♪


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| ヴァンパイア・スザきゅv | 17:00 | コメント:0
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