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『コードギアス・反逆のルルーシュ』非公認ファンブログ。二次創作SS(BL・女体化含)、イラスト、R18アリ。 pixivにて他ジャンルで活動中★

黒猫皇子と白狼騎士

『この闇の深さを君に』インデックス | main | 「キミのコト、イチバン好きは、ボクなのに」(後編)
深淵の闇 2
『この闇の深さを君に』・その後のお話です・・・。
本編以上に鬱なお話なので、影響を受けやすい方、
『現実』と『虚構』の区別が、はっきりしていない方は
ご覧にならないほうがよろしいでしょう。。。

また、例によってR18ですので、18歳未満の方の
閲覧も、ご遠慮願います。。。

大人なアナタは、続きを読むをクリックしてくださいv

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 例えば。 この感覚が、オレたちを繋ぐものであるのなら。
「ルル? もうお休みしちゃうの? 夜は、まだこれからなのに・・・」
 甘えるような声で、呼びかけられれば、まぶたを閉じているわけにもいかない。
「今日はさ、ルルも興奮して眠れないんじゃないかって思って、いっぱい持って来たんだよ。・・・ね、どれにする?」
 ごそごそと取り出されたものが、子供用のおもちゃなら、良かったのに。
「ねぇ、ルルってば! あんまり無視してると、いきなり突っ込んじゃうよ?」
 最後は、声のトーンを落とされ、ようやく、ルルーシュは、声の持ち主の方を見た。
「・・・! スザク・・・オマエはっ」
 呆れとともに、吐き出された言葉は、その対象によって、塞がれてしまう。
 枢木スザク。
 ルルーシュ・ヴィ・ブリタニアの『幼なじみ』にして、たった一人の『友だち』。
 ブリタニア軍に従軍していたが、一身上の都合により、退役。
 そして、今は、『黒の騎士団』のエースパイロットの一人だった。


 深淵の闇 2


 さて。 どこから話したら、良いものか。
 スザクは、ルルーシュの秘密を知り、それをネタに、ルルーシュの身体を要求した。
 初めは、嫌がる素振りを見せていたルルーシュも、快楽に呑まれれば、スザクを求める『ケモノ』と化してしまう。
 例え、それが『偽りの求め』であったとしても、スザクは、ルルーシュを抱くことを止められなかった。
 しかし、スザクが、戯れで、ルルーシュの中・・・腸内に残した欲望の証は、ルルーシュに『下痢』を起こさせ、授業中に、腹痛を起こした彼を、スザクは、トイレまで運んでしまう。
 それは、スザクが、ルルーシュに対して『脅し』の材料にしてきた、『言うことを聞かなければ、ルルーシュがインランで、授業をサボっては自慰をしていることをバラす』という言葉と、明らかに矛盾する行為だった。
 ルルーシュが、昔も今も、変わらず自分を受け入れ、信じてくれていることを知ったスザクは、ルルーシュを、自分の醜い欲望から解放することを決意する。
 しかし、スザクを喪いたくないがために、スザクの言いなりになってきたルルーシュにとっては、それは、許しがたい行為だった。
 礼拝堂で、二人は、互いに言い争い、最後には、ルルーシュがスザクの罪も責も全て受け入れる、という形で、解決をみた。
 自身に根ざした様々な『矛盾』に決着を着けないまま、ルルーシュを手にいれたかのように思えたスザク。
 しかし、それは、ただの『始まり』に過ぎなくて、スザクは、軍を辞めたのちに、ルルーシュが、自分が最も憎んできたはずの敵・『ゼロ』であることを、本人から知らされる。
 スザクに残された道は、一つしかなかった。
『ゼロ』に膝を折り、頭を垂れる。
『ゼロ』であるルルーシュが、スザクに妖しく微笑みかけた。
 自ら取った『騎士の礼』は、スザクにとっての『最大の屈辱』。

 スザクは、壊れてしまった。

 普段は、『黒の騎士団』のエースパイロットとして、同じエースパイロットであるカレンとともに、活躍をする彼は、ゼロの私室・・・ルルーシュの部屋で、ルルーシュと二人きりになると、途端に性格が変わる。
 子供のように甘えた声音で、ルルーシュを『ルル』と呼び、執拗なまでにルルーシュを責めたてる。『快楽』に溺れるルルーシュを揶揄し、その『欲望』を突き立てては、最後には、ポロポロと涙をこぼした。

 ルルーシュは、間違えたのだ。

 伝わったと思った『言葉』が、通じたと思った『想い』が、最も酷い形で裏切られた『代償』は、大きかった。
 スザクは、表面上は『ゼロの忠実なしもべ』を演じながら、中身だけが壊れていく。
 ルルーシュだけを求め、彼の障害になるもの全てを壊し、他のものを見なくなってしまった。
 ルルーシュを抱いているときでさえ、ルルーシュに自らを求める言葉を吐かせ、自身を突き立ててもなお満たされないのか、子供のように泣きじゃくる。

 そして。
 今日もまた、闇に堕ちた二人が、狂乱の宴を繰り広げようとしていた。


「スザク・・・もうっ」
 深々と突き立てられたものは、ルルーシュにとっては、凶器でしかなかった。
 スザクのそれよりは、ひと回り小さく、短いものであったとしても、ルルーシュには、ただの『苦痛を呼び起こす道具』でしかない。
 実のところ、ルルーシュが、それによって、本当の意味での『快楽』を得たのは、ただの一度しかなかった。

 それは、まだ、スザクの気持ちが分からなかったころ。
 後ろに道具を入れられたまま、放置されたルルーシュは、それを入れられた原因と思われるものを、目の当たりにした。
 C.C.が、落としていった髪の毛。
 昼夜構わず、人のベッドでごろごろしているC.C.のせいで、ベッドを片付けるなどという行為は、久しく出来ないでいた。
 しかし、自分が留守の間、メイドの咲世子が掃除をしていることもあるので、そう滅多に髪の毛など落ちていようはずもない。
 それは、自分たちが入る直前まで、C.C.は、ルルーシュの部屋に居たのだ、という証。
 そして、それを見つけたであろうスザクは、ルルーシュの後ろに、男性のものを模した道具を入れ、そのまま放置する、という暴挙に出た。
 ルルーシュの勘が外れていなければ、スザクがあのような行動に出たのは、スザクが、ルルーシュのベッドに、ルルーシュやナナリーのもの以外の髪の毛を見つけ、機嫌を損ねてしまったせいだ。
 ルルーシュは、それを理解した途端、自身の中に突き立てられたものが、スザクの分身であるような『錯覚』を起こした。
 物理的な刺激のみで、射精を促していたものが、自分を犯す凶器へと変わる。
 自らの手でそれを抜き差しし、甘い声を止められず、スザクの名を呼びながら、何度も果てた。
 その現場を見たスザクは、何を思ったのか、その日は、執拗にその道具でルルーシュを犯し続けた。
 苦しいほどの『快楽』。
 今思えば、それは、スザク自身だったのかもしれない。
 だから、あんなに、気持ちが良かったのだ。
 上も下も、現実も虚構も判らなくなるほどに、犯され続けたあの行為が。

 でも、今のそれは違う。
 ただ、深々と突き立てられたそれは、触れることを禁じられたせいで、動かすこともままならない。
 身じろげば、得られるはずの『快感』は、スザクの視線に射すくめられて、追えなくなってしまった。
 そう。
 子供のような口調で話しながら、スザクの瞳は、獣のように獰猛な光を宿している。
 欲望のまま、ルルーシュを犯したい、とスザクの瞳が言っている。
 ルルーシュは、スザクに手を伸ばした。
 スザクが望む言葉を言えばいい。

 頭の中の、自分が、そう囁く。
 スザクが望む言葉。
「こんなのじゃなくて・・・っ・・・スザクのがっ・・・はやく・・・っ」
 やっと搾り出した言葉は、スザクの望みには足りなかったらしく、スザクは、酷薄な笑みを浮かべた。
「オレの・・・何が欲しいの?ちゃんと言ってくれないと、分からないよ」

 嘘吐き。

 と、ルルーシュは、思った。
 スザクは、ルルーシュが求めているものが何であるか、ずっと以前から知っている。
 しかし、こういうときのスザクは、ルルーシュがはっきりと強請るまで、決してそれを与えようとはしてくれない。
 待っているのだ、スザクは。
 ルルーシュが『快楽』に負け、普段なら恥ずかしくてとても口に出来ない言葉を使い、スザクのものを強請るのを。
 ルルーシュもまた、それを、ずっと以前から知っていた。
 ただ、以前は、何故、スザクがそれをさせたがるのかが、分からなかっただけで。
 今なら、分かる気がする。
 それは、多分。
「スザクのっ・・・大きくて・・・熱い・・・っ」
 ルルーシュは、スザクの熱っぽい視線を感じながら、その言葉にたどり着こうとする。
 でも、なかなか、その言葉は、口を突いて出ては来ない。
 仕方なく、ルルーシュは、スザクから顔を逸らした。
 目を合わさなければ。
 そうすれば、言えるかもしれない。
 そう思ったからだ。
 しかし、スザクは、それを許さず、ルルーシュの顎を掴むと、自分の方へ向けさせる。
「ほら、もう少しだろう?・・・ちゃんと言えたら、ルルが満足できるまで犯してあげる」
 優しく語り掛ける言葉は、何て残酷なのだろう?
 目の前に欲しいものをぶら下げて、さぁ、強請ってみせろ、と言うスザク。
 でも、ルルーシュには、流されてしまえないくらいの『理性』が残されていて。
 ルルーシュは、それなら、と自分の中に入ったままの道具を締め付けた。
「アゥッ!」
 頭の芯まで痺れる感覚。
 ぼうっとして、他のことが分からなくなればいい。
 そう。
 この身体にくすぶる『熱』は、スザクにしか、冷ますことは出来ないのだから。
「・・・オレの・・・後ろから・・・オマエのもので、メチャクチャに犯してくれ・・・」
 遠ざかっていく意識の向こうで、スザクの嘆息を聞いたような気がした。


「んっ・・・ハァッ・・・やっ・・・もぅ・・・・っ」
 どれくらい、犯され続けたのだろう?
 掠れた声は、あげ過ぎた嬌声のせいで、思うように動かない身体は、何度もイカされたせい。
 それでも、自身の中にあるものは、太さも硬さも変わることなく、熱い内部を犯している。
 ルルーシュは、揺さぶりが止んだのに気づくと、身をよじり、後ろを見た。
 はらはらと落ちるのは、スザクの涙。
 これを初めて見たとき、ルルーシュは、スザクの全てを受け入れることに決めたのだ。
 声を殺して泣きながら、自分を犯すスザク。
 彼の心中を思えば、こんな肉体的な苦痛など、何でもない。
 ルルーシュは、スザクがこちらに気づく前に、こう言った。
「・・・前から・・・欲しいんだ・・・スザク・・・オマエが・・・」
「ルルーシュ?」
 呼び名が変わったことに、ルルーシュは、気付いていた。
 今のスザクは、さっきまでの『むずがる子供』ではない。
 ちゃんと相手のことを考え、思いやれるスザクだった。
 ルルーシュは、重い身体を引きずるようにして、スザクの方へ向き直る。
 途中、中に入れられたままの凶器が内壁を刔ったが、それに構っている余裕などない。
 ルルーシュは、スザクに言った。
「スザク・・・オマエに抱かれてることを感じたいんだ・・・だから」
 スザクのエメラルドの瞳が、戸惑いの色をみせる。
「でも・・・」
 呟くように否定の言葉を言い始めたスザクに、ルルーシュは、首を横に振った。
「・・・オマエが必要なんだ・・・何度も言わせるな」
 言いながら手を伸ばすと、スザクは、その手を自分の背に回してくれた。

 この方が、抱き合っている感じがする。

 ルルーシュは、必死でスザクにしがみつくと、彼の激しさを受け入れた。
「ルルーシュ・・・ごめん・・・でも、ぼくはっ」
「何も言うな・・・っ」
 小さなころと変わらない、不器用な優しさをくれるスザク。
 だからこそ、ルルーシュは。
「オレが、こんなことを許すのは、オマエだけだ」
「ルルーシュっ」

 ゆっくりと、そして、徐々に激しく、交わる熱が。
 二人を繋ぐものならば。
 そのときだけは、『主義』も『主張』も何も要らない。
 互いの『熱』だけを感じて、共に『至上の高み』へと、堕ちていけばいい。

 夜の帳の上で、白い影が、ヒラリ、と舞った。

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| この闇の深さを君に(完結) | 00:00 | コメント:0
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