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『コードギアス・反逆のルルーシュ』非公認ファンブログ。二次創作SS(BL・女体化含)、イラスト、R18アリ。 pixivにて他ジャンルで活動中★

黒猫皇子と白狼騎士

猫の森には帰らない。その1 | main | あけましておめでとうございますv
猫の森には帰らない。(ぷろろーぐ)
新年初☆の連載は、何と、マオルルマオ+C.C.?!
み~んなネコで、ほのぼのしているのは
これがパラレル設定だからでしょう。。。

mixi日記で6000Hit・7000Hitを獲得されました
なみとうみゆみさまのリクエストv

『マオルルマオ+C.C.で、イラスト・SS』

あなたのこころにも、まおのやさしさを・・・

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猫の森には帰らない。

(ぷろろーぐ)

 その森には、若草色をした綺麗で長い毛並みと、蜂蜜のような黄金色の瞳を持つネコが住んでいました。
 ネコの名前は、しーつー。
 何百年も生きてきた『猫又』です。
 しーつーが、ニンゲンたちの住む街から離れ、森に住みつくようになってから、長い長い間、彼女は、森に住む生き物や植物たちのことを見てまわり、困っているひとがいたら、相談に乗っていました。
 いつの間にか、彼女は、森の住人たちのほとんどから、『ヌシさま』と呼ばれるようになりました。
 そして、彼女が森に来る前から、森に居る老木たちは、彼女のことを『ネコどの』と呼んでいました。
 でも、たったひとり、彼女を『しーつー』と呼ぶひとがいました。
 この森に住む、もうひとりのネコ、まおです。
 まおは、しーつーが、森の入り口で見つけた子ネコでした。
 銀色の毛並みとルビーのような紅い瞳。
 まおは、しーつーに拾われたころは、ようやく、ミルク以外のものを食べられるようになったばかりでした。

 このままでは、この子ネコは死んでしまうかもしれない!

 そう思ったしーつーは、その子ネコに、『まお』という名前をつけて、育てる決心をします。
『まお』とは、ニンゲンたちの世界の言葉で、『ネコ』という意味を持っていました。
 しーつーに育てられたまおは、すくすくと成長しました。
 そして、まおには、どうしてだかは分かりませんでしたが、不思議な『ちから』がありました。
 自分の近くにいる生き物たちが言いたいことが、言葉として聞こえてくるらしいのです。
 しーつーも、森の生き物たちや老木たちと、言葉を交わすことがありましたが、まおとは、また違ったものでした。
 まおは、しーつーが聴くことのできない、木々や草花のこころの声まで聞こえてしまうのです。
 しーつーは、驚きました。
 そして、不安になりました。
 もし、まおが、本当に、すべての生き物の意思を感じるちからがあるのなら、まおは、ニンゲンの住む街では、暮らしてはいけないのです。
 ニンゲンは、しーつーから見たら、ウソツキの集団でした。
 顔で笑いながら、こころでみにくいことを考えることもあるのです。
 しーつーは、長いときを生きてきましたから、ニンゲンたちがつく『ウソ』が、みにくいものだけでなく、相手に対する『思いやり』を込めたものもあることを知っていましたが、まおは、どうでしょう?
 森の住人たちの、ストレートでやさしいこころしか知らないまおは、ウソだらけの街で、どれだけ傷つかなければならないのでしょうか?
 そのことを恐れたしーつーは、森から一歩も出ることなく、まおとふたりで過ごすようになりました。

 見かねた森の老木たちは、しーつーに言います。
「ネコどの。まおが可愛いのは分かるが、いつも、まおとばかりいたのでは、まおは、子どものままになってしまうよ」
「せめて、森の中だけでも、まおがひとりで歩けるように、してあげなくては」
 しーつーは、老木たちに言いました。
「でも、まおは、まだまだ子どもで、ひとりにするのは、不安なんだ」
 老木に止まっている鳥たちが、言います。
「大丈夫さ。あたしたちが、まおの頭の上から、見張っていてあげるよ」
「まおは、このあいだ、巣から落ちたあたしの子どもを、助けてくれたよ」
「やさしい子だよ、ネコにとって小鳥なんて『エモノ』でしかないはずなのに」
 しーつーは、鳥たちの言葉に、目を丸くします。
 そういえば、まおとお花畑へ出かけたとき、少しだけ、まおの姿が見えなくなったことがありました。

 まさか、まおが、そんなことをしていたなんて!

 確かに、しーつーは、森に住む生き物たちと、共存していくつもりでいましたから、まおに、森のひとたちとは仲良くしなさい、と言った覚えがありました。
 でも、まおだって、『ネコ』ですから、狩りの習性がないわけではないのです。
 それなのに、まおは、巣から落ちた小鳥の『声』を聞いてしまったのです。
 不安と寂しさでいっぱいの、小鳥のこころを知ってしまったまおは、小鳥を助けることにしたのでしょう。
 ネコとしては、あるまじき行ないであるはずなのに、しーつーは、まおがやさしい子に育ってくれたことが、嬉しくて仕方がありませんでした。
 しーつーは、鳥たちの厚意に甘え、まおを森の入り口近くまで、お使いに出す決心をします。

 そして、まおは、しーつーのお使いで、森の入り口に咲く花を、採りに行くことになったのです。


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| 猫の森には帰らない。(完結) | 00:00 | コメント:0
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