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『コードギアス・反逆のルルーシュ』非公認ファンブログ。二次創作SS(BL・女体化含)、イラスト、R18アリ。 pixivにて他ジャンルで活動中★

黒猫皇子と白狼騎士

猫の森には帰らない。その3 | main | 猫の森には帰らない。その1
猫の森には帰らない。その2
何と! マオルルマオ+C.C.で、パラレルしてしまいました☆

と、言っても、ルル猫が出てくるのは、もう少し先。。。

そして、『ニンゲン』のみにくいこころに触れたことのないマオ猫は
とても純粋で優しい子に育っていたのでした・・・!

あのね、マオは、純粋過ぎたんだよ、きっと。

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猫の森には帰らない。

(その2)

 次の日の朝、まおは、しーつーに見送られて、森の入り口までお使いに行きました。
 しーつーにたのまれたのは、星のかたちをした黄色いお花。
 食べることもできるお花で、とてもおいしくて、えいようもたっぷりなのですが、森の入口にしか生えていないのです。
 それをとってくることが、まおの『初めてのお使い』でした。


 まおが、森の中をてくてく歩いていくと、鳥さんたちに出会います。
 まおは、鳥さんたちに聞きました。
「どうして、ぼくの上を飛んでいるの?」
 鳥さんたちは、口々に言いました。
「アンタが、迷子にならないように、ついててあげるのさ」
「心配性のヌシさまに代わって、今日は、アタシたちが、アンタを見守ってあげる」
「ヌシさまに、教えてもらった通りに進めばいいんだよ」
 まおは、しーつーの前では、元気に振る舞っていましたが、本当は、一人で淋しい気持ちもあったので、鳥さんたちの親切を、嬉しく思いました。
「ありがとう!鳥さん」
 まおが、にっこり笑ってお礼を言うと、鳥さんたちは、くるくる上を回ります。
「礼には及ばないよ」
「アタシたちは、ついててあげるだけなんだから」
「アンタが、自分でやらないと、イミがないんだよ」
 鳥さんたちは、ぶっきらぼうに言いましたが、まおには、彼女たちがテレていることが、ちゃんと分かりました。
 まおは、鳥さんたちの気持ちが、分かるのです。

 まおが分かるのは、鳥さんたちの気持ちだけではありませんでした。
 木々や草花、時には、風の声も聞こえるのです。
 それは、とても便利なことで、そしてツライことでした。
 まおは、自分が食べなくてはいけないお魚さんのこころも、聞いてしまうのです。

 死にたくない、もっと生きていたい。

 その叫びを聞いてしまうと、まおは、お魚さんがかわいそうになって、食べる気がしなくなってしまうのです。
 そんなとき、しーつーが、まおに言いました。
「ちゃんと食べないと、大きくなれないぞ」
 でも、まおは、お魚さんをころしてまで、自分は大きくならなくてはいけないの、と哀しいきもちになりました。
 すると、しーつーは、まおに、この世界で生きている生き物は、みんな、他の誰かから、えいようをもらって生きていることを教えました。
 お魚さんも、自分たちよりずっとちいさな『プランクトン』というものを食べて、えいようにしているし、何かを食べているようには思えない植物たちだって、根っこから水とようぶんを吸収できなければ、あっという間に枯れてしまうのだ、と。
 だから、まおも、今日も食べることができることにかんしゃして、残さず食べることが、自分のえいようになってくれた生き物たちへのお返しになるんだよ、と。
 まおは、しーつーが言ったことは、半分くらいしか分かりませんでしたが、せっかくしーつーが自分のために用意してくれた食べ物を残してしまっては、しーつーがしたことは、ムダになってしまうかもしれないし、残されてしまった食べ物にも悪いと思ったので、ちゃんと食べるようになりました。

 まおは、できることなら、誰の哀しむ声も聞きたくなかったのです。

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