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『コードギアス・反逆のルルーシュ』非公認ファンブログ。二次創作SS(BL・女体化含)、イラスト、R18アリ。 pixivにて他ジャンルで活動中★

黒猫皇子と白狼騎士

猫の森には帰らない。(その7) | main | 猫の森には帰らない。(その5)
猫の森には帰らない。(その6)
・・・間が開いてしまいました☆
平日は、まったりペースで、ごめんなさい。。。

でも、がんばる☆


さて。

いよいよ、まおとルルにゃんの会話なのですが・・・
ルルにゃんのこころの声と、口で話す言葉と
まおの言葉と・・・混乱しそうです☆

みなさんも、がんばって、ついてきてくださいませv

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猫の森には帰らない。

(その6)

「イタッ・・・!」
 まおは、払われた手より、こころが痛みました。
 目の前の黒いネコは、まおが知らない思考ばかりをぶつけてきて、そのこころのどれもが、まおに痛みを与えるのです。

『何だ、コイツ』
『オレの心が読めるのか?』
『だとしたら、マズイな』
『早いところ、何とかしなければ・・・』

 疑惑、警戒、敵意。
 それらの思考には、そんな名前が付いていましたが、まおに、そのことが分かるはずもなく、ただ、与えられる痛みに、立ち尽くすばかり。
 耐え切れなくなったまおは、声をもらします。
「うっ・・・」
 声と一緒に涙が出そうになり、まおは、ひっしになって声をころします。
 でも。

『泣いた・・・?』

 黒いネコのようすが変わりました。
 痛みが軽くなったまおは、もう一度、黒いネコを見ました。
「ブドウ・・・」
「はぁ?」
 まおは、黒いネコの目を見て、前に、しーつーといっしょに採ったくだものの名前を思い出します。
 当然、何のことだか分からない黒いネコは、首をかしげます。
 黒いネコから、イタイこころは、伝わってこなくなりました。
 まおは、痛みがなくなったことに、ホッとすると、こころに思ったことを、そのまま言いました。
「キレイだね、キミの目・・・」
 まおの言葉に、とまどったのは、黒いネコの方でした。

『何のつもりだ、コイツ』

「ぼくの名前は、まおだよ・・・しーつーが付けてくれたんだ」
 まおは、ブドウ色のひとみを見つめながら、もう一度、自己紹介をしました。
 黒いネコは、まおが言った名前をくり返します。
「しーつーだって?」
「うん、ぼくを育ててくれたひとで、この森のひとたちには、『ヌシさま』って呼ばれてるよ」
 黒いネコは、まおの話をだまって聞いていました。
 まおは、黒いネコに、もう一度聞きます。
「キミは、何て呼ばれてるの?」

『ルル』

 まおは、今、見たこともないひとが、頭に浮かびました。
 そして、そのひとが、優しくほほ笑みかけ、こちらに手をさしのべます。

「るる・・・す・・・ざく・・・?」
 まおは、聞こえてきた名前を、口に出して言いました。
「アイツの名前なんか、言うなっ」
 黒いネコは、急に怒鳴りました。
 まおは、どうして、黒いネコが怒鳴ったのか、わかりません。
 おどろいて黒いネコを見ると、毛を逆立てて怒っています。

『勝手にひとのこころを覗くなっ・・・ずうずうしいヤツめ』
『どうして、オマエみたいなのがいるんだ?!・・・スザクは・・・スザクは、何も分かってなんかくれないのに・・・!』

 まおは、黒いネコがイタイこころを向けてくる理由が、何となく分かったような気がしました。
 さっき見えたひと・・・スザクのことを考えている黒いネコ・・・ルルは、『お使い』に出かける前のまおみたいに、ぎゅーっと、むねがしめつけられるような『想い』で、いっぱいだったのです。
 まおの考えたことが正しければ、ルルは、さびしいから、まおにつらく当たるのです。

 でも、今のまおには、それがわかっても、どうしたらいいのかまでは、わかりませんでした。

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| 猫の森には帰らない。(完結) | 19:00 | コメント:0
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