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『コードギアス・反逆のルルーシュ』非公認ファンブログ。二次創作SS(BL・女体化含)、イラスト、R18アリ。 pixivにて他ジャンルで活動中★

黒猫皇子と白狼騎士

猫の森には帰らない。(その13) | main | チョコとルルコv・その5
チョコとルルコv その6 (完結)
突発バレンタイン企画です。。。

『ちょこっとルルコ。』のスザクとルルコのバレンタイン
雨降って、地固まる、と思いきや・・・?
何はともあれ、バレンタイン編・完結です♪

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『チョコとルルコv』 その6


 バレンタインの次の朝。
 心地良い倦怠感と共に目を覚ましたぼくは、一本の電話で、その気分を壊されることになった。
 ぼくとルルーシュ、順にシャワーを浴びて、テーブルに着くと、ぼくのケータイが鳴る。
 画面に、ユフィの表示を見つけたぼくは、ルルーシュの前ということもあって、少しの緊張感と共に、通話ボタンを押した。
 開口一番、ユフィが言ったことは。
『ごめんなさい・・・スザク。・・・わたくし、箱の中身を間違えてしまいましたの』
「え?」
と、ぼくが聞き返すと、ユフィは、事の詳細を話し始めた。
『スザクとルルーシュには、ミッキーとミニーちゃんのチョコを渡すつもりでしたの。・・・それが、シュナイゼルお兄さまに渡すはずのチョコと入れ代わってしまって・・・本当に、ごめんなさい』
 ぼくは、人騒がせな彼女に、開いた口が塞がらなかった。
 でも、こちらだって、そのチョコを食べてしまったのだから、もうどうにもならないんだ。
 ぼくは、そう思い直すと、ユフィにこう言った。
「ううん、気にしないで・・・ぼくたちも、あれ、って思ったけど、食べてしまったんだ。だから・・・」
『ええぇぇぇぇ?!』
 ぼくのセリフが言い終わる前に、ユフィは、凄い声量で叫んだ。
 当然、その声は、ルルーシュにも届いてしまったらしく、何事か、という視線を向けられる。
 ぼくは、キーンとする頭を振りながら、ユフィに問い掛ける。
「どうしたんだい?・・・そんな大きな声出して」
 すると、ユフィは、恐る恐るという感じで、こう尋ねた。
『・・・もしかして、ルルーシュも、チョコを食べたのかしら?』
「?・・・そうだけど?」
『・・・やっぱり』
 しばらく続いた沈黙に、ユフィが、アルコールを飲んだときのルルーシュを知っているような気がして、ぼくは、ユフィに聞いてみた。
「・・・ルルーシュって、ものすごくお酒に弱いんだね」
『えぇ・・・それで、スザクは・・・』
「・・・カラミ上戸の被害に遭ったよ」
『・・・ごめんなさい』
 かろうじて聞こえるくらいの声でされた謝罪は、ユフィが本当に申し訳なく思っているような気がして、ぼくは、それで終わらせようと思った。
 でも。
「スザクは、すごく優しかったぞ」
『・・・!・・・まぁ!』
 ルルーシュは、何か思うところがあったらしく、わざわざ、ぼくたちの通話に割り込んできた。
「ルルーシュ!」
 ぼくは、ルルーシュに非難の声を上げると、ケータイの向こう側で誤解・・・いや、実際あったことだから、誤解とは言わないかもしれないけど、そっちの想像をしてしまっただろうユフィに、弁解をしようとした。
「ユフィ・・・今のは・・・」
『スザクは、いつでも、誰にでも、すごく優しいですわよ?』
 ぼくの言葉を遮るように、ユフィが言ったセリフは、ルルーシュに聞こえるように言ったのか、大きな声で、それを聞いたルルーシュが、面白くなさそうな顔をする。
 ぼくには、何故、ルルーシュがそんな顔をしたのか、さっぱり分からなかったけど、ルルーシュの顔が見えてないはずのユフィは、何故か、ルルーシュが機嫌を損ねてしまったことが判るみたいに、こう言った。
『抱きしめて、キスの一つでもしてあげれば、ルルーシュの機嫌なんて、すぐに治りますわ』

 そんな単純なモンダイじゃないと思うんだけど・・・。

 ユフィが通話を切る音が聞こえ、ぼくは、途方に暮れた。
 焼いた餅より膨れてしまったルルーシュを、どうやって宥めたらいいのだろう?
「スザク!」
「はいっ」
 きつい調子で呼ばれた名前に、条件反射で返事をしたぼくは、ユフィが言った通り、ルルーシュを抱きしめてしまおうかと思う。
 でも、現実はそうはいかなくて、ルルーシュの射抜くような視線にくぎづけにされたぼくは、そのあと、ムリヤリキスを奪われ、抱き着かれてしまった。
「・・・ホワイトデーは、三倍返しにして貰うからな」
 すねたような声音で言われ、なんだか分からないうちに、どこで覚えてきたか分からない『約束』を取り付けられたぼくは、ルルーシュを抱き返す。

 やっぱり、ぼくは、全然ダメだなぁ・・・。

 ぐりぐりと抱き着いてくるルルーシュの頭を撫でながら、ぼくは、今日が休日であればいいと思った。
 そうしたら、キミのワガママを何でも聞いて、うんと甘やかして上げるのに。

 そして、ぼくに甘えるルルーシュを、かわいいな、と思っていたぼくは、ホワイトデーの『三倍返し』のときに、今のルルーシュを問い質さなかったことを、泣くほど後悔するなどとは、想像も出来なかった。


(チョコとルルコv・おわり)


・・・ホワイトデー編とか、書いてもいいですか?


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