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『コードギアス・反逆のルルーシュ』非公認ファンブログ。二次創作SS(BL・女体化含)、イラスト、R18アリ。 pixivにて他ジャンルで活動中★

黒猫皇子と白狼騎士

猫の森には帰らない。(その14) | main | チョコとルルコv その6 (完結)
猫の森には帰らない。(その13)
久々復活★猫の森。

まおは、どうしても、ルルといっしょに街へ行きたい、としーつーに言います。
しーつーは、まおが、どうして、ルルといっしょに街へ出る決心をしたか、訊ねます。
ルルは、まおは、この森にいるべきだ、と言います。

それぞれの『想い』が交錯して。。。

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猫の森には帰らない。

(その13)

 ルルは、初めて見る『森のヌシ』が、少女のすがたをしていることに、おどろき隠せませんでした。
 確かに、しーつーは、『長毛種』と言うには、あまりに長い毛を持っていましたし、不遜な態度やその口調は、彼女が見た目通りの年齢でないことを窺わせますが、それだけのこと。
 実は、森の外では『森のヌシ』であるネコには、不思議な力が宿っていて、その力で森を護っている・・・という『伝説』がありましたから、それを聞いていたルルとしては、彼女が森のヌシで、何か力を持っているようには、全然、思えなかったのです。
 どちらかといえば、生き物の『こころ』が分かる、というまおの方が、不思議な力を持っているようでもありました。
 ルルは、まおの方を向きます。

 コイツが、本当に、森のヌシなのか・・・?

 ルルが、そう思うと、その言葉を聞いたまおは、素直に答えます。
「うん。みんなには、『ヌシさま』って呼ばれてるよ」
 ルルは、まおの言葉にうなずくと、しーつーに言いました。
「まおは、この森を出て、オレが住んでいた街へ行きたい、と言っていた。・・・オレは、この森以外の場所へまおを行かせるのは、危険だと思っている。しーつー、オマエは、どう思うんだ?」
 ルルは、単刀直入に、まおのことをしーつーに訊ねました。
 そして、しーつーが自分と同じ意見なら、まおを足止めしてくれるように言うつもりでした。
 でも、まおが、それをなっとくするはずがありません。
「だから、大丈夫だって、言ってるじゃないか~。ぼくは、ルルといっしょに街へ行くんだ。・・・いいよね?しーつー」
 ルルは、まおの決意の固さに、閉口します。
 すると、しーつーは、まおに訊きました。
「オマエは、どうして、そんなことを言い出したんだ・・・?」
 まおは、さっきあったことを、しーつーに説明しました。
 ルルの飼い主であるスザクに、ルル以外の大事なひとができたこと。
 ルルは、自分がもうスザクに必要とされなくなるのが怖くなって、逃げ出してきたこと。
 そして、まおは、ルルがスザクに嫌われてないことを証明するために、街へ行く決心をしたこと。
 途中、ルルが説明の不足をおぎなって、まおがしーつーに言ったのは、これだけのこと。
 しーつーは、しばらくはだまってまおの話を聞いていましたが、まおの説明が終わると、ルルにこう言いました。
「そうだな・・・それは、ルル、オマエの問題だから、オマエが自分で解決するべきだな」
 淡々とした口調に、ルルは、ちょっとカチンと来ましたが、しーつーが言ってることももっともなので、だまりこみます。
 でも、まおには、しーつーの言い方がキツイような気がしたようです。
「そんなこと言っても、ルルだって怖いことあるよ・・・だから、ぼくがそばにいれば、きっと・・・」
「まお」
 しーつーは、まおの言葉をさえぎります。
 ルルは、そのようすを、だまって見守ってしました。
 このまま行けば、しーつーは、まおが森を出ることを反対してくれるでしょう。
 そうすれば、まおも、あきらめて、ここにとどまることになるでしょうし、傷つくこともなくなります。
 でも、そうなったた、ルルは、ひとりで森から帰ることになるのです。
 ルルは、どっちが、自分の『本当の望み』なのか、判らなくなってきました。

 いや、もう充分だ・・・まおは、オレのために泣いてくれた・・・本当は怖いはずなのに、いっしょに来てくれるって言ってくれた・・・これ以上、オレは、まおに何を望む?

「ルルのウソツキ!」
 ルルは、突然、まおが叫んだことにおどろき、思考を止めます。
 まおを見ると、まおは、また泣き出していました。
「ルルは、自分にまで、ウソをつこうとしてる・・・ホントは、スザクの気持ちを知りたいくせに・・・ホントは、ひとりじゃ怖いくせに・・・ムリしてガマンして・・・そんなんじゃ、ルルの気持ちなんか、だれも分かっちゃくれないよっ」
「・・・まお、今、私は、ルルと話をしているんだ・・・落ちつくまで、そちらで休んでいなさい」
 しゃくりあげ始めたまおに、しーつーは、そうさとします。
 まおは、ツン、と鼻をすすると、不服そうな顔をして、話題から外れました。
 ルルが見たところ、まおは、少々、聞かない子のイメージがありましたが、しーつーの言うことは、ちゃんと聞くようです。
 ルルは、そっとため息を落とすと、少しはなれたところに座ったまおを、ちら、と見ました。
 まおは、ルルのウソを許さないような強いまなざしで、こちらを見てきます。
 どちらにしろ、ルルは、もう少し、しーつーと話す必要がありました。

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