FC2ブログ
『コードギアス・反逆のルルーシュ』非公認ファンブログ。二次創作SS(BL・女体化含)、イラスト、R18アリ。 pixivにて他ジャンルで活動中★

黒猫皇子と白狼騎士

Masquerade on Whiteday (その2) | main | 猫の森には帰らない。(その18)
Masquerade on Whiteday (その1)
突発企画★ホワイトデー・ルルコv

ご好評(?)につき、『ちょこっとルルコ』のスザク&ルルコに
再登場していただきました・・・!

ルルコ語りのR-18ですので、中学生や高校生のお嬢さま方は
バックプリーズにてお願いします・・・ごふん!

それでは、大人なアナタは、続きを読むをクリックしてくださいませv


-----------------------------------------------------

Masquerade on Whiteday (1)

 ホワイトデーといえば、バレンタインデーのお返しをする日だ。
 少なくとも、日本が、ブリタニアに吸収されるまでは、そうだったと聞いている。
 そして、その『お返し』とやらは、三倍返しでもらえるらしい、ということも調査済みだった。
 あれは、オレが、スザクと恋人同士になれて、初めてのバレンタインデー。
 些細なことから、ケンカみたいになってしまったが、お互い気持ちを確かめ合ったあとの時間は、優しく甘く流れ、オレとスザクは、何度も互いの体温を分け合った。
 スザクに取って、オレと身体を重ね合うことが、単なる欲望の解消などではなく、身も心も満たされることだって知ったときは、天にも昇る気持ちだったことは、記憶に新しい話だ。
 雨降って地固まるとは、正に、このことであろう。
 そんなわけで、オレは、お互いに与え合った愛を、三倍にして返し合える今日という日を、心待ちにしていた。
 学年末考査も終わり、(オレが勉強を教えたおかげで)無事、高等三年に進級出来ることになったスザクは、今日は、軍の仕事も早く終わる、と言っていた。 オレは、家で二人分の夕食とサクラケーキ(もちろん、オレの手作りだ)を用意して、スザクの帰りを待っていた。
 しかし、約束の時間になっても、スザクは帰って来ない。
 多少、おおざっぱなところがあったり、抜けているところがあったりするスザクだが、要所は押さえるヤツだし、約束は守る男だ。
 しかし、誰かに足止めされていたり、途中で何かのアクシデントに遭っていたりしたら、時間に遅れることもあるかもしれない。
 オレは、心配と不安にそわそわしながら、キッチンと和室の間を行ったり来たりしていた。
 と、その時。

 ピンポーン♪

 ドアのチャイムが、軽快な音を鳴らした。
 その音に、一瞬、スザクが帰って来たか、と思ったオレは、すぐに違うことに気が付き、首を横に振った。
 スザクなら、自分の家のチャイムを鳴らしはしない。
 そのまま、ドアを開けて入って来るはずた。
 となれば、来客か、宅配便か。
 まさか、夕方を狙って来る強盗じゃないだろうな。
 今は、主人が留守とはいえ、仮にも軍人の家に強盗に入るバカはいないだろう。

 ・・・待てよ?

 そこまで考えたところで、オレは、自分の考えに、はた、と気が付いた。

『主人』だなんて・・・!

 いや、今のは、スザクが、この家の持ち主だから、主人なわけであって、決して、オレの主人というわけじゃ・・・そりゃ、時が来れば、いずれはそうしてもらうつもりだから、問題ないわけだけど・・・。

 実のところ、スザクは承知しなかったが、この家にオレが来たころ、オレは、メイドのまね事をしていたことがある。
 スザクと過ごした幼いころの想い出と、スザクのお嫁さんになる夢を、どうしても捨てられなかったオレは、スザクにその時の記憶がないことを知ったとき、半ば強引に、その役を買って出たのだ。
 どんな形でもいい、スザクの食事を作り、スザクの着る物を用意し、スザクの側に居て、スザクの役に立ちたかったから・・・。
 それに、メイドなら、スザクのことを『主人』とか・・・『ご主人さま』と呼べるだろう?
 だが、オレのひそかな野望は、オレをこの家に連れて来てくれたユフィが帰って三分後に、もろくも崩れ去ってしまった。
 だいたい、スザクのヤツと来たら、何なんだ?
 男のロマンであるはずの裸エプロンは、全力で拒否しようとするし、『ご主人さま』なんて呼んだ日には、君とぼくは、友だちなんだから、ちゃんと名前で呼んで欲しい、などと言ったんだぞ?
 揚げ句の果てには、君に家事をさせるために、この家で預かったんじゃない、とか言い出して、自分の方が忙しいくせに、家事を分担しよう、とか言ったんだ。
 その結果、することが無くなりかけたオレは、ヒステリーで、おかしくなるところだった。
 料理だって洗濯だって掃除だって、この日のためにがんばってきたオレの方が、手際良くこなせれるのだから、任せてくれればいいんだ。
 それが、オレの楽しみでもあるのだから。

 もとい。
 チャイムを鳴らした相手を確かめようと、玄関へ向かったオレは、扉の向こうから、懐かしい声を聞いた。
『お姉さま?・・・スザクさん?・・・どなたか、いらっしゃいませんか?』
 鈴の音のように可愛らしい声は、たった数ヶ月会わなかっただけなのに、懐かしい気持ちを起こさせる。 オレは、その声の持ち主、愛する妹の名前を呼んだ。
「ナナリー!!」
 急いでドアを開けると、茶色いふわふわの髪を腰まで伸ばし、ピンクパープルのチュニックワンピースに、ロング丈の柄入りスパッツを穿いたナナリーが、天使の微笑みを浮かべる。
「お久しぶりです、お姉さまv 春休みを長くいただけましたので、遊びに来てしまいました」
 テヘ、と笑みを悪戯っぽいものに変えたナナリーは、スザクが居ないことを知ると、少しだけ残念そうな顔をする。
 そして、何かに気付いたかのように、気になさらないで、と手を振った。
 恐らく、スザクの恋人であるオレに、気を使ってくれたのだろう。
 よく出来た妹だと、オレは思った。
 オレは、立ち話も何だから、と、ナナリーを家の中へ上がらせようとしたが、ナナリーは、それを辞退しようとした。
「うぅん、ちょっと、ごあいさつに寄っただけですから・・・」
 と、ナナリーが言ったところで、可愛い音が聞こえて来た。
 途端に、ナナリーの顔が、真っ赤に染まる。
「・・・・・・ごめんなさい。機内食、私の苦手なものばかりだったの」
 オレは、皇女でありながら、まるで、一般向けの旅客機にでも乗って来たようなナナリーの言い訳に、少しだけ首を傾げると、ナナリーをダイニングへ案内する。
 今度は、嫌とは言わせなかった。
 幸い、というか、夕食の用意は出来ているし、スザクが、お腹を空かしているだろうことも考えて、少し多めに作っているから、ナナリーが加わったとしても、足りないということはないだろう。
 ナナリーは、おじゃまします、と頭を下げると、テーブルに着いた。

 ・・・邪魔なんかじゃないよ、ナナリー、オマエなら・・・。

 オレは、予定は狂ってしまったものの、ナナリーと久しぶりに過ごす時間に、胸を弾ませながら、予備の茶碗を軽く濯いでゴハンを盛った。
 そして、オレたちがテーブルにつくと、すぐにスザクが帰って来た。

インデックスへその2へ
拍手する
| Masquerade | 10:00 | コメント:0
コメント
コメントする














管理者にだけ表示を許可する

| ホーム |

Profile
pixiv

pixiv

What's New
Manu
Search

Counter

Link

お世話になってます♪

ギアスサーチバナー
GEASS SEARCH 様

ギアスSSサーチバナー
ギアスSSサーチ様


スザルル同盟様はサイト閉鎖されました   ロロ同盟バナー
スザルル同盟様  ロロ同盟様

Link 2
Comment
Mail Form

↓お問い合わせは、コチラで↓

名前:
メール:
件名:
本文:

QR CODE

QR

ケータイからもご覧いただけます♪