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『コードギアス・反逆のルルーシュ』非公認ファンブログ。二次創作SS(BL・女体化含)、イラスト、R18アリ。 pixivにて他ジャンルで活動中★

黒猫皇子と白狼騎士

私設・ルル様親衛隊 | main | ルルコ・注意報! その12
ルルコ・注意報! その13
『男女逆転祭』のあと、めでたく(?)『恋人同士』になったスザクとルル。
爆弾テロに巻き込まれた二人。
スザクは、『ゼロ』の正体を知らないまま、共同戦線を張ることに。
カレンは、スザクに拘る『ゼロ』に疑問符を浮かべます。
どうなる?『初デート』!

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ルルコ・注意報! その13(2006.12.12)


 カレンたちが、テイトモールの前にある広場へ来ると、もうゼロは、その場所で待っていました。
 そして、手短に状況を話します。
 仕掛けられた爆弾は、13個。
 それぞれ、フロアに仕掛けた人物が、好きな場所に仕掛けたため、正確な場所は、特定出来ませんが、いずれも片手で持てるくらいのサイズで、クラフト段ボールに入っているとのこと。
 手分けして探せば、回収出来ないことはありません。
 しかし、問題は、解除の仕方。
 13個の爆弾は、解除する順番が決まっており、その通りに解除しないと、13個とも同時に爆発するのだとか。
 カレンは、予想される最悪の事態を浮かべ、青ざめます。
「・・・それで、その順番は?」
 そこまで調べが付いているのなら、ゼロは、解除の順番も知っているかもしれません。
 そう思って、カレンが訊ねると、ゼロは言いました。
「まず、7階に設置された爆弾を解除する。その後、1階、10階、8階、6階と解除し、残りの8個は、同時に解除しなければならない」
 カレンは、周りを見渡しました。
 今日、ここに集合出来たメンバーは、カレンを含め、6人。
 ゼロを含めても7人にしかなりません。
「じゃあ、残りの一人は・・・」
 その場に居る、全員が息を呑みました。
「その役目、ぼくに任せてもらえないかな?」
 突然、入り込んだ声に、その場に居た者全員が、声の主に注目しました。
「・・・枢木・・スザク・・・!」
 扇が、声の主の名を呼びました。

 カレンも、息を呑みます。
「・・・何故、オマエが、ここに居る?!!」
 ゼロが、いつになく厳しい声を発していました。
 その隙に、カレンは、帽子を目深に被り直します。
 例え、学園では、大人しいフリをしているとはいえ、同じ顔。
 よく見られてしまったら、スザクに、自分が『黒の騎士団』の一員であることが、バレてしまうかもしれないからです。
 幸い、スザクは、カレンの方を注視していなかったらしく、ゼロと会話を始めていました。
「一緒に来てた子とはぐれて、探していたら、爆弾の話を聞いたんだ・・・軍が到着するまで待っていたら、間に合わないかもしれないから、ぼくが爆弾を解除することになったんだけど・・・」
「バカかっ! オマエはっ!!」
 ゼロは、どこか不機嫌な様子でした。
 とはいっても、彼は、いつもフルフェイスメットの『仮面』を着けていましたし、その下にある表情を、カレンが読み取れるはずもないのですが、カレンは、何となく、彼が怒っていることが判りました。
 いつも、低く落ち着いた様子の声が、更に低く、そして、叫ぶように発せられるのです。
 そして、その言葉は、どこか感情的でもありました。
「そうやって、いつまで、軍に利用され続けるつもりだ?! 軍がオマエに何をしたのか、忘れたのか?!」
 もしかしたら、これほど激昂したゼロの声を聞くのは、初めてかもしれません。
 いいえ、違います。

 確か、あれは、無実の罪で搬送されるスザクを、救出したあとのことでした。
 二人きりで、何かを話していた、ゼロとスザク。
 会話の全てを聞いたわけではありませんが、あのときも、ゼロは、ブリタニア軍を非難し、スザクを仲間に引き入れたがっている様子でした。
 スザクもそれを思い出したのでしょう、彼は、ゼロにこう言います。
「・・・前も、そんなこと言われたね。・・・でも、それが、ぼくのやり方だから・・・」
 ゼロが、押し黙ります。

 どうして、ゼロは、これほどまでに、スザクに拘るのでしょう?

 その謎に答えてくれる人は、ここには居ませんでした。

 傍らで見ていたカレンは、これ以上の問答は、時間のロスだと思い、ゼロに言いました。
「最後の一人、彼になら、任せられると思う」
 カレンは、プライドを捨て、『名誉ブリタニア人』になった人たちのことは、好きではありませんでしたが、スザクのことは、信じてもいい、と思いました。
 この危険な作業を、『黒の騎士団』に敵対しているブリタニア軍に所属する彼が、丸腰で引き受けてくれたのです、それ相応の『覚悟』が必要なはずです。
 一歩間違えば、殺されてしまうのかもしれないのですから。
 それを、スザクは、やってくれたのです。
 だから、こちらも、彼の勇気に応えるべきです。
 カレンは、ゼロの言葉を待ちます。
 ゼロは、イライラしてるような空気を纏い、そして、それを打ち払うように手を上げると、こう言いました。
「いいだろう。命が惜しくないのなら、ついて来るがいい!」
 すると、スザクは、この非常時にありながら、相好をほころばせると、こう言いました。
「・・・死なないよ。・・・護りたいものがあるから」
 カレンは、黙ったまま、スザクの顔を見ていました。

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| ルルコ・注意報!(完結) | 16:13 | コメント:0
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