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『コードギアス・反逆のルルーシュ』非公認ファンブログ。二次創作SS(BL・女体化含)、イラスト、R18アリ。 pixivにて他ジャンルで活動中★

黒猫皇子と白狼騎士

『Masquerade on Whiteday』・インデックス | main | Masquerade on Whiteday (その4)
Masquerade on Whiteday(その5・完結)
突発企画★ホワイトデー・ルルコv

ご好評(?)につき、『ちょこっとルルコ』のスザク&ルルコに
再登場していただきました・・・!

ルルコ語りのR-18ですので、中学生や高校生のお嬢さま方は
バックプリーズにてお願いします・・・ごふん!

それでは、大人なアナタは、続きを読むをクリックしてくださいませv

・・・・・・無事(?)完結です

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Masquerade on Whiteday (5) (完結)


 目を覚ますと、そこはオレのベッドの上で、オレは、きちんとパジャマに着替えさせられた状態で、ベッドの上に横たえられていた。
 未だ、ぼうっとする頭で起き上がり、辺りを見ると、ドアが開いて、スザクが中に入ってくる。
 スザクは、オレと目が合うと、すまなさそうに首をすくめ、両手に持っていたトレイを机の上に置いた。
「ごめん!」
 今日、何度目の『ごめん』だろうか?
 オレは、そんなことを考えながら、また、ろくでもないことで、スザクが悪いことをした、と思っているんじゃないか、と思った。
「えっと・・・ルルーシュ、疲れてるはずなのに、ガマン出来なくなって・・・そのっ・・・気絶するなんて、思ってなかったんだ・・・だから」
 スザクは、オレが黙っていることで不安を覚えたのか、懸命に言い訳を始める。
 全く。
 オレは、そんなスザクを腹立たしく思いながらも、好きだと思う自分に呆れはじめていた。
 ともあれ、こうしょっちゅう、こんな風にされたら、オレだって敵わない。
 オレは、スザクを黙らせるべく、口を開いた。
「さっきは、オレが欲しいって言ったんだ・・・スザクが気にすることじゃない」
 スザクは、それでも納得がいかないらしく、でも、と言いかけたが、オレは、それすらも許さなかった。
「じゃあ、今度は、お詫びに何をするつもりなんだ・・・? そんなことばっか言ってると、またいいように利用されるぞ?」
 スザクは、はっと気付いたかのように、表情を変え、しょんぼりし始める。
 オレは、やれやれ、とため息を落とすと、スザクに言った。
「・・・だいたい、オマエばっか謝られたら、オレが、悪いと思ってても謝れないじゃないか・・・このバカスザクっ」
「・・・ルルーシュ?」
 本当に。
 スザクは、物事が上手くいかないのは、全部、自分が悪いせいだなどと思っているのだろうか?
 オレは・・・オレは、ただ、オマエに八つ当たりをしていただけで・・・スザクは、そんなオレに、怒ればよかったんだ。
 オレは、胸の中に込み上げる『不満』を、上手く言葉にすることが出来ず、ただ、こう言った。
「・・・悪かった」
 すると、スザクが、何がなんだか分からないような顔をする。
 今度は、オレがオレの釈明をする番だった。


「・・・そっか・・・」
 スザクは、オレが、過去の記憶がないことにこだわり続けるスザクに怒ったことを知ると、それだけを呟いた。
 ここで、またスザクが謝ってしまったら、オレは、また腹を立てなければならないのだが、幸い、そういうことはなかった。
 一応、それだけは分かってくれたのだろう。
 オレは、ここへ来てから、過去の記憶など、何の役にも立たないことを、嫌というほど思い知らされた。
 それは、スザクが記憶を失くしてからのことを、オレは全然知らなかったわけだし、知ろうともしていなかったから、昔の、ちょっと強引で個人的で、そのくせ感情面ではすごく優しくて、明るくて物怖じしないスザクのつもりで接していたからだ。
 だから、スザクの変わってしまった部分を見るたびに苛立ち、スザクの変わっていない部分を見ると、想いを募らせることになっていた。
 だが、スザクの中で、ユフィの存在が一番大きい位置を占めていることを知ったとき、オレは、自分の考えを改めなければならなかった。
 今の・・・記憶を失くしてから、懸命に生きてきたスザクを受け入れられなかったら、オレ自身、スザクに認めてもらえるはずがないのだ。
 確かに、いっしょに過ごした日々のことを、忘れられてしまったのは、哀しかったし、つらかった。
 しかし、スザクだって、記憶を失くしたことで、いろいろとつらい思いをしてきたようだったし、それでスザクを責めるいわれは、オレにはない。
 それに、スザクの中から消えた記憶が、つらい記憶・・・父親の死に関する記憶も含むものだとしたら、それは、思い出さない方がいいだろう。
 オレは、スザクと新しく思い出を作っていけばいい。
 いろいろと考えて、やっと、そう思えるようになったんだ。
「そうだ・・・だから、オマエは、もっと自分の思ったように行動すればいいんだ・・・」
 オレがそう言うと、スザクは、うん、そうだね、と言って笑った。


 それから、朝になるまで、オレたちは、同じベッドの上で身を寄せ合っていた。
 スザクの体温は、とても温かく、オレは、何度かうとうとしていたが、スザクは、オレに腕枕をしたまま、ずっとオレの髪や頭を撫でていた。
「・・・ね、ルルーシュ」
 スザクが、オレの名を呼び、オレは、まどろみの中で、それに返事をした。
「・・・ん・・・・・・」
「もし・・・もしも・・・記憶が戻ったら、今までのぼくは、どこへ・・・・・」
 それは、夢の中で聞いた言葉だったのか、それとも、本当にスザクが言ったことなのか、そのときのオレには、判断が出来なかった。
 ただ一つ言えることは、オレは、何度スザクに逢っても、またオマエを好きになるだろう、ということだけで。
 それを口にしようとすると、オレの意識は、深くて心地よい闇に引きずり込まれてしまった。

 願わくば、この時間が、もう少しだけ続いてくれんことを。


(Happy End ?)

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【あとがきという名の言い訳w】

実は、このシリーズ、2~3月のギアスターボに委託したいな~と思って
考えていたお話が元でした。。。
でも、そのとき描いていたハ○レンのゲスト原稿が、なかなか進まず
結局、ブログupのみになってしまったのでした・・・無念★
でも、こちらを中心にしたおかげか、ストーリーもえちも濃いお話になり
読み応えのあるものになったのではないかと・・・。
プレイ的には、ちょっと書けなかったネタがあったのですが(ぇ
その辺は、次回にチャレンジしたいと思います・・・v


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| Masquerade | 10:00 | コメント:0
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