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『コードギアス・反逆のルルーシュ』非公認ファンブログ。二次創作SS(BL・女体化含)、イラスト、R18アリ。 pixivにて他ジャンルで活動中★

黒猫皇子と白狼騎士

「キミのコト、イチバン好きは、ボクなのに」(前編) | main | 『Masquerade on Whiteday』・インデックス
はっぴーな午後♪
突然★ルルロロ小話。
(試写会行ってないので、ロロの性格・一人称は某錬金術兄弟の弟参考です)
コンビニで見るプリンのネタ・・・ロロたん、ルルに遊ばれてます(笑)。
そんなワケで、腹黒ロロを期待した方は、ごめんなさいw

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『はっぴーな午後♪』


 とある昼下がり。
 アッシュフォード学園のクラブハウスでは、ルルーシュとその弟・ロロが、コンビニの袋を前にお話をしていました。
 ルルは、大きなコンビニの袋をテーブルに置くと、こう言います。
「ロー○ンで、プリンを買ってきたぞ。ロロ、オマエもどうだ?」
 慕っている兄からの誘いに、ロロが断わりを入れるはずはないのですが、ロロには、気になることがありました。
 それというのも。
「・・・て、兄さん、どうして二人で食べるのに、こんなに袋が大きいの?」
 そう。
 ルルがテーブルに置いたのは、お弁当やお菓子を入れるような袋ではなく、コンビニで野菜や日用品まで購入するような人たちが使う袋。
 しかも、中に入っているのは、大きくて大量のプリンだけでした。
 いくら二人が、育ち盛りの高校生だからって、デザートばかりをこんな大量に買って、どうするつもりなのでしょう?
 ルルは、疑問符を浮かべる弟に、こう言います。
「実はな・・・期間限定で、何度も出ている特大サイズのハッ○ープリンが、今回は、運試しプリンとしてパッケージがリニューアルしたんだ」
 ルルに言われて、ロロがプリンのパッケージを調べると、なるほど、確かに『運試し』という文字が印刷されておりました。
 そして、容器の底面には、ひとつだけ付いているはずの棒が、四つになっています。
「兄さん、ひょっとして、この棒が・・・?」
 ロロは、ルルに、自分が見つけた棒についての確認を取りました。
「そう。四つあるプッチン棒のうちの一つだけが、本当にプリンを下へ落とすことが出来る。確率は25パーといったところか」
 得意気に説明を始める兄に、ロロは、嫌な予感を覚えます。
「ま、まさか、兄さん・・・」
 察しのいい弟に、ご満悦のルル様、フフフと笑みを浮かべて、こう言いました。
「一度でプリンを下へ落とせれば、はっぴー。そうでなければ、やり直しだな」
 ロロは、頭を抱えたくなりました。
 だって、それじゃあ。
「何度も、やり直してたら、運試しって言わないんじゃ・・・」
 言いかけたロロに、ルルは、目を剥きます。
「何を言う!『運』とは自らの手で勝ち取るものだっ!!」
 ・・・だったら、こんなところでプリンなんか食べてないで、もう少し生産的なことでもすればいいと思う・・・。
 ロロは、そう思いましたが、口には出しませんでした。
 何故なら、この『ぬるま湯』のような学園生活で、ルルが楽しめることといえば、賭けチェスか、こういう買い物くらい・・・頭がいいルルにとっては、学校の勉強なんて、出題範囲さえ分かれば、すぐにでも解答を弾き出せてしまうのです。
 ロロは、つまらなさそうな顔をして、日常を過ごす兄を、ずっと見てきましたから、こんなに楽しそう(?)な兄を見ると、どうしても付き合わずにはいられません。
「ほら、ロロ、オマエもぐずぐず言ってないで、準備しろっ」
「はぁ~い」
 でも、何となくこの先が読めてしまったロロは、生返事をしながら、プリンを乗せるお皿とスプーンを取りに行くのでした。。。


 さて。
 お皿の上に、プリンを乗せたルルは、鼻歌すら出そうな上機嫌で、プッチン棒を折ります。
 ぷち
 と、可愛らしい音が鳴ったかどうかは、別として。。。
「・・・・・・次っ!」
 しばしの沈黙ののちに、次を要求する声は、ルルが、最初の一本で、プリンを落とせなかったことを物語っていました。
 ロロは、やっぱり、と思いながらも、黙って次のプリンを差し出します。
「はい、兄さん」
 ルルは、もう一度、プリンのプッチン棒を折りました。
 すると・・・。
「~~~~よし、次だっ!!」
 ロロには、この展開が、読めていたような気がしました。
 そもそも。
「・・・こんな四分の一の確率なんかに、保険をかけること自体、気持ちが負けてるって思わないのかなぁ・・・」
 ロロは、口の中で、そう呟きながら、だんだんと気分が下降していくルルに、フタを開けたプリンをお皿の上に乗せて渡しました。
 そして、そのプリンも、ダメ、その次のプリンも・・・。
 そんなこんなで、テーブルの上には、プリン容器が伏せられたお皿が、いくつも並べられました。
「これがダメなら・・・」
 ルルは、最後の一つを前に、暗い笑みを浮かべます。
 ロロは、何だか可哀そうなくらいに躍起になっている兄に、こう言います。
「落ち着いて、兄さん。・・・別に、プリンが一回で落とせなくたって、どうなるってワケじゃないんだから・・・」
「・・・ロロ、オマエは黙ってろ」
 ダメだ、これは。
 と、ロロは、思いました。
 でも、テーブルの上に並べられた、フタを開け、お皿の上に伏せられたままのプリンたちを見ると、もうあとには引けないのでしょう。
 ここで諦めたら、何のために、今までのプリンを放置してきたのかが、分からなくなるのです。
 ロロは、祈るような気持ちで、ルルを見守りました。
「・・・よし、コレにするぞ!!」
 ルルは、最後の1個、それこそ何分もかけて選んだプッチン棒を、慎重に折ります。
 ぷち
 ぽよんっ
「・・・やった!!」
「兄さん!!」
 お皿の上に、見事に落ちたプリン。
 ルルがそっと容器を上げると、それは、黄金色の光を放って、二人の兄弟の前に、姿を現しました。
「・・・よかったね、兄さん」
「あぁ、オマエのおかげだ、ロロ」
 感動に、涙すら浮かべる兄弟。
 そして、ルルが、容器を完全に外し、テーブルの上に置こうとした瞬間・・・。
 にゃーっ
「わっ アーサー! いきなり、来ないでよ」
「ぅわぁぁぁぁぁっ!!!」
 大きなプリンは、無残にも、アーサーの前足の下敷きになっていました。。。
 ロロは、あんなに必死だったルルの姿を思うと、かける言葉も見つかりません。
 それでも。
「兄さん・・・?」
 恐る恐る声をかけると、ルルは、笑っていました。
 いえ、これは、危険な笑い。
 ロロは、目にしたことはありませんでしたが、ルルは、時々、あまりに追い詰められると、高らかに笑ってしまうというアブナイ性癖を持っているのです。
「フフフフフ・・・」
 ロロも、嫌な予感を覚え、一歩後ずさります。
「フフフフフ・・・」
 こうなってしまえば、三十六計、逃げるにしかず、ロロは、なるべくルルに気付かれないように、ダイニングを出ようとしました。
 しかし。
「ロロ、一緒に食べるって言ったよなぁ?」
「兄さん・・・!!」
 いえ、ロロは、うん、とは頷いたかもしれませんが、一度も、一緒に食べるだなんて言ってなかったはずなのですが。。。
「どうして、そんな扉の近くにいるんだ?」
 今のルルには、その理屈は通らないようです。
「え、えっと・・・その・・・っ」
 ロロは、しどろもどろになりながら、ここを去る言い訳を考えます。
「アーサーが汚れちゃったから、洗ってあげようかなって」
「アーサーなら、そこで、毛づくろいしてるぞ?」
 大した言い訳は、思いつきませんでした。
 そして。
「オマエだけ逃げようだなんて、そうは行かないからな。そこのプリン、全部胃袋の中に収めてもらうぞ!! ハーハハハハハッ」
 ルルの最後通告により、ロロの運命は、決まってしまったのです。


 それから。
 ルルが買ってきたプリンは、全部で13個。
 どうやら、ルルは、店頭に並んでいたプリンを全部買い占めてきたようなのですが、二人で分けても6個ずつもある特大プリンを食べるとなると、かなりキツイものがあります。
 案の上、3つめくらいから、食べるペースが落ちてきた二人。
 ルルは、どちらかといえば少食な方でしたから、好きな食べ物でも、限界が来るのが早いようでした。
「・・・こんなとき、スザクが居てくれたら・・・いや、アイツは、敵・・・倒すべき敵なんだ・・・」
 自分の世界に浸り始めるルルに、ロロは、天井を見上げます。
 そして、諦めたように、ルルに言いました。
「・・・分かったよ、兄さん。ぼくが、そのスザクさんの分まで食べてあげるから・・・」
「そうかっ? すまないな、ロロ」
 途端に、表情を明るくする兄に、ロロは、こっそりため息を落とします。
 時折、ルルの口から出る、『スザク』という名前。
 ブリタニアの人間なら、知らない人は居ません・・・故ユーフェミア皇女の専任騎士にして、ナンバーズ初のナイト・オブ・ラウンズ。
 その名前を口にするとき、ルルの顔が、何とも言えなく切なそうな辛そうな笑みをたたえることを・・・。
 おそらく、彼らの間には、何かがあったのでしょうが、ルルは、ロロにそれを語ろうとはしませんでしたし、ロロもまた、そんな兄の顔を見たくなかったので、深く追求することはしませんでした。
 でも。
「ぼくってさ・・・ソンな役回りだよね・・・」
 少しくらいは、こっちを見てくれてもいいのに。
 ロロは、ルルが、思い込んだら一直線なのを知っていながら、そう思わずには居られませんでした。
 何故なら。
でもさ・・・兄さんの何気ない言葉が、ぼくを惹き付けてやまないんだ
 ロロは、ルルに聞こえないよう、声を小さくして、そこまで呟くと、残りのプリンを平らげ始めます。
 でも。
「・・・食べ終わったら、アーサーのシャンプーは、ぼくがやっておくね♪」
 イチバンのとばっちりは、きっと、絶妙のタイミングでダイニングに入ってきたネコに降りかかるのは、間違いようのない事実でした☆

(・・・何か、つまんないよう☆)

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| ロロたんのお部屋v | 23:00 | コメント:2
コメント
>ぽんぽんさま♪
初コメント、ありがとうございますv
ウケていただけましたか?
ゲームのロロについては、アヤシゲな存在・・・という感じでしたが、こちらは、イキオイで書いてしまったので、ギャップに笑ってやってくださいf^_^;
悪ノリルル様は、自分でも気に入ってたりします(^∇^)
2008.04.03 Thu 07:18 | URL | なぎーの。(管理人)
ぶふー!!深夜に爆笑しました(注:心の中で)
久々黒ルルものが読めて嬉しかったです。ロロ・・・ゲームやってる身として複雑ですが、ギャグ特有の上手い役回りがより一層面白い♪
2008.04.03 Thu 01:45 | URL | ぽんぽん
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