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『コードギアス・反逆のルルーシュ』非公認ファンブログ。二次創作SS(BL・女体化含)、イラスト、R18アリ。 pixivにて他ジャンルで活動中★

黒猫皇子と白狼騎士

「キミのコト、イチバン好きは、ボクなのに」(後編) | main | 「キミのコト、イチバン好きは、ボクなのに」(前編)
「キミのコト、イチバン好きは、ボクなのに」(中編)
SNSサイトの日記で、足あと1万Hitを獲得された
しのさまからのリクエストです。

スザルルで、スザク嫉妬話。

ルルに話しかけるも、何だか上手く行かないスザク。
自分で振った話題に、イライラしてしまいます。


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「キミのコト、イチバン好きは、ボクなのに」 (中編)


 ある日の午後。
 ミレイ会長は、ボクとルルーシュに、一緒に買い物へ出かけるように言った。
 何でも、次の生徒会主催の行事・・・といっても、お祭り好きのミレイ会長が、ムリヤリ入れた行事なんだけど・・・に使う道具の買出しらしい。
 理由はともかく、ボクは、ルルーシュと一緒に居られることが、とても嬉しかった。
 だって、近頃のルルーシュは、あまり学校に来ることもなく、よくクラブハウスからも姿を消しているみたいだったから。
 ボクが、軍の仕事がなくて、学校に行けたとしても、必ずルルーシュに逢えるというわけではない。
 だから、ボクは、こんな些細なことでも、ルルーシュと一緒に過ごせることが嬉しかったんだ。
 でも、ルルーシュは、あまり気が進まなかったらしく、無表情で、ミレイ会長に頼まれたものを、買い物かごへ入れていた。
「・・・よし、あとは、これだけだな。・・・スザク?」
 ルルーシュは、最後の品物をかごに入れると、ボクの名前を呼んだ。
 荷物を持ちながら、じっとルルーシュのことを見つめていた視線に気付いたみたいだった。
 ボクは、何、とルルーシュに向かって微笑むと、ルルーシュは、少し考えるような素振りを見せると、こう言った。
「どうした?・・・さっきから、ぼうっとして・・・疲れてるのか?」
 ルルーシュというのは、時々、ドキッとするくらい、こちらのことをよく見てる気がする。
 いつもなら、知らん顔のはずのキミが、ボクのことを気にかけてくれたのが嬉しくて、ボクは、こう言った。
「ううん、大丈夫・・・でも、久しぶりだよね、こうやって二人きりで買い物に行くのって」
「そうか?・・・あぁ、前に一緒だったときは、途中からカレンも一緒になったんだったな」
 ボクは、ルルーシュが言ったことを思い出し、その続きを口にする。
「そうそう、銀行に行ってるカレンと合流して」
「銀行強盗が入ってきたな」
 ルルーシュは、そのときのことを、正確に覚えているみたいだった。
 ボクだって、その事件については、記憶に新しい。
「ルルーシュってば、銀行強盗にまで、挑発するから、ヒヤヒヤしたよ」
 ボクがそう言うと、ルルーシュも、負けてはいなかった。
「そのワリには、絶妙のタイミングで、強盗に飛びかかっていたようだったが?」
「ルルーシュが、強盗の注意を引き付けてくれたからね」
 ボクがそう言うと、ルルーシュは、面白くなさそうな顔をして、こう言った。
「・・・オマエのそういうところが・・・」
「え?」
 最後の方がよく聞こえなかったボクは、聞き返したけど、ルルーシュは、首を横に振り、答えてはくれなかった。
 そうこうしているうちに、レジの前に着いたボクたちは、レジ係の人が、会計をしているところを、黙って見守った。
「一万五千六百円です」
 レジ係の人が、高めの声でそう言い、ルルーシュが、生徒会名義のカードを出す。
 ボクは、慣れた仕草でカード出すルルーシュの指先を見ながら、袋に詰められた商品を持った。


「でもさ、あの時のカレンって、何だか様子が違ったみたいだったよね」
 店を出たボクは、さっき返答を濁された会話から、少しだけ話題を逸らして、ルルーシュに話しかけた。
 実のところ、シャーリーから聞いた話ではあるけれど、ルルーシュとカレンがアヤシイ、という話は、ボクもちょっとだけ気になっていた。
 何でも、ルルーシュの方から、カレンをクラブハウスに呼び出したことがあるとか。
 しかも、教室の、クラスのみんなが見ている前で、堂々と。
 それに、カレンも、ルルーシュの前では、何だか態度が少し違うような気がするし・・・。
 ボクが、そんな考えで、ルルーシュに話を振ると、ルルーシュは、なんでもないことのように、こう言った。
「あぁ・・・カレンか。ストレスでもたまってたんじゃないのか?」
「ふぅん?」
 ボクは、ルルーシュが、そんなことを言うなんて珍しいな、と思った。
 シャーリーが言ってたことを、全部その通りだと思うわけじゃないけど、確かに、ルルーシュとカレンの間には、ボクたちが知らない何かがあるみたいだった。
 ボクは、今さらながら、自分で振った話題に、ほんの少しの後悔を覚える。
 だって。

 キミのコト、イチバン好きなのは、ボクだったのに。

 そして、ルルーシュも、ボクを一番の友だちとして見てくれていると思っていた。
 なのに、あの時、カレンと言い合っていたルルーシュは、本当に楽しそうに見えて・・・ううん、それだけじゃない。
 猫祭りの時だって、ルルーシュは、カレンをからかっていた。
 もしも、それが、ルルーシュの、カレンに対する『好意』の表れだったとしたら・・・。
 ボクは、その考えを打ち消したくて、会話を続ける。
「ルルーシュって、カレンのこと、よく見てるんだね」
 そうボクが言うと、ルルーシュは、ちょっとだけ目を見開き、それから、面白くなさそうな表情をして、こう言った。
「カレンくらい、分かりやすいヤツも居ないだろう?・・・それより、オマエの方が・・・」
「何?」
 ルルーシュは、言いかけた言葉を、引っ込めるように、口を閉ざす。
 ボクは、それが面白くなくて、ルルーシュに言った。
「何か、言いたいことがあるんじゃない?」
 すると、ルルーシュは、すぐそこの公園を指し示した。
 どうやら、歩きながら、出来る話じゃないらしい。
 ボクは、ルルーシュに示されるまま、公園のベンチに座り、荷物を下ろす。
 そして、隣りに腰かけたルルーシュが一息つくと、口を開いた。
「で、話って何?」

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| スザルルSS | 12:00 | コメント:0
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