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『コードギアス・反逆のルルーシュ』非公認ファンブログ。二次創作SS(BL・女体化含)、イラスト、R18アリ。 pixivにて他ジャンルで活動中★

黒猫皇子と白狼騎士

ロロ+??? | main | ネコのきもち。
『パズルのピース』 その3
・・・続いてしまいました★
いやいや、TVシリーズで、あそこまでやられたら
書かんとおれんでしょう!(ぇ
ルルのアクマっぷり(どうせただのうそぶき☆)と
ロロの揺れる想いにキュンキュンしましたv

と、いうワケで、今回のお話は、Turn04ネタバレ全開で
お送りいたします。。。
ほら、そこ! セリフチェックしない!!

(ちなみに、前・後編と分けましたよ・・・長過ぎ☆)


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『パズルのピース』 (3)


 本当は、信じたかったんだ、あなたを。
 本当は、ころしたくなかったんだ、あなたを。

 それが、ボクから毀れ落ちたもの。
 ボクから零れ落ちた、涙の意味。


 ボクが、兄さんの・・・ルルーシュ・ランぺルージの『弟』として、ロロ・ランぺルージになったのは、つい一年ほど前のことだった。 ブラック・リベリオン・・・ゼロ率いる黒の騎士団が起こした一連の反逆事件を、ブリタニア軍はそう呼んでいる・・・が、ゼロの死亡、という形で終結を迎え、世間では死んだことになっている『ゼロ』だった男・・・ルルーシュ・ランぺルージをC.C.をおびき寄せるための囮にする際、彼が『ゼロ』としての記憶を取り戻した場合は、暗殺することが、ボクに下された『指令』だった。
 家族、というものを知らないボクにとって、仮とはいえ、兄が出来るということは、不思議な感覚だった。
 初めは、それを知らないことから、任務に支障をきたすんじゃないか、とさえ思っていたボクとは裏腹に、ルルーシュは、ボクのことをすんなりと受け入れてくれて、ボクに、本当の兄弟のように接してくれた。

 でも、ボクは、知っていた。
 それが、ルルーシュの本当の気持ちではなく、造られた感情だってことを。

 だけど、ボクは、ルルーシュ・・・兄さんと一緒に過ごしながら、いつしか『その日』が来ないことを、望むようになっていた。
 それは、ボクにふれた兄さんの手が、思いの外、あたたかかったから。
 兄さんと一緒に過ごした時間が、とても優しかったから。
 それは、渇いていたことにすら気付かなかったボクの心に、優しい雨となって降り注ぎ、ボクは、その恵みの雨に向かって、必死に手を伸ばした。
 兄さんは、ボクに微笑んでくれた。
 兄さんは、ボクに言ってくれた。
「オマエだけは、助けてやる」と。


 けれど、優しい時間には、終わりがあった。
 あの日・・・兄さんと一緒に、バベルタワーへ行った日、黒の騎士団が所有する飛行船が、ボクたちが居るバベルタワーを襲い、そこから逃げる途中、兄さんは、ボクを庇って階段から落ち、ボクとはぐれてしまった。
 それから、兄さんを探そうとしたけど、兄さんは見つからず、ボクは、ブリタニア軍の人に助けを求めた。
 そのとき、頭の中でカチリと音がするように、何かがはまり、そして、何かが抜け落ちた。
 それが、どういうことだったのかは、今のボクにも分からない。
 ただ、ボクが分かったのは、ルルーシュ・ランペルージが、もう『ボクだけの兄さん』ではなくなってしまったことだけだった。
 そして、そのときから、『暗殺者』としての使命が始まった。



「ルルーシュ・ランぺルージ・・・その禍々しき悪魔の瞳と共に・・・死ね」

 引き金をすぐに引かなかったのは、決して、兄さんの言ったことが理由ではなかった。
 でも、その言葉を呟いたとき、完全に、自分の『勝利』を確信していたボクは、心のどこかに『慢心』があったのかもしれない。
 兄さんは、監視ルームにあるカメラのカウンターと自分が数えていた数が合わないことから、ボクのギアス能力の分析をしていた。
 でも、そんなことが分かったからって、今の兄さんに、ボクに対抗する術があるかといえば、答はノーだった。

 そう・・・誰も、ボクと同じ時間は生きられない。

 でも、兄さんは、不遜な態度はそのままに、ボクに、こう言った。
「ロロ、オマエは正しい」
 と。
 そして、ボクが、その言葉に・・・何故だか分からないけれど、手を止めたとき、兄さんの口から、訳が分からないことを聞かされた。
「・・・すぐにオレを殺さないのは、分かっているからだろう?・・・このままでは、二つとも手に入らないと」
「・・・二つ?」
 ボクは、心に思った疑問を、そのまま口にした。
 ひとつめは、簡単に想像がついた。
 それは、兄さんも、すぐに答をくれた。
「一つは、このオレをエサに探していたC.C.」
 そう、兄さんがC.C.と接触する前に殺してしまえば、C.C.の居所は分からなくなるだろう。
 でも、それは、機密情報局の任務であって、ボクの任務とは似ているようで最終目的が異なる。
 だから・・・。
「オレを見逃してくれたら、C.C.を引きずり出してやろう」
 次の兄さんの言葉に、ボクは、面白くない気持ちを抱えた。
「売るのか?・・・C.C.を」
 思わず返した言葉に、
「自分の命とは比べられないからな」
と冷たく言い放つ兄さんは、もうボクが知っている『兄さん』じゃなく、まるで『別人』だった。
 これが、ルルーシュ・ランペルージの本性・・・『ゼロ』。
 ボクは、そのモヤモヤとした気持ちを抑え、さっきから気になっていたもう一つの手に入らないものを尋ねた。
「・・・もう一つは?」
 すると、兄さん・・・ルルーシュは、驚くことを言った。
「オマエの命」
 これには、ボクも失笑せざるを得なかった。
「・・・命なんて」
 あなたが、心配することじゃない。
 そう思ったボクに、ルルーシュは、謎かけを始めた。
「ロロ・・・『未来』とは何だ?」
 ボクがそれに答えないでいると、別にそれを待っていたわけではないらしく、答と質問を繰り返す。
「『未来』とは『希望』だ・・・オマエの任務の先に『希望』はあるのか? C.C.を捕まえることで、オマエにはどんな未来が開ける?・・・今のままだ・・・何も変わらない。」
 うん、知ってるよ・・・ルルーシュ得意の、相手を煙に巻く論法だ。
 でも、ボクは、初めて聞く言葉に、次の行動を取れなくなり始めていた。
 イライラしたボクは、ルルーシュの言葉を止めるべく、切り捨てるように言った。
「これは、『任務』だ」
 でも、ルルーシュは、引き金を引けなくなってしまったボクの方を向き、ボクの言葉にこう切り返す。
「オレを殺したら、任務は果たせない」
 そうだ。
 それは、さっきも、あなたが言った。
「・・・C.C.を捕まえたいんだろう? 明日・・・C.C.を引きずり出してやろう。それで、オマエは、新しい『未来』を掴める」
 本当に?
 ボクは、いつの間にか、ルルーシュの・・・兄さんの言うことを、本気にし始めている自分に気が付いていた。

 もし、もしも・・・ここでC.C.が捕まって、ボクさえ知らないフリをしていたら、『あの時間』は、取り戻せるのだろうか?

 それは、終わってしまったはずの時間。
 でも、ボクにとっては、それが『全て』だったから。
 その『未来』を、ボクにくれる、と言うの?

 目の前のルルーシュは、迷い始めたボクに、優しい兄さんの顔で、こう言った。
「・・・大丈夫、ウソは吐かないよ・・・オマエにだけは」
 ・・・それが、あなたの『真実』なら。
 ボクは、ルルーシュを解放し、彼がC.C.を引きずりだしてくれるのを待つことにした。
 でも、それは、決して、ウソを吐かない、というあなたの言葉を信用したからじゃない。
 だから、それで、ボクが望む『未来』を手に出来なければ、そのときは・・・!


(ごめんなさい・・・その4へ続きます☆)

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