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『コードギアス・反逆のルルーシュ』非公認ファンブログ。二次創作SS(BL・女体化含)、イラスト、R18アリ。 pixivにて他ジャンルで活動中★

黒猫皇子と白狼騎士

『パズルのピース・異聞』 | main | ジノ
ちょこっとルルコ。R2・その1
皆さま、長らくお待たせ致しましたw

・・・と言っても、少し前に、アニバーサリー特集で、お目見えして
おりますので、そんなに間が空いたような気はしないのですが。。。

本編・第一部完から、一年と数か月☆
何の準備も出来てなくて、結局、見切り発車になってしまった
『ちょこルル』第二部ですが、楽しんでいただければ、幸いですv

だって、TVシリーズ放映と同時にやりたかったんだもん☆(←

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ちょこっとルルコ。 R2 (1)

 目が覚めたら、それは全て『夢』でした。

 ・・・なんてことは、あるはずはないのだけど、ぼくが起き上がると、ルルーシュは、いつものようにキッチンで朝食の準備をしていた。
 一瞬、狐につままれた気分になりながら、ルルーシュの方へ歩いていくと、今まで、何かを刻んでいた様子の彼女の手が止まる。
「おはよう、ルルーシュ」
 ぼくがそう言うと、ルルーシュは、こちらを振り向きもせず、さっきまでと同じように手を動かし始め、こう言った。
「風呂・・・沸かしておいたからな。まだ時間があるから、入って来い」
 言われてみれば、確かに、昨晩はいろいろあって、のんびり湯舟に浸かっているヒマなんてなかったっけ。
 そうは思ったけど、こんな風に、まるで、何事もなかったように、振る舞われるのも淋しい気がする。
 何故なら、ぼくたちは、昨晩、『恋人同士』になったわけなんだし・・・そりゃ、気持ちが通じ合った勢いというか、感極まったぼくたちは、最後までイタシテしまったわけだけど、決して無責任な行動じゃなくて、お互い合意の上での愛情表現だったわけだから、もう少し、恋人同士としての甘い雰囲気があってもいいと思うんだ。
 そう思うのは、ぼくのわがままじゃないと思う。
 ぼくは、ソロリと足音を忍ばせて、ルルーシュの背後に近寄ると、彼女の後頭部に顔を近づけた。
 ふわりと漂った香りは、ルルーシュ愛用のシャンプーの香りで、すっきりとした、それでいてキツすぎない香りは、夜の静謐さを想わせる不思議な雰囲気がした。
 ということは、ルルーシュは、先に入ってしまったのだろう。
 一緒に入る・・・という選択肢は、考えてはいなかったけど、ちょっとだけ淋しいな、やっぱり。
 そんなことを考えながら、ルルーシュの顔をのぞき見ようとすると、彼女の耳がほんのり赤く染まっている。

 ま、まさか・・・?

 いつも以上に、ぶっきらぼうな口調、決してこちらを振り向かずに、淡々と朝食の準備をする彼女は、実は、どんな顔をして、ぼくを見たらいいのか、分からないんじゃないだろうか?
 そんな、頭の中に花が咲いているような想像が出来てしまうのも、昨日、初めて見せてもらったルルーシュの表情が、あんまり可愛かったからだ。
 ぼくは、何となく嬉しいような、おかしな気持ちになって、ルルーシュの耳元に囁いた。
「ルルーシュは、もう、お風呂入ったの?」
 すると、ルルーシュは、その言葉に反応するように、ピクリと身体を揺らし、また、単調な音をさせる。
 ちら、と見ると、まな板の上に乗っていたのは、細かく刻まれたネギだった。

 二人分のみそ汁に入れるには、ちょっと多いような気がするんだけど・・・?

 ルルーシュは、相変わらず、手を止めることなく、ネギを刻んでいる。
 ぼくは、何だかおかしくなっちゃって、思わず小さな声で笑ってしまった。
「・・・何が可笑しい?」
 ぼくの態度が面白くなかったのか、ルルーシュが、低い声で聞いてくる。
 ぼくは、思ったことをそのまま、口に出した。
「・・・ルルーシュって、可愛いなぁって思ってさ」
 そのときだった。
 今まで、ルルーシュの手に握られていた包丁が、彼女の手から離れ、くるくると回転しながら、落ちていくのが見えた。
「危ないっ」
 叫ぶのが先だったか、ルルーシュを引き寄せるのが先だったか。
 とにかく、二人とも、落ちて来た包丁の刃に傷つけられることは、回避出来たみたいだった。
 ぼくは、ホッとため息を落とすと、さっきまでの紅潮はどこへやら、今度は青ざめてしまったルルーシュに、こう言った。
「大丈夫?」
 すると、ルルーシュは、慌てて、ぼくの腕からすりぬけて、また、頬を赤らめる。
「オマエが変なこと言うからっ・・・手元が狂った」
 それは、言葉だけ捉えると、すごく勝手な話なんだけど、そんな顔で言われると、ただの憎まれ口にしか聞こえない。
 ぼくは、ますますルルーシュが可愛くなって、つい、こんなことを言ってしまう。
「変じゃないよ・・・ルルーシュは可愛いから」
 自分でも、直球過ぎたかな、と思えた言葉は、ルルーシュにとってもそうだったみたいで、このバカッと叫んだかと思うと、ふきんを投げ付けられてしまった。
 目の前をカーテンのように隠す布を取り払うと、ルルーシュは、包丁を拾い、ぼくにプイと背を向ける。
 本当は、もう少し、ルルーシュとじゃれていたかったんだけど、このままだと、せっかく早く起きたのに、時間がなくなってしまうので、この辺でやめることにした。
 でも、ネギばかりのみそ汁を出されるのは、ちょっと嫌だったので、一つだけ言い残す。
「今日の卵焼きは、ネギ入りにして欲しいな」
 ルルーシュの返事は聞かなかったけど、黄色い生地に、鮮やかな緑色を散らした卵焼きが、今朝の食卓に並ぶことを想像して、ぼくは笑みを浮かべた。

 本当なら、いろいろと気が重いはずの朝が、こんなに愛しく感じるのは、みんな、彼女のおかげなのだ。

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| ちょこっとルルコ。(連載中) | 19:00 | コメント:0
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