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『コードギアス・反逆のルルーシュ』非公認ファンブログ。二次創作SS(BL・女体化含)、イラスト、R18アリ。 pixivにて他ジャンルで活動中★

黒猫皇子と白狼騎士

【妄想バトン】(ロロ⇒ルルVer.) | main | 猫の森には帰らない。・その21
ちょこっとルルコ。R2・その4
前半、しばらくは、シャーリーが出張ってます。。。
でも、決して『横恋慕役』・・・というワケでなくて
二人の良き『理解者』として、見ていただければw
ただ、時々『好き』という気持ちが先走ることは・・・
あるかも? それは、ヒミツです(ぇ

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ちょこっとルルコ。 R2 (4)


「ミレイ会長?!」
「会長?!」
 ミレイ会長の突然の声に、驚きの声が上がり、当の会長はというと、制止の声をかけたときの勢いのまま、こう続ける。
「これ以上は、他言無用よ。ほら、エントランスの真ん中で固まっていたら、通行のジャマなんだから!」
 ぼくは、今の話のどこが他言無用なのか、さっぱり分からなかったけど、とりあえず、朝、初めて会ったのだから、あいさつだけはしておこうと思った。
「おはようございます、ミレイ会長」
 ・・・後ろで、バイクがこけたような音がしたけど、気にしないでおく。
「・・・スザクくん、あなたね・・・ま、いいわ。おはよう。・・・そういうことだから、さっさと校舎へ入りなさい。ほら、あなたたちも!」
 ミレイ会長は、エントランスで足を止めていたぼくたちを、校舎へ入るように指示すると、周りを取り囲むようにしていた他の生徒たちも、クモの子を散らす去っていった。
 ぼくが、彼女の采配の見事さに、素直に感心していると、当の会長から、そっと耳打ちをされる。
「頼んだわよ・・・ルルーシュのこと」
「・・・え?」
「上手くいったんでしょ?・・・トボケないの!・・・そのうち、ごまかせなくなるから」
 ぼくには、ミレイ会長が言ったことの半分も分からなかったけど、ルルーシュのことは、大切にしたいと思った。
 それは、頼まれたから、とか、待たせすぎてしまったから、とか、そんな気持ちじゃなくて、ぼくが、ルルーシュのことを本当に愛してるからだ。


 午前中の授業が終わると、ぼくたち生徒会のメンバーは、約束したわけでもないのに、クラブハウスにある生徒会室へ集まってくる。
 ミレイ会長が、突然、開催する行事(生徒会のみのもあるから、その数ときたら、膨大なものになる)に関する書類の整理や、報告書の作成、校内配布の通知まであるから、休み時間と放課後は、ほぼ、それらの処理で埋め尽くされてしまうのだ。
 もちろん、それらの書類は、ミレイ会長の手によって、各々、得意な人間に振り分けられるのだけど、それでも、堆く積み上げられた書類を見るだけで、ゲンナリしてしまうぼくだった。
 でも、ぼくは、軍の仕事で手伝えないときもあるから、せめて、ここにいられるときくらいは、やっておかないと、みんなに悪いだろう。
 そう思って、一番上の書類へ手を伸ばすと、ルルーシュの手が見えて、顔を上げた。
「オマエは、こういうのは得意じゃないだろ?・・・オレがやっておくから、休んでろ」
「え?・・・でも、ルルーシュだって・・・」
 ぼくが、そう言いかけると、ルルーシュは、ぼくの目の前に、書類の束を差し出す。
 反射的に、それを受け取ったぼくは、そのまま、厚さ5センチもある書類に、目を通してしまった。
「ルルーシュ、これ・・・」
 ルルーシュが、ぼくに渡した書類は、今日、ミレイ会長がルルーシュに渡したはずの書類で、綺麗な文字で、副会長・ルルーシュ・ランペルージのサインが入っていた。
 つまり、この書類は、決裁済み、ということだ。
 ぼくは、短時間で、これだけの量を片付けてしまったルルーシュの処理能力に驚きながらも、自分の分を取られまい、と、彼女の名を呼ぶ。
「ルルーシュ!」
「きゃっ」
 すると、ちょうど、生徒会室へ入ってきたところのシャーリーが、小さく悲鳴を上げた。
 ぼくが、シャーリーの声に、気を取られているうちに、ルルーシュは、ぼくの分の書類を持って、席を立ってしまう。
 シャーリーは、何が何だか分からない様子で、首を傾げていた。


「ふぅん・・・そうだったの」
 結局、ルルーシュに仕事を取り上げられるような形で、手持ち無沙汰になってしまったぼくは、他にすることもなく、シャーリーに、さっきの出来事の説明をした。
 シャーリーは、持ち込んだお弁当を食べながら、ぼくの話に相槌を打ってくれた。
 ぼくの話が一段落すると、シャーリーが、ルルーシュについて、こんなことを言う。
「スザクの仕事が大変そうだから、代わってくれたんじゃないかしら?」
 ぼくは、シャーリーの言うことももっともだと思ったけど、あんな風に、奪うように持っていかなくてもいいんじゃないか、とも思った。
 ぼくが、すぐに、返事をしなかったからか、シャーリーの表情が曇る。
「・・・ルルってさ、時々、すごく不器用だよね」
「え?」
 不意に、シャーリーが、よくわからないことを言った。
 ルルーシュが不器用って・・・ぼくには、想像も付かない。
 成績優秀、スポーツもそこそこ出来て、家事万能・・・と来たら、器用な方じゃないだろうか?
 ぼくが、首を傾げていると、シャーリーが、困ったような顔をする。
「多分、スザクが考えてることと違うと思うけど・・・ルルって、すごく優しいのに、それを隠そうとするの。だから、ルルが優しいってこと、誰も知らなくて・・・」
 ぼくは。
 シャーリーの言葉に、驚きを隠せなかった。
 ルルーシュが時々する・・・照れ隠しのような憎まれ口。
 それは、ぼくだけが気付いていることで、他の誰も知らないことだと思ってた。
 でも、それは、シャーリーも知っていたことで・・・。
「ルルーシュは、テレ屋なんだよ」
「え?!」
 ぼくは、たまらず、シャーリーの話を引き継いだ。
 何て言ったらいいのか、分からない。
 嬉しいのか、悔しいのか、よく判らない気持ちが、ぼくの口を動かしていた。

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| ちょこっとルルコ。(連載中) | 13:00 | コメント:0
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