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『コードギアス・反逆のルルーシュ』非公認ファンブログ。二次創作SS(BL・女体化含)、イラスト、R18アリ。 pixivにて他ジャンルで活動中★

黒猫皇子と白狼騎士

ゼロ・レクイエム・その2 | main | シュナ→ルルバトンv
ゼロ・レクイエム・その1
イベントで、無料配布していたプレビュー本の続きです。。。
とりあえず、TVシリーズ本編が、予想通りの結末を迎えて
くれましたので、ツブレないで済みましたxxx
・・・いえ、ね。
ナナリー登場で、あのラストに齟齬が生じたら、本気で
取り下げようと思ってましたので。。。

そんなワケで、途中までは、本編サイドストーリーっぽく
お楽しみください。。。

ラストは、私の希望通りでv

※ このお話は、R18要素を含みます。
  ニガテな方、18歳未満の方は、ご注意ください。
  大丈夫な方のみ、続きをご覧くださいませv


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ゼロ・レクイエム(1)

 あの日から、一週間が過ぎようとしていた。
 ナナリーを守るという頼みと引き換えに、戦いを終わらせるという約束をさせられたのもつかの間、シュナイゼルの罠に嵌まり、一度は、完全に断ち切ったはずの関係。
 しかし、その後の戦いで、ナナリーはランスロットが撃ったフレイヤの爆撃に巻き込まれ、そのショックから立ち直る間もなく、黒の騎士団の裏切り、ロロの死亡、皇帝との対峙・・・と、全てを失ったルルーシュは、最後の最後で、スザクを切り捨てることが出来なかった。
 いや、最初から、分かっていたのかもしれない。
 何度、スザクと対峙したところで、自分は、スザクを殺さないだろうと思う。
 スザクが、自分を騙した、と思った時でさえ、そうだった。
 噴き上げる憎悪の念に囚われながらも、ルルーシュが出来たのは、カレンにスザクを殺すよう命じるだけで。
 ルルーシュは、どこまでもスザクに甘い自分に、苦笑を禁じえなかった。
 そして、今も彼の力を借り、目的を果たそうとしている。
『ゼロ・レクイエム』を完遂すること。
 それが、全てを失ったルルーシュの生きる意味だった。


 ルルーシュは、自分の横で眠るスザクの顔を、ちら、と見た。
 日本人というのは童顔らしい、どちらかといえば、異国の血が混じっていそうな風貌を持つスザクでさえ、厳しい表情を拭い去ってくれる夜の寝台では、実際の年齢より幼く見えてしまう。
 ふわふわとした茶色い髪は、あちこちを向き、指を絡めようとすれば、スルリと隙間を抜け落ちた。
 何となく、面白くない気持ちを抱えたルルーシュは、スザクの額に掛かる髪を払いのける。
 ス、とまぶたが開き、深い緑の瞳がこちらを見たのは、そのときだった。
「ん・・・ルルーシュ?」
 少しだけ瞬きを繰り返したあと、スザクが、自分の名前を呼ぶ。
 昔から、低血圧ぎみのルルーシュと違い、スザクの目覚めは、素早いものである。
 スザクは、目覚めるとすぐに身体を反転させ、ベッドの上に座った。
「起きてたんだ」
「あぁ。・・・お前のマヌケな寝顔を見ていた」
 スザクの何気ない一言に、軽口で返し、スザクが、それはないよ、と苦笑をもらす。
 それは、もう二度と見ることが出来ないと思っていた『日常』で、ほんの一年程前までは、当たり前のことで、ルルーシュは、その笑顔を愛しいと思った。
「いつもオレばかりが寝顔を見られるのは、割に合わない」
 滑るように出た憎まれ口は、思ったより刺を含まなかったのか、スザクは、笑顔でそれに応えると、ルルーシュの隣へと身体をずらしていく。
 ルルーシュは、スザクがしようとしていることを瞬時に悟り、少しだけ身をすくませたあと、ゆっくりと身体の力を抜いていった。


 ルルーシュたちが身を隠しているのは、ブリタニアの首都にあるホテルの一室。
 ここを潜伏先に定めて以来、スザクは、たびたびルルーシュに、スキンシップと呼ぶには過剰な行為を、仕掛けてくるようになっていた。
 頬に触れ、肩をなぞり、胴を抱き。
 額に、まぶたに、唇にと口づけを落とす。
 ルルーシュが、そのくすぐったさに肩をすくめると、背中を撫で、ルルーシュ、と呼ぶ。
 その呼び名は、いつもと変わらないはずなのに、熱っぽい眼差しを向けられ、そう呼ばれると、頭の芯がぼうっとなってしまう感覚がするのだ。
「スザク」
と呼べば、思いの外、掠れた声となり、その先を期待しているようで、何とも居心地が悪い。
 ルルーシュが、そんなことを考えながら目を細めると、スザクは、それを諾と捉えたのか、深く唇を重ねてくる。
 なぞるように身体を撫でられ、たどり着く先は、シャツのボタン。
 その間も、搦め捕るような舌の動きは止まず、ざらざらとした部分を擦り合わされ、考えがまとまらなくなってきたところで、一つ一つ丁寧にボタンが外された。
「ふぁ・・・んっ」
 鼻にかかった甘ったるい声は、間違いなく自分のもので、ルルーシュは、流されていく自身を引き止めるように、スザクのシャツを掴んだ。
 すると、スザクは、ルルーシュから唇を離し、その手を搦め捕ってしまう。
「力を抜いて・・・ルルーシュ」
 囁かれる声は、ルルーシュからこだわりを拭い去り、ルルーシュが再び力を抜いたのを確認すると、スザクは、キスを再開する。
 今度は、啄むようなキスで、唇からあごの裏、首筋、鎖骨へと繰り返しキスをされ、ボタンを外し終えたのか、シャツは二の腕のところまで引き下ろされる。
 それは、まるで、ルルーシュがここに居ることを確かめるような行為で、そして、ルルーシュの反応を確かめるような行為で、ルルーシュは、跳ね上がる身体を持て余し、くらくらとする思考の中で、正気を棄てることも出来ず、じれったい想いを抱えるのだ。
 それでも。
 それでも、ルルーシュは、スザクの好きにさせていた。
 それは、スザクが、決してルルーシュの嫌がることをせず、常にルルーシュの快楽を優先しているような、そんな触れ方をするからであって、その裏に、彼が何を思っているのかは解からない。
 ただ、スザクは、多くを語ろうとせず、こうして、まどろみのようなひとときをルルーシュに与えてくれた。


 スザクは、ルルーシュに触れながら、彼が語った言葉の意味を考えていた。

『ゼロレクイエム』

 それは、多くを喪い、それでも『未来』(あした)のために突き進むことを誓ったルルーシュが、スザクに言った言葉だったが、スザクとて、その全貌を知っているわけではない。
 ルルーシュは、ナナリーが言った『優しい世界』・・・『他人に優しい世界』を実現するためだ、と言ったが、それだけではないような気がする。
 そう。
 かつて、ルルーシュが、誰にも自らがしていることの全てを語らなかったように、『共犯者』となった今でさえ、ルルーシュは自分に隠し事をしているような気がした。
 しかし、それを無理に問い質そうとしても、今までがそうであったように、ルルーシュは、決して口を開こうとはしないだろう。
 スザクに出来ることと言えば。
 ただ、ルルーシュの傍に在って、彼を守る盾となり、彼のために剣を振るい、やがて、彼がその身に浴びるであろう『血の雨』と『怨嗟の声』を共に浴びることぐらいだった。
 ルルーシュは。
『世界』の全てから、心を閉ざしているように思えた。
「ねぇ、ルルーシュ」
 触れる唇の隙間から、彼の名を呼べば。
「なん・・・だ?・・・スザク」
 すぐに応えてくれるくらい、近くに居るというのに。
「ううん・・・何でもない・・・」
 ルルーシュの心は、もっと遠い場所にあるような気がしていた。
 スザクは、そんな自分の『不安』を打ち消すように、ルルーシュへの愛撫に集中する。
 隙だらけの躯。
 スザクがなぞる場所、全てが性感帯であるように、ぴくぴくと跳ね上がり、薄紅色に上気した肌は滑らかで、それでいて、女性のそれとはまるで違った骨ばった身体は、スザクに不思議な背徳感を与える。
 衣服を全て剥ぎ取ってしまえば、ルルーシュの身体は、痩せてはいるものの、決して華奢などではなく、単に、必要最低限の筋肉しか持たず、脂肪すら無きに等しいため、そう見えることが判った。
 そんな一種の芸術品を思わせる身体に、これまた、名のある彫刻家が掘ったのではないかと思わせる整った容貌。
 スザクは、ルルーシュを慈しみたい気持ちと同時に、めちゃくちゃにしてやりたい衝動に駆られるのだ。
 ルルーシュは、といえば、そんなスザクの葛藤を知るよしもなく、乱れる吐息そのままに、求めるように腕を伸ばし、スザクを煽る。
 もちろん、それは、ルルーシュが意識してやっているわけではなく、快楽という、コントロール出来ない感覚を畏れる彼が、無意識に縋るものを求めていることは、スザクも承知の上だった。
 スザクは、ルルーシュの胸にある、薄い肌がさらに薄くなっている場所に口付け、軽く吸ってやる。
「・・・なっ」
 驚いたように上がった声は、ルルーシュが初心であることを物語るように、ただそれだけを伝え、そこに含むものは何もない。
 そんな些細なことが、とても嬉しくて、スザクは、薄紅色のそこが濃い紅に染まるまで、強めに吸っては舌先で弄った。
「・・・はぁ・・・んっ」
 ぷっくりと立ち上がった紅い果実は、舌先で転がすと、ルルーシュにはたまらないらしく、びくびくと陸に打ち上げられた魚のように、ルルーシュの肢体が跳ね上がる。
 鼻に掛かった甘ったるい声と、乱れた息と、それに混じる自分の鼓動のおと。
 それら全ての『熱』が、スザクの中心に集まり、スザクは、ゆっくりと頭をもたげ始める己が欲望の存在を知った。
「・・・ルルーシュ」
 熱っぽい声で名を呼び、その声に意識を戻したルルーシュを確かめ、スザクは、熱くなった股間を擦り付けるようにして、ルルーシュを抱き締める。
「・・・スザク」
 ルルーシュが、掠れた声で自分の名を呼び、それでいて、その声音に拒絶のいろを感じなかったスザクは、ルルーシュの中心で息づいているものに、手を添えた。
「・・・オレばっか・・・っ」
 ルルーシュから上がった不満の声は、まるで、ルルーシュも自分を求めてくれているようで・・・それは、勝手な解釈なのかもしれないけれど、酷く嬉しい自分を否定出来ない。
 スザクは、相好を崩すと、自分の衣服を脱ぎ始める。
 ベッドの下に無造作に投げ捨てた二人分の衣服は、行為が終わったあとの小言の対象になるのだろう。
 だが、それに対する策を講じる時間すら、惜しかった。
 二人、全ての仮面を取り去って、溶けるように交わることが出来れば。
 そうして、孤独も不安も嘘も悪意も何も感じないくらいに、全ての感覚を共有出来れば。
 あるいは、それこそが、自分の『望み』であると知りながら、『止まった世界』を望まなかったルルーシュ。
 別々の存在であるからこそ、こうして互いを求めるものだ、と物語っているようだ。
 スザクは、今度こそ、ぴったりとルルーシュに自身の身体を重ねると、震える花芯を揉みしだいた。
「あぁっ!」
 ルルーシュの声が高く上がる。
 勃起してなお綺麗な色を持つルルーシュのものは、まるで、そうされることに慣れていないかのように、敏感な反応を返しながら、透明な液を滴らせた。
 自分と同じものが出ているはずなのに、熟れた果実のような外観を持つそこは、スザクが扱くたびにびくびくと震え、誘うようにルルーシュの腰が揺らめく。
 その痴態にたまらなくなったスザクが、夢中で口に含めば、頭の上で息を呑む音が聞こえた。
 スザクは、ルルーシュが、のたうつように動く気配を感じながら、成長し始めた花芯を愛でた。
 髪の色と同じ薄めの茂みに指を延ばし、咥内のものと同時に揉んでやれば、堪らないといったように、高い声が上がる。
「スザク・・・ッ!!」
 ルルーシュの手が、スザクの頭を引きはがそうとし、限界が近いのだと知る。
「・・・出していいよ。飲んであげる」
 そう囁けば。
「ばっ・・・!」
 酷く照れた声が聞こえて、それが愛おしい。
 スザクは、自嘲の笑みを零した。
 あれほど憎んだはずの『仇』が、愛おしいだなんて・・・!
 狂ってしまったんだ、自分は。
 そうでなければ、こんな所で共に隠棲し、享楽に耽るなど、並の神経じゃない。

 ルルーシュは・・・ルルーシュは・・・!

「アッ・・・アァ―――ッ」
 スザクが、ルルーシュの制止を無視し、強く吸ってやると、堪え切れなかったルルーシュは、スザクの口内に、白いほとばしりを放った。
 スザクは、その熱い液を飲み干すと、傍らにある瓶を手に取った。

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| ゼロ・レクイエム(完結) | 21:00 | コメント:2
コメント
りょうさま♪
コメント、ありがとうございます~♪
ルルたんの『愛』は『尽くすこと』なんだそうです♪
そして、それは『見返りを求めないこと』のようですv
その対象が『幸せ』であることが大前提で、そのためなら、どんな『悪役』も買って出るようですね。。。
私としては、もっと自分の幸せを考えて欲しいところなんですが、TVシリーズを観返してみると、ルルたんってば、自分が言ったこと、ほとんど実現しちゃってるので、『このヤロウ!』なカンジでした。。。
(気が付いたら、ナナリーのそばにスザクを置くことまで、叶えてしまっていた☆)
神楽耶VSナナリーは、歳が近そうだったので、ライバルみたいな親友みたいなカンジになってくれるといいと思います♪
2008.10.20 Mon 18:54 | URL | なぎーの。(管理人)
きゃーvvv
私が読むのって基本スザク視点か第3者視点なんで初めてルル視点のトコはっきり意識して読みました悶えた!
ルル→スザがやっとわかった気がします!ルルーシュのスキってこうなるのか…!ごちそうさまでしたvvv
あ、こっちにしかコメ残してないですけどちゃんと最終回も読ませていただきましたー!!神楽耶さまとナナリーの絡みが新鮮で可愛いかったです!萌え!!
2008.10.20 Mon 16:31 | URL | りょう
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