『コードギアス・反逆のルルーシュ』非公認ファンブログ。二次創作SS(BL・女体化含)、イラスト、R18アリ。 pixivにて他ジャンルで活動中★

黒猫皇子と白狼騎士

Double Birthday その2 | main | ゼロ・レクイエム・その12(完結)
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Double Birthday その1
ロロナナ・ダブルバースデー企画☆
こちらのお話は、パラレルで、ロロは、ルルーシュの
本当の弟で、ナナリーとは双子の兄妹です♪
そんな、頭にお花が咲いてる設定がOKな方は、
先へお進みくださいませv

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Double Birthday (1)


「今日から、ルルーシュが『お兄ちゃん』よ」
 そう言って見せられた弟妹たちは、まだ母親のお腹から出てきたばかりで、しわくちゃのおサルさんだったけれど。
 ずっと側にいるうちに、まぁるくなった双子は、ふわふわしていてミルクの匂いがした。
 白いマシュマロのような肌に、くるくるの柔らかいクセ毛。
 ルルーシュは、あっという間に、その天使たちのとりこになってしまった。
 母・マリアンヌが、二人の子供の面倒を一度に看るのは大変だったため、進んでお手伝いもした。
 抱き上げるのは、少し無理なときもあったけど、それでも兄弟妹は、仲良く暮らしていた。
 しかし、その幸福も、長くは続かなかった。


 ルルーシュが、家を出たのは、5年も前。
 初めて好きになり、結婚の約束までした少女が、自分の実の『妹』であり、家にずっと帰っていなかった父親の『本妻』の子供だったからだ。
 ルルーシュたちには知らされていなかったが、どうやら、ルルーシュの父・シャルルは、名のある名家の当主で、マリアンヌは、その『愛人』だったらしい。
 つまり、ルルーシュたちは、『私生児』ということになる。
 それを聞かされていなかったことも、ショックではあったが、自分の初恋が、そんな形で終わったこともショックであった。
 こんな、三文小説にもならないお話、ルルーシュも、すぐに忘れたかったのだが、何分、外へ気持ちを吐き出すことがニガテなため、家に閉じこもりがちになってしまう。
 マリアンヌは、そんなルルーシュを心配し、ムリヤリ外の世界へ出すという荒療治を決行した。
 ルルーシュは、寄宿舎付きの私立の学校へ入れられ、夏と冬の長期休校期間、そして家族の誕生日くらいしか、家へ戻ることを赦されなくなる。
 当然、双子の弟妹たちは反対したが、ルルーシュは、独りになりたかったため、その話を受け入れた。
 しかし、ルルーシュが行った先に待っていたのは、顔も名前も知らない人間との『同居生活』だった。


 歳が同じ、というだけで、同室になった少年は、ルルーシュとは正反対の体力人間で、おまけにおせっかい。
 ことあるごとに、ルルーシュを外へ連れ出そうとし、今まで、インドア生活を送っていたルルーシュは、それには参っていた。
 しかし、渋々ながらも付き合ってみれば、ルルーシュが今まで知らなかった世界が、そこに開き、次第にルルーシュは、外に出ることが楽しくなる。
 といっても、日当たりのいい場所で日向ぼっこするだとか、木陰で読書なんて、同室の少年に言わせたら、何のために外に出たのか分からない、といったところだったが。
 しかしながら、頭がいい彼は、成績は優秀、スポーツだって、体力面とやる気に少々問題はあったものの、それなりにこなしていたため、それほど教師たちの受けが悪いわけでもなかった。
 そうして、ルルーシュが新しい世界で、失恋の傷を癒している間、残された弟妹たちは、せっせと兄・ルルーシュを呼び戻すための算段をしていたのである。
 そして、5年後の10月25日、それは決行されようとしていた・・・!


「ですから~。元々、ルルーシュは、お二人に目がないのは確かなんですから、少々のワガママは許されると思いますの。問題は、マリアンヌさまですわ! いったい、どういうおつもりで、ルルーシュを寄宿学校なんかに編入させたか知りませんが、こ~んなに可愛い弟妹たちを置いて、ルルーシュが出奔するなんて、おかしすぎますもの!」
 テラスで、双子にそうまくし立てたのは、ユーフェミアなる少女。
 お気づきの通り、ルルーシュの初恋の君で、腹違いの妹ではあるが、ルルーシュが家を出た理由は、聞かされてはいなかった。
 そして、無邪気ではあるものの、少々、行き過ぎた部分もある彼女は、自分の父親の愛人が、マリアンヌであることを知るや否や、その家へ上がりこみ、その奔放さと快活さ、可愛らしい容貌で、あっという間に、ルルーシュの恋心をかっさらっていたのである。
 しかも、本人はまるでその自覚がないのだから、始末に終えない。
 無論、その事情をうすうす感じていた双子の片割れ、ロロは、心中穏やかではいられなかった。
「でも・・・兄さんが、自分の意思で、その学校に入ったのは確かだし、そりゃ、ちょっとは淋しいけど、年に2回は逢えるんだから・・・」
 ユーフェミアの言葉に、異論を唱えようとするも、ユーフェミアの一度、こうと決めたら、後には引かない性格に、言い負かされてしまう。
 ユーフェミアは、自分がここに入りびたることが、ルルーシュを遠ざけているとは露知らず、こうまくし立てた。
「甘いですわ! ロロ。そんなことを言っていたら、ルルーシュは、また寮へ帰ってしまいますよ? だいたい、家から通えない距離じゃないのに、寮の方がいいなんて、そんなことはないはずです! せめて、その理由だけでも聞かせてもらえなければ、納得出来ませんわ!」

 いや、だから、アンタが原因なんだって・・・。

 ロロは、よっぽどそう言おうかと思ったが、ユーフェミアは、ナナリーが慕っていることもあるので、この上、彼女まで、ナナリーの前から去ってしまったら、ナナリーがショックで塞ぎ込んでしまうかもしれない。
 ロロ自身は、ルルーシュさえ、自分のそばへ戻ってきてくれれば、それでいいのだが、そのルルーシュに留守を任された身としては、そんな無責任なことも出来るはずがなく、口をつぐんだ。
 すると、今まで、ユーフェミアの話を黙って聴いていたナナリーが、こう言った。
「ユフィお姉さま?・・・お兄さまは、私たちが淋しくないようにって、ちゃんと気を使ってくださってます。お兄さまにも、事情があると思いますから、あまりお兄さまを困らせるようなことは・・・」
 ユーフェミアは、控えめなナナリーの言葉に、わっと涙して、こう言った。
「まぁっ!ナナリー。そんなに遠慮しなくてもいいのよ? 妹には、兄にワガママを言う当然の権利があるのですからっ・・・ナナリーにこんな淋しい思いをさせるなんて、ルルーシュってば、今度会ったら、お仕置きをたっぷりしてあげませんと!」

 いや、オマエは、妹って言っても半分だけなんだから、ちょっとは遠慮しろよ・・・。

 と、ロロは思ったが、これも黙っておく。
 ロロにしてみれば、大好きな兄・ルルーシュの初恋の人ってだけで、百回殺しても足りないというのに、ここまで傍若無人に振る舞われると、憎いを通り過ぎて、尊敬に値するかもしれない。
 きっと、ルルーシュも同じような経緯で、彼女を『愛してる』と勘違いしたんだ、きっと。
 いいや、そうだ、そうに決まってる。
 ロロは、そう考えることで、自分の心を落ち着けようとした。
 兄の心を理解するのも、弟の役目。
 こんな可愛い弟を置いて、同室の大型犬とじゃれているだなんて、信じられない!

 待ってて、兄さん!
 ボクが、絶対に、兄さんのこと、取り戻してみせるから・・・!

 ロロは、ルルーシュが帰って来ないもう一つの理由は、同室になった男のせいだと思い込んでいた。
 どうせ、よく気が付く兄を、下っ端扱いして、好き放題しているのだろう。
 許せん・・・ルルーシュの愛情は、ロロとナナリー二人だけに向けられるものなのに!
 母・マリアンヌや、ユーフェミアに(ほんの少しだけ)おすそ分けするならともかく、どこの馬の骨とも知れない人間に、ルルーシュの『愛』を持っていかれたら、自分の取り分が減ってしまうじゃないか、とロロは、どこか辻褄が合わないことを本気で考えた。
 すなわち、ロロが、ユーフェミアの『ルルーシュ奪還作戦』を聴く気になった理由は、その辺にある。
 ユーフェミアほど、強気には出られないが、ロロとて家族が離れ離れに暮らすことは反対だったし、ナナリーだって、あぁ言ってはいるものの、時々、ロロにひっついて離れない日があるのだ。
 そんなときは、ロロもナナリーの好きにさせているが、やはり、同い年の妹に『お兄さま』と呼ばれるのは、カンベンしてもらいたい。
 普段は、ロロと名前で呼ばれているため、ロロにまでナナリーの淋しさが伝染してくるのだ。
 もっとも、そういう日があった次の日くらいには、何故か、見計らったように、桃色タイフーンことユーフェミアの来襲があるから、ナナリーの甘えたがりも、3日と続いたことはないのだが・・・。
 ともあれ、ユーフェミアは、双子たちの『誕生日』を利用し、何か『作戦』を思いついたらしい。
 ロロとナナリーは、少々、不安を感じながらも、ユーフェミアの作戦に乗ることにしたのだった。

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| アニバーサリー特集♪ | 23:00 | コメント:2
コメント
UTさま♪
こんにちは♪ なぎーの。ですv
ロロナナ→ルルのお話、読んでくださってありがとうございます♪
何故か、ユフィが出張ってますが、のちは、ロロナナにせめられちゃうルルたんになると思います・・・!
このお話では、ロロの性格が、何だか『はっぴーな午後』っぽくなってしまいましたね(汗
これから、10月25日をはさんで、ロロナナバースデーを盛大にお祝いしたいと思います♪

リンクの件ですが、ロロネタ少ない方ですが、よろしいでしょうか?
もし、よろしければ、こちらのリンクのページにて、詳細がありますので、ぺタリと貼ってやってくださいませv
http://fujimulasaki.blog95.fc2.com/blog-entry-53.html
(確か、FC2ブログ同士ですと、右列の『このブログをリンクに追加する』というリンクでも、リンクできたと思います。。。)
こちらからも、上記のリンクページに加えさせていただきたいと思います♪

それではv
2008.10.24 Fri 13:52 | URL | なぎーの。(管理人)
おはようございます♪
わ♪ロロナナ+ルルーシュですね♪♪
私はこの組み合わせ元々好きな上に常に頭にお花が咲いてる自信がありますので、もちろんOKです!!

それになぎーの。様のところのロロがまた読めてとっても嬉しいです!!
長期連載だったらいいなぁ♪

ところで、あつかましいお願いなのですが、もしよろしければうちからリンクを貼らしていただいても良いでしょうか?
どうぞよろしくお願いいたします!
2008.10.24 Fri 09:32 | URL | UT
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