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『コードギアス・反逆のルルーシュ』非公認ファンブログ。二次創作SS(BL・女体化含)、イラスト、R18アリ。 pixivにて他ジャンルで活動中★

黒猫皇子と白狼騎士

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Pillow talk
『ゼロ・レクイエム』のその後のお話です。
総集編に載せておりましたオマケを再録しました♪

タイトルから、ラブラブ甘々スザルルを期待した方にはゴメンなさい☆
どうも、ウチの二人は、そういうのを理解してないようです(ぇ

※ 『ゼロ・レクイエム』の総集編は絶版とさせていただきました。
お求め下さった方々、大変ありがとうございました。


※ このお話は R18要素を含みます。
  ニガテな方、18歳未満の方は、ご注意ください。
  大丈夫な方のみ、続きをご覧くださいませv

『ゼロ・レクイエム』を復習する♪


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Pillow talk

 ピロートークといえば、世間一般では、恋人同士や夫婦間での、セックスのあとの甘い時間、を指すものだと、ルルーシュは、思っていた。

 先ほど、共に果てたルルーシュとスザクは、そのまま、ベッドの上に倒れ込み、並んで手を繋いで眠った。
 人前では、恥ずかしがって、とてもそんなことは出来ないルルーシュも、時々は、スザクのそういった行為に付き合うことがある。
 それは、ただ、やみくもに『快楽』を叩き込まれる『セックス』よりは、この方が、よりスザクの存在を感じられるからだ。
 こと、快感において、敏感なルルーシュは、スザクの愛撫に感じるところまではいいのだが、最終的には、強過ぎる快楽に真っ白になってしまい、何も判らなくなってしまう。
 だから、このように、甘い感覚を味わいたい、と思うのなら、多少の羞恥は捨てる覚悟で、スザクとのスキンシップに臨んでいた。
 その感覚は、間違いではないと思う。

 ならば、この状況は、何だ?

 ルルーシュは、そう思った。
 いや、ルルーシュの概念や感覚は違っていないのだ、多分。
 スザクとの体力差からか、それとも、初めのときに、うっかり、スザク受け入れる役をしてしまったからか、二人のセックスにおいて、受け身役・・・女性的な役をすることになったルルーシュが、次第に、女性がセックスに求めるものと似通ったものを求めるようになっても、そう不思議はない。
 しかし、それが、そのまま、目の前の男に当てはまるか、といったら、答えがノーだっただけなのだろう。
 何せ、スザクときたら。
「だから、ルルーシュも、ユフィのことは、好きだったんだよね?」
 ルルーシュの意識がはっきりしてきたのを確認すると、開口一番に、こう訊いたのだ。
 どうして、今しがた、共に『絶頂』を味わったというのに、他の女の名前を出されなければ、ならないのか?
 まぁ、これについて言えば、過去、クラブハウスでコトになだれ込んだ時代は、ルルーシュの方が、ナナリーの心配をして、開口一番、ナナリーの話題を出したことがあるから、お互いさまなのだろう。
 ユフィ、ことユーフェミアは、腹違いとはいえ、ルルーシュの妹で、スザクは、ユーフェミアの騎士だった。
 ギアスの暴走がなければ、彼女の導きのもと、二人は手を取り合えるはずだったし、その件に関しては、ルルーシュも未だスザクにコトの真相を明かしていなかったため、いつかは、問い質されると覚悟はしていたのだが。
 しかし、次に来た言葉は、さすがのルルーシュも、頭を抱えたくなるものだった。
「シャーリーとは、どんな気持ちで、付き合ってたの?」
 お祭り好きのミレイ会長が、卒業記念イベントと称して、『キューピッドの日』なるカップル強制成立イベントを催したことがある。
 それは、なかなかまとまらないルルーシュとシャーリーの仲を、ミレイ会長が心配して、背中を押す形で二人をくっつけるために開催されたイベントだった。
 最後には、ナイトメアまで出る、という大騒ぎになったものの、ルルーシュとシャーリーの帽子は交換され、一組の学園公認カップルが誕生したのだった。
 折りしも、そのときは、ルルーシュは、ゼロとしてブリタニア軍と戦っている真っ最中だったわけだし、スザクも、ラウンズの一人として、エリア11の軍を任された者として、ゼロを追う立場にあったときのことだ。
 二人の間に、以前のような甘い雰囲気はなかったし、ルルーシュは、皇帝に記憶を改ざんされたままのフリをしていたわけだから、シャーリーと付き合うことになったのだが、不幸にも、彼女は、ジェレミアがルルーシュを追い詰める際に使った『ギアスキャンセラー』によって、全ての記憶を取り戻し、その戦闘に巻き込まれて死亡した。
 正確には、ギアスの秘密を知ったシャーリーの危険性を憂慮したロロが、彼女を始末したのだが、その件についても、ルルーシュは、スザクに何の弁明もしていないのだ。
 仕方がない。
 どちらの『事件』に関しても、『ギアス』という力の危険性と、それに付きまとう『孤独』への宿命を知っていながら、力を使い続けたルルーシュに、全く責がない、とは言えないのだから。

 しかし、今、出す話題ではないんじゃないのか?

 ルルーシュは、このときほど、スザクの『空気読まない』部分を、憎いと思ったことはない。
 過去、スザクが突然起こした言動で、その的外れな部分に、ルルーシュが頭を抱えたくなった場面は、幾度となくあったが、それでも、あとから考えれば、その方が、コトが上手く運んだ場合もあったし、ルルーシュも、スザクの意見を参考にすることが間々あったため、あまり問題にしてはいなかった。
『ゼロレクイエム』の最終局面で、ナナリーを挟んで、ヘタな『茶番』を演じてくれたときでさえ、あとから知ったことではあるが、C.C.やジェレミアらが、スザクのしようとしていることを理解し、他の者たちには、『ゼロ』が言ったセリフは、届かないようになっていたらしい。
 しかし、生き残ったルルーシュは、その後、搬送された病院で、全部バレてしまった人たち相手に、酷い目に遭わされたのだ。
 カレンのイヤミに、ナナリーと神楽耶の張り合い、ミレイは、相変わらずだし、玉城は、親友ごっこの続きを始めようとする。
 藤堂などは、何も言わずに、一時間も座っていたかと思ったら、そうやってベッドに寝ていれば、ただの学生だな、とワケが分からないことを言って去っていった。
 はっきり言って、彼の見舞いが、一番、いたたまれなかった。
 しかし、それもこれも、今、こうして生きていることに比べたら、何でもないことなのかもしれない。
 そう思えるようになったルルーシュは、本当に、ただの『ルルーシュ』になってしまったのだろう。
 スザクは、文字通り、『ルルーシュ・ヴィ・ブリタニア』を殺すことによって、ルルーシュ自身が囚われていた『過去』さえも、闇へ葬り去ってしまったのかもしれない。
 そういえば、扇の言い訳は、記録に録っておきたいくらい、滑稽だったか。
 だが、当のスザクは、まだ、過去を引き摺っているように思えた。
 ベッドの上で、上体を起こし、シャーリーが言ったことについて、語り始める。
「シャーリーが、言ったんだ・・・ルルーシュのこと、赦せないんじゃなくて、赦したくないだけなんだって・・・ぼくは、赦しちゃいけないって思ってた。ユフィを・・・彼女を、あんな目に遭わせて、目の前で撃たれて・・・何も終わっていないのに、過去にされて・・・ユフィだって、君の妹だろうにって・・・」
 スザクは、時々、何かを堪えるように、言葉を詰まらせながら、そこまで言った。
 ルルーシュは、黙って、スザクの話を聴いていた。
 スザクは、うつむいたまま、ため息を一つ落とすと、こう続けた。
「・・・シャーリーは、赦したって言ってた」
「あぁ」
 それは、ルルーシュも、分かっていた。
 記憶を取り戻してなお、自分のことを『好き』でいてくれたシャーリー。
 生まれ変わっても、好きになる、と言ってくれたシャーリー。
 彼女は、ルルーシュがしたことの『意味』すら知らされていないのに、ルルーシュの全てを受け入れてくれたような気がした。
 ルルーシュは、胸の内に残る、鈍い痛みと共に、シャーリーの笑顔を思い出す。
 スザクは、突然、ルルーシュに向き直ると、目に涙を浮かべたまま、こう言った。
「僕はっ・・・信じたかった!例え、ルルーシュが、僕たちを裏切っていたとしても!・・・友だちだから、信じたかった・・・なのにっ」
 それは、スザクの慟哭だった。
 嘘を重ね、真実を覆い隠してきたルルーシュへの、糾弾だった。
「スザク・・・」
 ルルーシュは、そう言って、涙を流し続けるスザクの頭を引き寄せた。
 何も着けない胸に、湿り気を感じ、ルルーシュは、自分の罪を受け止める。
 やがて、ルルーシュは、スザクの嗚咽が止むと、こう呟いた。
「・・・俺を信じ続けた者たちは、みんな死んでいった」
「ルルーシュ・・・?」
 ルルーシュは、目の前のスザクではなく、どこか遠くを見ていた。
 喪った人たち。
 奪った命。
「ユフィも、シャーリーも・・・ロロも・・・みんな、俺を信じて、死んでいった・・・」
 どれも、大切な人たちばかりだった。
 ルルーシュは、それら全てを選ぶことが出来なかった。


 スザクは、ルルーシュから離れ、正面からルルーシュの顔を見た。
 その瞳には、スザクが映っているのに、ルルーシュは、スザクを見てはいなかった。
 ルルーシュは、先の言葉の続きであるかのように、彼女たちの最期をこう語った。
「俺の『嘘』を信じ、何をされても『俺』を受け入れ、そして、死んでいった」
 スザクは、背筋に冷たいものを感じ、ルルーシュを抱きしめた。
「僕は生きている」
「俺を信じなかったからだ」
 スザクの言葉に、ルルーシュは、即答した。
「ナナリーも生きている」
「俺の嘘に気付いたからだ」
 スザクは、ルルーシュに口付けた。
「カレンはっ」
「俺だけを選ぶことが出来なかった」
 首筋に噛み付き、赤いしるしを付ける。
「黒の騎士団はっ」
「・・・シュナイゼルに、ゼロの正体を明かされた・・・っ」
 まだ腫れぼったい胸の飾りを弄くり、ルルーシュの言葉を止める。
 スザクは、首の後ろの部分に、ちりちりとしたもの感じながら、最後の質問をした。
「・・・C.C.は・・・?」
「・・・アレは、不老不死の『魔女』だ」
 何ということだろう。
 スザクは、震えが止まらなかった。
 質問に答え、愛撫に反応するルルーシュは、まるで、人形のように空虚で、何もない。
 今なら・・・今なら、スザクが知りたかった『真実』を答えてくれるかもしれない。
 しかし、スザクは、今になって、それを『怖い』と思った。
 ルルーシュの中に広がる『闇』。
 暗黒の・・・『孤独』という闇を引きずり出し、自らの目で確かめることが、怖くなった。
 ルルーシュが言ったことが間違いでないなら、ユフィは、ルルーシュを受け入れたから、死んだことになる。
 シャーリーは、ルルーシュを赦したから、死んだことになる。
 ならば、『死にたかった自分』は、ルルーシュを信じ、ルルーシュを赦し、ルルーシュを受け入れれば死ねた、というのか?
『生きろ』というギアスは、自分を信じるな、ということなのか?
 そして、自分の口から出た言葉でさえも・・・。
 スザクは、指で弄っていた右胸の飾りに舌を這わせ、ルルーシュに訊いた。
「・・・僕を、信じられない?」
 ルルーシュの身体が、ビクリと震える。
 スザクは、愛撫の手を休めることなく、もう一度、ルルーシュに同じ質問をした。
「僕が、君を憎み続ければ、僕だけは死なない、と思った?」
 ルルーシュは、頭を横に振った。
「バカが・・・っ・・・俺は、何度も、来い、と言った」
 スザクは、頷いた。
「うん・・・そうだね。・・・『ゼロ』として」
 ナナリーのために、ナナリーを守るために、ナナリーが望んだ『世界』を創るために。
 ルルーシュは、スザクに呼びかけるとき、いつもナナリーの名を出していた。
 多分、そう言えば、スザクが断らないだろうことを知っていて、の行為だったからだろうが、今は違う。
 ルルーシュの『本当の気持ち』を知りたい。
 ナナリーがどうとか、日本人がどうとか、世界がどうとか、そういうことでなく、ルルーシュ自身はどう思っているのか。
 ルルーシュは、スザクをどう思っているのか。
『真実』を受け入れる度量がない、と思われているのか。
 あの『魔女』は・・・C.C.は、全てを知っているように思えた。
 あぁ、これは『嫉妬』だ。
 あの魔女だけが、ルルーシュに『力』を与え、ルルーシュの『全て』を知り、ルルーシュを受け入れていながら、彼の側で生き続けることが出来る。
 肉体の繋がりなどなくとも、ルルーシュとC.C.は、確かに繋がっている。
 心の奥深い場所で。
 ならば。
 自分も、C.C.と『同じ』になれば、ルルーシュの『全て』を知ることが出来るのか?
 彼女と『同じ』になれるのか?
 違う、とスザクは思った。
 C.C.は、ルルーシュを生かすことだけを優先してきた、と言ったが、最後の最後で、ルルーシュを『生』に向かわせたのは、ナナリーの言葉だった。
 そして、それを利用したのは、他でもないスザクだ。
 あれから、『世界』が変わっていくのと同時に、ルルーシュ自身も変わっていったように思えた。
 だから、あの時のC.C.と『同じ』では駄目なのだ。
 そして、何より、スザクはC.C.ではない。
 スザクは、ゆるゆると反応を始めたルルーシュ自身を手で包み込み、緩やかな愛撫を施す。
「ルルーシュは・・・僕を求めてくれないの?」
 生ぬるい快楽に、ルルーシュは身をくねらせていた。
 多分、こんなときに言わせた言葉は、何の信憑性もないだろう。
 しかし、スザクは、そうでもしなければ、ルルーシュが、そんなことを言ってくれるようには思えなかった。
 不快を与えず、ただ、緩やかな『快楽』だけを、ルルーシュに与え、彼の警戒を取り払う。
 当然、『快楽』に慣れた身体は、もっと先を求めるだろうが、それは与えられないから、ルルーシュは身体に『熱』を溜め込むことになるが、それを吐き出すことは出来ない。
 もうすぐだ。
 もうすく、ルルーシュが。
「・・・っ・・・スザクっ・・・」
 堪らない、といった感じで呼ばれた名前に、スザクは、昏い笑みを浮かべた。
「・・・愛してるよ、ルルーシュ。・・・僕は、もう君を置いて行ったりはしない」
 閉じられたまぶたに溜まる生理的な涙を、そっと唇で吸ってやる。
 下肢からこぼれ落ちるなみだは、そのままに、先端を強く擦れば、すぐにルルーシュはイッた。
 緊張が抜けた瞬間を見計らい、スザクは、ルルーシュに訊いた。
「・・・ルルーシュは・・・僕のこと、好き?」
 ルルーシュが、あぁ、と頷く。
「誰も・・・死なせたくはなかった?」
 続いて問えば、ルルーシュは、眉根を寄せて、首を縦に振った。
「・・・僕も、同じだよ」
 スザクは、ルルーシュを抱き締めた。
「僕はね・・・ルルーシュの口から聞きたかったんだ。ユフィを・・・シャーリーを好きだったはずの君が、本心で彼女たちを死なせたはずはないって・・・そう信じたかったから」
 強情なルルーシュは、これからも、貝のように口を閉ざしたまま、真実を隠して生きていくのだろう。
 しかし、スザクは、いつか、その『扉』を開いてみせる、と思っていた。
 そして、そのことで、またルルーシュと争うことになったとしても、最後に残るのは、やっぱり『好き』という感情だけなのだろう、と思った。


 結局、ルルーシュをイカせるだけで終わらなかった行為は、スザクがルルーシュの後ろを弄り始めたことから、最後まで続けられることになった。
 正直、ルルーシュとしては、ローションとスザクのものでぐちゃぐちゃになった場所を、もう一度スザクに見られるのは、勘弁願いたかったし、感じやすくなっている場所に、さらに加えられる『快楽』に、翻弄されるのも好みではなかったが、熱くなってしまったスザクに触らされては、それを受け入れるしかなかった。
 こういうとき、同性である自分は、事情が解かってしまう分、完全に拒絶が出来なくなる。
 損な役回りだった。
 ルルーシュは、強引なスザクに揺さぶられながら、こう思っていた。

 スザクのヤツ・・・本当は、何もかも分かっていて、それを俺の口から言わせたいだけじゃないのか?
 
 その疑問が解かれる日は、そう遠くはなさそうだ。

(終わり)
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| ゼロ・レクイエム(完結) | 00:00 | コメント:0
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