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『コードギアス・反逆のルルーシュ』非公認ファンブログ。二次創作SS(BL・女体化含)、イラスト、R18アリ。 pixivにて他ジャンルで活動中★

黒猫皇子と白狼騎士

枢木くんの恋人。 | main | スザク&ネコ耳ルル
Masquerade 5
『ちょこっとルルコ。』のネタバレSSです。

スザ語りで、補完出来ない内容を、こちらに持ってきているので、
必然的に、『ネタバレ』状態になりました。。。

先にご覧になるも、完結後まとめてご覧になるも、自由です。

語り手・形式はいろいろ。
5番手は、またルルコ語り。
4の続きで、ルルコが外へ出る直前のお話です。

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Masquerade 5

「『ゲーム』を始めませんか?」

オレが目覚めたあと、ユフィが言ったのは、そんな言葉だった。
ユフィは、オレが待ち続けていたヤツが、オレのことや、アリエス宮での出来事を、全て忘れてしまっていることを告げると、オレに『チャンスをあげます』と言った。
それは。

オレが、もう一度、ソイツに『好き』になってもらうこと。

それが出来れば、オレは、ソイツと一緒に、ずっと宮殿の外で暮らしてもいい、と言われた。
ただし、出来なければ、宮殿に戻ってもらう、と。
ユフィは、オレが宮殿の外に出られるように、父上に掛け合ってくれる、と言い、ソイツの家に、住み込みの『家政婦』として雇ってもらえるように頼んでくれる、と言った。
どんな手を使ったのかは知らないが、あれだけ、オレを『外』へ出したがらなかった父上は、意外とあっさり、オレがクルルギの家に住むことを許し、オレは、ユフィが渡してくれたピンクのメモ帳を受け取った。
そこに書いてあったのは、アイツの好みとアイツの国の生活習慣、家政婦としての常識、そして、一般的男性が喜ぶという『サービス』の方法だった。
オレが宮殿で聞いた話とほぼ同じだったそれは、ユフィなりの『気遣い』だったのかもしれないが、こんなにオレに『有利』にコトを進めるユフィの考えは、さっぱり分からなかった。
オレは、ユフィに訊いた。

「それじゃ、オマエの方が、分が悪いだろう?」

ユフィは、あら、と笑うと、

「何も『条件なし』で、とは、申しておりませんわ」

と言った。
そして、ユフィが、オレに出した『条件』は。

アリエス宮で、オレたちが過ごしたことと、そこで交わした約束など、七年前の『空白』について、アイツに話さないこと。

つまり、オレは、『ゼロ』からのスタートラインを決められたのだ。
そうか。
それならば、オレたちの『条件』は、そう変わらないのかもしれない。
『他人』のオレと、『幼なじみ』のユフィ。
考えようによっては、ユフィの方が、『有利』かもしれない。
だが、オレは、ここで引くわけにはいかなかった。

オレを迎えに来てくれるヤツは、もういない。
ならば、自分で出て行くしかない。

例え、それが、人の『心』を『賭け』の対象にする、人の『尊厳』を踏みにじるような行為に乗ることになったとしても。
オレは、その『条件』を呑んで、外の世界へ出た。
最後に、オレは、ユフィに訊いた。

「何故、オレは、昔の話をアイツにしたらいけないんだ?」

ユフィは、それまでの微笑を曇らせると、こう言った。

「それは、あなたが『条件』を破ったときに分かります」

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| Masquerade | 15:30 | コメント:0
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