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『コードギアス・反逆のルルーシュ』非公認ファンブログ。二次創作SS(BL・女体化含)、イラスト、R18アリ。 pixivにて他ジャンルで活動中★

黒猫皇子と白狼騎士

『猫の森には帰らない。』イメージイラスト | main | 七五三の悪夢★
猫の森には帰らない。 その24
ちょっと番外編っぽい後日談☆
ルルとスザクは、それなりに上手くやってるようです。。。
ユフィは、相変わらずですが★
さて、この子は、二人の中を、かき回したいのか、取り持ちたいのか
さっぱりですなぁ・・・。

ラストは、C.C.で締めですか・・・?

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猫の森には帰らない。

(その24)

 一時は、どうなることかと思いましたが、しーつーが間に入ってくれたおかげで、スザクと仲直りが出来たルル。
 ユフィも、見たところ、自分に友好的なので、ルルは、安心して、スザクのアパートへと帰りました。
 何だか、バタバタしてるうちに、まおとはなればなれになったのは、ちょっと残念な気もしましたが、まおは、自分から、また来て欲しい、と言ってくれたので、再会は、そう遠い日ではない気がします。
 全てが、上手くいっているような気がしました。
 ところが・・・?

「ですから! こういうときは、ルルの方から来てくださるまで、待つべきですわ!!」
 そう叫んだのは、ユフィ。
 ちょっとしたことから、スザクの態度に腹を立てたルルが、部屋のすみっこでスネていたときのこと。
 いつもなら、スザクが、ルルの大好きなオモチャや食べ物を持って、ゴキゲンとりにくるはずなのですが、その前に、ユフィがアパートを訪ねてきてしまったのです。
「でも、ルルが、おなかすかしてるかもしれないし・・・」
 スザクは、困ったような顔をして、ユフィにそう言いました。
 ルルは、チラ、と見ただけですが、自分とスザクの間に立ち、腰に手を当てているユフィは、森で初めて会ったときの印象はどこへやら、完全に、スザクをお尻にしいてしまっています。
 ユフィは、スザクがそう言うと、まぁ、と言って、スザクに反論します。
「スザクが構いすぎるから、ルルが離れるんです。たまには、ルルの方から甘えてくれるまで、そっとしてあげるのも、大事ですわ」

 うん、確かに、言ってることは、間違ってない。
 間違ってない・・・ケド★

 ルルは、お前が居るから、スザクのところへ行けないんじゃないか、とツッコミたいのをガマンしました。
 時々・・・そう、本当に時々なのですが、ユフィは、まるで、自分と会話しているかのように、受け答えしてくるのです。
 もしかしたら、ユフィは、自分の言いたいことが、分かるのかもしれません。

 スザクには、何も通じてないのに・・・。

 ルルは、スザクと自分が会話できる『力』を、しーつーからもらえば良かったかな、と思いました。
 でも、本当は、スザクの方が、ルルの言っていることが分かれば問題ないのですが、スザクは、しーつーに、『力』をもらうことは望まなかったのです。
 ルルが、人間の言葉を話せるようにして欲しい、とは言えませんでした。
 だって、きっと、スザクにも何か考えがあって、しーつーとの『契約』を拒否したのでしょうから。
 それが、ルルが、しーつーとの『契約』を拒否した理由と同じであって欲しい、とルルは思いました。

 お互いが想い合ってれば、言葉は通じなくても、大丈夫だよな?

 ルルは、とうとう、ドラ焼きまで持ち出したスザクを見て、にゃあ、と声を上げます。
「ほら、やっぱり、ルルがドラ焼きを欲しいって・・・」
 スザクは、ユフィに、そう言いました。
 ホントは違うケド、ルルは、スザクを許そうと思いました。
 だって。
 ドラ焼きは特別だったから・・・そんなルルの大好物まで持ち出して、こっちに来て欲しい、というスザクの気持ちを、ルルだってムゲには出来ないのです。
 ところが。
「いいえっ! 今のは、仕方ないから、許してやる、と言ったのですわ。・・・スザク? ルルに何をしたんですの?」
 二人の間に、ユフィが立ちはだかります。
『いや、ユフィ、もうオレはいいから・・・』
「良くありません!」
 間違いないようです。
 今、ルルは、ネコの言葉でそう言ったはずなのに、ユフィは、ちゃんとルルに向かってそう言ったのですから。
 でも、何だって、ユフィは、こうも、ルルとスザクのことに、口をはさみたがるのでしょう?
 ルルは、首をかしげます。
 すると、ユフィは言いました。
「スザク・・・ルルが嫌がること、したんでしょう?だったら、それが何かはっきりさせて、次からはしないようにするべきではありません?スザクが大丈夫、と思っていても、ルルにはそうでないことだってあるのですから・・・」
 ルルは、何だか、恥ずかしさでいっぱいになりました。
 まだ、ユフィを写真でしか知らなかったころ、ユフィのことを話しながら、スザクがデレデレしちゃってるのが面白くなくて、今みたいにスザクをムシしたことがありました。
 でも、今のユフィの言葉を聞いて、ルルは、スザクがユフィのことを好きになるのは、当たりまえのことなんだ、と思いました。
 だって、今、ルルは、すごく嬉しかったから。
 ユフィが、ルルのことを考えてくれているのが判って、本当に嬉しい、と思ったのです。
 ルルは、ユフィに、飛びつきました。
『いいんだ、ユフィ。本当に、何でもないことだから・・・スザクは悪くないんだ』
 ルルは、必死で、ユフィにそう言いました。
 すると、ユフィは、ルルに向かって言います。
「ルルは、スザクのことが好きなのね」
『なっ何を突然言うんだ?!』
 ユフィの言葉に、ルルは、びっくりしてのけぞります。
 さっきの話から、どうしてそうなるのでしょう?
 ルルは、ユフィの話に、全くついていくことが出来ませんでした。
 確かに、スザクのことは好きだけど、どうして、今、そんな話が出るのかは、さっぱり分かりません。
「どうしたんだい? ユフィ」
 スザクは、とても興味深そうに、こちらへ身を乗り出します。
 ユフィは、にっこりと微笑むと、また、ワケが分からないことを言いました。
「ルルが、スザクのこと、大好きなんですって♪」
『そんなこと、言ってない!!』
 ルルは、すぐに言い返しましたが、ユフィは、その言葉を、まるっきり違う言葉に訳しました。
「そんなにはっきり言ったら、はずかしい、ですって♪」
『だからっ!!』
 ルルは、目の前の少女に、恐ろしさを感じました。
 まおとはちがう・・・自分の心を明るみに出されるような、そんな恐怖。
 でも、それは、決して嫌な気持ちじゃなくて・・・。
「ルル・・・!」
 スザクの呼び声に反応し、見ると、スザクは、瞳に涙をいっぱいためていました。
「・・・スザク?」
 ルルがおどろいて、スザクの名前を呼ぶと、スザクは、ユフィごと自分を抱きしめてくれました。
「ぼくもっ・・・ぼくも、ルルのこと、大好きだよ!!」
『ぴぎゃぁ!』
 二人の間にサンドイッチされたルルは、ヘンな声を上げてしまいます。
 それでも、ルルは、二人とも引っかいたり、かみ付いたりする気にはなれませんでした。
 だって、それは、とてもいい気持ちだったから。
 ただ、ルルは、あまり、ユフィの前では、不用意なことは言わないでおこう、と思いました。
 そうしないと、ユフィは、自分の言葉が分かるフリをして、とんでもないことを言い出しそうな気がしたからです。
 ルルは、いつの間にか、さんにんめの大事なひとを作っていることに、気が付いていませんでした。

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| 猫の森には帰らない。(完結) | 17:00 | コメント:2
コメント
U.Tさまv
大丈夫かな・・・?と思いながら書いた、ユフィとルルの会話(?)、ウケてもらえて嬉しいです♪
ユフィは、『なんとなく』で分かったルルの言いたいことを、話してるみたいなので、表面の言葉に惑わされにくいのかもしれませんね(笑)
素直になれないルルの良き理解者になってくれるといいと思います♪
ネコのルルのまわりにも、これから、たくさんの『大切なひと』が増えていくといいですね♪

ユフィは、私の中でも、かなり特別な位置にいる女の子です・・・(色んなお話で出張ってますしね☆)
皇女なのに、フツーの女の子(でも、意思はかなり強い☆)なユフィが好きです♪
2008.11.16 Sun 22:16 | URL | なぎーの。(管理人)
ユフィ最高
♪本編でも当たり前のように猫とお話していたユフィですが、こっちでもマオより的確にルルの本当の気持ちを読み取っていますね。
ユフィ大好きなので嬉しいです。
ユフィは優しいだけでなく毅然とした強さを持っているところもいいです♪
たいせつな人が増えていくという楽しみ・・・そういうのがわかってよかったですね♪♪ルル!
2008.11.16 Sun 07:41 | URL | UT
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