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『コードギアス・反逆のルルーシュ』非公認ファンブログ。二次創作SS(BL・女体化含)、イラスト、R18アリ。 pixivにて他ジャンルで活動中★

黒猫皇子と白狼騎士

シュナ兄さまのお部屋v | main | 『猫の森には帰らない。』・インデックス
愛の調教師・その3
久々のシュナイゼルお兄さま登場☆
こちらのお兄さまは、ルル溺愛・他はどうでもいい型のヒト
みたいです・・・ま、本編の彼も、大して変わらない気がする
のですが・・・シツレイ★


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『愛の調教師』

前回まで

子ルルは、戦時中、ナナリーを安全な場所に置いてくれるという
『契約』のもと、シュナイゼル兄さまに、隷属することを
決めました。
お兄さまの服を汚してしまったルルは、お兄さまと一緒にお風呂に
入ることになります。
そして、脱衣ルームで羽織っていたシャツを脱がされたルルは
お兄さまに、服を脱がすように言われるのですが・・・?

【3】

脱衣スペースには、ルルとシュナイゼルお兄さまの二人きり。
目の前には、服を脱がせ易いように、としゃがみ込んだお兄さま。
ルルに逃げ場所は、ありませんでした。

「さぁ、ルル。服を脱がせてくれないか?
・・・いつまでも、このままでいるわけにはいかないだろう?」

優しく、諭すように話すのは、シュナイゼルお兄さま。

ルルは、口の中に溜まった唾液を飲み込むと、
お兄さまのガウンに手をかけます。

シュナイゼルお兄さまは、
普段は落ち着いた優雅な身のこなしをしているので、目立ちませんが、
その長身を支えるためのがっしりとした骨格と、肩幅があるため、
いざ服を脱がすにしても、子供のルルには、難しいことでした。

ルルが、お兄さまの周りを回りながら、
一枚ずつ、上着を脱がせるまでのあいだ、
お兄さまは、じっとルルを待っててくださいました。

そして、シャツのボタンを外すとき、お兄さまは、ルルにこう囁きます。

「ルルは、器用だね」

ルルは、優しく褒められたことに、くすぐったさを覚え、
ぶっきらぼうに答えます。

「ナナリーの服は、僕が着せ替えていたから・・・」

すると、お兄さまは、一瞬だけ表情を無くしました。

え・・・?

でも、お兄さまは、ルルが疑問に思う間もなく、
すぐにおだやかな笑みを浮かべると、こう言います。

「そうだね・・・ナナリーの面倒は、君が看ていたんだったね。
・・・でも、ナナリーも、もう少ししたら、ゆっくりでもいいから、
自分で着替えられるようにならないといけないね」

ルルは、黙ってお兄さまの話を聴いていました。

よく考えれば、今の自分たちとは、明らかに矛盾しているその言葉。

でも、これは、お兄さまを汚してしまった自分が悪いのだから・・・。

ルルが、そんなことを考えていると、
お兄さまは、ルルが黙り込んでしまった理由を、
別の意味に捉えてしまったようです。

「・・・ナナリーに会いたいかい?」

ルルは、思わぬところから出た言葉に、動作を止めます。

日本に居たころ。
ナナリーは、ルルがそばにいないと、淋しさと恐怖から、
たびたびかんしゃくを起こすことがありました。

スザクと仲良くなってからは、
そういうことも少なくなっていましたが、
そんなナナリーを知っているルルは、
ナナリーのことが心配で仕方がありませんでした。

ナナリーが、淋しがってはいないだろうか。

そう、考えながら

「うん・・・」

と答えるとお兄さまは、スッと立ち上がってしまいます。

「あ・・・!」

急に仕事を取り上げられたルルは、思わず手を挙げます。
お兄さまは、そんなルルたんを冷ややかな瞳で見下ろすと、
こう言いました。

「そうだね・・・今日の『教育』は、ここまでにしようか」

「え・・・?!」

ルルは、突然、態度を変えてしまったシュナイゼルお兄さまに、
戸惑いを隠せません。
いったい、
自分の何が、シュナイゼルお兄さまの気に障ったのでしょうか?
ルルには、全然分かりません。

しかし、お兄さまは、立ったまま手早く服を脱ぎ終えてしまうと、
一人で浴室への扉を開いてしまいます。
ルルは、わけもわからず、そこへ立ち尽くすしかありませんでした。


一方。
ルルを脱衣ルームへ置いて、一人でバスルームに入ってしまった
シュナイゼルお兄さまも、心中穏やかではありませんでした。

ルルが、こんなときまで、ナナリーのことばかり気にするから・・・。

そう。
お兄さまも、
身体の不自由なナナリーのことは、気にかけてはいますが
今は、そういう話をしたい気分ではなかったのです。
でも、ルルの頭の中は、いつだってナナリーのことでいっぱいで、
それがお兄さまには、面白くないのです。

それが、『嫉妬』という醜い感情であることは、お兄さまも知っている
つもりでした。
ですから、お兄さまは、そんな醜い感情をルルに見せたくなくて、
脱衣ルームへルルを置き去りにしてしまったのです。

ルル・・・。

シュナイゼルお兄さまは、
いつまで経っても自分を追いかけて来ないルルに、苛立ちを覚えます。

自分で突き放しておいて、勝手な話なのですが、今なら・・・
少しは冷静になれた今なら、ルルの淋しさを受け止めてあげられる
かもしれません。

お兄さまは、言いました。

「ルル・・・怒ってないから、入っておいで。
そんなところに立っていたら、カゼを引いてしまう」

かちゃん、とドアが開く音がして、扉の向こう側から、小さな影が、
おそるおそる顔を出しました。

「ルル・・・!」

何というコトでしょう!
ルルは、大きな紫水晶の瞳に、涙をいっぱい溜めて、こちらを見ている
ではありませんか!

シュナイゼルお兄さまの中に、とたんに『罪悪感』がこみ上げてきます。
お兄さまは、ルルにこう言いました。

「すまなかったね、ルル・・・キミに淋しい思いをさせた」

すると、ルルは、大きく首を横に振って、こう返します。

「ううん・・・ぼくが・・・ぼくがお兄さまの気に障ることを言ったから・・・
だから、お兄さまは、冷たくなったんでしょう?
・・・でも、いくら考えても、どこが悪かったのか、分からなくて・・・
それで・・・っ」

ルルは、お兄さまが自分を置いていったのは、自分のせいだと
思っているようでした。
それは、まるで、ルルが、そうでなければ、お兄さまが、自分を怒る
ことはない、と信じてくれているようでした。
自分のことをこんなにも信じ、慕ってくれているルルを前に、
シュナイゼルお兄さまも、ウソを吐けなくなってしまいます。

「ルル・・・キミのせいじゃないよ。
キミがあまりナナリーのことを言うから、少しいじわるをしてみたく
なってしまったんだ」

すると、ルルは、驚いたように目を見開くと、シュナイゼルお兄さまに
こう言います。

「ルルのこと、嫌いになったんじゃないの?」

お兄さまは、可愛らしい質問に、笑みを浮かべながら、
首を横に振りました。

「反対だよ・・・
ルルのことが好きだから、ルルにいじわるをしてしまうんだ」

ルルは、扉の影から、身を踊らせます。

「お兄さまっ」

お兄さまは、ルルに駆け寄り、ルルをぎゅっと抱きしめました。

「私のこと・・・嫌じゃないのかね?」

お兄さまが、そう訊ねると、
ルルは、お兄さまに頬を擦り付けながら、こう言いました。

「ううん・・・いじわるなお兄さまも・・・・・・好き」

それは、本当に小さな声でしたが、ルルがお兄さまのいじわるを
受け入れた証となる言葉でした。

(つづく?)
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| シュナ兄さまのお部屋v | 22:00 | コメント:0
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