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『コードギアス・反逆のルルーシュ』非公認ファンブログ。二次創作SS(BL・女体化含)、イラスト、R18アリ。 pixivにて他ジャンルで活動中★

黒猫皇子と白狼騎士

『Masquerade』インデックス。 | main | ちょこっとルルコ。 R2・その9
Masquerade-R18・その4
久々登場!のR18・『ちょこルル』サイドストーリーですv
ついに現れるイレギュラー・ユフィ!(またか★)
桃色・タイフーン少女は、何をするつもりなのでしょうか?

※ このお話には、一部内容に性的表現が含まれます
18歳未満の方、社会的・精神的に自己責任が取れない方
閲覧は、ご遠慮ください。。。

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Masquerade-R18 (4)

『ピンポーン♪』

と、玄関の呼び鈴が鳴ったのは、オレが夕ごはんのおかずを、全てテーブルに並べ終えたときだった。
 スザクが帰ってきたにしては、呼び鈴が鳴るのはおかしい、と考えたオレは、この忙しい時間に誰だろう、と思いながら、玄関へと向かう。
 カメラ付きのインターホンに写ったのは、オレが最も良く知る人物で、それゆえ、今は最も会いたくない人物だった。
『こんばんは♪ ルルーシュv』
 弾むような声で、オレの名前を呼んだのは、オレの腹違いの妹であり、日本の副総督となったばかりのユーフェミアだった。
 ふわふわの桃色の髪を豊かに伸ばし、どこか夢見る少女のような容貌を持つユフィは、その愛らしい容貌と分け隔てのない態度、親しみやすさから、あっという間に日本中の人気を集めることとなった。
 現在は、政庁を拠点とし、コーネリア総督が苦手とする各施設の視察、慰問などに飛び回っているらしい。

 しかし、その忙しいはずの『ユーフェミア副総督』が、わざわざこんなところまで訪ねてくるとは、どういうことなのだろうか?

 確かに、スザクは、ユフィの『騎士』として、彼女に同行したり、共に何かをすることもあるようだが、そういう用事なら、軍を通じて、スザクに呼び出しがあるはずだ。
 しかし、ユフィは、よく、親しい者には、ダイレクトで電話をかけて来たり、突然、家に訪ねて来たりするので、そういう類かもしれない。
 オレは、そんなことを考えながら、通話ボタンを押し、ユフィに呼びかける。
「どうしたんだ? スザクなら、もうすぐ帰ってくるはずだが・・・」
 すると、ユフィは、首を横に振り、こう言った。
『いいえ、ルルーシュに用事があって来たのですわv』
 歳が近いせいか、それとも、小さいころからよく一緒に遊んでいたせいか、ユフィは、オレには『お姉さま』という呼称は滅多に付けない。
 代わりにというわけでもないが、ユフィは、オレと初めて会ったときに、『ユフィ』と呼んで欲しい、と言った。
 オレとしても、いきなり現れた女の子を『妹』と言われてもピンと来なかったし、まぁ、本人がそう言うのだから、その通りにするか、と彼女を『ユフィ』と呼び、妹というよりは幼なじみに近い感じで、接してきた。
 ユフィは、騎士候時代のマリアンヌ(オレの母上のことだ)のファンだったらしく、アリエス宮に入りびたり、母上はもとより、オレや妹のナナリーとも親しくしていた。
 そして、当時、日本からブリタニアへ留学に来ていたスザクを、オレに紹介してくれたのもユフィだった。
 その後、いろいろとあって、現在に至るわけだが・・・どうも、オレは、ユフィが苦手だ。
 行動は突拍もないし、言ってることはハチャメチャだし、落ち着きはないし、周りを振り回してばかりいる。
 そのクセ、素直で明るい性格からか、人からは愛されるし、オレにないものをたくさん持っている。
 そんなオレの気持ちを知ってか知らずか、ユフィは、オレに対しても何一つ遠慮することなく、ズケズケと物を言い、それでいて、あれこれと世話を焼いてくれるのだ。
 確かに、アリエス宮に閉じこもりっきりだったオレより、ユフィの方が、外の世界でいろいろなことを知ってきたのだろうが、オレだって何も知らないってワケではない。

 それなのに、こんなに世話を焼かれたら、どっちが姉でどっちが妹か判らないじゃないか!

 オレは、そんな思いを抱えつつ、玄関のドアを開けた。
 どうせ、またろくでもないモノを持って来たに違いない。
 まぁ、いつかのペアパジャマに比べたら、何でもないものなのだろうが・・・。
 アレは、さすがに、スザクに見せられなかったから、タンスの一番奥に仕舞ってある。
 揃いのピンクとブルーの生地に、ハートマークプリント入り、同布のナイトキャップ付きだなんて、どういうシュミしてるんだ。

 スザクのブルーはともかく、オレにピンクはないだろう!

 オレは、スザクがドン引きする姿を、コンマ2秒の間、頭に浮かべ、急いで、その脳内映像をデリートした。
 ユフィの助言でした数々の格好で、そういうスザクを見慣れてしまったせいか、すぐに思い出せる自分が嫌になる。
 しかし、オレは、招き入れたユフィが、もっととんでもないモノを持ってくることなど、夢にも思っていなかったのだ。


「なななな、何だ、これはっ?!!」
 オレが、ユフィが持ってきた箱を開けたときに発した声が、この言葉。
「何って・・・ネコ耳としっぽですわ♪」
 何の邪気もなく、いつもの間延びした声で返されたのが、ユフィの言葉。
 目の前には、肌触りが良さそうな黒い毛並みの動物の耳がついたカチューシャと、同じ生地で作られた長い尾のようなものが入っていた。
 これが、いわゆる『ネコ耳』と『ネコしっぽ』だということは、見れば分かる・・・分かるが、それをどうしろというのだ、この脳内常春女はっ。
 ユフィは、『萌え系グッズ』を前に顔面蒼白にしているオレをちら、と見るとネコ耳を取り出し、こう言った。
「ルルーシュに似合うと思いまして・・・ほら、可愛いv」
 手にした耳をオレの顔の前に持ってきて、にっこりと微笑むユフィに、オレは、呆れてモノが言えなかった。
「やっぱり、ルルーシュは、黒い子ですわね・・・しっぽも着けたら、スザクもメロメロですわv」
「何?! スザクだと?!!」
 オレは、ユフィの怖いセリフの中に、気になる名前を聞き、そう聞き返した。
 この、想像するも恐ろしいグッズのどこに、スザクをメロメロにさせるものがあるというのか・・・。
 ユフィは、オレが話しに乗って来たのに、ますます笑みを深めると、こう答えた。
「スザクは、猫が大好きなのですわ♪ でも、本物の猫さんは、スザクに咬みつくのが好きみたいでして・・・」
 ユフィは、オレの知りえなかった情報を、持っていた。
 スザクが、生徒会室の猫に咬まれている姿は、よく見ていたが、それでもその猫を世話を進んでしていたのは、猫が好きだったからなのか・・・オレは、また、ユフィに先を越されてしまった感にモヤモヤしながらも、話の続きを促す。
「それで、このグッズを買ったのか?」
「えぇv ルルーシュが猫になったら、スザクが喜ぶのではないかな、と思いまして・・・せっかく両想いになれたのですから、これくらいのサービスをしてあげてもよろしいのではないかしら?」
 スザクが喜ぶ・・・オレは、ユフィの言葉に、心をぐらつかされていた。
 普通なら、こんなコスプレよろしくアニマル系の姿など、したくもないが、もし、オレがこれを着けることによって、スザクが喜ぶというのなら・・・。
 オレは、ユフィに手渡されたネコ耳を、おそるおそる受け取ると、自分の頭に着けてみる。
 ちら、と上を見ると、ニコニコ顔のユフィと目が合い、慌ててネコ耳を外した。
 やっぱり、これは、いくら何でも・・・それに、例え妹でも、ネコになったオレを見せるのは、恥ずかしい。
 すると、ユフィは、顔に笑みをたたえたまま、オレが外したネコ耳を取り上げ、もう一度、オレの頭にネコ耳を装着した。
「ゆゆゆ、ユフィ?!」
「やっぱり、可愛らしいですわv」
 ユフィは、呑気にそんなことを言うと、続いてしっぽを取り出し、しっぽの根元の近くを指先で押さえつけた。
 すると、しっぽの根元がぱっくり口を開け、何かを挟むような構造になっていることが分かった。
「さ、ルルーシュv これも♪」
 すっかりノリ気のユフィは、オレが拒絶する可能性など、コンマ1パーセントもないかのように、しっぽの根元をパクパクさせる。
 その姿は、ユフィでなければ、ただの変態だ。
 しかし、そんな姿すらも、可愛らしい容姿で誤魔化してしまうユフィは、オレを完全な『ネコ』にするべく、行動を開始する。
「ま、待て、ユフィ。・・・いくら、スザクが喜ぶと言っても、オマエの前で、こんな格好をする必要はないだろう?」
 オレが、必死に説得しようとすると、ユフィは、首を横へ振り、悪魔の一言を言った。
「いいえっ! ルルーシュひとりでは心配ですから、わたくしが手伝ってあげますわ♪」

 何が、オレひとりでは心配だっ!
 オマエが、オレの情けない姿を見たいだけじゃないかっ!!

 胸中では、そう叫んだが、こうなったユフィは、手が付けられない。
「大丈夫ですわ♪ ルルーシュが、裸エプロンで、ネコ耳・ネコしっぽを着ければ、あのお堅いスザクも、簡単にオチてしまいますわv そうして、二人は、身も心も堅く結ばれるのv あぁっ! わたくしの長年の『夢』がやっと叶うのですわねvv」
 ユフィは、ひとしきり余計なお世話的なことをまくし立てると、じりじりとにじり寄って来る。
 右手には、ネコしっぽ、左手には、いつの間にか拾っていた、オレのエプロンを握りしめていた。
 あぁ、確かに、今晩、スザクをオトすため、裸エプロンをしようとしたことは認める。

 だが、オレは、そんなアニマル萌え系グッズを着けて、変態プレイをしたいワケじゃないんだ~~~!!!

 オレは、背中に壁が当たるのに気が付くと、そう心の中で叫んだ。
 しかし、ユフィは、オレの上に乗り上げると、今度は背筋が寒くなるような笑みを浮かべ、こう言い切った。
「ルルーシュお姉さま? ずっと引きこもり生活を送ってきたお姉さまが、わたくしに体力で勝てると思いますの?」

 あぁ、スザク・・・オマエが敬愛している『幼なじみ』は、こんな一面を持っているのだぞ?
 それでも、オマエは、ユフィを頭から信用するのか?

 オレは、そんな現実逃避的なことを考えながら、ユフィに全裸に剥かれてしまった。
 もちろん、抵抗はしたのだが、『戦姫』の二つ名を持つコーネリア総督を『コーチ』と仰ぐユフィに、オレが敵うはずはなかった。
 アッという間に、エプロン一枚にされたオレは、腰の後ろにあるリボン部分にネコしっぽを装着され、完全な『ネコ』にされてしまう。
 そして、最後の仕上げとばかりに、ユフィが大きな鈴を持ち出したところで、今のオレが最も怖れていた声が聞こえた。

「ただいま~♪ ルルーシュ、遅くなってごめん・・・?」

 そう、オレは、スザクが帰ってくるはずの時間に合わせて、夕食の準備をしていたはずだったのだ。

(つづく?)


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| Masquerade | 22:30 | コメント:0
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