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『コードギアス・反逆のルルーシュ』非公認ファンブログ。二次創作SS(BL・女体化含)、イラスト、R18アリ。 pixivにて他ジャンルで活動中★

黒猫皇子と白狼騎士

『Oh! My brother!!』・その2 | main | スザクと会話バトン♪(ルルーシュ編)
『Oh! My brother!!』・その1
『Double Birthday』・ランペルージ家のルル誕SSです。
12月に入って最初の週末・・・それは、折りしも
ランペルージ家の長男・ルルーシュの誕生日でした。
ロロナナ・ツインズ主催の誕生会に、スザクやユフィまで
加わっての大騒ぎ?!
・・・ルルーシュの苦労は、まだまだ続きそうです(笑)

元のお話『Double Birthday』は、コチラから♪
  ↓      ↓      ↓
『Double Birthday』をおさらいする♪
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『Oh! My brother!!』 (1)

 季節は、すっかり冬の気配を漂わせるころ。
 ナナリーが古くなったブランコから落ちる・・・というヒヤリとさせられる『事件』も、そのころには、ちょっとした『想い出話』に変わろうとしていた11月最後の週末。
 この日は、少しだけ早く試験休みに入っていたユフィことユーフェミアが、ランペルージ家に遊びに来るということもあって、彼女をニガテとするルルーシュは、生徒会の用事と試験勉強という名目で、学園の寮で過ごしていた。
 先週末は帰省したから、というのが、ルルーシュの言い分ではあるが、ルルーシュを慕うロロやナナリーにとっては、舌の根も乾かぬうちに、といったところであろう。
 そして、人づてでしか、その話を聞いていないユーフェミアにしてみれば、ルルーシュってば、本当に仕方がないんだから!という感じである。
 いや、だから、アンタが原因なんだって、と思いつつも、本当のことを言えないロロは、今日も、ルルーシュの誕生日パーティを名目に、何かをやらかそうとしている姉妹の『画策』を、ため息を落としながら、聞くともなしに聞いていたのだった。


「それで・・・ルルーシュは、ナナリーに会うために、帰ってくる約束をしたのですわね?」
 頬を上気させて、そうナナリーに確認したのは、ユーフェミア。
「はい・・・そうなんです。先月は、週末のたびにお兄さまと・・・お友だちのスザクさんと一緒に遊びました」
 ユーフェミアの言葉を肯定し、(ロロにとっての)フロクの話を嬉しそうにするのは、ナナリー。
 ユーフェミアは、少しだけ考えるようなしぐさをすると、あぁ、と思い出したように頷いた。
「スザクさんって・・・あの茶色い方ですわね。あまりにもルルーシュと正反対でしたから、印象に残ってましたけど・・・」
 ユーフェミアは、それほど興味がない、という感じで、話を元に戻そうとする。
「とりあえず、ルルーシュが度々ここへ帰ってくるいうことは、ルルーシュが前みたいに、ここで一緒に暮らすようになるには、あと少しってところかしら?」
「本当ですか? ユフィお姉さま」
 ユーフェミアの希望的観測に、ナナリーは、表情を明るくした。
 ロロは、事態がそれほど単純ではないことを知っていたが、今、手元で読んでいる小説が、クライマックスシーンだったため、二人の会話に加わるのはやめておいた。
 ユーフェミアは、自分の『計画』が上手く行っていると確信しているのか、今度は、来週末のルルーシュの誕生日は、ルルーシュが帰ってくることを前提にしたパーティを企画するつもりらしい。
 既に、彼女たちの手元には、何冊かのお菓子の本が並んでいた。
 女の子というものは、どうしてこんなに『記念日』が好きなのか・・・。
 ロロは、話についていけない悔しさからか、そんなことを考えてみる。
 しかし、それもほんの一瞬のことで、すぐに目の前の小説にのめり込んでいった。
 主人公が、劇的な最期を迎えるまで、あと数ページ。
 それまでは、あがき続ける彼の生き様を、この目に焼き付けておかなければならないのだ。
 ・・・ロロの読書のシュミも、どこか『偏り』があるようだった。


 さて。
 そんなワケで、ランペルージ家の女性陣(いつの間にか、マリアンヌまで参加することになっていた)によって企画された『ルルーシュの誕生日パーティ』は、着々と準備が整えられていた。
 ロロは、紅茶を淹れるのだけは上手かったので、その点での協力はしたが、それ以外の部屋の飾りつけ、テーブルの準備や配膳は、ナナリーとユーフェミアが率先して行なっている。
 マリアンヌは、料理の腕を振るい、かなり多めのパーティ料理をこしらえていた。
 あとは、ルルーシュの帰りを待つばかりとなったころ、上手いタイミングで、玄関のチャイムが鳴った。
「は~い♪・・・誰かしら?」
 軽くツーステップを踏みながら、応対に出たのは、さっき全ての調理を終えたマリアンヌ。
 彼女は、ルルーシュにくっついてくるスザクのことを気に入ったらしく、ここ最近は、『コーチ』と『教え子』的な関係でスザクと『特訓』の日々を送っていた。
 何でも、スザクの運動能力なら、『世界』を目指せるらしい。
 ロロにとっては、どうでもいい話だったのだが。
 ロロが、玄関から戻って来ないマリアンヌを気にして、廊下へ出ると、仲良く談笑しながらこちらへ向かってくるマリアンヌとスザクの姿が目に入った。
 ロロは、少しだけ、胸の内にモヤっとしたものを覚えたが、それを無視して、もう少し後ろへ目線を泳がせる。
「兄さん!」
「ただいま、ロロ」
 そこには、今日の『主役』のはずなのに、すっかりフロク扱いされてしまっている兄・ルルーシュの姿があった。
「おかえり、兄さん。お誕生日おめでとう♪」
 ロロは、一番にそれを言いたくて、ルルーシュの側へと駆け寄る。
 そして、ルルーシュの荷物を預かると、リビングへ向かう兄に同行する。
「今日はね、兄さんの誕生日だから、母さんとナナリーとユフィ姉さんが、パーティの準備をしてたんだ」
 ボクも、少しだけ手伝ったけどね、と小さく付け加えて話すのを、ルルーシュは、穏やかな笑みを浮かべて聴いてくれた。
「今日は、パーティ料理も、全部なくなるかもしれないな」
 スザクがいるからな、と冗談交じりに笑う兄。
 ロロにとっては、この兄と話す時間が、最も幸福な時間だ。
 しかし、ランペルージ家のリビングが、いくら南向きの突き当たりにあるからとはいえ、ほんの2、3言話せば、すぐに辿り着いてしまう。
 ロロは、それでも、ルルーシュと一緒にいる時間を引き延ばしたくて、少しゆっくり歩いた。
「ね、準備が終わるまで、もう少しかかるみたいだから、先に兄さんの部屋へ行こうか?」
 荷物を先に片付けよう、と提案し、そのままルルーシュの部屋へと向かう。
 ロロは、その間も、他愛のない話をして、ルルーシュの笑顔を一人占めした気分に浸っていた。


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