FC2ブログ
『コードギアス・反逆のルルーシュ』非公認ファンブログ。二次創作SS(BL・女体化含)、イラスト、R18アリ。 pixivにて他ジャンルで活動中★

黒猫皇子と白狼騎士

『Oh! My brother!!』・その4 | main | 『Oh! My brother!!』・その2
『Oh! My brother!!』・その3
『Double Birthday』・ランペルージ家のルル誕SSです。

ロロが、ルルーシュを尊敬するような出来事にあうと
ロロは、決まってこう言います。

『やっぱり、ボクの兄さんは、スゴイや』

ロロの中では、ルルーシュが一番で、自慢で、誇りで
凄いのは当たり前なのですが、それを再確認出来ることにあうと
思わず口をついて、この言葉が出てしまうのですね♪

今回も、ロロにとっては、そんな出来事だったようです。。。

-------------------------------------------------------------

『Oh! My brother!!』 (3)

 やっぱり、ボクの兄さんは、スゴイや。

 ロロは、驚きを隠せなかった。
 ロロは、少しでも長い時間、ルルーシュと話をしたかっただけ、だと思っていた。
 しかし、ルルーシュは、そんなロロの態度を見て、何か聴いてもらいたいことがあるんじゃないか、と解釈した。
 それは、ロロの中では、まだ漠然とした想いで、はっきりと形になる前に指摘されたものだから、ロロ自身もハッとせざるを得なかったのだ。
 ロロは、ルルーシュから預かった荷物が全部片付いていることを確認すると、実は、と口を開く。
 それは、ここ最近の話だった。


「ナナリーの気持ちが分からない・・・?」
 ルルーシュは、珍しく、ロロが言った言葉を、オウム返しに言った。
 普段、人と話すことに長けたルルーシュは、相手の言いたいことを先取りすることはあっても、言われた言葉の意味が全く理解出来ない、というのは珍しい。
 相手がユーフェミアみたいな、思いつきで物事を言う者・・・しかも、数秒前とは何の繋がりもないことを思いつくものだから、誰も彼女についていくことは出来ない・・・ならともかく、ロロみたいに、小さなころから一緒にいる者の言いそうなことは、だいたい想像がつくのだ。
 しかし、ロロが出した話題は、特殊な事項で、ルルーシュの理解の範疇外にあるものだった。
 ロロとナナリーは、二卵性の双子で、外見もよく似ているし、もっと小さかったころは、マリアンヌの好みで、兄妹揃いの色違いな服装をさせられていたためか、二人セットで扱われることが多い。
 二人とも、一緒の学校(何故か、ルルーシュとは別の学校だった)に通い、一緒にいることも多かったので、ロロは、時々、ナナリーが口に上らせる前に、ナナリーが言いたいことを言い当ててしまうクセがあった。
 ロロに訊けば、何となく分かる、ということだったし、ナナリーも、それを否定したことがなかったので、双子なら、そういうこともあるのだろう、とルルーシュは、深く考えないでいたのだが・・・。
(しかし、以前、ナナリーが家を飛び出したとき、ロロにナナリーの居場所を当てさせる、ということをしたところをみると、それなりに信用しているのかもしれない)
 しかし、今日のロロは、そのナナリーの気持ちが分からなくなった、と言うのだ。
 いや、普通なら、誰でも、自分以外の人間の考えていることなど、分かりはしないだろうし、付き合いが長ければ、だいたいは察することが出来たとしても、確認しなければ、おかしなカン違いだって引き起こしかねない。
 だから、ナナリーの気持ちが分からないことがあっても、本人に訊けばいいだけのことだろう。
 だが、ロロは、かなりの精度でナナリーの気持ちを言い当てていたため、それが分からないとなると、不安を感じることもあるのだろうか?
 ルルーシュは、ロロに、もう少し詳しく訊いてみることにした。
「分からないとは・・・ロロ、そもそもオマエは、ナナリーの気持ちのどこまでを分かっていたんだ?」
「それは・・・」
 ロロは、少しの間、言いよどんだ。
 ルルーシュは、一つため息を落とすと、ベッドの上に腰かけ、ロロに隣りを勧める。
「ナナリーが、喜んでいるのか、不機嫌なのか、そういうことなら、ナナリーをよく見ていれば、だいたいは想像がつくな。・・・だが、ロロ、オマエが分かるのは、それ以上のことだった」
 ルルーシュは、過去、ロロが先回りして言ったナナリーのことを思い出し、そう告げる。
 ロロは、ルルーシュの言葉に頷いた。
「でも・・・はっきりと言葉で聴こえるのは、稀なことなんだ。ナナリーの・・・身体のどこかに触れているときくらいで・・・だいたいは、ナナリーの気持ちを考えて・・・集中すると、そうだと思えてくるのが、ナナリーの気持ちで・・・」
 ロロが言うことは、イマイチ要領を得ないものだった。
 元々、理屈や科学で証明出来ないようなことを扱っているため、仕方のないことではあるが、ロロが言っていることは、それだけ聞くなら、人が、他人の気持ちを察しようとするときにしていることと、大して違いはない。
 ルルーシュは、しばし、考えをめぐらせると、話題を少し移してみた。
「・・・最近、ナナリーやオマエに変わったことは?」
 もし、二人の間に何かあったのなら、それが気持ちが分からなくなったことの原因になっているのではないか、とルルーシュは考えたのだ。
 ロロは、ルルーシュの質問に、ううん、と首を横に振ったが、しばらく待ってみると、何かを思いついたように言った。
「ナナリーが・・・週末になると、すごく楽しそうにするだけで・・・兄さんにいつもくっついてくるアイツ・・・」
「スザクだ」
「・・・スザクさんのことばかり言うんだ」
 ルルーシュは、それだ、と思った。
 今、ロロは、知っているはずのスザクの名前を、言いよどんだ。
 そして、ナナリーは、スザクのことばかりを話すという。
 多分、ロロは、スザクのことをあまり好いていないのだろう。
 だから、スザクの話題になると、あからさまに不機嫌になる、
 しかし、ナナリーは、ロロが好いていないスザクのことばかり、楽しそうに話すものだから、そこで、二人の心が、ちょっとした『すれ違い』を起こしている。
 もし、ロロが、ナナリーのスザクを思う気持ちを理解したくないというのなら、その部分が分からなくなるのは、当然ではないだろうか?

 ・・・待てよ?

 ルルーシュは、ロロに、ナナリーの気持ちが分からなくなった原因を、解き明かそうとして、ある重大な事項に気付いた。
「ロロ! ナナリーは、スザクのことが好きなのか?!」
「・・・へ?」
 それは、ナナリーが、初めてルルーシュとロロ以外の異性に『好意』を示したということだった。


インデックスへその4へ
拍手する
| アニバーサリー特集♪ | 15:00 | コメント:0
コメント
コメントする














管理者にだけ表示を許可する

| ホーム |

Profile
pixiv

pixiv

What's New
Manu
Search

Counter

Link

お世話になってます♪

ギアスサーチバナー
GEASS SEARCH 様

ギアスSSサーチバナー
ギアスSSサーチ様


スザルル同盟様はサイト閉鎖されました   ロロ同盟バナー
スザルル同盟様  ロロ同盟様

Link 2
Comment
Mail Form

↓お問い合わせは、コチラで↓

名前:
メール:
件名:
本文:

QR CODE

QR

ケータイからもご覧いただけます♪