FC2ブログ
『コードギアス・反逆のルルーシュ』非公認ファンブログ。二次創作SS(BL・女体化含)、イラスト、R18アリ。 pixivにて他ジャンルで活動中★

黒猫皇子と白狼騎士

踊り子ルルーシュ・その2 | main | 眼鏡執事風ライ(イメージ画)♪
踊り子ルルーシュ・その1
タイトルに何のひねりもなくて、スミマセン☆
その名の通り、ルルーシュ踊り子ネタです。。。
DVD第4巻のイラストドラマの踊り子ルルーシュにホレて
こんなネタが出来てしまいました☆

・・・多分、みんなが、書きそうなネタだと思うので、
それなら、冬コミ行く前に発表してしまえ★というカンジです。。。

ま、書き上げたあとなら、ネタが被っても大丈夫だしね★
(そういうモンダイではない★)

そんなワケで、クリスマスネタほったらかして書いた
スザルル・キチクネタ(ぇ
・・・よろしければ、お楽しみください(笑

----------------------------------------------------------------

踊り子ルルーシュ (1)

 何で、こんなことに・・・。

 ルルーシュは、再び着ることもないだろう、と思っていた衣装に袖を通しながら、そんなことを思っていた。
 元はといえば、と若草色の髪を持つ魔女を思い出す。
 中華攻略に当たっての足がかりでもあった、朱禁城への道。
 結婚式前夜の騒動のこともあって、皇コンツェルンのルートも使えなくなっていた黒の騎士団としては、朱禁城の警備を無力化する作戦くらいしか、道は残されていなかった。
 そこで、思い当たったのが、当日、警護に当たる韓弦を攻略すること。
 そして、その男は、美しいもの・・・特に、美人の舞に目がないのだとか。
 ルルーシュは、その情報とC.C.の提案を元に、自ら踊り子の衣装を着て、敵を篭絡する作戦に出た。
 もちろん、ルルーシュ自身は、カレンやC.C.が韓弦らを惑わすのはともかく、自分が、踊り子になる必要はないんじゃないか、と訴えた。
 しかし、やたら乗り気のC.C.と、何故か、笑い通しのカレンに押し切られ・・・他に上策もなかったことから、仕方なく、踊り子三姉妹という不名誉な称号とともに、作戦を決行することになった。
 仕方なく・・・本当に仕方なくだからな、と、ルルーシュは言ってみたものの、いざ腹を括ってしまえば、完ぺき主義のルルーシュのこと、着付けやメイク、装飾品の配置など、細部まで工夫を凝らされた服装となったのは、言うまでもない。
 しかし、いくら『男女逆転祭り』を初めとする、仮装系イベントの人気トップを飾ってきたルルーシュとて、この事態は、想定していなかった。
 まさか、あの時、自分が着た衣装を、C.C.が持ち帰り、今こうして、スザクの手から、渡されようなどとは。
 スザクが、妙に不機嫌な空気を背負っているから、どうしたことか、と尋ねてみれば、無言で、この衣装を差し出された。
 人生の黒歴史・・・忘れてしまいたいことまで、こと細かに覚えているのが、ルルーシュの悪い癖である。
 見た瞬間、固まったルルーシュを見て、スザクは、こう言った。
「・・・C.C.が言ってたよ。ルルーシュの妖艶な舞いに、中華のお偉いさん方も、鼻の下が10センチも伸びていたって」
 誤解だ!
 と、ルルーシュは叫びたかった。
 衣装は着たが、俺は、舞いなど踊っていない。
 そう、言いたかった。
 しかし、いったんこうなったスザクが、聴く耳を持つかどうか・・・。
 八年前から比べれば、大分、人の話を聴くようになったスザクだが、感情が高ぶったときは、何を言っても無駄なところは、全然変わってはいなかった。
 普段は、ルルーシュの方が、ことある毎にキレる質なので目立たないが、頑固さでは、ルルーシュにひけを取らないスザクである。
 ルルーシュも、何度、スザクと言い争ったことか・・・。
 しかし、ルルーシュは、その『誤解』を解かねばならない。
 何故なら・・・。
「あの警護の網を、どうやって潜り抜けたかと思ってたら、作戦はこれ?・・・君って奴は、どこまでも手段を選ばない人間なんだね。こんな薄い布をチラつかせて・・・男たちを誘惑して・・・あの時、最後まで女装を嫌がってた君は、嘘だったんだね」
 スザクの言葉責めは、容赦がなかった。
 まだ、ルルーシュが、その服を着たことを認めてもいないのに、そこまで言ったスザクは、自分で言った言葉に、更に機嫌を損ねていく。
 ルルーシュは、どうにか、スザクの誤解を解こうと、口を開いた。
「俺だって、必要がなければ、女装など、金輪際ゴメンだ」
 しかし、一見、無口そうに見えて、余分なことまでベラベラしゃべるルルーシュの口は、スザクのカンに触る言葉を含んでいたようだ。
「必要がなければ・・・? 中華連邦の豪族を騙すのに、君まで、こんな格好をする必要があるわけ?・・・それに、C.C.に言ったんだってね。学園を取り戻したら、好きなだけクラブ活動やイベントに参加すればいいって・・・」
 スザクは、ルルーシュの言葉尻を捉えては、さらに言い募る。
 そして、悔しそうに、唇をわななかせると、ルルーシュの名を呼んだ。
「ルルーシュ。前から言おうと思ってたけど・・・君は、誰にでもいい顔をし過ぎるよ」
 これには、ルルーシュも閉口した。
 いい顔をして、何が悪い・・・必要に応じて、それなりの見返りを与えるのは、当然のことだろうが。
 人は、自分に対するメリットなしには、他人の・・・どうでもいい奴のためになど、動きはしない。
 ルルーシュの中で、幾つもの反論が駆け巡り、彼は、その全てを呑み込んだ。
 要するに、面白くないのだ、スザクは。
 自分以外の前で、優しい言葉を吐き、自分の行く手を阻む・・・結果的には、黒の騎士団は、ブリタニアと中華連邦の政略結婚を阻止したのだから、スザクの任務の邪魔をしたことになるのだろう、多分。
 そんな行為をするルルーシュが、気に食わないのだ。
 だから、何を言っても素通りどころか、逆にスザクの神経を逆撫でする。
 ならば。
 ルルーシュは、一つため息を落とすと、こう言った。
「それで・・・スザク。オマエは、俺に何をさせたいんだ?」
 ルルーシュは、スザクに抵抗するのを、いったんやめ、彼の要求を一つ受け入れることにした。
 それは、相手の気持ちを宥めるのには、有効な手段だったかもしれなかったが、ルルーシュは、そのときの自分の愚かさを、これから、嫌というほど思い知らされることになる。


 スザクが、最初に要求したのは、その衣装を身に着けることだった。
 スザクいわく、見も知らぬ中華の人間に、ルルーシュの踊り子姿を見せて、自分だけ見れないのは、ずるい、ということらしい。
 ルルーシュは、何がずるいのか、さっぱりわからなかったが、とりあえず、着るだけなら、一度袖を通したことのあるもであるし・・・出来れば、慣れたくはないが、と渡された衣装を身に着けた。
 渋々、身に着けた衣装を、スザクが見える位置に立ち、これでいいだろう、と思ったら、スザクは、ヘンなところで『拘りのヒト』だった。
「ルルーシュ・・・そこに置いてあるネックレスは何?」
 ルルーシュは、踊り子の衣装だけを身に着け、ネックレスとヴェールは、床に置いたままにしていた。
 いや、どうせ、お前が取るんだから、必要ないだろう。
 とは、言えない。
 何せ、今のスザクの機嫌を少しでも損ねたら、それこそ、何をされるか判ったものではない。
 体力では、スザクに絶対敵わないルルーシュは、過去、口でスザクに対抗しようとしたところ、うるさい口は塞いでしまうよ、とどこから持ち出したのか、ボール付きの猿ぐつわを噛まされたことがあった。
 その時は、ルルーシュが感じている声が聞けないのは、つまらない、とスザクが気を変えたおかげで、すぐに外されたが、あの時の屈辱を、ルルーシュは忘れてはいない。
 ルルーシュは、ここは、もったいぶらずに、さっさと着て、さっさと終わらせてもらうことにした。
 いくつもあるネックレスを一つ一つ身に着け、アームカバーは、手の甲に大きな石をはめ込んだ飾りを乗せ、そこから鎖で繋がれた指輪をはめる。
 ヴェールは、そのままでは落ちてしまうから、やはり宝石で装飾された止め具で髪に止めることになった。
 そうして、鏡の前に現れたのは、匂い立つ美女・・・ならぬ、ルルーシュの艶やかな踊り子姿。
 しかし、身に着けた本人は、自分が『男』である、という矜持を棄て切れないため、滑稽な格好をした女男という風にしか思っていない。
 もったいない話である。
 そんなルルーシュの思惑などどこ吹く風、スザクは、目の前に現れた、砂漠の香りがするルルーシュに釘付けになっていたのである。


インデックスへその2へ
拍手する
| スザルルSS | 17:00 | コメント:0
コメント
コメントする














管理者にだけ表示を許可する

| ホーム |

Profile
pixiv

pixiv

What's New
Manu
Search

Counter

Link

お世話になってます♪

ギアスサーチバナー
GEASS SEARCH 様

ギアスSSサーチバナー
ギアスSSサーチ様


スザルル同盟様はサイト閉鎖されました   ロロ同盟バナー
スザルル同盟様  ロロ同盟様

Link 2
Comment
Mail Form

↓お問い合わせは、コチラで↓

名前:
メール:
件名:
本文:

QR CODE

QR

ケータイからもご覧いただけます♪