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『コードギアス・反逆のルルーシュ』非公認ファンブログ。二次創作SS(BL・女体化含)、イラスト、R18アリ。 pixivにて他ジャンルで活動中★

黒猫皇子と白狼騎士

ルルコ・注意報! その17 | main | カレン(男女逆転祭り)
ルルコ・注意報! その16
『男女逆転祭』のあと、めでたく(?)『恋人同士』になったスザクとルル。
カレンは、『ゼロ』に惹かれつつも、彼のスザクに対する態度に、疑問を持ち始めます。
それが、何を指すというのでしょうか?
どんな結果を、招くというのでしょうか?
それは、まだ、カレンにも分かりませんでした。


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ルルコ・注意報! その16


 カレンは、今日のゼロの言動に、疑問を抱いていました。
 いつも、沈着冷静で、どんなときも的確な指示を出し、一つの策でいくつもの効果を生み出す彼は、ときに『感情』で先走ってしまうことのあるカレンにとって、憧れの存在でもありました。
 でも、今日のゼロは、何かが違います。

 まず、スザクが現れたときの態度。
 あれは、どう見ても、いつもの彼とは異なるものでした。
 恐ろしく『感情的』で、スザクを『拒絶』しているように、カレンには見えたのです。
 カレンにしてみれば、ブリタニア軍人なんかと、手を組むのは、まっぴらゴメンでしたが、スザクとなら、協力してもいい、と思いました。
 何故なら、日頃から見る彼の態度は、人の気持ちや周囲との関係を優先していましたし、『名誉ブリタニア人』だからといって、人にこびへつらう態度もしなければ、『軍人』だからといって、高圧的な態度も全く取りませんでしたから。
 それは、カレンが、学園内でのスザクを知っているから、そう思うのかもしれませんが、カレンの事情を気付いていそうなのに、黙って、自分を取り立ててくれているゼロが、スザクの人となりを、解からないはずもありません。
 スザクほど、裏表のない人間は、居ないような気がします。
 ですから、スザクが言ったことは、信用してもいいと思いますし、ゼロだって、そう思うはずなのですが。

 そして、今、このときも。
 カレンは、皆で爆弾を手分けして探すとき、ゼロが、スザクのことを見張る、と言っていたことを思い出します。
 それから、二人は、一つめの爆弾を見つけるまでの間、行動を共にしていたようなのですが、そのあと、ゼロは、急に、スザクに『単独行動』を許したのです。
『枢木准尉には、まだ、爆弾を探し出せてない階を当たらせる』
 ゼロは、そう、ケイタイの向こう側から言いました。
 そして、自らは、最初に解除をしなければならない、7階のフロアへ行くとのこと。
 カレンが、その指令を聞いてから、独りで行動をしているスザクを見たのは、5階でしたから、二人は、そこで別れたのでしょう。
 ゼロの方針では、全ての階の爆弾を探し出してから、順に解除する、とのことでしたから、手分けして爆弾を探すことには、異議はないのですが・・・。
 それまでに見つかった爆弾の数は、8個。
 最初の一つは、ゼロが既に位置を補足していました(解除方法を訊き出した相手が、セットした爆弾でした)し、フロアによっては、トイレのゴミ箱など、誰でも思いつきそうな場所にありましたから、二人一組でも、割と早く見つけ出せたのでした。
 カレンは、どうして、二人が別々に行動をしなければならないのか、と疑問に思います。

 いえ。
 この場合、ゼロが、スザクと共に行動をしたくなくなった、と取った方が、自然ではないでしょうか?

 では、どうして、ゼロは、スザクを遠ざけたがるのでしょう?

 そこまで考えて、カレンは、はっとします。
 スザクを、『無実の罪』から助け出したとき、ゼロは、彼を『仲間』に引き入れたがっているようでした。
 でも、それが出来ないと知ると、ゼロは、スザクの話を、一切、口にしなくなりました。
 そして、今回。
 スザクが、協力を買って出たとき、一番、嫌そうだったのは、ゼロだったのです。
 それでいて、スザクが、軍に利用されていることを、面白くなさそうにしてましたし・・・。
 カレンは、一つの推測を立てました。

 ゼロは、スザクのことを、よく知っていて、彼が、誰かを助けるためなら、自ら『危険』の中に身を投じるのを、嫌がっていたのではないでしょうか?

 もし、カレンの推測が正しければ、ゼロは、スザクのことを嫌っているのではなく、逆に好いていることになります。
 それは、判りにくい『好意』ですが、そう考えれば、今までのゼロの行動や態度が、全て納得が行くように思えました。

 ゼロが、自分たちに『力』を見せるため、スザクを救い出そうとしたのも。
 スザクを、自分たちの『仲間』に引き入れようとしたのも。
 それを、スザクが拒絶して、軍に戻ったとき、ゼロが話しかけることも出来ないくらい、怒っていたのも。
 さらには、スザクが、丸腰で、自分たちに『協力』を願い出たとき、ゼロが、『軍に利用されるな』と怒ってみせたのも。

 どれを取っても、ゼロが、スザクの身の安全を図るため、行っていたことだとすれば。

 今、ゼロと行動を共にすることが、スザクにとって『危険』である、と考えることは、出来ませんでしょうか?
 つまり、ゼロが向かおうとする7階には、何らかの『危険』が迫っていて、スザクを共に連れていくことは出来ない、ということにはなりませんでしょうか?

 カレンは、自分の頭に浮かんだ嫌な考えを、打ち払おうと首を横に振りました。

 大丈夫、そんなこと、あるはずがない。

 カレンの中で、『ゼロ』は『絶対者』になりつつありましたから、彼の身に何かあるなんて、考えたくもなかったのです。
 ただ一つ、判っていることは。

『ゼロ』にとって、スザクという存在は、危険である、ということだけでした。

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 もし、人の上に立つ人が、感情で動いてしまったら、どうなるでしょう?
 後について来なければならない人たちは、タイヘンですね。
 数々の『奇跡』と呼ばれるような『戦略』を組み立て、反発心の強い玉城さえも抑えこみ、『黒の騎士団』に勝利をもたらしてきた『ゼロ』を、目の当たりにしてきたカレンとしては、『ゼロ』というのは、『尊敬』や『憧れ』の対象であり、自分たちにとって、なくてはならないものになっていると思います。
 すると、カレンから見れば、その『ゼロ』を脅かす存在、スザクは、『危険分子』ということになるのではないでしょうか?
 そんなことを考えながら、書いてみました。

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| ルルコ・注意報!(完結) | 15:33 | コメント:0
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