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『コードギアス・反逆のルルーシュ』非公認ファンブログ。二次創作SS(BL・女体化含)、イラスト、R18アリ。 pixivにて他ジャンルで活動中★

黒猫皇子と白狼騎士

本編世界のルルロロによるランペルージ家の考察★ | main | ちょこっとルルコ。R・その2
ちょこっとルルコ。R・その3
スザきゅん・・・ルルたんをいきなり独りで街に出したって
遊んだこともないのに、遊べるわけないじゃないか~!
というツッコミを入れたいお話です☆

お題は、『スザルルコ・ラブラブ・裸エプロン・えっちあり』ですv
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ちょこっとルルコ。R  (3)


「オマエの分なら、テーブルの上にあるぞ」

 ぼくが近付いたことに気付いたのか、ルルーシュは、そう言って、まな板の上のもの(たぶん、ほうれん草か何かのおひたしだと思う)を切っている。
 もう、裸エプロンはやめたのか、うす紫のエプロンの下には、黒の上下を着ていた。
 ぼくは、足音をさせたつもりはなかったのに、ルルーシュに気付かれたことに驚きながらも、彼女に言った。

「・・・ルルーシュは?」

 すると、ルルーシュは、その手を休めずに、後ろ向きのまま、答えた。

「オレは、あとでいい」

 ぼくは、その言葉に納得が行かなかった。

 せっかく、同じ家に住んでいて、同じ朝食を食べるのに、食べる時間が別々だなんて!

 ぼくは、ルルーシュに言った。

「やっぱり、食事は、一緒にしたいな」

 でも、ルルーシュは、こちらを振り向きもせず、こう言う。

「スザク・・・オレは、オマエの『メイド』なんだぞ? どこの世界に、メイドと同じ食卓で、食事をする主人がいるんだ?」

 ぼくは、額に手を当てると、天井を仰いだ。
 ルルーシュの言っていることは、間違ってないのかもしれない。
 なにしろ、彼女は、少し(?)怪しい内容ではあるものの、『メイドの心得』なんてタイトルの付いた本を読んでは、その通りにこなそうとしているのだから。

 でも。
 彼女は、根本的なところで、間違っていた。
 ぼくは、ルルーシュを『メイド』として雇った覚えはない。
 ユフィが、ルルーシュに『社会勉強』をさせたい、と言うから、ぼくは、彼女を預かることにしたのだ。
 そして、ルルーシュは、炊事・洗濯・掃除に至るまで、完璧の腕前だった。
 彼女のおかげで、飲み物とコンビニ弁当の残りしか入っていなかった冷蔵庫は、見る間に食材で埋まり(しかも、整然と入れられていて、取り出しやすくなっている)、かごから溢れていた洗濯物は、綺麗に片付けられ、シャツなんかは、のりまで効いている。
 オマケに、ちらかっていた部屋は、機能的に片付けられてしまった。
 ぼくが、何も考えずに、家を手に入れて、住み始めたころとは、大違いだ。
 でも、ぼくは、ルルーシュに『家事』だけをさせたいわけじゃなかったのに。
 それなのに、ルルーシュは、ぼくのためにご飯を作り、ぼくが脱いだ服を洗い、ぼくの家をしっかり守っている。
 ぼくは、ルルーシュに、他の女の子たちと同じように、街へ出たり、お買い物を楽しんだりして、遊んでもらいたかっただけなのに。
 以前、ぼくが、そう言ったら、ルルーシュは、少し考え込むようにして、眉をひそめると、こう言った。

「買い物なら、してるぞ、毎日」

 ルルーシュが言ったのは、ぼくの夕ごはんのための買い物だった。
 ぼくが言いたかったのは、そんなことじゃなくて、女の子たちがよくやる『ウインドウショッピング』というものだったんだけど・・・それを説明するのに、さらに、言葉を重ねることになり、ぼくは途方に暮れた。
 何せ、宮殿から一歩も出たことのない『深窓のご令嬢』に、特に目的もなく、デパートやショッピングモールを見て歩け、と言っても、話が通じないのだ。
 そして、最後に言われたのは。

「オレは、これが楽しくてやってるんだから、問題ない。何か不都合があれば、ちゃんと言うから、好きにさせてくれ」

という、にべもない言葉だった。
 結局、なし崩し的に、ルルーシュは、ぼくの家の仕事をこなし、今日に至る、というわけだ。

 しかし、今は、ぼくも、ルルーシュに負けているわけにもいかなかった。
 ぼくは、少し、卑怯だとは思ったけど、最後の手段を使うことにする。

「ぼくが、ルルーシュと、食事をしたい、と言っているんだけど?」

 そう言うと、ルルーシュは、少しだけ考えるような仕草を取ると、こう言った。

「・・・それは、『命令』か?」

 ぼくは、首を横に振った。

「ううん、『お願い』だ」

「じゃあ、聞く必要はないな」

と、ルルーシュは、キッチンに向き直ろうとする。
 その体を強引に引きとめ、やっぱり命令にする、と言ったところで、ようやく、ルルーシュは、食卓についてくれた。
 でも、そんなやりとりをしていたためか、ぼくがルルーシュの食べる姿を、じっくり眺めるような時間はなく、半ば掻き込むように朝食を食べて、家を出ることになった。
 家から学園までの距離は、それほど遠くはなかったけど、それでも、走って十分以上はかかる。
 ぼくは、自分の分の朝食を片付けると、早々に家を後にした。

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| ちょこっとルルコ。(連載中) | 17:00 | コメント:0
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