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『コードギアス・反逆のルルーシュ』非公認ファンブログ。二次創作SS(BL・女体化含)、イラスト、R18アリ。 pixivにて他ジャンルで活動中★

黒猫皇子と白狼騎士

ちょこっとルルコ。R・その1 | main | 君に刻印。
ピアスに懸けた誓い。
『君にピアス』(ルルver.)です・・・今回は、夜のお話(笑)
やっぱり・・・書けそうなときに、書いておかないとね☆
このお話だけ、18歳未満はバックプリーズ☆

大丈夫な方のみ、ご覧くださいませ。。。

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『誓い』というものは、自らに課すものだから。

ピアスに懸けた誓い。

 どこでスイッチが入ってしまったのだろう?
 それは、今、与えられる感覚の前には、どうでもいい話なのかもしれないが、それでも、ルルーシュは考えずにはいられなかった。
 スザクという男は、感情で動くところがあって、いったん、こう、と決めてしまったら、頑として譲らない。
 それ以外では、くどいくらいに、こちらの意思を確認しようよするクセに。
 そして、それは、普段の日常的なときでもそうであったし、こうして、二人の営みの最中でもそんなことが度々あった。
 いったん、スイッチが入ってしまったスザクは、ルルーシュの弱いところばかりを責めて、さんざん喘がせたあげく、突然、憑き物が落ちたように優しく抱き締めて、気が狂うような『快楽』へと誘ってくれる。
 その落差は、いつもながら、ルルーシュのついていけるレベルではなく、毎度、消耗しきったルルーシュは、今度こそ、普通に抱け、とスザクに抗議するハメとなるのだった。
 それにしても。
 今晩は、最初から、それが目当てだったとしか思えない。


 夜、ナナリーにおやすみを告げたあと、もう遅いから、と泊まっていくことに承諾したスザクは、ルルーシュの部屋の回線から、軍の上司に連絡をしたあと、ルルーシュが座るベッドへと潜り込んだ。
 個人のケータイを持たされていないスザクは、ただ、友だちのところに泊まる、とだけ連絡しただけだったから、それほど、気にすることでもないだろう。
 しかし、ベッドに座ってからのスザクと来たら。
「それ、思ったよりルルーシュに似合ってるね」
と、今日の放課後、スザクに開けてもらったピアスを指して、ルルーシュの耳元に囁いたのだ。
 掠れたような声で、漏れた息をルルーシュの耳に吹きかけながらの囁きは、そんなはずもないのに、ルルーシュに情事の予感を覚えさせる。
 そういうことに敏感なルルーシュは、肩を竦めて、読んでいた本を閉じてしまった。
 その様子に、クスクスと笑い出したスザクは、屈託のない笑顔で、ルルーシュに問いかけた。
「・・・もしかして、感じちゃった?」
 バカ、という言葉は、明らかに、スザクの問いかけを、肯定しているようにしかならなかった。
 ルルーシュは、上気する頬と、熱くなる身体を持て余し、閉じた本を投げ出すと、スザクに応える。
「お前こそ、わざわざ思わせぶりな囁き方をして、そのつもりなんだろう?」
 そう、切り返してやれば、スザクは、もう、と声を上げ、ルルーシュごとベッドに倒れこんだ。
「・・・だって・・・ガマン出来ないんだ」
 それが、何に対して、の言葉だったのかは、ルルーシュには分からなかったが、それからのスザクは、溢れる想いを隠そうともせず、ルルーシュの唇を奪い、呼吸を奪い、息苦しさに開いた口から、舌を絡めとった。
 最初のころは、ただ翻弄されるばかりだったルルーシュも、何度かスザクを受け入れているうちに、呼吸のし方くらいは覚えている。
 しかし、ふい打ちで仕掛けられたり、あまり激しく求められれば、それも敵わなくなるのは当然の話で、ルルーシュは、絡めとられた舌から甘いしびれを感じながら、スザクの思うままにむさぼられた。
「・・・んっ・・・」
 思わず漏れるうめき声は、快感からか、息苦しさからか。
 ルルーシュには、その境界線が判らない。
 ただ、ぼうっと熱を持った頭で、明日の早朝は、何も予定を入れていなかったな、と他人事のように考えていた。


 それから、スザクがしたのは、執拗なまでの耳への愛撫。
 本来なら、ピアッシングしたあとの耳は、負傷したのと同じで、患部は、清潔に安静にしなければならない。
 定期的に消毒をし、傷口が塞がるまで約一週間、そこから孔が固定するまで約一ヶ月。
 消毒時以外は、ピアスを外すことは出来ないし、もし、異常が現れれば、すぐにでも医師の診断を必要とするだろう。
 傷口を舐めるように、愛撫をしようとしたスザクに、待ったをかけたルルーシュは、耳には大事な神経がいくつも通っていて、場合によっては、失明することもあることをスザクに説明し、ようやく患部に触れないことを承諾してもらった。
 その際、唾液に含まれる雑菌の数まで言ってしまったのが、いけなかったのだろうか・・・?
 スザクは、それなら、とばかりに、耳の上部やその裏、内部はいいだろう、とばかりに、濡れた舌をルルーシュの耳に差し込み、音を立てて愛撫する。
 そして、反対側の何もない耳は、耳たぶまでをも甘噛みをして、触覚と聴覚を同時に犯した。
 ぴちゃぴちゃと音を立てられるのと、むず痒いような感覚は、ルルーシュの脳内を侵していく。
「・・・やめ・・・っ」
と、ルルーシュが言えば、傷口には触らないから、と甘い声で囁かれる。
 ルルーシュは、スザクのねだるような声に、逆らえなかった。


 ルルーシュが、こんな面倒を承知で、ピアスホールを開けようとしたのには、それなりの理由があった。
 どうして、と食い下がるスザクに、『誓い』と告げたルルーシュは、自らに課した『使命』と『覚悟』をそこに刻み付けた。
 ただ、ブリタニアの軍人であり、まだ同志にもなっていないスザクには、その内容までは明かせない。
 何故なら、ルルーシュが立てた『誓い』の中には、ブリタニア側の人間にとって、聞き流すことが出来ないことも含まれているからだ。
『ゼロ』となって、『黒の騎士団』を率いること。
 それは、すなわち『ブリタニアの敵』となること。
 ルルーシュは、スザクを自らの『仲間』にすることを諦めてはいなかったが、今はまだ『全て』を明かすことも出来ないでいた。
 それでも、スザクに求められるのは嬉しいし、こんな危険を冒してまで、夜の営みも止められない。
 結果、『負い目』を持つルルーシュだけが、流されるようにスザクを拒めず、惚れた弱みで強く出ることも出来ず、ずるずるとした生暖かい関係だけが続いていた。


「・・・あっ・・・やぁっ・・・もう・・・っ」
 触れられてないはずの傷口がうずく。
 これなら、いっそ、その部分にも触れられて、『痛み』をもらった方がマシなくらいに。
 しかし、焦らしてルルーシュにねだらせるのは、スザクの常套手段で、それを知っているから、ルルーシュは、自由にならない首を振って、それに対抗するしかない。
 でなければ、快楽に弱い身体が、とんでもないことを言い始めそうだ。
 しかし、スザクは、そんなルルーシュの頭を固定し、両の耳を代わる代わる舐めしゃぶる。
 ならば、とルルーシュは、スザクの服を脱がし、淫らな誘いをかけた。
「どうしたの・・・?今日は、やけに積極的だね」
 解かっているくせに、とルルーシュは、胸中で毒づいた。
「し・・・つこいんだ・・・っ・・・さっさと・・・しろ・・・っ」
 焦れたように悪態をつけば、スザクの口角が吊り上がったような気がした。
「もう、ガマン出来ない・・・?」
 と、スラックスの上から、熱くなり始めた中心に触れられる。
「そう・・・かもな・・・っ」
 はっきりとした否定をしなかったのは、布越しでも判るくらいに、ルルーシュのそこが変化を始めていたからだ。
 それでも、完全に肯定をしないのは、ムダに高すぎるルルーシュのプライドのせい。
「・・・オマエが・・・ムチャするせいで・・・こっちの身がもたない・・・っ」
 正直、スザクが手を止めてくれるわけがないので、しゃべるのもままならないのだが、それでもルルーシュは、上がる息の中で、悪態だけは忘れなかった。
 何故か、そうすれば、スザクを煽ることが出来るからだ。
 スザクの余裕がなくなるまで、あといくばくか。
 最終的には、ガマンが利かなくなったどちらかが折れるしかない。
 どちらも、吐き出さなければ治まらないものがあるからこそ、出来る行為とでも言えようか・・・。
 ルルーシュからしてみれば、フツーに手順を踏んで、穏やかに行為を済ませて貰いたかったのだが、それでは、気が遠くなるような『快楽』に、ルルーシュが最後までもたないだろう。
 今回は、スザクが折れてくれたようだ。
 耳への執拗な愛撫はやめ、今さらながらに、ルルーシュの上半身を脱がせにかかる。

 あぁ、もう、いいからっ!

 ルルーシュは、キスと耳だけで、いっぱいいっぱいになっている自分に、どことなく羞恥を覚えながらも、折り重なったスザクに差し出すように、腰を持ち上げた。
 くれ、とは言いたくはないが、そうすれば、スザクにも、ルルーシュが何を求めているのかが判るからだ。
 スザクは、ルルーシュの誘いに応えるように、ルルーシュ自身を引き出すよう、スラックスの止め具に手をかける。
 もちろん、空いている手と口で、ルルーシュを高めることも忘れてはいなかった。
「・・・んっ・・・もたない・・・っ」
 ルルーシュが、ネを上げそうになると、スザクは、少しだけ手を止めて、こう言った。
「ちょっとだけ待って・・・全部、呑んであげるから」
 その申し出は、ありがたいことだが、あまり嬉しくはない。
 正直、ルルーシュは、アレを美味しいものとは、どうしても思えなかったし、そんなものをスザクに呑ませたいわけでもない。
 ただ・・・スザクがそうしたい、と言うから、そうさせているだけだし、女の身体を知らないルルーシュにとっては、口でしてもらうことが、唯一、男としての悦びを感じる行為だったから、受け入れているに過ぎない。
 過ぎない・・・のだが、スザクが、自分が吐き出したものを呑みこむ姿に、興奮してしまう自分は、どこかおかしいのだろう。
 ルルーシュは、理屈で片付かないことが、好きではなかった。
 それとは裏腹に、正直な身体は、スザクの制止に反応して、少しだけと期待を込めて待っている。
 スラックスが、下着ごと引き下ろされ、アンダーウェアだけが、ルルーシュの胸の上だけに残っている状態で、スザクが、ルルーシュの屹立を口に含んだ。
「はぁん・・・っ」
 上がる声が、女のような甘い声で、ルルーシュは、頬を上気させる。
 その姿こそが、ルルーシュを妖艶に見せているのだが、限界が近いルルーシュは、そんなことに気付く余裕もない。
 熱い口内に迎え入れられ、舌先で先端を舐められ、空いている手で下の袋まで弄られて、もうたまらなかった。
「んっ・・・もう・・・イク・・・っ」
「いいよ・・・イって」
 ルルーシュの言葉に、スザクが応えると、スザクは、最後の仕上げとばかりに、袋の下を強く押さえる。
「あぁっ!」
 そこは、何もないはずの場所だったが、スザクが与えた衝撃は、前立腺を刺激されるそれに酷似していた。
 いや、身体の構造でいけば、体外から前立腺を刺激できる場所がそこなのか。
 ともあれ、完全に陥落したルルーシュは、スザクの口内に全てを放ち、墜落するように全身を弛緩させた。
 もちろん、それだけで終わるはずもないスザクは、ルルーシュの欲望を見せ付けるように嚥下すると、上着のポケットから、小瓶を取り出した。


「な・・・?」
 それが何か分からなかったルルーシュが、疑問符を飛ばしていると、スザクは、瓶の中身を自分の手に開ける。
「あぁ、コレ?・・・これはね」
 こう使うんだ、と言って触られた場所は、先ほど萎えた花芯の奥にある、固く閉じたつぼみだった。
 スザクが、毎度、ルルーシュがイクときに綺麗に舐めてしまうため、もう一度濡らさなくてはならないつぼみは、いつも、スザクが舌で唾液を塗りこめるのだが、その行為は、どうしてもルルーシュの羞恥を煽ってやまない。
 自分でも、普段はマトモに見たり触ったりしない場所を、余すところなく見られ、あまつさえ舐められるなど、恥ずかしさで人が死ねるなら、ルルーシュは何度死んでいるか判らないだろう。
 スザクに、何度も抗議した結果が、小瓶に詰められたローション、というわけか。
 ぬるぬるした液体は、あっという間に、ルルーシュの下肢をぐしょぐしょに濡らし、その滑りを借りて、スザクの節くれ立った指が、ルルーシュの内部に入ってくる。
「・・・っ・・・急すぎ・・・っ」
 どんなに滑りはよくとも、まだ何も受け入れる準備のないそこは、たった一本の指を、きつく締め付けた。
「・・・わ。ルルーシュ・・・きついよ。・・・でも、ぬるぬるしてるから、大丈夫だよね?」
 スザクは、ルルーシュが締め付けるのを、半ば強引にこじあけ、中の様子をつぶさに告げてくる。
「・・・やめっ」
「だって・・・ルルーシュのここ、せまいから、ちゃんと広げておかないと・・・」
 果たして、舌で広げてもらってた方が、余計なことを言われずに済んだ分、マシだったのか?
 ルルーシュは、スザクが饒舌に告げる言葉を聞くたび、中を侵す指を意識してしまっていた。
「ね・・・ルルーシュも感じてるの?」
「知るかっ」
 異物感が、別の感覚に摩り替わっていく。
「ここ・・すごく・・・締めつけてくる・・・中がまとわり付くみたいで・・・いやらしいな・・・」
 スザクの指が、中で動くのがはっきりと分かって、排泄感に似た感覚と、進入してくる感覚と、押し広げられるような感覚とが混ざって、ルルーシュの脳内を侵した。
「・・・んっ・・・やだっ・・・そんなに・・・するな・・・っ」
 快楽の源泉に触れてもいないのに、勃ち上がった中心は蜜をこぼし、そのぬめりすら、スザクの手助けとしかならない。
「でも・・・すごく良さそう・・・だよ?」
 言葉での責めは、頭のいいルルーシュを、精神的に追い詰め、絶えず動かされる指が、ルルーシュの理性を剥ぎ取っていく。
 このままでは、また、独りでイってしまいそうな気がした。
 ルルーシュの体力からして、それは、あまり望ましいことではない。

 しかし、まだ二本しか入ってないのに、コトを急かすのは、これまでの経験からして、よくないのではないだろうか?
 いや、もしかしたら、このぬめりでは、切れることはないのか・・・?
 だが、しかし、いや、それでも。

 ルルーシュは、ぐるぐると考えた末に、やっとのことで、スザクに先を促す。
「っ・・・早く・・・っ」
 それは、まるで、自分がスザクに犯されたがっているような気がしたが、こう限界が近くては、それを知られる戸惑いは、紙切れのような価値のものだ。
「うん・・・僕も、ルルーシュが色っぽくて、ガマン出来そうにないっ」
 スザクも、これ以上、ルルーシュを苛める気はないらしく、指を引き抜くと、熱い塊りをそこへ押し付けた。
「ひゃっ」
 熱くて太い欲望が、一気に入り込んでくる。
 押し広げられる感覚はたまらなかったが、痛みはないようだ。
 ただ、全身をしびれさせるような『快感』と、脳まで届きそうな衝撃が、同時にルルーシュを襲い、いきなり落とされるような錯覚を引き起こした。
「んっ・・・・アァ――――ッ」
「ルルーシュ・・・イッたの?」
 スザクの声が、遠くで聞こえて。
「・・・ごめん・・・待ってあげられそうにない」
 続きの言葉が聞こえると、息も整わぬまま、身体を揺さぶられた。
 ルルーシュは、必死で手を伸ばし、スザクの身体を掴んだ。
 何かにすがってなければ、意識すら飛ばしてしまいそうだ。
 抽挿の速度が、いつもより激しい気がする。
「アッ・・・やっ・・・激しいっ・・・もっ・・・ゆ・・・っくり・・・っ」
 上も下も判らないくらい中をかき回され、奥まで侵され、時に先端まで抜かれては、内壁を押すようにねじ込まれる。
 もう、ルルーシュは、何度イッたのか、自分でも判らなかった。
 バチバチと閃光が走るような感覚と、ずっと高みにいるような浮遊感。
 やがて、スザクの欲望を、身体の奥で感じたときには、ルルーシュは、もう指一本動かすことさえ、面倒なくらいに疲れ切ってしまっていた。


「で、何だって、オマエは、そうムチャばかりするんだ?」
 スザクに最後まで付き合ったルルーシュは、呼吸が整っても、一人で立てないくらいに、腰を抜かしてしまっていた。
 正常位で、足を大きく開かされたまま、あれだけイカされたのだ、無理もないだろう。
 結果、スザクに抱き上げられたまま、こっそりとバスルームに連れて行かれたルルーシュは、そのまま、スザクに下肢を洗われ(上半身は断固として拒否した)、ベッドへ戻ってきた。
「ごめん・・・だって、今日のルルーシュ、すごく色っぽかったから・・・」
 怒り心頭のルルーシュに、スザクは、スザクにしか解からないだろう言い訳をし始める。
 だいたい、抱かれるときは『女役』ではあるが、『男』であることを捨てきれないルルーシュは、綺麗だとか色っぽいとか、おおよそ男が受けるとは思えない賛辞の言葉をもらったところで、はい、そうですか、と納得が出来るわけはないのだ。

 全く。
 家の者が起きて来たら、どうするつもりなんだ?

 ルルーシュは、今や、ナナリーだけでなく、C.C.やライまで住んでいるクラブハウスで、スザクとコトに及ぶ危険性を、改めて知らされたような気がした。
 C.C.は、ルルーシュの部屋を追い出すときに、ピザ5枚で手を打たせたが、音に敏感なナナリーや、時々、さまようようにクラブハウス内を歩き回るライは、いつ、二人の関係に気付いてもおかしくない。
 いや、ライは、本当に、マズイ気がする。
 何故だか分からないが、そんな気がする。
 実際は、ルルーシュに部屋を追い出されたC.C.は、ライの部屋で夜を明かすから、鉢合わせることは絶対にありえないのだが、残念ながら、ルルーシュは、それを知らない。
 ルルーシュは、ナナリーにはもちろん、ライにも、スザクとの関係を知られたくはなかった。
 男同士、というのもあったが、何より、ライは、自分が何者であるかも判らないまま、不安な日々を過ごしているわけで、そんな彼に、これ以上の不安材料は与えられない。
 友だちだ、と思っていた人間が、こんな狂った関係を、友だちと結んでいると知ったら・・・?
 ライの、宇宙を思わせる瑠璃色の瞳が、怖れと侮蔑の色を浮かべるのを想像して、ルルーシュは、身を震わせた。

 嫌だ!ライの前では、例え『虚勢』であっても、『正しい人間』で在りたい!
 こんな、醜くも浅ましい姿をさらけ出して、男をねだる自分を見せたくない!!

 ルルーシュは、冷たい手で背中を撫でられるような感覚を覚えて、身を震わせた。
「どうしたの?・・・ルルーシュ」
「何でもないっ」
 疑問符を浮かべるスザクに背を向けて、掛け布を被る。
 すると、スザクは、しゅん、とした様子で、ルルーシュの名を呼んだ。
「・・・ルルーシュぅ」
 甘えたスザクの声に、どことなく安心感を覚えたルルーシュは、寝返りを打ってスザクの方を向き、自分の前を開けてみせる。
「ルルーシュっ」
 今のスザクの後ろに、文字を書くとしたら『ぱぁっ』という感じだろう、とルルーシュは思った。
 その通り、一気に表情を輝かせたスザクは、もう寝るからな、というルルーシュの声に、うん、とうなずいてみせると、ベッドから落ちないようにとルルーシュを抱き締める。
 男二人が寝るには、それほど広くはないベッドだったが、密着しなければならないほどでもないのに、二人は身を寄せ合って眠った。

『誓い』の言葉は、口にはしない。
『嘘吐き』の自分は、その『想い』を口にした瞬間から、それすらも『理由』にしてしまうのだろう。
だから、大事なことは、胸に仕舞って、口には出さないものだ。

それは、『行動』と『結果』こそが、全てである、とルルーシュがまだ信じていたころの話だった。

(了)

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| スザルルSS | 17:00 | コメント:0
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