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『コードギアス・反逆のルルーシュ』非公認ファンブログ。二次創作SS(BL・女体化含)、イラスト、R18アリ。 pixivにて他ジャンルで活動中★

黒猫皇子と白狼騎士

ちょこっとルルコ。R・その10 | main | ちょこっとルルコ。R・その8
ちょこっとルルコ。R・その9
いよいよ(?)特派のお二人さんの登場です♪
『黒の騎士団』も出て来て、何だか物騒だゾっと☆
ルルコと『黒の騎士団』の関係については、第二部以降に
持ち越してしまったので、おいおい明らかにしていきます。。。
原案は、もう頭の中にあるんですけどね(汗

お題は、『スザルルコ・ラブラブ・裸エプロン・えっちあり』ですv
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ちょこっとルルコ。R  (9)


 ぼくが心配していたよりは、特派のルルーシュへの待遇はよく、二人で一緒にお昼を食べると言うと、セシルさんは、ぼくとルルーシュの分のお茶を入れてくれた。
 セシルさんの話によると、今日は、これといって、見られて困るものもないし、すぐに終わるから、ルルーシュさえよければ、待っていてもらえばいい、とのこと。
 ルルーシュは、どこから出したのか、例のピンクの表紙のメモ帳を見て、それなら、と、折りたたみ椅子を借りて、ちょこんと座っていた。

 お昼ごはんを食べ終えると、簡単な説明のあと、ぼくは、自分に与えられた機体に乗り込む。

 Z-01・ランスロット。

 それが、この機体に付けられた、製造番号と名前だ。
『兵器』と呼ばれるそれは、純白の装甲に、ところどころ、黄金色の装飾があり、他のナイトメアフレームより、人型に近付けた機体は、どこか荘厳で美しくさえあった。
 人を傷付けるための『兵器』が、美しいなんて、変な話だ。
 ぼくは、キレイゴトかも知れないけど、このランスロットが、人の命を守るための機体であって欲しい、と思った。


「おっや~? お客人、かな?」

 どこか間延びしたような口調で現れたのが、ロイド・アスプルンド主任。
 ぼくの直属の上官だ。
 ロイド主任は、いつもは、飄々とした態度や、ふざけているかのような言葉遣い、誰に対しても本心を見せないところから、『変人』扱いをされているみたいだけど、ナイトメアフレームに対する、『情熱』は、本物だ。
 主任は、新型・ランスロットの実戦データが欲しいらしく、総督にまで掛け合っているらしい。
 でも、未だその願いは、聞き入れられていない。

「ルルーシュ・ランペルージと申します」

 ルルーシュは、ロイド主任に、軽く会釈をし、自己紹介をした。
 すると、ロイド主任は、ルルーシュの礼を手で制すと、こう言った。

「キミのことは、ユーフェミア殿下から、聞いてるよ。・・・ランペルージ姓を名乗ることにしたんだね」

 ぼくは、ロイド主任の謎の言葉に、首を傾げた。
 主任とユフィが、知り合いだったなんて、初耳だ。
 それに、『ランペルージ姓を名乗る』って、どういう意味なんだろう・・・。
 ぼくが、解けない疑問に、黙り込んでいると、ルルーシュが言った。

「はい・・・さすがに、学園で本名を明かすわけには、参りませんから」

「・・・ルルーシュ?」

 今日のぼくは、ルルーシュに驚かされてばかりだ。
 ぼくに向かって、男言葉を使う彼女は、別に丁寧な言葉遣いが、出来ないことは全くなく、逆に、こちらの言葉遣いをしている方が、自然で、高貴な雰囲気すら漂わせている。
 まるで・・・そう、まるで、本当に、貴族か何かのような・・・。
 ぼくは、そこまで考えて、ルルーシュが、何者であるか、初めて疑問を持った。
 ユフィの話では、父親の偏愛と執着から、外の世界に触れることなく、育ったらしいけど、全く『他人』と触れ合ったことがないのなら、初対面とも思える相手に、自分のことが知られていたら、少しは、気味悪がっても良さそうなものなのに、彼女には、それが全くない。
 物怖じせず、かといって、横柄な態度に出るわけでもなく、それでいて、気高さを失わない、毅然とした態度。
 そう、ルルーシュは、ユフィに似てるんだ。
 ぼくは、不思議なことに、そう思った。
 だって、二人の共通点といえば、紫水晶を埋め込んだような、綺麗な瞳、それだけだというのに。
 こういう、『公』(と呼んでもいいのだろう、多分)の場に出たときの、内からにじみ出る『高貴』さが、よく似ているのだ。
 ぼくは、ルルーシュのことが、もっと知りたい、と思った。

「そうそう。キミにも、ちょっと聞いてもらいらいことが、あったんだよ」

 ぼくの考えを打ち切るように、ロイド主任の話が始まった。
 いきなり、会話を切り替えるところが、なんとも主任らしかった。
 そして、ロイド主任は、いくつかの新聞記事と、小型のノートパソコンを広げた。

「・・・『黒の騎士団』?」

「そう。最近、世間を賑わしてる、『義賊』気取りの過激派よ」

 ぼくのオウム返しに、説明をくれたのは、セシルさんだった。
 セシルさんは、新聞の汚職や犯罪組織などの摘発記事や、掲示板などへの書き込み、そして、ダーク系サイトのトップページを開いてくれた。

「これは・・・?」

「詐欺、汚職などの摘発、犯罪組織の壊滅、それから、密輸現場の取り押さえ。全て、彼らがした、と囁かれている事件の記事だよ」

 ロイド主任は、最新の新聞記事を放り投げながら、そう言った。

「表立って、報道されることはないけど、知ってる人は、知っている、といったところかしら? 警察の手が及ばない範囲、中には、軍が泳がせていた組織まで、彼らの手によって、壊滅させられているわ」

 セシルさんは、いつもの穏やかな笑みを消して、そう言った。
 確かに、このところ、そういった事件が多発しているのは、聞いていたけれど、それら全てが、その『黒の騎士団』という人たちの手によるものだなんて、ぼくは、聞いたことがなかった。
 セシルさんが、見せてくれた掲示板は、その噂に関するスレッドだった。
 ぼくは、呆然とつぶやいた。

「でも、それなら、どこかの新聞に報道されても・・・」

 そこまで言って、ぼくは、ふとあることを思いついた。
 さっき、セシルさんが言った言葉。

『軍が泳がせていた組織』

 ぼくは、思わず、声を上げていた。

「まさかっ」

「そう、緘口令」

 セシルさんが、ぼくが言おうとした言葉を、代わりに言う。
『軍』自体が、彼らのことを、公にしないようにしているのだ。
 ぼくとしては、あまり、政治の裏側の突っ込んだことまで、詳しくは知らないんだけど、組織というのは、大きくなればなるほど、不正や汚いことを全くしないで、それを保つのは、難しくなる。
 それが、『軍』、または国家レベルになると、当然、誰もが一枚岩というワケにもいかなくなるみたいで、中には、複数の組織が加担して、悪いことをしているケースが、よくあった。
 つまり。
 一つの犯罪組織を壊滅させたくらいでは、片付かない問題がある、ということだ。
 そういうとき、『軍』は、ある程度、その組織を監視付きで泳がせておいて、バックに隠れている、更に大きな『悪』を、根元から断つ作戦に出る。
 だから、『黒の騎士団』が、その組織をつぶしたことが、大々的に報道されてしまうと、マズイことになるのだ。
 ぼくは、セシルさんの言葉を受けて、思いついたことを言った。

「でも、どうして、そんな話をぼくに・・・?」

 ぼくは、言いながら、隣に座っているルルーシュの顔を、ちら、と見た。
 それは、別に意識してしたことではなかったけれど、こんな話を彼女の前でしても良かったのだろうか、という疑問と、ぼくたちが話していた間、一言も話さなかった彼女が、少し気になったのだ。
 ルルーシュは、元々、白い肌を、さらに血の気を失せさせて、固まっていた。

「・・・? ルルーシュ?」

 ルルーシュは、ぼくの呼びかけにも応えず、唇を噛み締めると、ゆっくりとまぶたを下ろす。
 そして。

「・・・彼らが、『軍』に挑戦状を叩き付けている、そうおっしゃりたいんですね、あなた方は」

 少し、高めの声で、そう言った。
 ぼくが、その言葉に驚いていると、ロイド主任が、手を叩く。

「お見事。さすが、皇族一の頭脳を誇る、と言われただけのことはあるね~」

「こっ皇族?!」

 ぼくは、ロイド主任の言葉に、向こう三件両隣まで響きそうな声を発し、慌てて口を塞いだ。

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| ちょこっとルルコ。(連載中) | 17:00 | コメント:0
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