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『コードギアス・反逆のルルーシュ』非公認ファンブログ。二次創作SS(BL・女体化含)、イラスト、R18アリ。 pixivにて他ジャンルで活動中★

黒猫皇子と白狼騎士

カグ天でイラスト☆ | main | 視姦-君の全てを-
ちょこっとルルコ。R・その11
SNSサイトの日記で1000Hitを獲得されました
菜々実さまからのリクエスト『ちょこっとルルコ。』
第一部の再構築です♪

ユフィが、すっかり憎まれ役な『ちょこルル』シリーズ☆
・・・まぁ、物語の進行上、誰かにそういう役回りが来てしまうコトも
ありますので、そこのところは、ゴメンナサイです(汗

さて。そんなユフィたんが、何故に損な役を演じるハメになったかは
Masquerade』シリーズでネタバレしております。。。
ネタバレOKな方は、こちらで予習するのもいいかも?

お題は、『スザルルコ・ラブラブ・裸エプロン・えっちあり』ですv

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ちょこっとルルコ。R  (11)


「・・・どうして、皇女だってこと、言わなかったんだい?」

 ぼくは、家に帰る途中で、ルルーシュにそう訊いた。
 すると、ルルーシュは、表情を曇らせ、少し、視線を逸らした。

「皇女を雇ってくれるところなんか、どこにもない」

 ルルーシュの言葉は、当たっていた。
 ぼくだって、彼女が『皇女』だって知っていたら、首を縦には振らなかっただろう。
 でも、だからといって、黙ってていい問題ではないはずだ。

「・・・とにかく、家に着いたら、もう一度、ユフィに連絡を取ってみる。キミのことを決めるのは、そのあとだ」

 ぼくは、ルルーシュにそう言うと、家路を急いだ。
 このとき、ぼくは、ぼくの少し後ろをついてくる、ルルーシュの方を振り返りはしなかったのだけど、もし、振り返っていたのなら、彼女の気持ちが、ほんの少しは掴めたのかもしれない。
 でも、そのときのぼくは、次々と起こるハプニングや、ロイド主任にされた難しい話と、ルルーシュがそれに答えてしまったショックも重なって、彼女のことを考えている余裕なんてなかった。


『あら、スザク。お久しぶりです』

 ユフィとの通話は、そんな言葉で始まった。
 最近、ユフィのケータイは、かけても圏外だったり、留守電になっていたりして、なかなか繋がらないことが多い。
 ぼくらが、こうしてゆっくりと言葉を交わすのは、ルルーシュが、この家に来たクリスマスの朝以来になる。
 ぼくは、久しぶりだね、と返すと、早々に、ルルーシュの素性のことについて、問い質すことにした。
 もちろん、ルルーシュのことだから、彼女にも聞こえるように、傍についていてもらって、通話音量も少し大きめに設定しておいた。
 ぼくは、今日、『特派』へルルーシュを連れて行ったことをユフィに話し、ロイドさんから彼女が皇女であることを知らされたことを言った。
 そして、ぼくが、どういうことなのか、と訊ねると、少し間を置いて、こう答えた。

『確かに・・・ルルーシュの話し方では、すぐには皇女だって判らないかもしれませんね。でも、わたくしは、ルルーシュがお姉さまだってことを隠したつもりはありませんの』

「それって・・・」

 ぼくは、一瞬、ユフィが何を言おうとしたのかが分からなくて、聞き直そうとした。
 すると、ユフィは、こんなことを言い出した。

『スザク・・・わたくしが、ルルーシュをあなたの家に連れて行ったとき、何て話したか覚えてますか?』

 ぼくは、ユフィの問いに、あの日の出来事を思い出そうとした。

「えっと・・・ルルーシュが、彼女の父親の溺愛を受けて、宮殿の外へ出してもらえなくて・・・」

 ユフィが話してくれたことを、順に、ぼくの言葉に直して口に出すと、ユフィは、こう返す。

『それで、その父親のことを、わたくは、何と呼びましたかしら?』

 ぼくは、ユフィに誘導されるように、あの日、ユフィが言ったことを頭の中で繰り返す。

「『お父さま』・・・?」

『そう、お父さま。ルルーシュのお父さまは、私にとっても大事なお父さまですわ』

 ぼくは、ようやくユフィが言おうとしていることが、分かったような気がした。

「・・・て、ユフィのお父さま?!」

 一つ話が繋がると、途端にいろいろな回線が繋がっていくのが分かった。
 つまり、その言葉は、ルルーシュが紛れも無い『皇女』だってことの証で・・・ぼくは、そんな小さな一言に『真実』が隠されていたなんて、ちっとも気づかなかったのだ。
 ともかく、何とか心を落ち着かせようと、ルルーシュの方を見ると、彼女は、ぼくとユフィの会話を肯定するように小さく頷いただけで、何が変わるというわけでもない。
 ぼくは、自分だけが取り残されたような気持ちを覚えると、ユフィに言った。

「ともかく、ルルーシュが『皇女さま』だっていうなら、なおさら、ぼくのところへ預けるのはどうかと思うんだけど・・・」

『いえ、スザクでなければいけないのですわ』

 相変わらず、ユフィの言葉は、結論を急ぎすぎていて、さっぱり分からない。
 ぼくが、そんなユフィの言葉に、何も言い返せないでいると、今度は、ユフィからこう訊いてきた。

『それで・・・ルルーシュがそちらへ行って二週間が経ちましたけど、他に何か感じたことはありませんでしたか?』

 ぼくは、また少し考えを巡らせると、ユフィの質問に答えた。

「ううん・・・特にないけど?」

 本当のことを言うと、ルルーシュを相手にしていると、いろいろと自分の常識というものが通らなくて、困ることも多かったけど、そのことを訊かれているような気はしなかったので、あえて言わなかった。
 ユフィは、ぼくがそう言うと、少し言葉をにごし、また訊いてくる。

『ええと・・・そうじゃなくて・・・何かを思い出したりとか・・・』

「?・・・ううん、全然」

 ぼくは、ユフィに何を訊かれているのか分からないまま、そう答えた。
 すると、ケータイの向こうで、息を呑むような音が聞こえて、ユフィは、こう言った。

『そんな・・・! お姉さまが可哀そう・・・!!』

「どういうこと?・・・ユフィ?!」

 ぼくは、ユフィの突然の言葉に驚いて聞き返したけど、その時には、ユフィのケータイは切れていた。
 そして、その後、何度かかけ直してみたけれど、その夜は、ユフィのケータイが繋がることはなかった。
 ぼくは、結局、ユフィに連絡は出来たものの、当初の目的であるルルーシュの今後については、話し合うことも出来ず、途方に暮れてしまった。
 本当に、分からないことばかりだ。

 どうして、ユフィは、ルルーシュをぼくのところへ預けることにしたのだろう?
 どうして、ぼくでなければいけないのだろう?
 どうして、ぼくが何も思い出さないのが、お姉さまが可哀そう、になるのだろう?

 そして、何より。

 迎えに行くはずの女の子に、別の女性・・・しかもその子の腹違いのお姉さんを紹介されたぼくは、可哀そうじゃないんだろうか?

 ぼくは、ユフィのことが、さっぱりわからなくなってしまった。

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| ちょこっとルルコ。(連載中) | 17:00 | コメント:2
コメント
U.T.さま♪
こんにちは!
ちょこルルの更新、ちまちまとですが頑張ってます☆
ユフィたんは、小さいころから、みんなが笑顔であるために
がんばってるので、ちょっと策士っぽいコトもしております☆
(環境が彼女を変えたようですね・・・どっかで聞いた言葉★)
このシリーズでは、まだまだユフィにがんばってもらいますので
どうぞ楽しみにしてやってくださいv
2009.02.13 Fri 20:34 | URL | なぎーの。(渚 有)
こんにちわ♪
ちょこっとルルコ。R久しぶりですが順調にいってるようですね。
おっとユフィ・・・中々の策士です!!
本当のことも言ってない気がするけど嘘も言っていない。
さすがルルの妹!!
ユフィ大好きなので今後も活躍すると嬉しいです♪
2009.02.13 Fri 15:01 | URL | U.T
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