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『コードギアス・反逆のルルーシュ』非公認ファンブログ。二次創作SS(BL・女体化含)、イラスト、R18アリ。 pixivにて他ジャンルで活動中★

黒猫皇子と白狼騎士

逆チョコ☆友チョコ☆本命チョコ?!・その3 | main | 逆チョコ☆友チョコ☆本命チョコ?!・その1
逆チョコ☆友チョコ☆本命チョコ?!・その2
ロスカラの黒の騎士団ED後のお話で、ライルル+スザクです♪

ライを意識しつつも、『ゼロ』と『片腕』の一線を越えられなかった
ルルーシュ。
バレンタインの企画書を読みながら、ライの様子を窺いますが・・・?

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『逆チョコ☆友チョコ☆本命チョコ?!』 (2)

 一方、このころ、珍しく会議に参加していたルルーシュは、バレンタインの企画書を読みながら、何とも穏やかな笑みを浮かべるライの顔を見てしまった。

 ユーフェミア副総督が唱えた『行政特区・日本』も、ようやく具体的な政策が決まり始め、『ゼロ』として特区に参加することになったルルシュは、ユーフェミアへの助言、特区反対派の鎮圧、さらには、未だ謎のままのマリアンヌの死の真相究明への布石を打つ工作などに忙しいのだが、特別な用事がないときは、なるべく『学生』を続けて欲しい、というユーフェミアの『願い』もあって、こうして学園にも顔を出している。

 そうすれば、自然と気にかかるのは、ライのことで、彼が居なければ、特区の成立そのものが危なかったこともあって、ルルーシュは、それまで以上に、ライのことを気にかけていた。

 いや、『ゼロ』であるときは、立場上、その『想い』を抑えていた、と言った方が正しいか。

 黒の騎士団に於いて、作戦補佐の役を担っているライは、自然、総司令であるゼロや、幹部の者たちとの接点が多い。
 また、ひとたびナイトメアフレームを操れば、エースパイロットであるカレンに引けを取らないほどの腕を持ち、彼の入隊によって、黒の騎士団の活動は大幅に多様性を持つことになったことは、言うまでもない。

 しかし、組織というものは、能力がある者を起用するのはもちろんであるが、それだけでは成り立たない部分もある。
 内部に取り込んだ者たちの中に潜む、マイナスの要素を無視はできない、ということだ。
『ゼロ』が、ライを特別視するのは、あくまでも彼の『能力』とその『人柄』だけに留めなければならない。
 ルルーシュが、ライをどう想っていようと、それをトップに立つ『ゼロ』までが行動の基盤に入れてしまえば、いずれライを妬む者が現れ、彼はいわれなきことで陥れられる危険すらあるのだ。

 加えて言えば、入隊当時から、ライは、カレンとも親密な仲であることだし・・・。
 ルルーシュは、カレンを、ナイトメアフレームの操縦の優秀さから、早くからエースパイロットとして最前線で起用していたことに、少しの後悔を覚えることがあった。
 カレンにいくら戦う理由があるとはいえ、まだ少女の域を出ていなかった彼女に、『人殺し』の十字架を着せたのは、自分である。

 自分でさえ、兄・クロヴィスに手を下したときは、丸一日、食事もまともに喉を通らなかったし、あのときの光景を思い出すたびに、胸がムカムカすることもあったくらいだ。
 それをカレンに味あわせたことは、ルルーシュにとってもかなり気になることではあったが、ライが入隊してからのカレンは、目に見えてはつらつとするようになった。
 おそらくは、身近に同じ目的に向かって手を取り合える者が出来たことで、カレンは辛い状況から立ち直ることを選んだのだろう。

 そうして、『戦友』となった彼らの間に、それ以上の感情が芽生えることも珍しくはないことで・・・。

 ルルーシュは、下世話な自分の想像を、頭を振って追い払った。
 頭で熟考してから行動するタイプのルルーシュは、いくら無心を心がけたところで、考えることを完全にはやめられない。
 以前、マオから指摘されたことではあったが、余計なことまで考えて、疑心に囚われてしまっては、ユーフェミアの好意を受け入れられなかったあのころに戻ってしまうだろう。

 あの時、頻繁に使用し続けたことと精神の不安定さから、暴走を始めた『ギアス』は、あと一歩でユーフェミアを凶悪な殺人鬼に変えるところだった。
 しかし、ライがかけた『ギアス』の効果と、ユーフェミア自身の人々を思いやる気持ちが、ルルーシュの暴走ギアスを打ち破り、大惨事を免れることが出来たのである。

 そして、オンオフが利かなくなった『ギアス』は、特殊な加工をしたコンタクトと、ルルーシュの精神力によって抑え込まれている。

 ライの話によれば、かつて、ライがギアスを暴走させたときも、度重なる戦いで彼の精神状態はかなり不安定だったということだ。
 そして、C.C.の話によれば、マオは人の中にいる限り、そのギアスを止めることは出来ず、耳を塞いでも聴こえる心無い言葉に、彼の精神はどんどんおかしくなっていったという。

 ルルーシュの予想が正しければ、ギアスは、その使用者の精神によって制御することも可能なのではないか、と思われる。
 ルルーシュが、ギアスを乱用しようとせず、必要なときを見極めて使うことが出来れば、これ以上の暴走は避けられるはずだ。

 ルルーシュは、ライが見せた笑顔を、誰のための、と詮索することは止め、頭を切り替えることにした。
 自分がそうさせたのではないのが悔しいが、ライが楽しそうにしているのである。
 自分は、それを喜ぶべきなのだから、と。


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