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『コードギアス・反逆のルルーシュ』非公認ファンブログ。二次創作SS(BL・女体化含)、イラスト、R18アリ。 pixivにて他ジャンルで活動中★

黒猫皇子と白狼騎士

ちょこっとルルコ。R・その12 | main | 逆チョコ☆友チョコ☆本命チョコ?!・その2
逆チョコ☆友チョコ☆本命チョコ?!・その3
ロスカラの黒の騎士団ED後のお話で、ライルル+スザクです♪

実は、こちらのスザクは、行政特区日本成立後、
ユフィから『ゼロ』の正体を聞かされ、それまでの『わだかまり』を捨て
『黒の騎士団』と協力関係を結んだことになっております。。。
そして、親友・ルルーシュの変化にも、しっかり気づいている様子(笑)
ちょっと(?)からかい半分なのは、スザクなりのエールだと
思ってやってください(苦笑)。

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『逆チョコ☆友チョコ☆本命チョコ?!』 (3)

 ルルーシュの軌道修正やリヴァルからの予算の修正、各々の役割分担を決めたところで、生徒会の企画『逆チョコバレンタインデー』の会議はお開きとなった。

 スザクは、ルルーシュが、席を立とうとしたところで、声をかけた。

「ルルーシュは、誰かにチョコをあげるの?」

 すると、ルルーシュは、一気に怪訝そうな表情を浮かべ、こう言った。

「・・・どういう意味だ?」

 どうやら、素直でないルルーシュは、スザクの質問に、直球で返すことが出来ないようだ。
 ルルーシュのことだ、本当は、生徒会のメンバー向けとして、自慢の腕を奮ってくれるのだろうが、スザクの訊き方がまずかったのか、それとも別の考えがあるのか、スザクが質問に込めた意味を知りたがった。

 しかし、それは、スザクにしても、はっきりと考えていたわけでもなくて、改めて訊かれたスザクは、う~ん、と考え始める。
 そして、まずは、自分もチョコをあげたい相手がいることを、言うことにした。

「う~ん。生徒会のみんなには、お世話になってるからね。もし、ルルーシュがチョコを買いに行くなら、どんなのがいいか、相談に乗ってもらおうと思って」

 これならば、ルルーシュだって、自分の話をしやすくなるだろう。
 とっさに考えたにしては、上手い考えだったのか、ルルーシュは、ふむ、と納得したような表情で頷いた。
 さらに、最近、ルルーシュが特に気にかけている相手・・・ライの名前も出してみる。

「それにさ、ライだって、みんなにチョコをあげたいかもしれないし、いっそのこと、イベント用のチョコを買いに行くついでに・・・」

「ライだと?!」

 ルルーシュは、よほど驚いたのか、急にライの名前を叫んだ。
 すると、まだ生徒会室に残っていたリヴァルやニーナ、カレンが彼らの方を注目した。

「しーっ! ルルーシュ、声が高いよ」

 スザクが、口の前で人差し指を立てたところで、もう皆の耳には、ルルーシュの常ならぬ声が届いてしまったあとで、何にもならない。
 リヴァルは、ライがどうかしたのか?と首を傾げ、カレンは、あからさまに怪訝な表情でこちらを見ている。
 ニーナは・・・何故か頬を染め、パソコンの画面へと視線を戻していた。
 ここに、ライ本人が居なかったのが、幸いというか、何というか・・・。

 さすがに、しまった、と思ったのか、ルルーシュは、学ランの襟を摘む仕草をした。

『屋根裏部屋で会おう』。

 七年前、ルルーシュとスザクが決めたヒミツのサインのひとつだった。
 今では、ルルーシュがスザクとゆっくり話したいときに、学園の校舎の屋上へスザクを呼び出すときに使われる。

 でも、この距離だったら、口で言った方が速くないかな・・・?

 スザクは、内心、そう思いながらも、変なところでこだわりを持つルルーシュを好ましい眼差しで見つめる。
 首を縦に振れば、ルルーシュは、それでこの場所での話は終わり、とばかりに、さっさと校舎へ向かって歩き始めた。
 スザクは、そんなルルーシュの少し後ろを、のんびりと歩いた。

 それにしても。
 内緒の話をするのに、ルルーシュは、校舎の屋上をよく使うのであるが、今、ルルーシュたちが居た場所、生徒会室からは、ルルーシュの部屋の方が近い。

 どこか、猫みたいなところがあるルルーシュは、やはり自分の部屋に住まわせているC.C.を、スザクの目には触れさせたくはないのだろう。
 スザクは、仕方がないな、と苦笑を浮かべた。

 今さら、ではある。
 行政特区・日本が成立したあと、スザクは、ユーフェミアの立会いのもと、『ゼロ』の正体について聞かされた。

 スザクの目の前で、ゼロの仮面を脱ぎ去ったルルーシュは、当時のスザクにとっては衝撃的ではあったが、そこに至るまでの過程を聞かされれば、今まで疑惑の種であったさまざまなことが解決できた。
 C.C.は、ルルーシュに『ギアス』を与えた『共犯者』として、ルルーシュの部屋に居候しているのだという。

 もちろん、『ゼロ』がしてきたこと全てを許したわけではないが、それは、これから、ルルーシュがユーフェミアと共に為していくことによって、解決される部分もあるだろう。

 今は、ここでこうして『友だち』として話すことが出来るのだから、そのことに感謝したいと思う。
 そうでなければ、ルルーシュとは敵対したまま、どちらかが倒れるまで戦い続けなければならなかったのかもしれないのだから。

「・・・それで、ライがどうしたんだ?」

 屋上に着いた途端に、さきほどの話の続きを始めたルルーシュに、スザクは、笑みを漏らす。

「ライも誘おうか、という話だったんだけど」

 それ以上に言うことがないスザクは、そこで言葉を切った。
 そして、それなら、わざわざ屋上まで来ることはなかった、と気づいたルルーシュが、イライラを表情に出して、外の景色へと視線を移した。

 本当に、ライが絡むと、ルルーシュの反応は面白い。
 スザクは、ルルーシュが、ライの名前に過剰反応するのを見て、楽しむ傾向があった。

 普段、すました顔をして、冷静を装っているルルーシュが、『敵同士』だったころは、さまざまな『智略』(スザクにしてみれば卑怯とも言える手段)でブリタニア軍を悩ませてきた『ゼロ』が、ひとたび『ライ』の名前を出しただけで、このありさまだ。
 こんな姿を見せられては、いくら鈍いスザクだって、ルルーシュがライを意識していることくらい、気づかないはずはない。
 しかし、ルルーシュにしてみれば、取り乱してしまった自分に、いたたまれなさが倍増しているころだろう。

 スザクとて、別に、ルルーシュとライの仲をかき回したいわけではない。
 ただ、ちょっと見ない間に自分を置いて、仲良くし始めちゃった二人のそばにくっついて、その『ドキドキ感』を見て楽しみたいだけだ。
 ルルーシュやライにしてみれば、いい迷惑だろうが、この楽しみばかりは、譲るつもりはなかった。

 スザクは、ルルーシュがライを買出しに誘うことについて、反対するとは全く考えてはいなかった。
 ただ、間が保てなくなって、次の言葉を出せないでいるのだろう。
 しかし、このまま、二人で屋上からの景色を眺めていたところで、話が進むわけでもない。

 あと、一押し、というところかな?

 スザクは、口角を少し引き上げると、さっき見たルルーシュの様子で、思いついたことを口にする。

「ルルーシュだって、ライがチョコを渡す相手が気になるんだろう?」

「ばっ・・・!」

 いい反応だった。
 今さっきまで、自分に背を向ける形で、景色を眺めていたはずのルルーシュは、スザクが、ライがチョコレートを渡す相手の話を出した途端、もの凄い速さで振り返った。
 スザクは、そんなルルーシュに、満面の笑みを浮かべながら、こう言った。

「一緒に買いにいけば、ライがどんなチョコを選ぶのか、上手くすれば、渡したい相手とかも分かるかもしれないね」

「・・・俺は、別に・・・」

 ルルーシュは、思案げにそう言うと、目線を下へ持っていく。

 どうしよう? 可愛いかもしれない!

 スザクは、幼なじみの新たな一面を発見して、胸を躍らせた。

 今のルルーシュは、まるで恋する乙女のポーズじゃないか。

 普通、男がそんなことをしたら、気持ちが悪くて仕方がないだろうに、ルルーシュは、その中性的とも言える外見のせいだろうか、ちっとも気持ち悪くは見えない。
 それどころか、白い頬を赤く染めて、戸惑いがちに瞳を揺らすなんて、ライは、どんだけ罪な男なんだ。

 いや、僕は、ルルーシュのことは、友だちとして好きなだけで、そんな感情は持ってないはずだけど、今のポーズは反則だ!

 スザクの中で、そんな想いが駆け巡ったことは置いといて、ルルーシュは、しばらく考え込むようにすると、よし、と顔を上げた。

「確かに、イベントの買出しなら、それなりに人数が居るからな。ライも呼ぶことにしよう」

 見え見えの『建前』をくっつけて、納得したルルーシュを見て、スザクは、楽しみだね、と笑ってみせた。

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