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『コードギアス・反逆のルルーシュ』非公認ファンブログ。二次創作SS(BL・女体化含)、イラスト、R18アリ。 pixivにて他ジャンルで活動中★

黒猫皇子と白狼騎士

ちょこっとルルコ。R・その19 | main | ちょこっとルルコ。R・その17
ちょこっとルルコ。R・その18
そんなワケで、ルルたんがロイドさんに怒った理由を
セシルさんが解明(?)してくれました~♪
そして、ルルたんの『想い』まで知ったスザきゅは
これからユフィとの板ばさみで悩むコトになります。。。
ちょっとツライ展開ですが、お付き合いくださいませv

お題は、『スザルルコ・ラブラブ・裸エプロン・えっちあり』ですv

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ちょこっとルルコ。R  (18)


「る、ルルーシュが、ぼくを『好き』だって?!」

「えぇ、そう」

 たっぷり、十秒は固まったあとの、ぼくの驚きの声に、セシルさんは、即答で頷いた。
 ぼくは、セシルさんの言葉が、にわかには信じられなかった。

 だって。
 ぼくは、ルルーシュのしてくれたことほとんどに、難癖を付けて、お礼の一つも言えた試しがない。
 ルルーシュは、ぼくに、ぞんざいな言葉で話し掛けるけど、それは、お互いさまなのだ。
 そして、ルルーシュは、ぼくの前では、大抵、無表情でいるか、眉根を寄せ、面白くなさそうな、不機嫌そうな表情ばかりをするのだ。
 これも、多分、ぼくが、彼女にとって、嫌な言葉ばかりを言うせいなのだろう。
 ぼくは。
 ぼくは、ルルーシュを満足に笑わせてあげることも出来ず、シャーリーの前で微笑む彼女を見て、抱いてはいけない、どろどろとした醜い感情を抱えているというのに。

 そんなぼくを、ルルーシュが好きだなんて、信じられるはずがなかった。

 ぼくが、信じられない気持ちでいると、セシルさんは、椅子から立ち、空になったカップを二つ、ポットの前に置き、少しだけお湯を汲んだ。
 そして、ぼくの方へ顔だけで向き直ると、こう言った。

「これも私の考えなんだけどね・・・ルルーシュくんが謝ったのは、スザクくん、あなたの心証を悪くしないため、だったんじゃないかしら?」

 どうして、そうなるんだろう?

 ぼくが、疑問に思っていると、セシルさんは、クスリ、と笑ってこう言った。

「さっき、スザクくんは、ルルーシュくんが、自分の納得の行かないことだと、簡単には言うことを聞いてくれないって言ったわよね?」

「はい」

 それは、ぼくがルルーシュについて、セシルさんに話したことを要約したことだった。
 ぼくが、セシルさんの言葉にうなずくと、セシルさんは、そのまま話しを続けた。

「でも、ロイドさんに謝ることについては、、スザクくんの言うことを聞いたわ」

「それは・・・ぼくが、ルルーシュに命令したから・・・」

 ぼくがそう言うと、セシルさんは、まるでそれに対する答えを用意していたみたいに、こう続けた。

「命令かどうかは、スザクくんに確認しなかったみたいだけど、どうしてかしら?」

「あ・・・!」

 セシルさんの言った通りだった。
 ぼくは、ルルーシュが自分の納得の行かないことだと、それが命令かどうか確認をして、お願いだったら聞いてもらえない、と言ったけど、さっき、ルルーシュにロイドさんに謝るように言ったときは、きつい口調で言ったものの、ルルーシュは、それを命令かお願いかは確認しなかった。

 セシルさんは、カップを片付けてしまうと、ぼくの隣に腰掛けて、こう語り始めた。

「ルルーシュくんは・・・皇女さまだから、例え、ロイドさんにきつい言い方をしても、身分の差が、それを問題に出来なくしてしまうわ。でも、その逆・・・スザクくんが、みんなの前で、ルルーシュくんに、そういう言葉を言ったら、どうなるのかしら?」

「・・・不敬罪?」

 ぼくは、血の気が引いていくのを、感じた。
 セシルさんは、ぼくの言葉に頷くと、こう付け加える。

「そう・・・もちろん、スザクくんが言ったことに対して、ルルーシュくんが何も言わなければ、あまり取り糺されることはないと思うけど・・・」

 セシルさんは、そう言ってくれたけど、ぼくが、あそこでルルーシュに対して偉そうな口を利く、ということは、そういう危険性も含んでいることは、変えられない事実だった。
 身分制が絶対のブリタニアでは、たったひと言が、命取りにもなりかねない。
 幸い、ルルーシュは、そんなぼくに怒ることはなかったし、あの場にいた人たちは、ロイドさんが煙に巻いてしまってくれているだろう。
 でも・・・。

 ぼくが、ぐるぐると考えていると、セシルさんは、話を切り替えるように、こう言った。

「それで、ルルーシュくんが、スザクくんを好きっていう話なんだけどね」

「えぇ?!」

 突然、蒸し返された話に、ぼくは、思わず声を上げてしまう。
 セシルさんは、ちょっといたずらっぽく笑った。

「今は、ルルーシュくんが、スザクくんの家の家事をしているそうね?」

「はい・・・ぼくは、分担しようって言ったんですけど、全然、耳を貸してくれなくて・・・」

 セシルさんの問いかけに、ぼくが、そう答えると、セシルさんは、こう言った。

「・・・大好きな人のために、何かしたい、っていうのは、女の子なら誰でも思うことじゃないかしら?」

 セシルさんが言ったことは、妙に、ぼくの心へストン、と落ちてきて、逆に、ぼくを落ち着かなくさせた。

 ルルーシュが、ぼくを好きなのが本当だとして、どうなるというのだろう?

 ぼくには、ずっと幼いころから、迎えに行く、と約束して想い続けてきたユフィがいる。
 ルルーシュの気持ちに、そういう意味では、応えることが出来ない。
 だけど、ぼくは、ぼくのために一生懸命にしてくれるルルーシュを嬉しい、と思っている。
 でも・・・。

「セシルさん・・・ぼくは、どうしたらいいんでしょうか?」

 ぼくは、どうしたらいいのか分からなくて、セシルさんに、そう訊いた。
 すると、セシルさんは、また、首を横に振った。

「それは、私にも分からないわ。ただ・・・スザクくんは、どうしたいのかしら?」

「え・・・っ?」

 ぼくは、思いも寄らないセシルさんの切り返しに、言葉を詰まらせた。
 すると、セシルさんは、柔らかい笑みを浮かべたまま、こう付け足した。

「大切なのは、どうしらたいい、じゃなくて、あなたが、どうしたいのか。それが分かれば、ルルーシュくんにどう接するべきなのか、見えてくるんじゃないかしら?」

 セシルさんは、そこまで言うと、椅子から立ち上がった。
 そして、休憩室の扉に手をかける。

「セシルさん・・・」

 ぼくが、セシルさんの名前を呼ぶと、セシルさんは、もうすぐ、ルルーシュくんが目覚めるころだろうから、と言って、ぼくに手を振った。 
 ぼくは、しばらく、どうしたいのか考えていたけど、ちゃんとした答えが見つからず、仕方なく休憩室を後にした。


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| ちょこっとルルコ。(連載中) | 17:00 | コメント:0
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