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『コードギアス・反逆のルルーシュ』非公認ファンブログ。二次創作SS(BL・女体化含)、イラスト、R18アリ。 pixivにて他ジャンルで活動中★

黒猫皇子と白狼騎士

ちょこっとルルコ。R・その30 | main | ちょこっとルルコ。R・その28
ちょこっとルルコ。R・その29
どうやら、ここのルルコは、ユフィたんのことが好きでないみたいです。。。
まぁ、今のルルコの状況からすると、当然の反応なのかもしれませんが☆
でも、いつかみんなで仲良く出来るといいな・・・と思いますv
ユフィたんは、ルルコのことも、スザきゅのことも大好きですからvv
(でなければ、こんな貧乏くじ、誰も引きませんってば!)

お題は、『スザルルコ・ラブラブ・裸エプロン・えっちあり』ですv

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ちょこっとルルコ。R  (29)

「・・・だから、おかしいと思わないかい?」

「・・・何が?」

「この時期に、ユフィが副総督になるってことだよ」

『特派』からの帰り道、ぼくは、ルルーシュに、さっきの疑問を話していた。
『学生』だったはずのユフィが、突然、日本駐屯基地の『副総督』になるコトが、ぼくには、どうしても納得が行かなかったからだ。
 だいたい、ユフィは、コーネリア総督が、軍務を一手に引き受けてしまったせいで、ほとんど、そっちの方面に関心はなく、どちらかといえば『平和主義者』の方だった。
『差別』や『暴力』を嫌い、ぼくが、ユフィを迎えに行くための『地位』を手に入れるために、『軍』に入ったことで、一番浮かない顔をしていたのも、彼女だったわけで・・・。
 そう考えると、ぼくが『軍』に入ってしまったことは、ユフィにとっては、負担にしかならないことだったのかもしれないけど、今は、それを論じているわけではなかった。
『軍』から、一番遠い場所に居そうなユフィが、長く『空席』になっていた『副総督』の任に就くことが、ぼくには、信じられない。
 しかも、そのために、残りの学業を『飛び級制度』などを使って終わらせ、来週には、就任式を執り行なうというのだ。
 仮に、ユフィが、本当に軍務に関わるにしても、せめて、学校を卒業するまで待てばいいものを、あと1年以上もある学校生活を切り上げてまで、軍に入る理由が分からなかった。
 まだ、17歳なのだから、学校に通うべきだ、とぼくに言ったのは、他ならぬユフィだったというのに。
 ぼくが、そう考えていると、ルルーシュは、あまり興味なさそうに、こう言った。

「ユフィも皇族の人間だった、ということだろう?」

 ルルーシュの言葉は、ぼくが考えもしない方向に向いていて、意味が分からなかったぼくは、彼女に訊き返す。

「どうして?」

 すると、ルルーシュは、どこか皮肉めいた表情をしながら、こう言った。

「コーネリア姉上は、軍務は得意だが、民衆の前に立って支持を集めるには、向かないタイプだからな・・・逆に、ユフィは、民衆の支持を集めるには、これ以上ない存在だ。姉上が軍務をし、ユフィが民衆の前に立つことで、初めて他の皇族が治めている国と、同じだけの力を持つことが出来るというわけだ」

 ぼくは、ルルーシュの説明を、黙って聞いていた。
 それは、つい数ヶ月前まで、宮殿に閉じ込められていた姫君だったとは思えないくらいの、広い視野と見解で、それだけに、ルルーシュの突き放したような言い方が気にかかる。
 確かに、少々、厳しすぎる一面があるように思えるコーネリア総督だけが、この日本を治めたとしたら、反発や離反を招くことは、目に見えているのだろう。
 そこへ、ユフィのような・・・誰にでも等しく優しい人が上に立てば、今までブリタニア帝国に反感を持っていた人たちも、考え方を改めるのかもしれない。
 だけど、それが、何故いけないことなのか・・・ルルーシュの表情を見ていると、そんなユフィを咎めているような、そんなふんいきがあるんだ、何故かは分からないけれど。
 ぼくは、いけない、と思いつつも、訊ねずにはいられなかった。

「ルルーシュは、どうして、そんな嫌そうに、ユフィのことを言うんだい?」

 すると、何が気に障ったのか、ルルーシュは、顔を思い切り顰め、こう答える。

「軍務や政治に関わる・・・つまりは、ユフィも政権争いに参加するということだ」

「・・・あ」

 そこまで言われて、ぼくは、ようやくルルーシュの言わんとしていることが分かってきた。
 ルルーシュは、やっと分かったか、という感じにため息を吐き、こう続ける。

「ブリタニアでは、与えられた国をどう治めるかで、皇位を継ぐ資質を問われることがある。もし、ユフィが日本を上手く治めることが出来れば、それだけアイツは、皇位に近くなるだろうな」

 ぼくは、嫌なものを吐き捨てるような口調で、そう言ったルルーシュに、今度こそユフィに対する『悪意』のようなものを感じた。
 そして、もうそろそろ、話題を切り替えた方がよさそうな気がしたところで、ルルーシュは、こう言ったのだ。

「わたくしは、誰も傷付けたくありません、という顔をして、周りを味方につける計算高い女・・・それがユフィだ」

「ルルーシュ」

 ぼくは、自分でもびっくりするくらい、低い声で、彼女の名前を呼んでいた。
 ふと我に返れば、ぼくの家の玄関が視界に入る。
 ルルーシュは、ぼくの声音に、何かを読み取ったのか、何かを言おうとしたけど、何も言わずに口をつぐんだ。
 ぼくは、一つ呼吸をすると、ルルーシュに言った。

「ルルーシュは、ユフィのことが好きじゃないみたいだね。・・・でも、ぼくの前でユフィを悪く言うのは、例えキミであっても許さない」

 ルルーシュは、ぼくの言葉を聞くと、哀しそうに眉をひそめた。
 ぼくは、どこか胸の奥に痛みを感じながら、無言でドアの鍵を開けた。
 それきり、ぼくとルルーシュは、何も話さず、ルルーシュはキッチンへと向かい、ぼくは、部屋で上着や鞄を片付けた。
 ルルーシュの作ってくれた夕食は、いつもと同じ、ぼく好みの味付けだったはずなのに、今日ばかりは、何を食べているのか、全く味気ないものになってしまった。

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| ちょこっとルルコ。(連載中) | 17:00 | コメント:0
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