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『コードギアス・反逆のルルーシュ』非公認ファンブログ。二次創作SS(BL・女体化含)、イラスト、R18アリ。 pixivにて他ジャンルで活動中★

黒猫皇子と白狼騎士

赤ずきんちゃん | main | ルルロロの日♪
ちょこっとルルコ。R・その34
今回のお話は、スザきゅの潜在意識の出来事です。。。
七年前 → 一年くらい前 → 現在 へと戻ってきます。
そして、目を覚ましたスザきゅが見たものは・・・?
それは、次回のお話です☆

お題は、『スザルルコ・ラブラブ・裸エプロン・えっちあり』ですv

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ちょこっとルルコ。R  (34)

「ごめんなさい、スザク・・・あなたの言う通りなの・・・だから、もう、そんな風に泣かないで・・・」

 花が咲き乱れる庭園で、小さなユフィが、そう言った。

 何で、そんなことを言うんだ、ユフィ。
 泣いているのは、キミの方なのに!

 ぼくは、そう言おうと思ったけれど、声が出なかった。
 そして、小さなユフィは、『ぼく』の頭を抱えるようにして抱き締めると、毅然とした口調で、こう言った。

「ユーフェミア・リ・ブリタニアが、命じます。・・・枢木スザクは、アリエス宮には、行きませんでした。ルルーシュにも、会っていません。・・・今後、一切、彼の前で、アリエス宮とルルーシュの名を、口にすることを禁じます。・・・いいですね?」

「イエス、ユア・ハイネス」

 ぼくたちの周りに居た人たちは、小さいユフィの命令に、了解と返すと、その場から姿を消した。

 何だって?!
 ぼくは、アリエス宮に行ったとでもいうのか?!
 ルルーシュにも・・・。

 小さなユフィは、ぼくの疑問には答えずに、二人だけになると、ぼくの頬をハンカチで拭いながら、こう言った。

「・・・日本へ、帰りましょう。スザク、ここは、あなたには、つら過ぎる・・・。大丈夫・・・私が、あなたを愛してあげる。ルルーシュお姉さまの代わりに・・・あなたの頑ななところも、優しいところも、淋しい瞳も、みんなみんな、愛してあげる・・・だからっ」

『ぼく』は、自分の方が、つらそうに、『ぼく』を気遣う小さなユフィに、何かをしてあげたい、と思ったみたいだった。
 ハンカチを持つ手を握ると、笑顔を作って、こう言った。

「約束だよ、ユフィ。ぼくは、必ず、キミを迎えに行くよ」

「!・・・スザクっ」

『ぼく』は、ぼくの名を呼んだきり、泣き出してしまった小さいユフィの涙を拭うと、こう言った。

「ユフィは、笑った方が、ずっと可愛いよ」

「・・・ごめんなさい、スザクっ・・・ごめんなさい・・・ごめんなさい・・・私には、こうするしか・・・!」

 小さなユフィは、ずっと堪えていた『何か』を吐き出すように泣きじゃくると、『ぼく』の胸に顔を埋めた。
『ぼく』は、どうすることも出来ず、ただ、小さいユフィを抱き締めていた。


 誰かの声が聞こえる・・・。

 ぼくは、病院のベッドのような場所に寝かされていた。
 意識はあるような気がするけど、手足は自由に動かないようだった。
 少し離れた場所で、誰かが話している声が聞こえ・・・何もすることがなかったぼくは、その声に耳を傾けていた。


「それで、検査の結果は、いかがでしたか?」

「素晴らしいの一言ですよ。体力、身体能力、反射神経、精神力、全てにおいて、平均値を大きく上回っておりました」

「そうですか。・・・他に、何か気付いたことは?」

「そうですね・・・特に言うなら、視力と聴力の高さですか」

「と言いますと?」

「普通、文明が発達し、機械化された街や人工の明かりに囲まれた世界で生きる我々は、視力も2.0を超える人間は少なく、聴力も小さい音や周波数が少し違うだけで聞こえにくくなります。それが、彼の場合、遮るものがなければ遥か遠くまでくっきりと見えるようで、それでいて近くのものが見えにくくなる遠視とも違う。また、その気になれば、かなり小さい音も聞き分けが出来ますし、人間が聞こえないとされる、高周波や低周波の音も聞き分けることが出来ました」

「ほう・・・それはそれは」

「それで、諜報部の人間が、彼を欲しがりましてね・・・その能力を生かせば、諜報活動の役に立つと」

「しかし、彼は、首を縦には振らなかった」

「ええ。惜しいことです・・・本人の性格でしょうか、スパイの真似事は好まないようでして・・・実際、いくつかの任務については、難なくこなしたのですが・・・」

「それなら、どうして?」

「特派から、お呼びがかかりました」

「・・・あちらも、『枢木の者』に目を付けた、ということですか?」

「・・・どうでしょうね・・・オカルトは専門外と豪語してましたが?」


 話している内容は、ぼくのことのような気がしたけれど、ぼくの意識は、そこで途切れてしまった。


 そして、今度は、何もない場所に、ぼくは居た。

 ――― 忘レテシマエ。

 頭の中に、声が響き渡って。

 ――― 忘レテシマエ。

 その声が、冷たい『手』となって、ぼくを捕らえようとしていた。

「嫌だ!」

 ぼくは、その『手』から逃れようとして、必死で逃げ回り・・・何もないはずの場所を駈けずり回り・・・そして、逃げ切れなくてその『手』に捕まった。

 ――― 忘レテシマエ。

「い・・・やだっ」

 ――― 哀シイコトナド・・・忘レテシマエ!

「いやだぁぁぁぁ!!」

 頭の中に、何かを入れられるような『不快感』。

 そして、ぼくは、もう一度『意識』を手放した。

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| ちょこっとルルコ。(連載中) | 17:00 | コメント:0
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