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『コードギアス・反逆のルルーシュ』非公認ファンブログ。二次創作SS(BL・女体化含)、イラスト、R18アリ。 pixivにて他ジャンルで活動中★

黒猫皇子と白狼騎士

ちょこっとルルコ。R・その31 | main | 黒猫皇子と白狼騎士v
魔女っ娘ルルたん☆
魔女っ娘ルルたん☆旅立ち編・・・!
トップの広告を消したくて、急遽書いたお話なので、
続きは考えてません。。。
ただ、ルルコとしーつーの『女の斗い』が書きたかっただけ☆

ランペルージ家シリーズでもそうだったんだけど
マリアンヌとスザクって、結構、気が合いそうな気がするのは
私だけでしょうか・・・?
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魔女っ娘ルルたん☆

「・・・だまされた」
 西の森に住むという魔女を訪ねたルルは、開口一番にそう言いました。
 すると、魔女は、うろんな眼差しでルルを見ながら、こう言います。
「騙すとは、人聞きが悪いな。ここは、正真正銘、西の森に住むウィッチ=ザ=ウエスト、略してC.C.の住家なのだからな」
 尊大な魔女の態度に、ルルの柳眉がぴくぴくと動きます。
 握りしめたこぶしは、ふるふると震え、ただでさえ白い肌は完全に色を失っていました。
 ルルは、C.C.と名乗った魔女に向かって叫びました。
「その魔女は、オレが母さんに城から蹴り出されたときに、エントランスでのんびりピザを頬張っていただろうが!しかも、森の入口からこの家まで、ご丁寧に罠まで仕掛けやがって・・・オマケに略してC.C.だと?さっきの自己紹介のどこに頭文字Cの単語があるっていうんだ?!」
 ルルは、ひとしきりまくし立てると、ゼイゼイと息をつきます。
 実は、お城に住んでいたお姫様のルルは、イキナリ、修業と言われ、着の身着のままで外へ放り出されたのです。
そして、一緒に渡された方位磁針は、森に入った途端に針が振り切れ、地図というよりは抽象画でしかない魔女の家までの案内図は役に立たず、道中に仕掛けられた罠にことごとくハマりながら、やっとのことでたどり着いた魔女の家には、お城に入り浸っては、后妃さまのおこづかいでピザばかり食べているインチキ魔女が待っていたのですから、ガマンがなりません。
 あぁ、こんなことなら、泣き落としでもなんでも使って、お城に戻ればよかったとルルは後悔するのでした。
 そんなルルの落胆を前に、魔女は、こう言い放ちます。
「後悔してもムダだぞ?マリアンヌと人間界のピザ食べ放題の契約を結んでしまったからな」
 マリアンヌというのは、后妃さまの名前で、ルルのお母さまのことでもありました。
 確かに、マリアンヌ后妃さまの親友で、西の森の魔女といえば、C.C.のことなんでしょうが、ルルはグータラなC.C.の姿しか見てませんから、ホントに彼女があの『西の森の魔女』だとは信じられないのでした。
「母さん・・・何で、こんなワガママ女の言いなりに・・・
 がっくりと項垂れるルルに、C.C.は、こう言い放ちます。
「子供というのは、母親に夢見たいようだが、マリアンヌは、私の上を行く口八丁手八丁女だぞ?でなければ、一般の平民上がりの下級女兵士が、いくら当時は内乱続きだったとはいえ、皇帝の正妻に迎えられるなんてシンデレラストーリー、有り得るわけなかろう」
「母さん・・・あなたは、悪い魔女に騙されてます・・・母さんのことをこんなに悪く言う魔女が、たった一人の親友だなんて・・・
 ルルの現実逃避は、C.C.を前に、ますますエスカレートしていきました。
 面白くないのは、無視されたC.C.。
 ルルの『妄想』を打ち砕くべく、毒舌を並べ立てます。
「えぇい、うるさいな アイツは、私の前でだけは、『閃光のマリアンヌ』の仮面を着けなくても良かったってコトだろ? 頭がいい割には、そんなコトも思い付かんのか、この教科書女め」
「言ったなぁ!兄上だって、ルルの発想はいつも興味深いって褒めてくださるんだっ!オレが教科書通りだなんて発言、今すぐ取り消させてやる!!」
「あぁ、あの八方美人の苦情処理係のことか。そりゃ、アイツの辞書には、タンカ切っておきながら、実は相手を振り向かせるためのツンデレでした、なんて発想はないだろうからな。オマエのポーズに、まんまと乗せられたわけか」
「あっ兄上のことまで、悪く言ったな!もういいっ!オマエの腐った根性、オレが叩き直してやる!」
「おやおや、お城に泣き帰るんじゃなかったのか?このマザコンブラコンワガママお嬢ちゃんが」
「うるさいっ!ユフィやナナリーだって、オレがガス抜きの方法を教えてやったら、文句を言わずに、お稽古するようになったんだっ。間違ってるのは、オレじゃない、オレを認めないオマエの方だ!」
「加えてシスコン・・・(笑)」
「黙れ魔女め。人間界だろうとどこだろうと、修業に行ってやる!ただし、修業するのは、オマエの皮肉屋根性の方だ!オマエの、その誰彼構わず斜め横から見た物言いを、感謝と尊敬に満ち満ちた言葉に悔い改めさせ、ナナリーのように美しい笑顔に変えるまで、オレがみっちりしつけてやる
「ほほぅ、そいつは頼もしいな。せいぜい私はオマエの上マエ跳ねて優雅な暮らしを満喫させてもらうよ」
「ちょっと待て。母さんにピザ食べ放題出来るカードをもらっておきながら、何でオレの上マエ跳ねる必要があるんだ?」
「チッ・・・余計なコトを・・・それは、人間界に着けば分かるコトだ」
「そうか・・・って、ちょっと待て、C.C.!今、舌打ちしただろう?」
 どうにか、ルルの人間界行きは決まったものの、二人の不毛な言い争いは、延々と続くように思えました。

 ルルは、人間界の人たちが、魔法の国と呼んでいるブリタニア帝国の3番目の皇女様。
 マリアンヌ后妃譲りの艶やかな黒髪に、紫水晶のような瞳とアラバスタのような白い肌、スラッとした体躯はモデルさんのようにムダがなく、凛とした態度は、見る者を惹きつける美貌の持ち主でした。
 ちょっとお人よしで優柔不断なところはあるけど、誰よりも平和を愛する皇太子さまのオデュッセウスお兄さまと、そのお兄さまの補佐として、優秀な頭脳をフル回転させ、決して前に出過ぎず、お国のために尽くすのが生きがいなシュナイゼルお兄さま、芸術家として、住みよい街の発展に貢献するクロヴィスお兄さまの愛を一心に受け、女だてらに軍の指揮を採り、武芸に秀でたコーネリアお姉さまの厳しくも愛あるシゴキに耐え、強く美しく(逞しく)成長しました。
(ちなみに、一番上のギネヴィアお姉さまとは反りが合わず、ほぼ疎遠状態でした)
 ただ、お城の中で何不自由なく育ったルル姫は、あらゆるものに恵まれ過ぎて、今、なんでもない日常が送れることのありがたみと、苦労して何かをやり遂げることの大切さを、全然理解していませんでした。
 自然、態度は偉そうになり、男言葉で、飽きっぽくワガママ気質。
 シュナイゼルお兄さまをうならせる頭脳を持ちながら、その才能は、シミュレーションゲームの中でしか活かされず、素質は悪くないのに、コーネリアお姉さまのお稽古からは、妹のユフィ姫やナナリー姫と一緒に脱走する始末。
 終いには、クロヴィスお兄さまがやっと完成させた都市計画の資料に、要塞変形型KMF発着基地などという物騒な仕掛けを一晩で書き加えてしまうというワンパクぶり。
(魔法の国は平和なので、治安のための軍はあっても、要塞などの大型軍事基地を必要とする戦争はまず有り得ません)
 お城の中では、ルル姫の傍若無人ぶりは有名で、理屈っぽい彼女に誰も勝てないものですから、使用人の誰もが彼女を見ると、眉をひそめるのです。
 その残念な性格さえ直せば、きっと求婚者があとを絶たないくらいの才能の持ち主なのに。
 困った后妃さまは、皇帝陛下がお昼の神事を行っている最中に、ルル姫をお城から出して、人間界で修業させることにしたのでした。
 豪快なところがあるとはいえ、后妃さまも人の親、世間知らずの我が子をたった一人で修業に出すのは忍びなかったのか、自分の親友である西の森の魔女C.C.に保護者になってもらうつもりでした。
 しかし、このC.C.という魔女は、たいした面の皮というか、后妃さまがいい加減人任せな部分をついては、后妃さま名義のカードでピザを食べ、Cの世界への扉を使っては、あちこちに現れて尊大な態度で踏ん反り返っているのでした。
 しかも、彼女が通った後は、豚も避けて通るという汚さです。
 果てさて、ルル姫の運命はどうなることやら?


「って、人間界行くのに、チーズ君はいらんだろ?!置いていけ!」
「私は、腕の中にちょうどいいサイズがないと、ぐっすり眠れないんだ!何なら、オマエが私の抱き枕になるか?」
 二人の言い争いは、荷造りの最中まで続いていました。
 何かというと、自分流を通したがるルルと、一歩も譲らないC.C.。
 しかも、さすがは、何百年も同じ姿で生きているという魔女、ルルの理屈も捻じ曲げるほどの、屁理屈の持ち主でした。
 当然、ルルは、C.C.の揶揄に、我を失ってしまいます。
「なっなっ何を言い出すんだ、貴様はっ?!そんな恥ずかしいコト、出来る訳がないだろう!」
「大丈夫だ。TVシリーズのオマエは男だったから、外見ピチピチの私と同じベッドで同衾は問題があったが、今のオマエは女・・・女同士の私たちが、同じベッドで寝ようが、パジャマパーティー☆その後ぐらいにしか思われないから、恥ずかしがることは何もないぞ?」
「バカなコトを言うなっ!誰が、オマエなんかと・・・」
「そこまで恥ずかしがるとは・・・さては、思春期特有の身体的コンプレックスか?大丈夫だ、マリアンヌも騎士侯時代は、サラシ巻いて戦場を駆け回っていたほどの男勝りだったんだ。オマエも好きな男が出来れば、自然と胸や尻もデカくなって丸みも帯びてくるだろうさ。今がストロー体型だからって、全然気にすることはないぞ?」
「しーつーのばかぁっ!!」
 C.C.の遠慮ない物言いに、ルルは、とうとうキレてしまいました。
 チーズくんを投げ、クッション、タオルに着替えまでバラ撒きます。
 でも、投げ捨てた物の中に、固い物や割れ物が全く含まれていないのが、ルルのスゴイところです。
(ヒステリーの割には、意外と冷静だな・・・案外、キレ慣れてるんじゃないのか?コイツ・・・)
 C.C.は、ルルが投げた物を隅っこに除けながら、ルルに近付きます。
 どんな子供も、最後にはC.C.を受け入れてしまうという、最強の必殺技を使うために。
 C.C.は、ルルをぎゅっと抱きしめると、頭を撫でました。
「・・・よしよし。努力は、これみよがしにするもんじゃないよな。私は、オマエが自分なりに頑張ってるのを、ちゃ~んと見ていたぞ?マリアンヌだって、オマエの有り余る才能を城で腐らせておくのが惜しいから、人間界に出したんだ。頭がいいオマエなら、大人はみんな感情表現が下手なバカどもだってことくらい、分かるだろう?」
 幼いころの甘い記憶を呼び起こす感触と、散々反論されたあとの、自分を肯定してくれる言葉は、ささくれ立ったルルの心を優しく溶かしてくれました。
 今しがた、自分をバカにしていたはずの魔女が、急にしおらしくなり、家族や使用人たちしか知らないルルは、あっさりと魔女の手管に引っ掛かってしまったのです。
 ルルは、子供のように、感情だけでC.C.にぶつかって行きます。
「しーつーなんか嫌いだ」
「あぁ、そうだな」
「グータラだし、母さんのおこづかい取り上げるし」「使い道がなくて、困ってるとマリアンヌは言ってたぞ?」
「エンリョなくズケズケ物を言うし」
「ツッコミ所が満載だからな」
「無関心そうに見えてオレのコト全部見透かしたようなコト言うし」
「これでも親友の子供は気になるもんだぞ?」
 C.C.のおどけた口調に、怒っているのがバカらしくなったルルは、まず、目の前の課題をクリアすることにしました。
「とにかく、その修業とやらが終われば、オレは、好きにしていいんだよな?」
「マリアンヌ的には、ルルもお年頃だから、体育会系のお婿さん候補連れて来て、早いところ結婚しちゃいなさい♪だとさ」
「・・・母さん
「ブリタニアの皇子は、揃いも揃って文化系だからな・・・シュナイゼルは、優等生過ぎてつまらんらしいし」
「・・・オレのカレシに、何を求めてるんだ
「まぁ、しごかれるのは、オマエのカレシの方だからな・・・気にするな。ちなみに、コーネリアの厳しさは、騎士侯時代のマリアンヌを手本にしたら、あぁなったらしい」
「オレは、どんだけマッチョなヤツと結婚すればいいんだろう・・・
 いつの間にか、話題が転換されていることに気付かないルルは、ノロノロと、さっき自分が散らばらせた着替えにタオル、日用品などをバッグに詰め込みました。
 C.C.は、そんなルルを見守りながら、人間界への扉を開きます。
「人間界も広いからな・・・いるかもしれないぞ? マリアンヌを満足させる体力の持ち主で、オマエ好みのふわふわくるくる系、毎日を劇的にしてくれるバイタリティに溢れた男がな」
「何をバカな・・・オレみたいなオトコ女、兄弟でもない限り、誰が相手にするもんか」
 実は、ワガママルル姫も、自分が影で何を言われているかくらいは、ちゃんと知ってました。
 途端に気弱になるルルに、C.C.は、ポンポンと肩を叩いてこう言います。
「オマエも大概面倒臭いコンプレックスだな。そのクソつまらなさそうなへの字口やめて、少しは笑ってみせろ。笑顔二割増し、泣き顔三割増しで、男なんか掃いて捨てるほど引っ掛かるぞ?あと、隙だらけなところも、男にとっては、付け入りやすいパターンだ。最近は、知的な女性もウケがいいが、古今東西、男は守ってやりたいタイプに弱いからな。体力のなさを魔法でカバーするより、みっともなく倒れてみるのも、世の男性に対するサービスってもんだぞ?・・・何、百戦練磨の私がいるんだ、豪華客船に乗ったつもりで、そっちは考えるといい」
「・・・その船、タイタニックとかいう名前じゃないだろうな?」
 そんなやり取りを繰り返しつつ、ルルの人間界での修業(+花婿探し)は始まりました。
 ルルは、夢にも思っていませんでした。
 ルルが修業に出た人間界で、マリアンヌを本気にさせるくらいの体力バカで、ふわふわくるくるの犬みたいな外見、ルルの想像を遥かに超えるバイタリティの持ち主が本当にいることを。
 そして、その人物との出会いが、ルルの運命を大きく変えてしまうことを。
 そのときのルルは、C.C.と二人で、どうやって見知らぬ土地で暮らして行こうか・・・そんな考えで頭がいっぱいだったのです。

つづく☆

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| 魔女っ娘ルルたん♪(連載中) | 18:00 | コメント:0
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