FC2ブログ
『コードギアス・反逆のルルーシュ』非公認ファンブログ。二次創作SS(BL・女体化含)、イラスト、R18アリ。 pixivにて他ジャンルで活動中★

黒猫皇子と白狼騎士

ちょこっとルルコ。R・その37 | main | ちょこっとルルコ。R・その35
ちょこっとルルコ。R・その36
ついに明かされる(?)ルルが多くを語らなかった理由。。。
ユフィは、ルルに、何をさせたかったのでしょうか?
そして、それを知ったスザクは?

お題は、『スザルルコ・ラブラブ・裸エプロン・えっちあり』ですv

-----------------------------------------------------------

ちょこっとルルコ。R  (36)

「・・・やっぱり、そうだったんだね」

「!・・・騙したのか?!」

 ルルーシュは、自分が騙るに落ちたことを、気付いたようだった。
 ぼくは、ルルーシュの肯定に驚きながらも、何故かそれを受け入れている自分が居ることに気付いていた。

 だって、どう考えてもおかしいじゃないか。
 突然、ルルーシュを連れてきたユフィ。
 昔の『ぼく』を、知っている風なルルーシュ。
 たびたび見る『夢』で話されている、誰だか分からない人。
 そして、全く同じと言っていいくらいの、宮殿に閉じ込められた『姫』の話。
 迎えに来て欲しい、と言ったことはない、と言うユフィ。
 迎えに来る、と言われたまま、置き去りにされたルルーシュ。

 それならば、ぼくは、七年前の、抜け落ちた『記憶』の中で、宮殿の外に出してもらえないルルーシュとアリエス宮で出会い、そして、いつか迎えに行く、という『約束』をした、と考えるほうが、正しい気がしてくる。
 そして、ぼくは、その相手を、どういうわけか、ユフィだと思い込んでいた。
 そう考えれば、全てが、一本の線で繋がるような気がしてきた。
 そして、それは、ぼくの、どうしようもない『思い違い』から始まっていたのだ、ということも、同時に裏付けていた。
 ぼくは、ルルーシュに謝った。

「・・・ごめん。 でも、知りたいんだ・・・ぼくが、何をしてきたのか・・・キミを、どれだけ傷付けて来たのか・・・謝って済むことじゃないかもしれないけど・・・教えて欲しい。ルルーシュ、ぼくは、七年前に、アリエス宮でキミと会っていた、そうだね?」

 ぼくは、胸の奥が、ぎゅうっと締め付けられるような気がした。
 でも、そんな『痛み』は、七年も『ぼく』を待ち続け、その上、忘れ去られ、あげくに、他の女の子―――ユフィを好きになっていた『事実』を突きつけられたルルーシュに比べたら、何でもないことのはずなんだ。
 そして、今まで、ぼくに合わせて、抱える必要がなかったはずの『重荷』を背負わされたユフィのことを考えたら、ぼくの痛みなんか、何でもないことのはずなんだ。
 ぼくは、今こそ、『真実』を突き詰めなければならない。
 そうしなければ、ユフィにだって、ルルーシュにだって、申し訳が立たない。
 ぼくは、ルルーシュの顔を覗き込んだ。
 すると、ルルーシュは、酷くつらそうに、顔を歪ませると、ぼくから目を逸らして言った。

「・・・それは、出来ない」

「どうしてっ・・・!」

 ぼくは、この期に及んで、返答を拒否するルルーシュの考えが、全然分からなかった。
 もう、ぼくは、『約束』の相手が、ルルーシュであることも、ルルーシュのことを忘れてしまったことも、知っているというのに、この上、何を隠すというんだろう?
 だったら、ぼくが、どんな風に、ルルーシュと出会い、そして、どんな風に、ルルーシュと過ごしていたか、教えてくれたっていいじゃないか!
 ぼくは、ルルーシュの言葉を待った。
 ルルーシュは、長い長い沈黙のあと、ようやく、観念したように、口を開いた。

「条件・・・だったからだ。オレが、宮殿を出るための・・・オマエのところへ行くための」

「条件・・・?」

「そうだ。・・・ユフィが、オレを宮殿から出すのには、条件がある、と言ったんだ」

 ぼくは、ルルーシュの言っていることを、信じられない気持ちで聞いていた。
 ルルーシュの話によると、ユフィは、ルルーシュを宮殿から出してもらえるように、皇帝陛下に頼んでくれる代わりに、いくつかの条件を出したようだった。

「一つめは、スザクの所に預かってもらうこと、二つめは、スザクにオレのことを好きになってもらうこと。そして、三つめは・・・」

 ルルーシュは、淡々と二つの条件を口にしたあと、急に表情を苦々しいものに変えて、こう続けた。

「オレとスザクの想い出や『約束』について、スザクに話さないこと」

「・・・そんなっ」

 ぼくは、あの時、ルルーシュが、どうして、自分を迎えにくると約束したのが、ぼくであることを言わなかったのかが、ようやく解かった。
 ユフィに口止めされていたんだ。
 でも、そんなことをするユフィの考えは、分からない。
 以前、ユフィは、ぼくが、ルルーシュと再会(?)して、何も感じたり思い出したりしなかったことを聞いたとき、お姉さまが可哀そう、と言っているのだ。
 あの時は、よく分からなかったけど、ユフィが言った『お姉さま』は、ルルーシュのことなんじゃないだろうか?
 だとしたら、ルルーシュからは、何も言ってはいけない、という『条件』を出したユフィの意図は、ますます辻褄が合わなくなる。
 そして、それを守る守らないは、ぼくがユフィに言ったり、ルルーシュが自分でユフィに言ったりしない限りは、ユフィには分からないはずなのに、ルルーシュが頑なに守り続けていたことも、分からないことの一つだ。
 ユフィの考えについては・・・ルルーシュに想像させると、どうも良いようにはとってもらえない気がしたので、ぼくは、まず、ルルーシュが、どうしてその条件を守っていたかを訊くことにした。

「それで、ルルーシュは、三つめの条件を破ろうとは考えなかったの?」

 すると、ルルーシュは、面白くなさそうに口元を歪め、それでも、ぼくの質問に答えてくれた。

「そうだな。・・・ユフィにさえ知られなければ、オレがその『条件』を破ろうと破るまいと、どちらでも構わないことだ」

「うん。でも・・・」

「オレも、正直、そう思っていた。だが・・・ユフィが出した『条件』は、オレに『ハンデ』を出すものではなく、スザク・・・オマエを守るためのものだったんだ」

「ぼくを・・・?」

 ぼくは、ルルーシュが言っていることが分からず、ただ、彼女の言葉に耳を傾けるだけだった。
 
インデックスへその37へ

拍手する
| ちょこっとルルコ。(連載中) | 17:00 | コメント:0
コメント
コメントする














管理者にだけ表示を許可する

| ホーム |

Profile
pixiv

pixiv

What's New
Manu
Search

Counter

Link

お世話になってます♪

ギアスサーチバナー
GEASS SEARCH 様

ギアスSSサーチバナー
ギアスSSサーチ様


スザルル同盟様はサイト閉鎖されました   ロロ同盟バナー
スザルル同盟様  ロロ同盟様

Link 2
Comment
Mail Form

↓お問い合わせは、コチラで↓

名前:
メール:
件名:
本文:

QR CODE

QR

ケータイからもご覧いただけます♪