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『コードギアス・反逆のルルーシュ』非公認ファンブログ。二次創作SS(BL・女体化含)、イラスト、R18アリ。 pixivにて他ジャンルで活動中★

黒猫皇子と白狼騎士

『ちょこっとルルコ。』・インデックス | main | ちょこっとルルコ。R・その44
ちょこっとルルコ。R・その45 (第一部完結)
衝撃の事実★に、スザきゅもタジタジ★
でも、フォローしてるのか、崖から突き落としてるのか判らないのが
スザきゅの慰め方だったりします。。。

ともあれ(?)お題はクリアできたと思いますが、ストーリーは、
まだ続いてしまうのでした。。。

お題は、『スザルルコ・ラブラブ・裸エプロン・えっちあり』ですv
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ちょこっとルルコ。R  (45)

「・・・生理来てないって、まさか、一度も来たことがないってことじゃないよね?」

 たっぷり、10分は固まったあと、ぼくは、ようやく、それだけの言葉を搾り出した。
 多分、ぼくの解釈が間違っていなければ、ルルーシュは、初潮もまだってことになるんだろうけど、出来れば、そうではないと言って欲しかった。
 だって、そういうのは、個人差があるし、ぼくも、正確なところはよく分からないんだけど、17歳で初潮もまだ、だなんて、ちょっと遅すぎるような気がしたからだ。
 だから、ルルーシュが言った言葉は、生理前だから、妊娠しないってことであって、初潮もまだなんてことは・・・。
 でも、ぼくの予想は、嫌な方向にばかり、当たるような気がした。

「その通り、一度も来たことがないが・・・何か、問題でもあるのか?」

 ルルーシュは、ぼくが言った言葉を、そのまま肯定してしまうと、それについて問題があるのか、訊き返してきた。
 ぼくは、頭を抱えたかった。
 さっきも言った通り、ぼくだって、女性の生理が、いくつぐらいから始まるのが普通なのか、詳しく知ってるわけでもなければ、それを、ルルーシュに、上手く説明する方法も見つからない。
 不用意な言葉を言って、ルルーシュを傷付けたくはないし、だからといって、このまま、放置しておいてもいい問題でもなさそうだし・・・、
 ぼくが、どう答えようか、迷っているときに、ルルーシュは、なにやらブツブツと呟きだした。

「・・・やっぱり、遅いんだろうか・・・そういえば、ナナリーにも先を越されたしな・・・スザク!」

「はいっ!」

 さらっと、爆弾発言をしたルルーシュに、言葉を失っていると、突然、名前を呼ばれて、ぼくは、条件反射で返事をしてしまった。

 あぁ、頼むから、ぼくに、訊かないでくれ!

 ルルーシュとは、歳が一つしか違わないユフィにならともかく、ナナリーにまで、先を越された(多分、彼女より三つ歳下のナナリーにも、ちゃんと初潮が来たのだろう。出来れば、こんな形で知りたくはなかったけど)彼女に、大丈夫だよ、なんて、無責任な言葉を吐けるわけがないじゃないか!
 でも、ルルーシュは、そんなぼくを許すこともなく、ぼくに、ずい、と迫ってくる。
 同じ布団に、並んで横になっていたわけだから、当然、ぼくに『逃げ場』はなかった。

「オマエは・・・どう思う?」

「どうって・・・」

「生理もないオレじゃ、女らしくないか? 魅力ないか?・・・抱きたいと思わないか?」

 畳み掛けるように訊かれた、ルルーシュの疑問符は、ぼくの予測の遥か斜め上を行っていて、ぼくは、一瞬、言葉に詰まってしまった。
 すると、ルルーシュは、ぼくから目線を逸らし、うつむくようにすると、そうか、そうだよな、と勝手に納得し始める。

 冗談じゃない!

 ぼくは、そう思った。
 だいたい、コトを始める前に、ぼくの方が、こんな自分が、彼女を抱いていいんだろうか、と悩んでいたはずなのに、これじゃ、さっきとあべこべじゃないか。
 だいたい、ルルーシュに魅力を感じていなかったら、こんなことにはならなかっただろうし、抱いてしまってから、実は、初潮もまだでした、なんて言われたって、今さら知るもんか。
 ぼくは、ただ、ルルーシュの身体の調子が、おかしいとか、そういうことはないんだろうか、と心配していたのに、当のルルーシュときたら、それで、ぼくに嫌われるんじゃないか、という心配をしているんだ。
 ぼくは、だんだんと、本気で心配していた自分が、バカらしくなってしまった。
 そして、その感情を抱えたまま、ルルーシュに、こう言った。

「そんなの、ルルーシュの魅力とは、全然、関係ないじゃないか!」

 ぼくは、驚きに目を見開いている彼女に向かって、さらに続けた。

「ルルーシュは、そりゃ、ガサツだし、態度も横柄だし、一人称は『オレ』だし、言葉遣いも乱暴だし、背だって、ぼくよりほんのちょっとだけ高いし、女の子らしい身体つきなんて無縁だけど、そんなの、ルルーシュが綺麗だってことの何の妨げにもなってないんだ。・・・だからっ」

「オマエ・・・フツーは、そこまで言わないだろ、例え、思ってたとしても」

 ぼくは、そこまで言って、自分が、どれくらい彼女に失礼なことを言ってしまったか、はたと気付いた。

「ご、ごめんっ・・・ルルーシュ」

 確かに、今のは、言い過ぎだ。
 ぼくは、今の失言で、ルルーシュが、泣いているんじゃないか、と思って、彼女の顔を覗き込んだ。
 ルルーシュは、口元だけを歪めて、複雑そうに笑っていた。
 そして、ルルーシュは、ぼくの首に両手を巻きつけると、くす、と笑みを浮かべて、こう言った。

「悪いと思うなら、初めから言うな」

 ぼくは、ただ、謝ることしか出来なくて・・・。

「ごめん・・・」

 そう言うと、ルルーシュは、ぼくに顔を近づけて、触れるか触れないかぐらいに唇を掠めると、また、苦笑を浮かべる。

「じゃあ訊くが、オマエは、オレのどこを指して、綺麗だなんて思ったんだ?」

「え・・・?」

 改めて訊かれると、これほど返答に困る質問もなかった。



 そんな感じで、ぼくらは、夜が明けるまでのひとときを、何をするわけでもなく過ごし、きっと、他の人が聞いたら、何てバカバカしんだ、と思うような会話を繰り返し、それでも、笑い合っていた。
(もちろん、先の質問に関しては、ルルーシュについて、ぼくが思いつく限りの美点を言わさせられたのは、言うまでもない)
 多分、朝が来れば、ぼくらの前には、いろんな問題が、待ち構えているのだろう。
 ユフィが、言い置いていったこと。
 テスト・パイロットの解任のこととか、軍での処遇とか。
 学校のこととか。
 ルルーシュを抱いたこととか。
 ルルーシュの身体のこととか。
 これから、どうしたらいいのか。
 考え出したら、きりがないんだけど、今は、とりあえず、この温かさにまどろんでいたい。
 そして、二人でなら、多分、どんなことでも乗り越えていけると、ぼくは、そう思った。
 ルルーシュは、ぼくが言った言葉を、信じない、の一点張りで通したかと思うと、今度は、顔を真っ赤に染めて、恥ずかしいヤツだ、と言って、ぼくの胸に沈み込んでしまった。
 ぼくは、そんなルルーシュが可愛くて、でも、また、可愛い、なんて言ったら、今度は、バカ、と返されてしまった。
 ぼくは、もう、どうしたらいいのか分からなくて、ルルーシュを抱き締めている。
 瞼の裏で、セシルさんが、笑ったような気がした。


(第一部・完)

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| ちょこっとルルコ。(連載中) | 17:00 | コメント:0
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