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『コードギアス・反逆のルルーシュ』非公認ファンブログ。二次創作SS(BL・女体化含)、イラスト、R18アリ。 pixivにて他ジャンルで活動中★

黒猫皇子と白狼騎士

魔女っ娘ルルたんの初恋 | main | 残暑お見舞い申し上げますv
記憶のかけら
奴隷しーつーとルルたんのお話を書こうとして・・・
何だかよく分からなくなったお話です。。。

いや・・・ラブラブで書けたら、キリリクに出来たんですが。。。

何かが違う気がしますxxx

そもそも、ルルSideで書いたのが、間違いだったんじゃxxx

久々のSSが、こんなでごめんなさい・・・またリベンジします!
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記憶のかけら

「C.C.!」
 広い部屋に、若い男の怒声が響き渡る。
 黒の騎士団首領艦体・斑鳩。
 その中にある、ゼロの私室は、通常、ゼロから最も信頼が厚いとされる一部の人間しか、出入りを許されていなかった。
 ノックもなしに部屋へ入ろうものなら、例え幹部の人間だろうと、回れ右をさせられ、その後、ネチネチとゼロの愛人であるC.C.にイビられ続けるだろう。
 何せ、秘密の多いゼロのことである。
 仮面の下の素顔を見た者は、ほとんどなく、正体不明、年齢不詳、性別は・・・声の低さと愛人が女であることから、男とされているが、それにしては細すぎる、というのが、幹部のほとんどの意見だ。
 ゼロの素顔を知っているのは、艦の中では、愛人であるC.C.、今は、ブリタニア軍の捕虜となっている零番隊隊長のカレン、そして、新入りのロロぐらいなものか。
 ちなみに、咲世子は、ルルーシュの影武者として、学園内に潜伏しているため、数の内には入っていない。
 さて。
 そんな謎に包まれたゼロの私室であるが、現在、未曾有の危機に晒されていた。
 先程、ゼロの愛人の名を呼んだのが、この部屋の主である、ゼロことルルーシュ。
 ルルーシュは、かつてない部屋の状況に、顔を真っ青にして、C.C.を呼んだ。
 それというのも、零番隊のみで行われた極秘作戦、嚮団殲滅戦から戻ったC.C.が、記憶を無くしてしまったからである。
 記憶を無くした、といっても、失われた記憶は、彼女がギアスと関わるようになってからの記憶で、普通に言葉は通じるし、自分のことも、多少は、分かっているようだ。
 ただし、彼女が奴隷の身分だったころの話であるから、何の役にも立たなかったが。
 いわゆる、記憶退行と呼ばれるものだろう、とルルーシュは、見当を付けたが、そんなものは、何の役に立たない。
 とにかく、部屋の中のありとあらゆる場所が、水浸しなのである。
 黒の騎士団の頭脳(ブレーン)であるゼロの私室・・・当然、これまで黒の騎士団の中核を担ってきたわけだから、これまでの作戦に関する資料や報告、これからの作戦の足がかりとなる情報など、ありとあらゆるデータを収めたサーバーやパソコンなどが、ここには集結している。
 そして、各隊員への連絡のためのケータイ、通信機、その他諸々・・・現代の文明の利器は、全て水に弱いものであった。
 その電子機器を水洗いするなど・・・頭痛を通り越して、吐き気を催しそうだ。
 ルルーシュは、常々、部屋の一番いい場所・・・ベッドやソファの上を占領し、その周りに様々なものをバラまいては片付けることもしないC.C.のことを、一番厄介な存在だと思っていたが、それは間違いだったようだ。 
 今の、自分の役に立とうとするのは判るのだが、知識も何もない状態で、掃除と称してはあらゆるものを水浸しにしたり、絶えずビクビクオドオドするものだから、すぐに物を落としては破損させてしまい、また叱られるのではないか、と隅っこで震えているC.C.は、扱いに困る人間のベスト3に入れてもいいくらいだ。
 しかし、このまま、C.C.を放っておくわけにも行かず・・・見捨てるには、ルルーシュの良心が赦さなかったというか、こんな状態の彼女を放り出せば、『ゼロ』の求心力は一気に暴落してしまうだろう。
 それに、C.C.には、まだまだ訊いてないことは山ほどあるし、今の彼女は覚えてないだろうが、Cの世界で彼女を呼び戻すためにしてしまった『約束』のこともある。
 いつか、C.C.を心から笑わせてみせる・・・それは、あんな場面で出てきたからこそ、自分の本当の気持ちであるような気がした。
 ・・・まぁ、それを本当に叶えられるかどうかは、これからの自分たちにかかっているのだが・・・。
 ルルーシュは、とりあえず、電源を入れていない機器の水分を拭き取るため、タオルを数枚取り出した。
 物事に慎重を期する性格のルルーシュは、データのバックアップは常に録っているものの、全ての電子機器を買い直すわけにも行かない。
 水気を取って乾かせば使えるもの・・・例えば、デスクトップ型パソコンのキーボードとか・・・普段使いのためのノートパソコンは、防水タイプに変えるか・・・ケータイは、最新式にしておいて良かった、と胸を撫で下ろす。
 そして、ソファの影で震えているC.C.にも、タオルの一つを投げ渡した。
「・・・水分を拭き取るくらいなら、出来るだろう?」
 嘆息して呼びかければ、C.C.がおそるおそる顔を覗かせる。
「酷いことはしない、と言ったろう?・・・それとも、そこで縮こまっていたら、この部屋が元に戻るのか?」
 まるで、子供をしつけているような気分だ。
 いや、今は大きな子供か。
 C.C.は、ルルーシュが、これ以上、怒鳴ったり怒ったりはしない様子を見ると、少しずつではあるが、こちらへ近づいてきた。
「ほら、こうやって、そっと水分を拭き取る。目で判る水滴がなくなったら、そこの紙の上へ並べて置くんだ」
「は・・・はい」
 目の前で手本を見せてやれば、飲み込みが悪いわけではなかった。
 ルルーシュは、タオルを片手に、懸命に頑張るC.C.を見て、ふと顔をほころばせた。


 そうして、C.C.が全ての電子機器の水分を拭き終えたころ、ルルーシュも部屋の中の片付けを終え、ようやくソファへと身を預ける。
 ふと見れば、C.C.は、また隅っこの方で、こちらの様子を伺っているようだった。
「何をしている?」
 ルルーシュが、呆れて問いかけると、C.C.は、言いにくそうに、こう言った。
「あの・・・次は、何をすればよろしいでしょうか?ご主人さま」
 ルルーシュの肩に、どっと疲れが押し寄せる。
 そんなの知るか、というのが、本音だ。
 しかし、自らを『奴隷』と思い込んでいるC.C.には、『主人』であるルルーシュの命令なしには、何も出来ない。
 いや、部屋の掃除をさせれば、そこら中を水浸しにし、アイロンをかけさせようとすれば、本体を素手で触ろうとして、大やけどをしかけるような人間に、何をさせればいいのだ?
 おそらく、他の何をやらせても、側で見張ってなければ、ルルーシュの気が休まることなどないだろう。

 いっそ、何もしないでくれ。

 そう思った。
 しかし、それをそのままの言葉で受け止めて、息まで止められてしまっては困るのだが・・・。
 さすがに、そんなことはないだろう、と、ルルーシュは思い直し、まずは、その背中がムズ痒くなるような呼び方・・・ご主人さまというのをやめさせようとし、口を開いた。
「そうだな・・・オマエが最初にするべきは、俺の名前を覚えることだな」
「はい?」
 C.C.が、首を傾げる。
 ルルーシュは、慎重に言葉を選んで、C.C.に話しかける。
「オマエは、目が覚めて最初に見た俺を、『新しいご主人さま』だと思い込んだようだが、残念ながら、俺はオマエの『ご主人さま』でもなければ、部下でもない女に『ご主人さま』と呼ばれて喜ぶシュミもない」
「でも、ご主人さまは・・・」
 何かを言いかけたC.C.の言葉を遮り、ルルーシュは続けた。
「俺は、ワケあって、行く場所のないオマエを匿っていた。今のオマエに言っても、ピンと来ないかもしれないが・・・オマエは、普通では考えられない力を持っていて、その力の一端を俺に与えた。そして、俺は、オマエの『願い』を叶えることを条件に、オマエの力を借りることになったんだ」
 ルルーシュは、予想通り、自分の話の半分も飲み込めていないC.C.の顔をチラ、と見た。
 これ以上の難しい話は、一度にしても、右の耳から左の耳へ流れていってしまうだろう。
 ルルーシュは、そこで一呼吸おき、C.C.にこう言い聞かせた。
「とにかく。オマエに『ご主人さま』と呼ばれると、毛足の長いもので身体を撫でられているような気がするから、『ルルーシュ』と呼べ、と言ったんだ」
 C.C.は、キョトンと目を大きく見開いて、ルルーシュが言った言葉を繰り替えす。
「ル・・・ルルーシュ・・・さま?」
「・・・・・・さまは、余計だ」
 ルルーシュは、額を押さえて、そう返した。
 確かに、咲世子などは、自分の名前に『様』を付けることもあったが、それは、もう慣れてしまったことだ。
 しかし、C.C.に『様』付けで呼ばれた日には、何があるか分かったものではない。
 だが、C.C.の方も、こればかりは譲れないようだった。
「でもっ、ご主人さ・・・ルルーシュさまは、私を助けてくれた恩人ですっ!その恩人を呼び捨てにするなんて、とんでもないっ!いくらルルーシュ様の命令でも、こればかりは・・・」
 あぁ、面倒くさい。
 ルルーシュは、ヘンなところで意地になってるC.C.に、嘆息する。
 いや、呼び方など、どうでもいいのだ、この際・・・問題なのは、今の自分たちの関係であって・・・ルルーシュは、『友だち』でも『恋人』でも『家族』でもないC.C.を、どう扱ったらいいのか、判らない。

『共犯者』でなくなったC.C.は、自分にとって何なのか?

 黒の騎士団では、C.C.は、『ゼロの愛人』で話が通っているが、実際には、同じベッドで寝たこともなければ、キスをしたのだって、神根島でのアレと、皇帝に改ざんされた記憶を呼び戻すためのアレくらいなものだ。
 色気なんて、ありようもない。
 かといって、今のC.C.が言う『恩人』というのも、何かが違う・・・助けられた、といえば、ルルーシュの方が、何度かC.C.に窮地を救われている。
 C.C.は覚えていないだろうが・・・自分から口にすることはないだろうが・・・ルルーシュは、いつかそれらの『借り』も含めて、C.C.とは話をつけるつもりだった。
 ルルーシュは、それらの葛藤を3秒ですると、今度は、C.C.がいる場所について言及する。
「まぁいい。『さま』は、いずれ取ってもらうことにして・・・そんな冷たいところに座っていたら、カゼをひくぞ」
『ゼロ』の私室には、簡易的ではあるが、応接も出来るよう、ソファとテーブルが用意されていた。
 C.C.は、ルルーシュが座っているソファの向かいのソファの影に隠れるようにして、しゃがみこんでいた。
 いくら、斑鳩が全室冷暖房完備だとしても、床に素足で座り込めば、冷えてしまう。
 まして、C.C.は、アンダーウェアのみだ、今さら、彼女の露出の多さに驚くルルーシュではないが、そんな格好のままで床に座られるのも落ち着かないのだ。
 C.C.は、ルルーシュに言われ、その場から立ったはいいが、自分の身の置き場に困っているようだった。
 ルルーシュは、ふと思案すると、こうC.C.に訊ねた。
「C.C.。ソファは、何のためにあると思う?」
「はい?」
 C.C.は、質問の意味が、分からなかったようだ。
 構わず、ルルーシュは、続けた。
「ソファは、人が座るためにあるものだ。俺は、オマエの主人でもないし、オマエは、俺の奴隷でもない。俺は、もうソファに座っているが、他にも空いたソファがある。・・・オマエは、何故、そこに立っているんだ?」
「それは・・・」
 C.C.は、迷うようにして、自分の目の前にあるソファとルルーシュとを見比べていた。
 多分、『奴隷』だったころのC.C.は、ソファなんて上等なものには、座らせてもらえなかったのだろう。
 しかし、記憶は、奴隷時代のものであっても、今のC.C.は、奴隷ではない。
 ならば、C.C.がすることは、一つだった。
 ルルーシュは、C.C.が、その結論に辿り着くまで、じっと待った。
 普通ならば、ソファがあるなら、そこに座るものだ。
 しかし、今のC.C.は、ソファを自分が座るものだ、という認識すらない。
 ルルーシュは、目蓋を伏せると、じっとC.C.が動くのを待つ。
 身じろぎながら、C.C.が動き、ちょこん、とソファに座った。
「そうだ」
「え?」
 ルルーシュの声に、途端に落ち着かなくなったC.C.に、ルルーシュは言った。
「ここでは、オマエは、好きにしていい。・・・くつろぎたければ、くつろげばいいし、腹が空けば、俺が何かを持って来させる。ただ・・・不用意に、この部屋以外へ出なければ、それだけでいいんだ」
 ルルーシュは、言いながら、これじゃあ、本物の籠の鳥だな、と思った。
 しかし、C.C.の記憶が戻らない以上、他の者と接触させることは出来ないし、作戦行動に加えることも不可能だ。
 それでも・・・。
 あんな風に、自分の前から消えられるよりは、遥かにマシだった。
 閉じ込めて・・・手元に置いて・・・持て余して・・・それさえも、いいとさえ思える。
 未だ、C.C.の緊張は取れないままだったが、そんな姿が微笑ましく思えるとは、俺もヤキが回ったな、とルルーシュは思った。
「そうだな・・・こいつに、一から仕込んで、聞き分けのいいC.C.にするのも悪くないな」
 ルルーシュは、記憶が戻るまでの間、C.C.をしつけることを空想し、口角を引き上げた。
 C.C.は、そんなルルーシュの様子を見て、自分のことで、いらぬ妄想をされているとも知らず、機嫌のよさそうな『ご主人さま』改め『ルルーシュさま』に、ホッと胸を撫で下ろしていた。

(おわり?)

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・・・ルルたん、しーつーで、育てゲーでもするんでしょうか? 


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| その他SS(コードギアス) | 18:00 | コメント:0
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