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『コードギアス・反逆のルルーシュ』非公認ファンブログ。二次創作SS(BL・女体化含)、イラスト、R18アリ。 pixivにて他ジャンルで活動中★

黒猫皇子と白狼騎士

踊り子ルルーシュ(バレンタインver.) | main | 視姦-余韻、醒めきらず-
踊り子ルルーシュ・その後(2)
踊り子ルルーシュ・その後・パート2です。
四苦八苦しながらも、どうにかカレンの踊り子衣装を身に付けたルルーシュ。
けれども、スザクがそれだけで満足するハズもなくて・・・?

というか、見られて感じるルルたんが書きたかっただけなんですが★
(どうやら、そのあたりは、次の回になりそうです。。。)


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踊り子ルルーシュ・その後』 (2)


 赤い布地は、肩から二の腕の半分までを、やっとのことで隠し、サーモンピンクの布は、ハーフカップのブラ並みの布地しかない。
 背中は、ガラ空きだし、腰布などは、限界までスリットが入っているのだから、いくら長さがあっても、横から見れば、足がほとんど見えてしまうものである。
 腕は・・・以前、自分が着た衣装のように、薄布で覆われているものの、自分にオレンジ色はありえないだろう!と叫びたいのが、ルルーシュの心境だった。
 C.C.が、何を思って、スザクにカレンの踊り子衣装までを渡したのか、想像もしたくないが(単なる『嫌がらせ』にしては性質が悪い)、ルルーシュとしては、この衣装を着た自分を、鏡で見なければならない自分の方が、最悪の心境である。
 まして、それをスザクに観賞されるのだから・・・。
 とかく、スザクというのは、ミレイ会長が持ち込む『非日常』な衣装を、喜んで楽しむ性質がある。
 ルルーシュとしては、またか、カンベンしてくれ、と思うようなものまで、一緒になって着ては、こういう機会は、めったにないんだから、とルルーシュにまで着せようとするのだ。
 そして、ルルーシュは、いったん、着ると決めたからには、完璧でないと気が済まない性質で・・・生徒会いちの着こなしを披露してしまうのだった。
 それが、彼らの『仮装好み』を助長しているとは知らずに・・・。
 ともかく、ルルーシュは、スザクに渡されたカレンの衣装の袖を通した。
 元々、少ない布地である、いったん身に着けてしまえば、あっという間に着替えは終わった。
 しかし、カレンのふくよかな胸を支えていた布は、ルルーシュの痩せた胸を覆って余りあり、カッコ悪くへしゃいでしまっている。
 後ろの紐で調節出来ないか、とやってみたが、あまりの貧相さに、頭が痛くなって来た。
 このまま、スザクの前へ出て、がっかりさせた上で、早々に切り上げるという手段もある。
 しかし、それでは、自分が何のために、こんな手間をかけて、衣装を着たのかが分からなくなる。
 ルルーシュは、どうでもいいところに、こだわりを持つ人間だった。
 冷静に判断すれば、今後、スザクのルルーシュ限定コスプレ好きをやめさせるためには、一度くらいガッカリさせた方がいいのかもしれない。
 しかし、ルルーシュは、常に、人に評価されることにおいて、軽んじられたり、平均以下の点数をつけられたりするのが、我慢がならない性質だった。
 ゆえに、何とかして、自分のない胸を膨らませる方法を考える・・・気分は、女装癖のある男性のようなものである。
 すると、更衣のために用意された部屋であるから、色々なものが出てくる。
 ウィッグにメイク用品、コルセットにボディファンデーション・・・ルルーシュが、名前すら浮かばないものまで出てきて、これは、何のために使うものだろうか?と首を傾げたくなるものもあった。
 その中から、不意に使えそうなものが飛び出してきた。
 肌色の・・・柔らかい樹脂製品だろうか、表面は、そこそこ弾力もあり、なにより手の中にすっぽり納まる丸い形が有難い。
 そして、通常のパットなら、ブラジャーのポケットに入れて使うためか、レモン型で小さく、こういう薄布では留めておくことも難しかっただろう。
 しかし、このパットは、平らな方に、これまた樹脂なのだろうか、軽い粘着物質が塗布されており、試しに指を押し当ててみたところ、皮膚にも貼りつくようだった。
 ルルーシュは、誰が居る訳でもないのに、周りを確認すると、その胸パット(らしきもの)を、自分の胸に押し込んだ。
 まさか、自分のそんな所に、そんなものを貼り付ける日が来ようとは思わなかったが、これで余った布ですっぽり包んでしまえば、ささやかな膨らみが出来上がる。
 ルルーシュは、手段より結果を重んじる男であった。
 これが、のちの災いを呼ぶとは気付かずに、鏡の前で自分に、不敵に笑ってみせる。
 自分でメイクまで出来てしまうところが、ルルーシュの完璧主義の哀しい性だった。


「ふぅ~ん。前の衣装も似合ってたけど、今回の衣装も、なかなか素敵だよね♪」
 スザクは、ルルーシュが悪戦苦闘して着替えた衣装を、それこそ舐めるように観察し、感嘆の声を漏らした。
 そこで、どうだ、参ったか、と言えないのは、自分が着ている衣装が、薄布でとても頼りないものだから、というものだけではないだろう。
 何故なら、スザクは、さっきから、手こそ出さないものの、今にも鼻先が触れてしまいそうな近くで、ルルーシュを視ているのだから。
 しかも、その瞳に浮かぶ色は、正しく情事の際、ルルーシュを見つめるときのような眼差し(もの)で。
 ルルーシュは、触れられてもいないのに、スザクに愛撫されたときの快感を思い出し、身体が熱くなるような気がした。
 しかし、女性用の前を隠すほどしかない腰布は、ルルーシュが少しでも性感を覚え、下肢を熱くしようものなら、その様子をつぶさに外部へ知らせてしまうだろう。
 それこそ、スザクの思う壺である。
 欲望に正直なスザクのこと、ルルーシュの身体が反応しているのを見つければ、これ幸いとばかりに、なし崩しに情事へとなだれ込むだろうことは、未だスザクのイレギュラーに対して、何の手立ても浮かばないルルーシュにも判った。
 しかし、見られているだけ、というのも、何とも落ち着かない。
 ルルーシュは、次第に、スザクの視線にさらされるのが、こそばゆく感じるようになり、さっさとこの見世物を終わらせることにした。
「スザク・・・もういいだろう?」
 ルルーシュが、スザクの様子を窺うように、そう言うと、スザクは、少し考えるような仕草をし、こうルルーシュに言った。
「さっきから気になってたんだけど、その胸はどうやって造ったの?」
 それは、さっきルルーシュが、シリコン製の胸パッドを入れて造ったものであるが、そうそう簡単にタネをバラしてしまっては、ルルーシュも面白くない。
 ルルーシュが、さぁな、と言うと、スザクは、ルルーシュの方へずいっと近づき、こう付け加えた。
「よく出来てるよね・・・昨日の夜見たときは、ルルーシュの胸はペタンコだったから、さっき造ったんだよね?・・・どうなってるか、もっとよく見せてよ」
「はぁ?!」
 ルルーシュが、思わず聞き返してしまったのは、無理もないだろう。
 確かに、スザクには、見るだけ、とは言ったが、ルルーシュは、それに全面的に協力する約束などした覚えはない。
 着替える前に、スザクがそんなようなことをお願いしていた気がしたが、ルルーシュは、その件に対しては、首を縦に振ったわけではなかった。
 しかし、スザクは、まるでそれが当たり前のように、こう言ってのけた。
「だから・・・そんな両手で隠すようにするんじゃなくて、下からこう持ち上げて・・・」
「な、何を言い出すんだ、オマエはっ」
 ルルーシュの目の前で、何もない胸を抱え上げるように、手振りをしたスザクは、ルルーシュにも、それと同じことをするように、要求してきた。
 ルルーシュは、その行為の恐ろしさに、一瞬にして青ざめる。

 それじゃ、まるで、誘ってるみたいじゃないか・・・!

 ルルーシュの言い分は、もっともだった。
 しかし、スザクは、口を尖らせると、こうルルーシュに切り返して来た。
「だって、ホントは、僕がルルーシュの手をどければ済むことだけど、僕は、ルルーシュに触ったらいけないんだろう? だったら、ルルーシュが見せてくれないと、僕は、何にも見ることが出来ないじゃないか」
 どうやら、スザクの中では、ルルーシュが、見せてくれる、イコール、スザクが見やすいように協力してくれる、という公式が出来上がってしまっているようだった。
 ルルーシュは、背中に嫌な汗をかきながら、スザクにこう言った。
「見なくたっていいだろっ・・・こんなウソ胸」
 すると、スザクは、ますます面白くなさそうに、口を尖らせた。
「ウソ胸でもいいよ・・・ルルーシュが、僕のために、必死で着飾ってきてくれたんだから・・・ちゃんと見てあげるって言ってるのに、何がそんなに不満なんだよ?」

 いや、不満なのは、オマエの方だろ?

 ルルーシュは、胸中で呟いた。
 そして、いつの間にか、ルルーシュが踊り子の姿をしたのは、スザクのため、になってることにも、ツッコミを入れたかった。
 しかし、それを言ってしまえば、他に何のためか訊かれたときに、返す言葉がなくなってしまうことも、ルルーシュには充分によく分かっていた。
 結局、ルルーシュが、この衣装を着ることを受け入れた時点で、こうなることは、予測がついていなくてはならなかったのだ。
 それを、不毛な言い争いで、引き延ばしたところで、この衣装を身に着けている時間が長くなるだけである。
 ルルーシュは、そう考えて、スザクの要求を、ひとまず受け入れることにした。
 それが、どんな災いを呼ぶことになるかは、その時のルルーシュには、分かっていなかった。


(またつづきます。。。)

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