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『コードギアス・反逆のルルーシュ』非公認ファンブログ。二次創作SS(BL・女体化含)、イラスト、R18アリ。 pixivにて他ジャンルで活動中★

黒猫皇子と白狼騎士

魔女っ娘ルルたん♪インデックス | main | トラネコ・ロロたん・お色気ヴァージョン☆
魔女っ娘ルルたんのいちごのステッキ♪
今回は、ルルたんの魔法のステッキについてのお話です♪
去年の大阪・夏の陣(仮名)で開催されたルルーシュ女体化
プチオンリー『LadyColors!』の記念アンソロで描いたルルコが
持っていたステッキですね♪

(アンソロジーは完売されてますので、プチオンリーの
 主催者さまへは、お問合せなさらないでください。。。)

また、機会がありましたら、またステッキ持ったルルコを
こちらでもご紹介したいと思います。。。


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魔女っ娘ルルたんのいちごのステッキ♪

「アイタタタタタ・・・も少し、優しくしろって・・・」
 人間界の中にある小さな島国・・・それでも、生来の努力を惜しまぬ気質と、異国の文化を積極的に取り入れることから、まずまずの発展を遂げた『日本』という国で、ひとりの少女が呻き声を上げました。
 少女の名前は、ルル・ランペルージ。
『帰国子女』という名目で、日本にある全寮制のアッシュフォード学園に編入したルルは、実は『魔法の国』と呼ばれるブリタニア帝国からやってきた皇女さまでした。
 ルルの本当の名前は、ルル・ヴィ・ブリタニア皇女殿下といい、ブリタニア帝国の三番目の皇女さまです。
 艶やかな黒髪は、肩の辺りでサッパリとカットされ、スレンダーな身体は、今は、天蓋付のベッドの上にうつ伏せています。
 名だたる巨匠に描かれたように綺麗な柳眉は、痛みのためか顰められ、苦痛に歪む表情すら、人を惹きつけて止みません。
 しかし、真っ白な肌と大きな紫水晶の瞳、摘みたてのさくらんぼのような瑞々しい唇から漏れる声は、彼女の外見を見て近寄った者なら、ひとり残らず裸足で逃げ出してしまいそうな毒舌の嵐。
 ありあまる才能を、無駄遣いしているとしか思えない、面倒くさがりで自分の興味が向いたことにしか、それを発揮出来ない残念な性格。
 そんなルルは、その性格が災いしたのか、それとも、他に深い考えがあってのことか、生まれ育った魔法の国を出て、人間界でフツーの女子高生として生活することを、実の母親であるマリアンヌ皇妃から、命じられたのでした。
 お供に遣わされた、C.C.という『西の森の魔女』は、ルルの数段上をいく、捻子くれ曲がった性格の持ち主で、いつもルルが嫌がることばかりをしては、ほくそ笑んでいる始末。
 なのに、そんなC.C.と揉めながらも、何とか人間界での『使命』とかを全うしようとしたルルは、仕方なく・・・本人曰く、本当に仕方なく、人間界で暮らすことにしたのでした。
 まぁ、使命と言っても、魔法の国の皇族男子では(体力的に)物足りなかったマリアンヌ皇妃の『しごき』に耐えられる、健康で若くて、出来ればルル好みの男子を捕まえるのが、ルルの使命のようなものになっていましたが・・・。
 そんな些細な(?)目的修正をしたあと、日本の『学校』へ通うことになったルル。
 今日は、その学園での初めての体育の授業が終わったあと、信じられないほどの激痛に悩まされたルルは、入ったばかりの生徒会のお仕事を他のメンバーに任せ、自分の家へと帰ってきたのでした。
 授業が終わるより早い時間に、家へ帰ってきたルルは、ピザをほおばったまま、『おひゃえぃ』と、ワケの分からないことを言ったC.C.を横目に、自分の部屋へと真っ直ぐ向かいます。
 普段なら、制服は、帰ってきたら、ハンガーにかけておかないと、翌日着られなくなるから、とすぐに着替えるルルなのですが、今日は、そんな元気もない様子。
 制服姿のまま、ベッドの上に突っ伏したルルに、さすがのC.C.も心配したのか、ルルの部屋のドアを開けます。
 そして、開口一番、C.C.は、こんなことを言い始めました。
「おい、ルル。初登校・三日めにして早退とは、ずい分と偉くなったものだな。オマケに、せっかく私が『お帰り』と言ってやってるのに、あっさりムシしやがって・・・ん?」
 どうやらC.C.は、ルルに『ただいま』と言ってもらいたかったようです(笑)。
 でも、いつもなら、ここまで言えば、言い訳を含んだ反論が返ってくるはずなのに、何の反応も返さないルルに、C.C.も只ならぬ気配を感じ取りました。
「どうした? ルル」
 尋ねると、身体中の筋肉が悲鳴を上げて、ここへ帰ってくるのがやっとだったとか。
 しかも、こっそり魔法で自分の姿が、他人の目から見えにくいようにして、壁伝いに歩いてきたのだとか。

 いや、そんなムダなことに魔力(体力)を使うなら、タクシーの一本でも拾った方が、マシだっただろうに・・・。

 普段は、人のことなんて、これっぽっちも考えていなさそうな風で、毒舌吐きまくるクセに、変なところで『ええかっこしい』のルルは、『大丈夫? 家まで付き添ってあげようか?』というシャーリーやスザクたちの心配の申し出を、『少し休めばよくなるから』と丁重にお断りして、独りで家に帰って来たようでした。
 オマケに、ワンメーターのために、タクシー代を払うのはバカバカしい、と皇女のわりには倹約家なルルは、途中でつらくなっても、自力でマンションのエレベーターまで辿り着き、エレベーター内では監視カメラに魔法で細工をした上で座り込み、廊下はやはり壁を伝い歩きで帰ってきたと聴けば、C.C.も呆れざるを得ません。
 確かに、ルルは、C.C.のムダ使いを赦せず、マリアンヌ皇妃さまから預かったカードを取り上げ、自分で家計簿まで付け始めてしまいましたが、こういうときくらいは、ムダ使いとは言わないのではないでしょうか?
 まぁ、そんなワケで、体育の授業のあと、元々の『運動不足』と、『人前では魔法を使わない』という自らへの『誓い』から、盛大な筋肉痛を引き起こしたルルは、今やベッドの上で、ぐうのねも出ない様子。
 C.C.は、これ以上ルルをいぢめるのも可哀想、と(思ったかどうかは知りませんが)ルルの痛む筋肉を、何とかしてやろう、と試みるのでした。


「いや、オマエのは、状況を楽しんでるようにしか見えん★」
 ルルは、可哀想なことに、ここへ来てから一週間近く、C.C.に振り回されてばかりだったため、せっかくC.C.が珍しく『仏心』を起こしたとしても、それを素直に信用することは出来ませんでした。
 でも、こんなときに、そんなツンツンした態度は、他の優しい人間ならともかく、C.C.の前では、逆効果でしかありません。
 一気に機嫌を急降下させたC.C.は、ルルがこちらを見ていないのをいいことに、暗い笑みを浮かべます。
「ほぅ・・・私が、この状況を楽しんでいると?・・・そう言うのだな、オマエは」
「それ以外の何があるというんだ?」
 ルルは、C.C.が、怒らせたらどんなに厄介な『魔女』かも忘れて、好き放題言います。
 C.C.は、頬をひくりと動かして、こう言いました。
「では、期待通り、私を楽しませてもらおうか」
 C.C.は、言い終わると同時に、右手を頭の上にかざし、こう叫びました。
「ほいでほ~い★」

 ・・・・・・。

 いったい、C.C.は、何の呪文を唱えたのでしょう?
 ともあれ、C.C.が、ナゾの呪文(?)を唱えると、何もない場所から、長さ50センチくらいの可愛らしいステッキが出てきて、C.C.の右手にキャッチされます。
 そして、C.C.は、そのステッキの先・・・いちごのオブジェのようなものが付いている方を、ルルに向けてこう言いました。
「どうだ★ オマエ専用の魔法のステッキだ。カワイイだろう?」
 ルルは、C.C.の言葉に、顔だけをC.C.の方へ向けましたが、そのステッキを見た途端、シーツを頭から被ってしまいました。
「・・・なんだ、つまらん★」
 C.C.は、完全無視されたことに、そんなボヤキを漏らしながらも、ステッキを真っ直ぐルルの腰の辺りへ近づけます。
 そして。
「ほわぁあああぁぁぁ!!」
 敏感なわき腹を、急にステッキの先で突かれ、ルルは、とんでもなく大きな声を上げてしまいました。
「・・・相変わらず、いい反応だな★」
 実は、C.C.、お城に顔を出していたころから、ルルの『くすぐったい場所』を心得ており、スキを狙っては、セクハラまがいのことを繰り返していたのでした。
 おかげで、ルルの身体は、些細なことにも敏感に・・・いえ、くすぐったいと感じる身体になってしまっていたのでした。
 でも、ルルも、いつもいつもC.C.にヤラレっぱなしというのは、天が赦しても、彼女のプライドが赦しません。
 ベッドの上で寝技をかけ・・・C.C.が珍しく技に大人しくかかっていると思ったら、ちょうど妹のナナリーが、ドアのところに立っていて、誤解を解くのに3日かかったとか。
 そんなワケで、C.C.には、マトモに勝てる気がしないルル。
 今日も、このまま、彼女の『オモチャ』にされてしまうのでしょうか?
「そんなコト、あってたまるか~~~~!!!」
 ルルは、がばっと起き上がると、素早くC.C.からステッキを取り上げます。
 C.C.も、あまりにルルの動きが早くて、ステッキを守りきれなかった様子。
 いえ。
「ぉお。やっと受け取ってもらえたか。元々、それはマリアンヌから預かったものだからな」
 どうやら、最初からC.C.は、ルルにステッキを渡すつもりだったため、反撃も何もなかったのでした。
 どこか、釈然としないものを感じながら、ルルは、渡されたステッキをしげしげと眺めました。
 そのステッキは、全体的にピンク系のイメージで、先っぽについているいちごだけが、かなりリアルに作られていました。
 そう・・・いちごの粒々までが精巧に作られていて、ちゃんと緑色のがくまであります。
 そして、そこから15センチくらい下には、濃いピンク色をしたハート型の飾りがあり、手で持つところも、濃いピンク色です。
 ハート型の飾りは、二重になっていて、真ん中のハートは、大きなボタンのように見えました。
 ルルが、そのボタンを押したい衝動に駆られていると、C.C.が、それを見透かしたみたいに、こう言いました。
「そこのハートを押してみろ」
「ふむ」
 ルルは、特に何の疑問も持たずに、C.C.の言う通りにハート型のボタンを押しました。
 すると。

 ブゥ~~~ン

「ほわぁあああぁぁぁ!!」
 突然、いちごの先っぽが震え出し、ルルは、またも大きな声を上げてしまうことになりました。
 そして、ルルがびっくりして放り投げたステッキは、未だブーンと音を立てて、ベッドの上で震えています。
 ルルは、ふるふると身体を震わせながら、C.C.に怒鳴りました。
「何なんだ?! あのいかがわしいステッキは?!」
 すると、C.C.は、平然とした顔でステッキを拾い上げ、こう言いました。
「何って・・・マッサージ器だ。たかが体育の授業で筋肉痛を起こすオマエには、ピッタリのアイテムだろう?」
 ルルは、C.C.のどこまでも勝手な言い分に、食ってかかります。
「どこの世界に、マッサージ器を魔法のステッキにする魔女っ子がいるんだ?! コレは、どう見ても、ジョークグッズ改良版くらいにしか見えないぞ?! オレに、そんないかがわしいものを持たせて、これが成人指定になったら、どうするんだ?!」
「いや、オマエがヘンな声を上げなきゃ、服も脱いでないわけだし、オールオッケーだ。それとも、魔法の国の皇女さまは、マッサージ器ごときで、よくなってしまうくらいお安いものなのか?」
 ルルの剣幕も何のその、C.C.は、三倍返しといわんばかりに、ルルのプライドに障る言い方をします。
 もう、ガマンがならないルルは、C.C.が持っているステッキを奪い、C.C.に向かっていちごを押し付けます。
「こらっ・・・やめろっ・・・私はどこも凝ってなんかいない・・・あははははははっ」
「ぇえい!! この魔女めっ・・・ナナリーたちさえ、ここに来なければ、オマエにエンリョなんかするものかっ!!」
 ルルは、C.C.が笑い転げてるのをいいことに、身体中のいたるところにステッキを押し当てます。
 そのたび、C.C.の笑い声が部屋の中にこだまし、ピンクなイメージとは、どんどんかけ離れていきました。
 それにしても、ルルの筋肉痛はどこへ行ってしまったのでしょう?
 怒りの余り、そんなことにも気付かないルルは、C.C.が降参と言うまで、そのステッキを使い続けたのでした。


「そういえば、そのステッキは、オマエの魔力を増幅してくれる役割も持ってるんだぞ?」
「早く言え!そういうコトは!!!」
 笑い転げ過ぎて、涙で濡れた顔を拭ったあと、C.C.が教えてくれたのは、出来れば先に教えてもらいたかったこと。
 でも、今回は、C.C.にやられっぱなしで終わらなかったため、ピザくらいはデリバリーしてやろうと思うのでした。 
「あぁ、そういえば、デザートはアップルチーズパイ以外は受け付けんからな★」
 ルルが、C.C.に対して、感謝や同情なんて言葉は必要ない、と思ったのは、言うまでもありませんでした。

(つづく?)

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| 魔女っ娘ルルたん♪(連載中) | 21:00 | コメント:0
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