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『コードギアス・反逆のルルーシュ』非公認ファンブログ。二次創作SS(BL・女体化含)、イラスト、R18アリ。 pixivにて他ジャンルで活動中★

黒猫皇子と白狼騎士

『ルルコ・注意報!』インデックス | main | ルルコ・注意報!(オマケ その1)
ルルコ・注意報!(オマケ その2)
はい。
もう、アニバーサリーは、気にしないでください。
連載開始から、1ヵ月経ちましたから(苦笑)
でも、思いついたので、投下。

12月5日ネタ・第2弾です。



バースデープレゼント


と、いうワケで(どんなワケなんだか)、ルルの誕生日に、ルルにお世話してもらう、という、どっちが誕生日なのか判らない状態になってしまったスザク。

あんまり、無下にしてしまうのも、ルルが可哀そう(?) なので、甘んじて受ける部分もあるのですが、さすがにトイレや食事を食べる手助けは、要りませんよね?
(スザクは、『検査入院』なんだから、話し相手をするか洗濯物の交換をするくらいで、いいと思う。。。)

でも、ルルは、スザきゅんにべったりくっついて何かと世話をしたい様子。
これだから、面倒見のいいA型さんは、困ったものです(笑)。

そのうち、スザクも、何から何までルルにやってもらうのは、申し訳ないように思ってしまって。。。
(いや、ルルが好きでやってんだから、そんなこと思わなくてもいいんじゃないの?)

スザきゅんは、ルルに言います。

「・・・あのさっ」

「何だ?」

「こんなの、やっぱりおかしいよっ・・・ぼくの世話をするのが、誕生日プレゼントだなんて・・・変だよ」

スザクは、言ってしまったあと、どこか淋しげな表情をするルルを見て、ちょっとだけ、罪悪感を覚えます。

でも、ここで流されてしまったら、午前中の繰り返しになってしまいます。
(実は、ルルってば、面会時間が始まると同時にやって来て、それからずっと、スザクにかかりっきりなのです)

もう、トイレについてこられるのも、スプーンでご飯を食べさせられるのも、カンベンして欲しいのです。
(後者は、嫌ではないのですが、照れてしまうから、同列にされてしまったようです)

スザクは、これ以上、ルルに哀しそうな顔をさせないで、『看病』(?)を断る方法を、一生懸命考えました。

ただ、側に居てくれるだけで、いいのに。

スザクは、しばらく考えいましたが、頭を働かせるよりは、身体を動かすことの方が得意な彼は、なかなか、いい方法が浮かびません。

仕方なく、思ったことを、口にします。

「だからっ・・・誕生日なんだから・・・ぼくが、ルルーシュを祝うのが、普通だと思うんだ・・・なのに、ぼくは、ルルーシュに面倒かけるばっかりで・・・」

要領を得ない話は、ますます、ルルの気分を害しているような気がします。

スザクは、ルルの整った眉根が寄せられ、アメジストの瞳が細められるのを、黙って見ていました。

これは、危険なサインです。

スザクは、ルルの表情が、こういう冷たい仮面を被るとき、ろくなことにならないことを、よく知っていました。


そう。
あれは、確か、初めて『日本』に来たルルが、大人たちに、ブリタニア帝国は、『子供』を『外交の道具』にした、日本をバカにしている、と言われたときのこと。

ルルの大きな瞳は、人を見下すかのように細められ、 桜色の可愛い唇は、薄く笑みを浮かべたのです。

そして、幼いルルは、壮年の男たちを前に、物怖じひとつせず、こう言ったのでした。

「日本が、どのような『制度』をとっておられるかは、承知しているつもりしたが、まさか、これほどとは・・・我がブリタニア帝国では、才能ある者は、年齢に関係なく、望む『教育』を受けられるようになっております。・・・私の見た目が『子供』だからといって、『国交の話』が 出来ないと決めつけるのは、いささか早計ではありませんか?ほら、そちらの外務大臣殿とだって、私は、対等に国に ついての話をすることが出来ますよ」

よどみなく、流暢な『日本語』で話された言葉は、まだ、10歳でしかなかったスザクが、完全に理解するには、かなり難しく、スザクは、その冷たいお人形さんのような顔をじっと見つめていました。

それから、ルルの口から出て来たのは、ブリタニア帝国と日本の国交が、上手く行かない理由と、帝国側の要求、そして、日本に渡す見返りについて。
最後に、自分自身の扱いについてまで、とうとうと話し、周りに居た大人たちは、ルルを立派な『外交官』と認めざるを得ませんでした。

スザクは、一瞬にして、その『お人形さん』に魅入られてしまったのです。


今、それと同じ表情が、ルルの顔に浮かんでいます。

スザクは、何が起こるのだろうか、と少しだけ身じろぎます。

と。

「え・・・ぇぇぇえええ?!」

スザクは、自分の右手が、ルルの胸を触っていることに気付き、声をひっくり返します。

「る、るるーしゅ?・・なにヲするンだ!」

今、スザクの右手は、ルルに引き寄せられ、ルルの胸に当てられているのです。

今日は、サラシを巻かなかったのか、ルルの胸は、微かに軟らかい感触がして、スザクの心臓は、猛スピードで、脈を打ち始めました。

「ほら・・・判るだろ?」

スザクは、ルルが、何かを言いたくて、そういう行動を取ったことを知り、息を整えます。

いったい、何が判るというのでしょう?

スザクが、ようやく、ほんの少しだけ『落ち着き』を 取り戻し、手の方に神経を持っていこうとすると・・・。
(実際、そんなことをしたら、ますます、落ち着けなさそうなのですが、ルルの言いたいことを知ろうと、スザクも必死でした)

「あ・・・」

スザクの右手が感じたのは、そこに、自分と同じくらい早鐘を打っているルルの鼓動でした。

「オマエの側に居るだけで・・・オマエに触れているだけで、こんなにオレの心臓は、大騒ぎになってるんだ。ドキドキして、切なくて・・・あったかい。オレに、こんな気持ちをくれるのは、スザク、オマエしか
居ないんだ・・・だから、オレに、悪い、とか、済まないだなんて思うな。・・・オレは、オマエに、一番欲しいものをもらってるんだからな」

スザクは、ルルの鼓動を感じながら、ルルの言葉をじっと聞いていました。

そこにあったのは、『冷たいお人形さん』の顔ではなく、『あたたかい女の子』の顔。

『恋』をする『少女』の顔でした。

スザクは、自分が、間違っていたことに気付きました。

表面ばかりをなぞって、物事の『本質』を、見極めることを忘れてしまっていたのです。

『物』を渡すのが、『プレゼント』ではなく、『ワガママ』をきくのが、『プレゼント』でもなく。

ルルが欲しかったものは、スザクが欲しかったものと同じもの。

二人、一緒に居られる『時間』だったのです。

スザクは、今度こそ、自分の正直な気持ちを言いました。

「ぼくも・・・ううん、ぼくは、ルルーシュが、側に居てくれるだけでいいんだ。・・・何もないところだけど、ルルーシュが、ぼくの側に居てくれるだけで、病室だって居心地の悪い場所じゃなくなるから・・・」

スザクは、ルルの胸に当てられていた手を、そっと離し、今度は、ルルの右手を、自分の胸に持っていきます。

「・・ス・・・ザク・・・?」

スザクは、ルルに向かって、頷きます。

「ぼくたち・・・同じことを考えていたんだよ・・・ほら、同じ速さだろう?」

ルルは、こくりと頷くと、ベッドに乗り上げて来ました。

「スザク・・・・」

「ルルーシュ・・・」

「はぁ~~~い、そこまで!」

突如、割って入った『すっとんきょうな声』に、二人は、弾かれたように離れました。

スザクは、せっかく、ルルーシュともっと近づけるチャンスだったのに、とがっくりします。

小さく聞こえた舌打ちの音は、ルルのものでしょう。(笑)

その声の持ち主は、自分が立ち聞きをしていたことなど、完全に棚の上に乗せて、ルルに言いました。

「ウチの大事な『パーツ』に手を出さないでもらいたいな、ルルーシュ君?」

スザクは、あまりの物言いに、相手の名を呼びます。

「ロイド主任!」

でも、ルルは、さっきまでの『少女』の顔はどこへ行ったのか、ロイドさんに負けじと言い返していました。

「部下を『パーツ』呼ばわりするあなたに、言われる筋合いはありませんよ」

スザクは、びっくりして、ルルの顔を見ました。

『冷たいお人形さん』の顔です。

(や・・・やばい・・・っ)

ハラハラするスザクを他所に、ロイドさんのメガネが、キラリと光ります。

「い~や、それがあるんだよね~。枢木准尉は、我が技術部のエースだから、キズモノにされたら、困るんだわ」

ルルも、負けじと言い返します。

「そのわりには、扱いが、ぞんざいな気がしますが?」

「キミと枢木准尉じゃ、釣り合いが取れないって言ってるんだよ」

ロイドさん、めずらしく、マジモードです。

「へぇ? どこが? オレのどこが、スザクと釣り合いが取れないとおっしゃるんですか?」

「身長」

「・・・! そんなの、スザクは『成長期』だから、これからいくらだって伸びますよ!」

「キミは、彼に、2メートルになれ、と言うのかい?」

「そんなの、あなたに関係ないじゃないですか。伸び過ぎて猫背のロイド主任?」

「・・・ちょ、ちょっと、ルルーシュ?」

「・・・! モデル体型と言われて、いい気になってると、腰を痛めるよ? ポーズ決めないと立てないルルーシュ君?」

「ロイド・・主任?」

「(・・・このヤロウッ)こちらのことは、ご心配なく。それより、猫背の方が、内臓によくないと、ききましたが?」

「(・・・ピクッ)それこそ、キミに心配してもらうことじゃないよ」

「二人とも・・・」

「「オマエは、黙ってろ!」」

「・・・はい、スミマセン」

スザクは、自分のことでモメてたはずなのに、いつしか『低レベル』な言い争いになっていることに、二人とも早く気付いて欲しい、と思いながら、そっとベッドから降ります。

廊下へ出ると、セシルさんが、優しく肩を叩いてくれました。

「モテるって、ツライわね・・・」

何かハズしているセシルさん(しかも、立ち聞き2号)に、スザクは、ますます『脱力感』を覚えるのでした。

「そうそう。主任が忘れていったから、今のうちに渡しておくわ。・・・プレゼントなんでしょう?」

セシルさんが渡してくれたのは。

もう、必要なくなってしまった(かもしれない)ルルへのバースデープレゼントでした。

(END ?)

-------------------------------------------------------

あこがれの~。 ロイド→スザク←ルル 状態。
スザきゅん、モテモテですね~♪

ロイドさんのファンの方、ゴメンナサイ。
なんか、激しく性格違っちゃってますxxx

(もう、『枢木准尉!』のせいには、出来ないかなぁ・・・?)

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| ルルコ・注意報!(完結) | 22:40 | コメント:0
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