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『コードギアス・反逆のルルーシュ』非公認ファンブログ。二次創作SS(BL・女体化含)、イラスト、R18アリ。 pixivにて他ジャンルで活動中★

黒猫皇子と白狼騎士

ルルコ・注意報! その4 | main | ルルコ・注意報! その2
ルルコ・注意報! その3
『男女逆転祭』のあと、めでたく(?)『恋人同士』になったスザクとルル。
『デート』に水を差すC.C.は、ルルを想っての『親心』?
ナナリーは、フツーの『女の子』してるルルのことが、嬉しい様子。
ところで、C.C.って、未だに、ルルのベッド占領してるの・・・?

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ルルコ・注意報! その3 (2006.12.5)


 シャーリー・タイフーン(笑)が去ったのは、陽もすっかり暮れたころ。
 茜色に染まった空が、明日の天気を保証してくれているようでした。
 ルルは、雑誌片手に、本格メイクを始めようとするシャーリーを、何とか説き伏せて、スキンケアとリップクリームに留めてもらいました。
 でも、シャーリーが塗ってくれたリップは、何だか、つやつやし過ぎて、落ち着きません。
 実は、ルルが、それほど詳しくないため、判らないのですが、シャーリーが塗ったのは、グロスでした。
 濡れたような輝きを放つルルの唇は、見る人が見れば、それはそれはとてもキレイでおいしそうなのですが、残念ながら、ここにそれが判る人は居ません。
 C.C.などは、シャーリーが居なくなったあと、どこからともなく現れて、
「何だ・・・オマエ、やっぱり『女』だったのか」
と微笑を浮かべます。
「うるさい」
と返せば、
「どーしてもと言うなら、ベッド半分こしてやってもいいぞ?」
などと、言われる始末。
 やっぱり、コイツとは、気が合わない、とルルは、C.C.に鼻で笑われたグロスをティッシュでぬぐうのでした。

 すると、彼女は、急に神妙な面持ちになり、こう言いました。
「いいのか?」
 ルルは、C.C.が、何を言いたいのかは、さっぱり判りません。
 それもそうでしょう。
 C.C.というのは、ルルも呆れるくらいのマイペース人間で、何を考えているのか、さっぱり分からない感じがあります。
 当然、こちらの都合などお構いなしに、ぽんぽんと物を言うものですから、訊き返すことになるのが、ほとんどです。
 ルルは、C.C.に、何が、と問います。
 すると、C.C.は、ルルが質問に質問で返したことについては、大して気にもせず、こう言いました。
「息抜きするのは構わないが・・・敵は、待ってはくれないぞ」
 ルルは、はっとしました。
 そうです。
 いくら、明日は、日曜日で、学園はお休みだとしても、『黒の騎士団』には、休みはありません。

『黒の騎士団』が名乗りを挙げてから、一部のゲットーに住む人たちは、ゼロを支持するようになりましたが、全てが上手くいったわけではありませんでした。
 今まで、絶対的な『力』を誇示して、反乱の芽を抑えてきたブリタニア軍が、『黒の騎士団』を事実上、野放しにしていることから、『威信』を失い、昨今では、至るところで、過激派の小規模テロが起こっています。
『黒の騎士団』は、『正義』を名乗った以上、それらの『行き過ぎた連中』に制裁を加えなければなりません。
 また、そういうときに限って、あの白い新型ナイトメアが、横から割り込んで来るのです。
 ルルが分かっているのは、そのナイトメアは、自分とよく似た『正義』で戦っていること。
 しかし、あれは、ブリタニア軍の機体。
 戦況によっては、互いを利用し合うことはあっても、考え方は、少し違っているようでした。
 
 ルルは、ふ、と視線を下に落とし、すぐに正面を向いて、C.C.に言います。
「・・・分かっている。コトが起これば、すぐにでも動けるようにしておくさ・・・今が、大事なときだからな」
 そこには、『恋する乙女』の姿はなく、狡猾な『策士』が、姿を現します。
 実際、多少のイザコザは、ルルの計算のうちでした。
『人間』というのは、上から絶対的な『圧力』を掛けられているときは、大人しくしている人たちが多いのですが、一度、統制が崩れてしまえば、あとは、自分勝手に動き出し、バラバラになるしかないのです。
 ですから、自らが立つことによって、今まで押さえつけられていた『不満』が、爆発するのは、仕方のないことなのです。
 それらを上手く治めてこそ、『黒の騎士団』は、大衆の支持を得ることが出来るのです。

 ルルは、いつも、誰かが、上に立たねばならない、と思っていました。
 それも、今までのように、力のない者――弱者を踏みつけにする人間ではなく、全ての、正しき者たちが、より良い方向へ向かって行けるように、導く事が出来る者が上に立つべきだ、と思っていました。
 それにはまず、今在る『体制』を崩さねばなりません。
 その上で、人々が、バラバラにならないよう、まとめ上げる『指導者』が立たなければならないのです。
 ルルの『戦い』は、まだ、始まったばかりでした。

 ルルは、気を引き締めると、もう一つの『準備』を始めます。
 移動が可能なトレーラーを『基地』にしたのは、このためでもあるのです。
 自分が、いつ、どこに居たとしても、『黒の騎士団』が必要になたときは、動けるようにしておかなければならないのです。
 そして、場合によっては、命令を下すだけでなく、『ゼロ』として動けるように、ルルは下準備をしておきました。
 これで、明日の準備は、万端です。
 あとは、何事もないことを祈りながら、ルルは、夕食の席へ向かうのでした。

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| ルルコ・注意報!(完結) | 15:30 | コメント:0
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