FC2ブログ
『コードギアス・反逆のルルーシュ』非公認ファンブログ。二次創作SS(BL・女体化含)、イラスト、R18アリ。 pixivにて他ジャンルで活動中★

黒猫皇子と白狼騎士

閉ざされた明日・その3 | main | 閉ざされた明日
閉ざされた明日・その2
はい。
何故か続いてる、『スザカレ』です。
やっぱり、ルルは、全く出て来ません。
『スザカレ』といっても、二人が『恋人同士』になるのではなく、お話の軸が、この二人を中心に動くだけの話です。
カレンは、相変わらず『ゼロ様命』ですし、スザクは、カレンに、出会ったばかりのころの、ルルーシュのことを話します。
そんなのでよろしいお方は、先にお進みください。
ちなみに、続きモノです。

※一部、まだTVシリーズで放映されていない内容を、引用させていただきました。
 多分、全く同じになるとは思えませんが、ネタバレ等嫌いな方は、TVシリーズ終了後、ご覧になることをおススメします。
----------------------------------------------------------------


「今度、ルルーシュのこと、教えてくれないかな?」
 スザクが、あたしに言ったのは、そんなセリフだった。
 ルルーシュのことなら、アンタの方が、よく知ってるでしょ、というあたしのセリフに、スザクは、困ったような表情で笑うと、
「ごめん・・・そっちのルルーシュのことじゃないんだ」
と言った。
 あたしは、あぁ、と思った。
 スザクが訊きたいのは、『ゼロ』のことなんだ。
 無人島で、スザクと会ったとき、彼は、ゼロのことを、頭から『否定』していた。
 でも、今は・・・。
 あたしは、スザクに言った。
「じゃあ、アンタが知ってるルルーシュを教えてくれたらいいよ」
 あたしも、ルルーシュのことが、知りたかった。
 そうすることが、『ゼロ』を知る『手がかり』になる、と思ったから。
『ゼロ』を知り、『ゼロ』が、本当にしたかったこと、それを『実行』する。
 それが、あたしなりの、『けじめ』になるはずだ。
 そして、あたしが、『ゼロ』を愛したことの『証明』になるはずだった。


『閉ざされた明日』 -もう一つの未来- Seen.2


 スザクは、あたしに『ゼロ』のことを訊く代わりに、七年前、出会ったばかりのころの『ルルーシュ』の話をしてくれた。
 当時、サクラダイトの採掘権を巡って、膠着状態にあったブリタニア帝国と日本。
 ブリタニア帝国は、二人の皇子・皇女を『人身御供』として、差し出すことによって、日本との『友好』を図ろうとしていた。
 でも、それは、表向きの話。
 実際、『人身御供』として差し出された皇子と皇女は、皇族の中でも、母親の出自から『低い地位』にあり、いつ切り捨てても構わない存在だったみたいだ。
 それが、ルルーシュ・ヴィ・ブリタニアとナナリー・ヴィ・ブリタニアの兄妹だった。
 スザクも、ブリタニアについては、悪い話しか、聞いたことがなく、また、自分が『秘密基地』として使っていた場所を、その二人の兄妹に取られたことから、最初は、彼らに辛く当たったそうだ。
 でも、実際に会ってみれば、妹は、目も足も不自由で、幼く、兄は、その妹を庇うために、様々な、嫌なことを、自分一人で呑み込んでいた。
 スザクは、二人の兄妹と、仲直りをしたい、と思ったそうだ。
 そして、ふとしたことから、打ち解けることが出来た三人は、しばしの間、仲のいい『友だち』として、一緒に遊んだらしい。

 でも、ブリタニア帝国は、その幼い兄妹を、半ば見捨てるような形で、日本に侵攻してきた。
 当然、怒った当時の政府と軍部は、『徹底抗戦』を唱え、ブリタニア帝国と戦う道を選んだ。
 けれど、一部の者たちは、今の日本が、ブリタニアと正面からぶつかっても、勝てないことを知っていた。
 スザクも、せっかく『友だち』になれた、ルルーシュやナナリーと、『敵同士』になるのは、嫌だったそうだ。
 スザクは、ただ、『戦争』を止めたかっただけだったんだ。
 だから、日本で一番偉いはずの、自分の父・枢木ゲンブ首相が、『徹底抗戦』を撤回すれば、戦争は回避出来る。
 戦争が回避出来れば、関係のない人たちが、巻き込まれて死ぬこともなくなる。
 そして、ルルーシュたちとも、今まで通り、仲良く暮らすことが出来る。
 そう考えたらしい。
 そして、スザクは、自分の父親に掛け合った。
 戦争を、回避して欲しい、と。
 でも、枢木首相は、それを取り合ってはくれなかった。
 元々、強情なところがそっくりな父子の言い争いは、だんだんと激化し、スザクは、側にあったナイフを、自分の父親に向けてしまったらしい。
 そして、その凶刃は、枢木首相の命を奪い、国の中枢機関が働かなくなった日本は、ブリタニア帝国に、無条件降伏をせざるを得なくなってしまった。

 そのことは、ブリタニア帝国との戦争を反対していた人物によって、都合のいいように、記録を書き換えられてしまっていた。
 スザクは、子供がしたことだから、と『罪』に問われることはなく、枢木首相は、自らの命を以って、徹底抗戦を唱えた人たちを諌めたことにされたらしい。
 事情を知らされなかった、ルルーシュは、ブリタニア帝国のしたことに怒り、ブリタニアをぶっ壊す、と宣言したそうだ。

 あたしは、スザクが話してくれたことに、言葉も出なかった。
 祖国に裏切られた、ルルーシュ。
 そして、彼は、自らの名前と経歴を偽って、ルルーシュ・ランペルージとして、アッシュフォード学園で暮らしていた。
 でも、ブリタニアへの『憎しみの炎』は、消えることがなかったのだろう、多分。
 だから、ルルーシュは、『ゼロ』として、行動を起こしたのかもしれない。
 でも、私は、分からなかった。

 一高校生でしかなかったルルーシュが、どうして、『ゼロ』になったのか。
 そして、『ゼロ』は、どうして、あんなに『計画』を急いだのか。
 最後に。
 どうして、『ゼロ』は、志半ばにして、私たちの前から、その姿を消してしまったのか。


インデックスへその3へ
拍手する
| その他SS(コードギアス) | 15:00 | コメント:0
コメント
コメントする














管理者にだけ表示を許可する

| ホーム |

Profile
pixiv

pixiv

What's New
Manu
Search

Counter

Link

お世話になってます♪

ギアスサーチバナー
GEASS SEARCH 様

ギアスSSサーチバナー
ギアスSSサーチ様


スザルル同盟様はサイト閉鎖されました   ロロ同盟バナー
スザルル同盟様  ロロ同盟様

Link 2
Comment
Mail Form

↓お問い合わせは、コチラで↓

名前:
メール:
件名:
本文:

QR CODE

QR

ケータイからもご覧いただけます♪