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『コードギアス・反逆のルルーシュ』非公認ファンブログ。二次創作SS(BL・女体化含)、イラスト、R18アリ。 pixivにて他ジャンルで活動中★

黒猫皇子と白狼騎士

エドルルでプリ・プリ。 | main | 【小ネタ】コードギアスでGガンダム・その2
Masquerade 7
『ちょこっとルルコ。』のネタバレSSです。

スザ語りで、補完出来ない内容を、こちらに持ってきているので、
必然的に、『ネタバレ』状態になりました。。。

先にご覧になるも、完結後まとめてご覧になるも、自由です。

語り手・形式はいろいろ。
7番手は、ユフィのお話。
何で被るかな、暴走ギアスにかかった人は、それに抵抗する法則。
そして、ユフィが調べた後半のお話は、本編には、出てきません。
(そしたら、クロヴィス殿下の出番まで出来てしまうxxx)
ただの『お遊び』ですので、よろしくお願いします。。。

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Masquerade 7

 ねぇ、ルルーシュ。
 私は、あのとき私がしたことを、今でも、間違ってなかった、と思ってますわ。

 そのときの私に、何が出来たでしょう?
 突然、アリエス宮から、私の宮殿へ運ばれてきたスザクは、意識が全くありませんでした。
 そして、スザクは、3日間も眠り続け、目が覚めたときに、こう言ったんです。

「あぁ、ユフィ。・・・キミだったんだね、ぼくが約束したのは」

 私は、一瞬、スザクが何を言ったのか、分かりませんでした。
 何故なら、スザクが『約束』をした相手は、私ではなく、ルルーシュだったからです。
 そして、私は、ある『違和感』に気付きました。
 それは。
 スザクは、私と話すとき、私が『日本語』を勉強したい、と言ったことから、日本語で話しかけてくれることが、よくありました。
 ブリタニア語と日本語の会話は、最初は戸惑うこともありましたが、今では、二人とも、どちらの言葉も分かるようになりましたから、問題ありません。
 そして、私は、スザクが、自分のことを『オレ』と呼んでいることを知ったのです。
 それなのに。
 今のスザクは、自分のことを『ぼく』と呼んだばかりか、言葉使いも違うような気がしました。
 私は、スザクに言いました。

「いいえ、私ではありませんわ。あなたと約束したのは・・・ルルーシュお姉さまなの」

 すると、スザクは、大きな目を、ますます大きくして、こう言ったのです。

「ルルーシュ? 誰なの、その子・・・」

 私は、スザクがふざけているのかもしれない、と思い、もう一度、スザクに言いました。

「ルルーシュは、私のお姉さまですわ。すぐ上の。・・・ほら、スザクは、よく会いに行ったでしょう?」

 スザクは、にこりと笑って、私の質問に、こう答えました。

「何、言ってるんだい、ユフィ。キミのお姉さんは、コーネリア殿下とその上にいるお方だけだろう?」

 妙に、確信に満ちた顔でそう言われてしまい、私は、目の前が、真っ暗になったような気がしました。
 何ということでしょう!
 スザクは、ルルーシュのことを、何も覚えてはいなかったのです。
 そして、この話し方は、まるで別人のようで。
 私は、もう、どうしたらいいのか、さっぱり分かりませんでした。
 それでも、スザクが、ルルーシュのことを忘れたなんて、信じたくなかった私は、必死にスザクに呼びかけたのです。

 例えば、最初に、ルルーシュの話をした庭園で。

「宮殿にはね、囚われのお姫さまがいるの」

 私は、あのときと全く同じ言葉を、スザクに言ったのです。
 そうしたら、スザク、何て言ったと思います?

「・・・お姫さまって、ユフィの知ってる人?」

 私と同じように、あのときの言葉を言ったんですの。
 私は、たまらず言いました。

「スザクも知ってる人よ。ルルーシュお姉さま。・・・あなたが、迎えに行くって約束したのは、ルルーシュお姉さまなのよ!」

 すると、スザクは、にっこり笑って、私の言葉を否定しました。
 
「ううん、ぼくが約束したのは、ユフィ、キミだよ。・・・その、紫水晶の瞳に誓って・・・必ず、キミを迎えに行くよ」

「違うの! スザク、私の話を聞いて!」

 私は、何度言っても分からないスザクに、とうとう、泣き出してしまいました。

 だって、このままじゃ、ルルーシュが、あんまり可哀そうで。
 私は・・・私は、確かに、スザクの心を掴んだルルーシュを、羨ましい、と思ったことがありましたわ。
 でも、それは、ただ、一緒に遊んでいたお友だちが、急に、他の子と遊ぶようになってしまった、それだけの気持ちで、私には、会いたいと思えば、すぐにでも会える友だちは、たくさんいるのに。
 ・・・ルルーシュには、スザクとナナリーくらいしか、居ないのに。
 それなのに、スザクが、ルルーシュのことを忘れてしまったら、ルルーシュには、ナナリーしか居なくなってしまう!

 私は、泣きながら、スザクに言いました。

「アリエス宮よ・・・ルルーシュお姉さまがいるの・・・スザク、いつも一緒に遊んでいたでしょう?・・・今日は、ルルが、マリアンヌさまの話をしてくれた、とか、ルルとナナリーと三人で、トランプをした、とか・・・私の前で、ルルーシュの話ばかりしてたじゃない!」

 しゃくりあげて、何も言えなくなってしまった私に、スザクは、ハンカチを貸してくださいました。
 私が欲しいのは、涙を拭くものじゃないのに。
 スザクは、ごめん、と謝ると、全然、違う方向へ弁解を始めてしまったのです。

「淋しかったんだね・・・ユフィ。これからは、もっとユフィに会いに行くよ」

「スザクのバカッ!」

 私は、スザクにハンカチを投げつけました。
 忘れてしまった人を、責めても仕方がないことを知るには、私は、まだ『子供』過ぎて・・・ルルーシュを覚えていないスザクが、許せなくて・・・私は、スザクに縋りついて、泣いていました。

「・・・どうして・・・どうして、忘れてしまったの・・・? あんなに、好きって言ってたのは、嘘だったの・・・?・・・私は、スザクとルルーシュお姉さまだから、応援してあげようと思ってましたのに・・・」

 すると、スザクは、急に震えだしてしまったのです。

「・・・何?・・・何だ? この場所・・・ぼくは・・・オレは・・・誰を・・・?」

 私は、スザクの異変に、泣くことも忘れて、スザクの顔を見上げました。
 スザクは、泣いていました。
 大きく見開いた目から、ポロポロと涙をこぼして。
 頭を抱えて呻き始めたスザクは、何も見えてなくて、私は、急に恐ろしくなってしまったのです。
 私が、スザクから離れると、スザクは、もっとおかしくなっていくようでした。

「オレは・・・いやだ・・・忘れたくない・・・忘れてしまえ・・・いやだ! ルル・・・誰だ・・・? あの瞳は・・・泣くな・・・だから・・・オレは・・・!」

「スザク!」

 苦しそうに呻くスザクを、私は、抱き締めていました。
 そして、私は、とっさに、こう言っていたのです。

「ごめんなさい、スザク・・・あなたの言う通りなの・・・だから、もう、そんな風に泣かないで・・・!」

 そのとき、ようやく分かったのです。

 スザクは、ルルーシュを忘れてしまったのではなく、何かの『力』で、強制的にルルーシュの『記憶』を奪われてしまったのす。

 幼い私は、そこまで難しくは考えなかったかもしれませんが、これ以上、スザクに、ルルーシュのことを言い続けるのが、よくないことだけは、はっきりと判ったのです。
 私は、泣いているスザクを抱きかかえたまま、側に控えていたお世話係の方々に、こう言いました。

「ユーフェミア・リ・ブリタニアが、命じます。・・・枢木スザクは、アリエス宮には、行きませんでした。ルルーシュにも、会っていません。・・・今後、一切、彼の前で、アリエス宮とルルーシュの名を、口にすることを禁じます。・・・いいですね?」

「イエス、ユア・ハイネス」

 お世話係の方々は、しばらく戸惑っていらっしゃったようでしたけど、私が、確認をするように言うと、それだけを言って、立ち去っていきました。

 それが、私の名で、最初に出された『命令』だったからです。

 辺りに誰も居なくなって、二人だけになった私たちは、ずっと、そこに座り込んでいました。
 私は、スザクの頬を、ハンカチで拭いながら、こう言いました。

「・・・日本へ、帰りましょう。スザク、ここは、あなたには、つら過ぎる・・・」

 この宮廷に居る限り、スザクは、いつか、アリエス宮のことを、耳にする日が来てしまうでしょう。
 そんなとき、スザクが、また、今のような状態にならないとも限りません。
 私は、それほど賢くもなかった頭を、一生懸命捻って、スザクを日本へ返すことを決めました。
 日本に配置する軍の総督になることが決まっている、クロヴィス兄さまにお願いすれば、きっと、大丈夫。
 スザクは、普通に学校へ通って、普通にどこかへお勤めに出て・・・もしかしたら、すぐに『記憶』だって、戻るかもしれないし・・・。
 私は、スザクに呼びかけます。

「大丈夫・・・私が、あなたを愛してあげる。ルルーシュお姉さまの代わりに・・・」

 私には、判っていました。
 誰も、『誰か』の代わりになんて、なれないこと。
 でも、スザクには、守るべき、いえ、守りたいと思う『誰か』が必要だったのです。
 それが、何もない・・・何も覚えていないスザクの『支え』になってくれるはずですから。
 私は、続けます。

「あなたの頑ななところも、優しいところも、淋しい瞳も、みんなみんな、愛してあげる・・・だからっ」

 いつか、きっと・・・・・・。

 ルルーシュとまた――――。 

 スザクは、私のハンカチを持つ手を握ると、笑顔を作って、こう言いました。

「約束だよ、ユフィ。ぼくは、必ず、キミを迎えに行くよ」

「!・・・スザクっ」

 私の行動は、いつか、あなたを苦しめるでしょう。
『ユーフェミア・リ・ブリタニア』の名が、あなたを苦しめるでしょう。
 私が、ただの『ユフィ』になれるのなら。
 あなたのために、『ブリタニア』の名が捨てられるのなら。
 これほど、泣くこともなかったでしょうに。

「ユフィは、笑った方が、ずっと可愛いよ」

 ごめんなさい、ルルーシュ。
 私は、まだ、強くない。
 ごめんなさい、スザク。
 私は、まだ、あなたがたに、何もしてあげられない。
 ごめんなさい。
 ごめんなさい。

「・・・ごめんなさい、スザクっ・・・ごめんなさい・・・ごめんなさい・・・私には、こうするしか・・・!」

 スザクの胸は、とても暖かくて、私をますます哀しい気持ちにさせたけれど。
 私は、いつか、この胸をルルーシュに返します。
 だから。
 だから、今だけは・・・・・・。


 それから、私は、宮廷の古い書物を読み耽り、色々なことを調べました。
 誰にも、気付かれないように。
 その中で見つけた、トップシークレット。

 ブリタニア皇族の名を受け継ぐ者と、巫女のお話。

『力』を授ける者と、宿らせる者。
 それから、神事を行う『枢』の名を持つ者。
『導く者』が現れた時、『神々の世界』への『扉』が開かれる。

 その者の名は――――。

 早められた時は、また、ゆっくりと時間を刻み始め、『約束の時』を待ちます。

 そして、七年後。
 私は、お父さまに言いました。

「お姉さまを・・・ルルーシュお姉さまを、スザク・クルルギの元へ、預けたいのです」

インデックスへ

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はい。全力でネタばらし。

『ブリタニアの皇族の名を受け継ぐ者=力を宿らせる者=黒い皇子』
『巫女=力を授ける者=C,C,』
『神事を行う『枢』の名を持つ者=執政官』
『導く者=V.V.』
『神々の世界=Cの世界』

いろいろと、捏造しまくってますので、この話は、きっと、本編にツブされるでしょう。。。(苦笑)
書いた者勝ちですよ、こういうのは。
(『皇』の役割を入れませんでしたし)

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| Masquerade | 21:00 | コメント:0
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