FC2ブログ
『コードギアス・反逆のルルーシュ』非公認ファンブログ。二次創作SS(BL・女体化含)、イラスト、R18アリ。 pixivにて他ジャンルで活動中★

黒猫皇子と白狼騎士

この闇の深さを君に その6 | main | この闇の深さを君に その5
Masquerade-R18・その2
R18の『ちょこルル』サイドストーリーですv

思った通り、スザきゅんが、ハズしまくってくれてます(笑)。
ルルコの天然は、ともかくとして。。。
カレンたん、いつの間にか、レジスタンスモード全開ですね。
多分、ルルコの前で、猫を被る気は、ないのでしょう。。。
そして、茫然自失のスザきゅんは、それに気づいてなかったりww

※ このお話には、一部内容に性的表現が含まれます
18歳未満の方、社会的・精神的に自己責任が取れない方
閲覧は、ご遠慮ください。。。

----------------------------------------------------------------

Masquerade-R18 (2)


 そうと決まれば、まずは、スザクをその気にさせるところから、始めなければなるまい。
 オレは、生徒会室で、みんなが来るのを待っている間に、何か出来ることはないか、とスザクの方を見た。
「何?・・・ルルーシュ」
 スザクは、邪気のない笑みを浮かべると、こちらを向く。
 人を疑うことを知らないアイツは、誰に対しても、こんな調子だ。
 それは、多分・・・アイツの後の人格形成の一つである、ユフィの仕業に違いないだろう。
 スザクの経歴を調べ上げたオレは、アイツの行く先々全てに、ユフィの息がかかった人間が居ることを知った。
 アイツは、アイツ自身が気づかない間に、ユフィが造った『ゆりかご』の上に居たのだ。
 ブリタニア後宮然り、ブリタニア軍然り、アッシュフォード学園然り。
 クロヴィス兄上は、母上が生きていたころ、よくアリエスの離宮に出入りしていたから、ユフィとも顔なじみだし、コーネリア姉上は、言うまでもなく、ユフィを溺愛している。
 アッシュフォード家は、母上の後ろ盾の貴族として、皇族と関わりを持っていた時代もあったし、利のないところに、利を求めるのが信条とかいう、訳の分からない部分があるから、おそらくユフィの『ワガママ』と称される優しい、人道的な部分に賛同したに違いない。
 つまりは。
 今のスザクが、どうしようもない『お人好し』なのは、全て、ユフィのせいだ、ということだ。
 ともあれ、オレは、そんな軍人にしては、凄く警戒心の薄いスザクを、こちらに呼び寄せて、スザクがオレの方へ上体を傾けたと同時に、スザクの頭を持って、膝の上に乗せた。
「ぅわっ」
 ほら、こんな簡単な手に、すぐ引っかかる。
 普通なら、もう少し、様子を伺うとか、抵抗してみせるとか、ありそうなものなのに。
 オレは、嬉しいのか、心配なのか、よく判らない気持ちを抱えながら、スザクを見た。
「どうしたの?・・・ルルーシュ」
 大きなエメラルドを、更に大きく開いて、オレを見るスザクは、何とも言えなく可愛らしくて、思わず、オレは、当初の目的を忘れそうになった。
 いや、イカン!
 そんなことでは、オレの完璧な計画が、第一歩目からつまずいてしまう。
 オレは、自分の意思の弱さに苦笑しながら、スザクに言った。
「さっき、耳垢がたまってるのを見つけたんだ・・・取ってやるよ」
「何、ソレ」
 と、言ったのは、膝の上のスザクではなく、両開きの扉の前に立っていたカレンだった。
 カレンは、教室では、大人しい『ご令嬢』の猫かぶりをしているにも関わらず、不意を突かれると、こうやって、地が出ることが間々ある。
 特に、オレの前では、それが激しい気がするが、まぁ、そのことについては、後に触れることにしよう。
「うわぁぁっ」
 突然の来訪者に、驚いたスザクは、慌てて上体を起こそうとする。
 オレは、思わぬジャマが入ったことに、内心、舌打ちをしながらも、こういう場合を想定して立ててあった策を、実行に移した。
「どうした、スザ・・・」
 ジャスト・ミート。
 憧れの『膝枕で耳掃除』は、叶わなかったものの、まずまずの結果に、オレは、笑みを浮かべる。
「な、な、な」
 カレンが、意味を成さない言葉を発し始めた。
 オレは、あまりのことに呆然としているスザクを、膝の上に戻すと、次に予想される事態に対しての防衛策を取る。
「何、やってんのよ、アンタたちは~~~~っ?!」
 クラブハウス中に響き渡るんじゃないか、というようなカレンの叫び声は、耳を塞いでいたオレにも、はっきりと聞こえ、彼女は、肩で息をしていた。
 そんなに、叫ぶほどのことだろうか?
 オレは、そう思ったが、とりあえず、カレンの質問(?)には、答えておくことにした。
「何って・・・耳掃除をしようとしたんだが?」
 そう言うと、カレンは、半眼になって、オレの顔を見る。
 カレンの疑問は、もっともだろう。
 何せ、始めようとした矢先に、カレンが現れたため、オレの手には、耳かきはおろか、綿棒すら握られていないのだから。
 オレは、そんなカレンに、説明を付け加える。
「スザクは、大ざっぱだからな・・・放っておくと、すぐ耳の中を真っ白にするんだ」
「それで?」
「耳掃除をしようとしたところへ、キミが現れた。驚いて起き上がろうとしたスザクとオレの唇がぶつかった。・・・そんなところだ」
 カレンは、額に手を当てて、深々とため息を落とすと、こう言った。
「・・・アンタたち、ここがどこだか知ってる?」
「・・・生徒会室だろう?」
 カレンが言うことは、時々、よく分からないことがある。
 何故、そんな当たり前のことを訊くのか。
 オレが、自分のいる場所すら分からないとでも思っているのだろうか?
 オレがそう思っていると、カレンは、また大きく息を吸い込み、あらん限りの声で叫んだ。
「イチャつくなら、家に帰ってからにしなさいっ」
 ようやく、合点が行った。
 つまり、カレンは、見たくないモノを見せられて、オレに八つ当たりをしている、ということだ。
 カレンは、本当はそうでないくせに、病弱なフリをしているのが、余程『ストレス』なのだろう。
 それなら、そんな設定、作らなければいいだろうに。
 オレは、ふとそう思ったが、重ねて怒鳴られるのは嫌だったから、黙っておいた。
 その代わり、オレは、カレンに一つ頼みごとをした。
「そのことだが・・・スザクが正気に戻るまで、そこで見張っててくれないか? また、ノックをせずに入ってくるヤツが居ると困るからな」
「・・・アンタって、ホント、いい性格してるわね」
 オレが言いたいことが分かったのか、カレンは、完全に憮然とした表情になると、こちらへ背を向けた。
 オレだって、幾らなんでも、教室でこんな真似はしないぞ?
 あそこは、クラスメイト(特に女子)の黄色い声がうるさいからな。
 オレたちは、『見世物』じゃないのに、何かといえば、キャーキャー叫んで、人をケータイカメラで撮ろうとする。
 全くもって、不愉快だ。
 今度、肖像権の侵害で訴えてやろうか?
 オレは、そんな暗い考えを胸の奥深くへ閉じ込めると、未だ、こちらの世界へ帰って来れないでいるスザクに、声をかけた。


 第一の計画・『膝枕で耳掃除』
 カレンの登場という『アクシデント』はあったが、まずまずの結果。
 スザクは、遠い世界へ行ってしまったらしい。
 呼び戻すのに、苦労をしそうだ。


インデックスへその3へ
拍手する
| Masquerade | 00:00 | コメント:0
コメント
コメントする














管理者にだけ表示を許可する

| ホーム |

Profile
pixiv

pixiv

What's New
Manu
Search

Counter

Link

お世話になってます♪

ギアスサーチバナー
GEASS SEARCH 様

ギアスSSサーチバナー
ギアスSSサーチ様


スザルル同盟様はサイト閉鎖されました   ロロ同盟バナー
スザルル同盟様  ロロ同盟様

Link 2
Comment
Mail Form

↓お問い合わせは、コチラで↓

名前:
メール:
件名:
本文:

QR CODE

QR

ケータイからもご覧いただけます♪